宮崎正弘の国際ニュース・早読み |
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成19年(2007年) 11月5日(月曜日) 貳
通巻 第1990号
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小沢辞任なぞは“世界史のゴミ記事”
今日、世界を揺らす大事件は中国で起きる
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世界のマスコミはパキスタンの事実上の二回目のクーデタ(ムシャラフの戒厳令布告)を大きく伝えている。
世界史を揺さぶる出来事だからだ。
欧米、とくに米国のアフガニスタン、イラン政策に密接に繋がる。インド洋上の給油しかできなかった日本にとってはお呼びでない話だが。。。
さて世界のマスコミにおいて、小沢辞任は日本の国内政治であって、「テロ特措法延長に反対して日米同盟に亀裂を生じさせた主犯」くらいの扱い、だから辞任劇はゴミ記事である。「永田町の不動産屋」にページを割くよりは、もっと大ニュースがあるからだ。
本日、11月5日は世界経済史において特筆すべき『大事件』が起きる。
ペトロチャイナがNY、香港についで、上海株式市場に上場するのだ。
そして、何がどうなるかと言えば「時価発行総額」で、世界一企業の「エクソン・モービル」を、ペトロチャイナが抜き去ることになるからである。
ペトロチャイナは過去十年で株価が14倍になるほどの「異様な」成長株。
世界一の投資家ウォーレンバフェットが保有していたペトロチャイナ株を全株売り払って、33億ドルは稼いだのは十月末の出来事。
ペトロチャイナは、原油一バーレル100ドル突破を前にして、沸騰する上海でも上場され、これまでのエクソンとの260億ドルの時価発行額の僅差を埋める。現在の時価発行総額は4400億ドル。
つまり2007年11月5日は、ペトロチャイナが「世界一」の座をしめることになる“記念すべき日”となる。永田町の不動産屋が、どれだけの資産をもっていていも、ペトロチャイナには叶わないでしょ。
そして、二十年前、世界一の富豪といわれていた人物をご記憶ですか? 堤義明氏です。
おなじく二十年前、世界一の銀行をいわれていた企業をご記憶ですか? 日本のDKB(第一勧業銀行)です。
二十年後、あとかたもなくなりました。
明日のペトロチャイナ、おなじ運命を辿る?
きっと。
○●◎み◎や◎ざ◎き●◎○ま◎さ○ひ◎ろ●◎
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(読者の声1) 貴誌前号にあった、鉄というものづくりでは世界一であろうとも、詐術を最優先する相手との連携を「愚かなり」と断じた貴台の総括は見事です。この深い洞察に果たしてどれだけの割合で貴誌の読者は気づかれるのか?
興味があります。
(SJ生)
(宮崎正弘のコメント) 最新鋭の製造設備を日本から持っていって、しかもそれは合弁の条件ですから中国は土地を提供するくらい。それでも中国は言います。
「日本は技術の出し惜しみをしている」と。
特許料を真面目に払わない国、面倒になると日本のビジネスマンに「南京大虐殺を反省せよ」とすり替えの議論を吹っかけてくる国。まことにまことに始末に負えない隣人です。
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(読者の声2) それにしてもの大連立騒動。「泰山微動、ねずみ数匹」。「木も見えず森も見ず」の蠢動・・。永田町世紀末劇幕開く。
(宮崎正弘のコメント) 小沢辞任、慰留、田舎の猿芝居、ですね。
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(読者の声3) あの守屋次官、業者に接待させて便宜を図るという売国行動の根底には、彼自身が反日的姿勢を正統と認識する左翼人だったという事情があるのではないでしょうか。
というのも昨年、陸自の富士総合火力演習を見学しましたが、開会の式典に国歌斉唱もなく、会場に日本の国旗もなく、貴賓席にはロシアの将校がズラリと居並び、なしくずし的に演習が始まった記憶があります。
守屋次官の時代、防衛庁(省)の背広組は、ロシア軍を師と仰ぎ、日の丸、君が代をタブーとし、日本を仮想敵国としていたのでしょうか? (たまたま友人の車の中で聞いたのですが、ラジオ日本の競馬中継、文化の日でしたが、レースの合い間に君が代のメロディーが流れておりました。心がやすらぎます。東京競馬場のほうが、より日本人らしい空間のようです。)
さらに、今年7月に海上自衛隊の護衛艦「おおなみ」の試乗会にも行きましたが、艦内の音楽隊、日本の国歌を演奏したのでしょうか。
小生、艦内を見学していて演奏の場にいませんでしたので、どなたか教えてください。艦内の放送では、君が代は一度も聞こえませんでした。
現場で身を挺している隊員の皆さんと、本省で接待ざんまいの高級官僚とは、全く世界が違うと思います。事情に詳しい方、庁(省)内の雰囲気、自衛隊の式典等の正確な状況をご説示ください。
小生の指摘、すべて記憶違い、誤解であったら幸いです。
ついでに東京競馬場、いつも場内で君が代を流しているのでしょうか、ギャンブラーの方、教えてください(苦笑)。
(IY生、品川区)
(宮崎正弘のコメント) 呵々大笑。競馬場ほかは、小生とは別世界ですが。。。
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(休刊のお知らせ) 小誌は11月9日―13日を休刊します。台湾でシンポジウム出席のため。
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◎三島由紀夫の命日(11月25日は憂国忌)が近づきました。
下記に関連御案内を四本掲げます。●
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村松英子主宰の「サロン劇場」
三島由紀夫原作『薔薇と海賊』
いま、やってます!
