宮崎正弘の国際ニュース・早読み
発行日時: 2008/4/1
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成20年(2008年) 4月1日(火曜日)
通巻第2139号
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戦い済んで夜が明けて。。。「昔の名前で出てきます」
連戦、宋楚諭が「海基会長」を狙い、大陸委元主委の蘇起が国家安全会秘書長か
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馬英九(次期台湾総統)の当選御礼行脚が始まった。
真っ先に訪問したのは李登輝前総統の自宅だった。
李政権で馬は法務部長(法務大臣)を経験した。李総統は直前に謝長廷支持を打ち出したものの「私の一票は謝さんにいれる(ほかの人が誰に入れようと自由)」と記者会見したのだった。
馬英九次期政権の公約は大陸との経済交流拡大だが、実務は馬が行うわけではなく、外交は外務大臣が担うのでもなく、複雑な仕組みになっている。
つまり外交部(外務省)は台湾といまも外交関係のある国々に携わり、対米外交は「北米協会」が、対日外交は「亜東関係協会」がおこなう。
となると、中国との交渉は誰がするのか?
その要は国家安全会秘書長と海峡基金会理事長である。
予想される馬英九の新体制の重要ポストのなかでも最も象徴的な意味を持つのはかつて台湾財界総理といわれた辜震甫がつとめ、中国側と交渉した「海峡基金会」である。
馬は、この海峡基金会が中国とのあいだに取り決めた「92年合意」を守ると言っている。
ただし、本格的交渉は「中国が台湾向けミサイルを撤去してから」とも。
このポストに意欲を見せているのが、政界を引退した筈の連戦(国民党名誉主席)と宋楚諭(親民党主席、元台湾省長、元国民党秘書長)である、と『自由時報』(3月27日付け)が観測記事を流している。
連戦は(連敗ばかりで)、まことに人気のない政治家だが、国民党の金庫を牛耳っているため、馬英九としては尊重せざるを得ないだろう。
もし連戦がポストにこだわれば、すくなくとも新政権初代の代表は彼だろう。その場合、宋楚諭の処遇だが、おそらくは観察院院長だろう。
▲行政院院長(首相)は知日派の江丙伸が最有力
行政院長(首相)にはベテラン政治家で知日派の江丙伸(東大留学組)が最有力だが、一部に劉兆玄を推す声がある。江は経済政策通でもあり、通産大臣経験者。安心感が高いが、劉は未知数。
また国家安全会秘書長には元大陸委員会主任委員の蘇起が最有力とされる。
このポストは米国で言うキッシンジャーの担った重要ポストである。蘇起は、しかしながら容共姿勢が濃く、北京寄りのスタンスを不安視する向きが多い。
他方、惨敗した民進党は謝長廷がいったんは党主席を辞任したが、その後、慰留されて撤回、5月25日の党大会まで主席に留まることになった。
次の四年間でいかにして組織を立て直すか、現在の四天王体制では金属疲労が激しく、新主席には思い切った若返り人事が期待されている。
ともかく台湾政局、つぎのステップへ向かって走り出した。
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(サイト情報) 米国通商代表部(USTR)は3月28日、2008年外国貿易障壁報告を発表した。
(1)プレスリリース ;Bush Administration Submits Annual Trade Report to Congress
http://www.ustr.gov/Document_Library/Press_Releases/2008/March/Bush_Administration_Submits_Annual_Trade_Report_to_Congress.html
(2)2008年外国貿易障壁報告(全文)
Office of the United States Trade Representative, March 28, 2008
http://www.ustr.gov/Document_Library/Reports_Publications/2008/2008_NTE_Report/Section_Index.html
(3)日本について
http://www.ustr.gov/assets/Document_Library/Reports_Publications/2008/2008_NTE_Report/asset_upload_file173_14626.pdf
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(お知らせ)
4月28日は主権回復記念日です!
ことしも「主観回復記念国民集会」が開催されます
4月28日(月曜) 午後六時―九時
九段会館大ホール (入場無料)
(第一部)講演 西部遇、西村真悟、渡部昇一ほか
(第二部)パネルディスカッション 稲田朋美、遠藤浩一、城内実、佐藤優、田久保忠衛
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呼びかけ人 井尻千男、入江隆則、小堀桂一郎
発起人 大原康男、小田村四郎、加瀬英明、佐伯彰一、竹本忠雄、長谷川三千子
宮崎正弘、山本卓真ほか多数。
(お問い合わせ) 電話&FAX (03)3991−6173
◎例年「春の憂国忌」と呼ばれ、憂国の志らがこぞって参加する国民行事です。
どなたでも予約なしで参加できます!
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宮崎正弘全著作一覧 (これまでの128冊の著作リストを閲覧できます)
http://miyazaki.xii.jp/tyosyo/index.html
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- 政治ジャーナリスト・花岡信昭が独自の視点で激動の政治を分析・考察します。ときにあちこち飛びます。
この記事へのコメント
全1件表示体制仕組みですが、書かれた観察院ではなく
監査院です。尚、中国人といしては宮崎先生は
もっと大陸の民主化に注目して頂きたい。全人類の利益にもなりますので日時:2008年4月1日
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