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ふしぎ通信みちまな! 第361号 2008/9/10

発行日: 2008/9/10


∴∵∴みちまな屋根を見るの巻 (第361号)∴∵∴

どもども、みちまなです。
天高く、とはよく言ったものです。本日晴天。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
483)想像上の生き物はわからなくなっていくのか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ひいきの引き倒し」という言葉がある。
誰かを持ち上げようとひいきしすぎて、かえって
その人を不利な立場にしてしまうことだ。
熱烈なファンの姿を見て、そのタレントや歌手、
俳優などに対してファン以外の人がひいてしまう、
悪いイメージをもってしまう、というのは
よくある話で、ひいきの引き倒しの一例だろう。

さて、これ、なんで「引き倒し」なのだろうと
前から思っていた。調べたら、驚いたことに、
「ひいき」(贔屓)という想像上の生き物に
まつわる言葉だったのだ。

毎度おなじみのウィキペディア(Wikipedia)によると、
「贔屓」は龍の子の一匹で、亀に似た姿で、
重いものを背負うことが好きという生き物なのだそうだ。
はっと気づいた。
これ、見たことある。
前に、お墓巡りやら史跡巡りやらをしていたとき、
大きな亀に石碑がのっかっていたのを何回か見たのだ。
てっきりそのときは、縁起のいい聖獣だから
いるのだと思っていたのだが、違っていたらしい。

装飾で、石碑や柱の土台に「贔屓」を使うことが
あって、それを引っ張ってとってしまったら、
柱は倒れてしまう、だいなしになる、という
理屈の言葉なのだそうだ。
だから「引き倒し」なのだな。

私は龍が好きで、想像上の生き物の絵やお話が
好きだ。興味がない人よりはたくさん見てると
思うが、正確な知識はないし、見分けられない。
昔の人のどの程度の人たちがそれを知ってたのか
知らないが、寺社の装飾に使われている想像上の
生き物をどれくらい見分けていたのだろうか。
実際、細かく調べると、一見、象に見えても
違う生き物ということはよくあるらしいのだ。

東照宮などの有名な寺社なら研究もされるし、
伝承もされるだろう。でも、普通のその辺にある
寺社だと、そういった建物や装飾の意味は
わからないまま月日が過ぎていってしまって
いるかもしれない。わかる人にはわかるんだから
いいじゃないかと言われればそれまでだけど。

ちょっとした謎掛けとか、意味の含めが
あるものが目の前にあったら、気になる。
なんで、ここに鳥の装飾があるのかな、
この老人は誰なのかなとかね。
作った人は考えているんだから、いくらかは
汲み取れたらいいなと思うのだ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
先週以来、咳が抜けません。
今になってひく夏風邪なのでしょうか。
皆さんもお気をつけて。それでは。

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