主演 村松英子 出演 大出俊、伊藤高、若柳汎之丞、村松えり他
新宿紀伊国屋ホール
11月9日まで。(一般料金 6000円)
上演スケジュール
11月5日(月曜) 夜 1830−
6日(火曜) 昼 1400−
7日(水曜) 昼 1400−
8日(木曜) 夜 1830−
9日(金曜) 昼 1400−
詳しくは下記
http://mishima.xii.jp/annai/index.html
◎
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劇団四季
自由劇場で「鹿鳴館」を公演中
憂国忌の日までつづくロングランです!
http://www.shiki.gr.jp/applause/rokumeikan/
(くわしくは上記サイトに)
((((((鹿鳴館によせて))))))
「時は明治、文明開化華やかなりし頃。絢爛豪華な鹿鳴館の夜会を舞台に、社交界に渦巻く謀略、愛憎そして欺瞞を描いたこの悲劇は、1956年の文学座創立20周年を記念して、三島由紀夫によって書き下ろされました。
その頃、劇団四季は旗上げより間もない3年目、アヌイ、ジロドゥ作品を主として上演していた時期。初演を客席で観ていたという浅利慶太は「日本人の作家がよくぞここまでのものを書いた」と大きな感銘を受けたその日を振り返ります。
美文で名高い三島文学ですが、こと『鹿鳴館』においては本人が「筋立ては全くのメロドラマ、台詞は全くの知的な様式化」を狙ったと述べています。
この作品の魅力を存分に引き出すには、戯曲に書かれた言葉を余すところなく観ている者に響かせることが必要。それでこそ作品本来の姿がくっきりと浮かび上がってくるのです。朗誦術に卓越した方法論を持ち、熟練の演技陣がそれを奏でる劇団四季の『鹿鳴館』に、どうぞご期待ください。
(鹿鳴館のパンフレットより)
◎
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三島由紀夫原作
「朱雀家の滅亡」(佐久間良子・金田龍之介主演)は12月4日から
宮田慶子演出の「朱雀家の滅亡」は、池袋の「あうるすぽっと」、12月4日から16日まで。
観劇料 7000円
詳しくは下記サイトに。
http://www.theaterguide.co.jp/pressnews/2007/09/21_2.html
池袋の「あうるすぽっと」は、地下鉄「東池袋」駅の上に新築のビルです。
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「憂国忌」
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三島由紀夫氏が憂国の諫死を遂げる直前、開催された「三島由紀夫展」は「書物の河」「演劇の河」「肉体の河」「行動の河」と四つに展示が分けられた。そこで憂国忌も一昨年は肉体をテーマに細江英公氏の「薔薇刑」を、昨年は「演劇」で村松英子さんに「薔薇と海賊」の予告上演をしていただいた。
ことしは「行動の河」に焦点をあてて次の要領で開催します。
記
と き 11月25日 午後二時(一時開場)
ところ 豊島公会堂 (池袋東口、三越うら)
http://www.toshima-mirai.jp/center/a_koukai/
ことしのテーマは、『行動の河』です!
会場分担金 おひとり千円)
第一部 1400−1530
シンポジウム「あれは楯の会事件ではなかったのか」
パネリスト 堤 堯(元文藝春秋編集長)
中村彰彦 (直木賞作家)
司会 花田紀凱(WILL編集長)
(休憩)
第二部 1540−1710
檄文朗読(日本保守主義研究会)
記念講演 「武士道の悲しみ 最後の特攻としての三島由紀夫」
評論家 井尻千男(拓殖大学日本文化研究所所長)
代表発起人 井尻千男、入江隆則、桶谷秀昭、嘉悦康人、小室直樹、佐伯彰一、篠沢秀夫、竹本忠雄、中村彰彦、細江英公、松本徹、村松英子。
(当日、会場では入手しにくい奇観本などの頒布会も行われます)。
詳しくは発売中の『WILL』12月号、『正論』12月号(11月1日発売)をご覧ください。また三島研究会の下記サイトにも詳しい案内があります。
三島由紀夫研究会 HP URL http://mishima.xii.jp/
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(憂国忌事務局より)先着50組のご招待キャンペーンは締め切りました。
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宮崎正弘の最新刊
『中国は猛毒を撒きちらして自滅する』(徳間書店、1680円)
http://ponko.iza.ne.jp/blog/entry/372561
〔↑ 詳しい本の紹介があるブログ〕
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『2008年 世界大動乱』(改訂最新版、1680円。並木書房)
好評を博した拙著『2008年 世界大動乱の予兆』を大幅に改訂増補。新データを満載。大増ページ普及版。
宮崎正弘のロングセラーズ
『世界“新”資源戦争』(阪急コミュニケーションズ刊)。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/%8B%7B%8D%E8%90%B3%8DO/list.html
『中国から日本企業は撤退せよ!』(阪急コミュニケーションズ刊)
『出身地でわかる中国人』(PHP新書)
『三島由紀夫の現場』(並木書房)
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宮崎正弘の比較的入手しやすい本の一覧 ↓
http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
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宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
◎小誌の購読は下記サイトから。(過去4年分のバックナンバー閲覧も可能)。
http://www.melma.com/backnumber_45206/
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(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2007 ◎転送自由。ただし転載は出典明示のこと。
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