夜羽細胞壁。 |
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耳の中に入ってくる
雑音にも似たその音楽は
一日中休むことなく奏でている
耳を澄まして聴いてはいけない
憂鬱さにきっと惹かれてしまう
鍵のない部屋で吊られてしまう
雑音に似ているから
耳障りなのだけれど
心地よいと感じたら
憂鬱さが手招きして
呼んでいるように
聞こえるだろう
こっちへおいで
こっちへおいで
さぁさ
こっちへおいで
──────────
パレード見ていた君は
ふらふら白馬の行列に
ついて行ったまま
帰ってこない
あのお城できっと
飼われてしまったんだ
パレード見ていた君は言った
あんな風になりたいって
僕らを捨てても
あんな風になりたいって
それじゃあさよならって
何で言っちゃったんだろう
さよならなんて
何で─────
パレード見ていた君は
いつか勇ましく
行列に加わっていることだろう
僕はもう見に来ないと思うけれど
君は勇ましく
行進しているんだろう
──────────
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