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評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析
- 最新号:2008-08-30
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宮崎正弘の国際ニュース・早読み
発行日: 2006/1/8△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成18年(2006年)1月9日(月曜日)成人の日
通巻第1348号 臨時増刊
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「四人組」、最後の生き残りが死亡したが、文革後遺症はまだ残る
ラオス国境などで文革世代が「センチメンタル・ジャーニー」
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姚文元(元中国共産党中央政治局員)は、かの「文化大革命」に暗躍した「四人組」の一人である。
ようやく新華社は、かれが昨年12月23日に病死していた事実を認めた。享年、74歳だった。同年春先には張春橋も死んでいる。
1965年、かれは歴史劇「海瑞罷官」を批判しはじめて、突如毛沢東の奪権闘争である文化大革命の端緒をつくりだした(海瑞は公明正大、清廉な政治家として知られた)。
文学は劉少奇ら実権派を追い落とす毛沢東の野望から仕組まれた権力闘争で、毛の四番目の妻となった江青が首謀者とされ、陰謀屋の官吏、張春橋と、江青の情夫といわれた王洪文らが「四人組」を形成した。
全土でおそらく四千万人が殺され、四人組は国民の怨嗟の的になった。
最近、翻訳のでたユン・チアンの『マオ』(上下二巻、講談社)は、余すところなく毛沢東の陰謀と暴虐と、その血の粛清の歴史を書き込んでいる。これは過去十数年のいかなる反共宣伝文書をも一瞬にして吹き飛ばすほどの爆発力を秘めていて、北京は真っ青であろう。
ただし、小生のみるところ、チアンの本には二つの欠陥がある。
第一はソ連側の資料ばかりで、毛沢東の陰謀がソ連人の解釈によっていることである。それがたとい99%ただしくても、中国共産党の資料的裏付けがほしいところだ。
第二の欠陥は、チアンが日本の歴史について全くの無知であること。南京大虐殺は30万とか、日本軍が中国大陸で暴虐の限りをつくした結果、2000万人が被災したとか、肝心の数字を無反省に中国国民党の宣伝と、それを受け継いだ毛沢東時代からの中国共産党の宣伝資料を用いていること。
この二点により完璧な信憑性を得られないだろう。
ところで、雲南省のラオス国境などで、最近見かけるのは文革世代のセンチメンタル・ジャーニーで、下放されて極貧生活を送らされた時代を懐かしむかのように夥しい人達がバスを連ねている。
中国人の感性においても「文革」は遠い時代に去った。
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(お知らせ1)「日本文化チャンネル櫻」が憂国烈士・三浦重周の特番を放映します。
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放送時間 1月9日(月曜日)午後7時―8時(「人間の杜」という番組名)
内容 生い立ち、思想形成、自決、その衝撃。写真パネルなど多数。
出演 宮崎正弘、淺岡敬史 水島総
一時間の特番です。ご期待下さい!
スカパー「日本文化チャンネル櫻」のHPは下記です。
http://www.ch-sakura.jp/program.php
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(お知らせ2)三島由紀夫研究会事務局より
書籍特典販売のお知らせ(第二弾!)
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過日、宮崎正弘著『三島由紀夫はいかにして日本回帰したか』の特典頒布告示をいたしましたところ多数のお申し込み頂き、枠がたちまち満杯となって、多くの読者の御希望にお応えできませんでした。
このため別の出版社と交渉の結果、宮崎正弘氏の古典的名著『三島由紀夫”以後”』(並木書房)を以下の特典でおわけできることとなりました。
著者サイン入り。
送料版元負担
振込手数料無料
宮崎正弘『三島由紀夫「以後」』(並木書房)1785円(税込み)。
◎本書はメール便にて版元(並木書房)から直接発送されます。代金は挿入された振込用紙で、あとからお振り込み頂ければOK。(発送は1月11日を予定、12日以降にお手元に着きます)。
希望者は下記へ 〒番号、御住所、御名前、電話番号、「宮崎正弘の本」とだけ書いて申し込んでください。
eigyo@namiki-shobo.co.jp
◎この特典申し込みは10日午後5時で締め切ります。
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(お知らせ3)
今月から来月にかけての主な雑誌への拙論は次の通りです。
(1)「中国の不衛生事情」(『新潮45』、25枚、1月号、発売中)
(2)「ラオスで見たこと、感じたこと」(『月刊日本』1月号、発売中)
(3)「ITバブル紳士の倫理と日本資本主義の精神(M&A事件と日本経済)」(『自由』2月号、30枚、1月10日発売)
(4)「中国経済は張り子の虎」(『正論』別冊、一月下旬発売)
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<< 宮崎正弘の新刊予告 >>
『出身地でわかる中国人』(PHP新書、1月15日全国一斉発売、820円税別)
――日本の「人国記」と同様に、中国人もその出身地域によって性格もマナーも千差万別、大きく分けても「北京愛国」「上海出国」「広東売国」。
台湾本省人は、その意味からも「中国人」とは相当異なる。また「中国のユダヤ人」といわれる「温州人」は荒っぽい投機型商売に熱中する理由はなにか? 中華思想は、そうした動機として如何に作用しているのか。
世界に三千五百万人もの「華僑」と「華人」と「新華僑」、「新移民」の違いは? 日本への密航者はなせ福建省が多いのか、中国マフィアの色分けは? などと従来の中国人論に波紋をなげる本邦初の試み。
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下記新刊は下旬(26日ごろ)配本です。全国書店で一斉発売!
『中国瓦解』(阪急コミュニケーションズ、1月28日発売、予価1600円)
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<<宮崎正弘のロングセラーズ>>
『朝鮮半島、台湾海峡のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4890631925/ref=ase_ritoukijapan-22/250-0520816-2194622
『中国よ、“反日”ありがとう』(清流出版刊、1400円+税)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860291239/africa07-22/ref%3Dnosim/250-0800565-9441848
『瀕死の中国』(阪急コミュニケーションズ刊、1600円+税)
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円プラス税)
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