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★ソフトドリンクと果糖の摂取は痛風リスクを高める<< おなか健康!不老の秘訣?>>No.270
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■━>>■■ 目次 ■■
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┣━◎ ソフトドリンクと果糖の摂取は痛風リスクを高める
┃
┃ 1日に30〜50gのアルコール摂取と同等のリスク
┃
┗━◎ 運動不足はテロメアの短縮をもたらす
┏━Nikkei Medical Online HOT NEWS 2008/02/08
┃ http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/hotnews/
◆ソフトドリンクと果糖の摂取は痛風リスクを高める
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/hotnews/bmj/200802/505481.html
1日に30〜50gのアルコール摂取と同等のリスク
カナダBritish Columbia大学のHyon K Choi氏らが、BMJ誌電子版に2008年
1月31日に報告した研究によれば、砂糖を含むソフトドリンクと果糖の摂
取量が多いと痛風リスクを高めるという。
痛風の原因としてプリン体とアルコールの摂取が結び付けられるが、著者
らは、炭水化物の中では唯一、尿酸値を上昇させる果糖に疑いを抱き、痛
風歴の無い4万6393人の男性を対象に、痛風発症と、砂糖を含むソフトド
リンク及び果糖の摂取の関係を調べた。
12年間の追跡で、755人が痛風と診断された。砂糖を含むソフトドリンク
の摂取量と痛風リスクの間には有意な関係が見られた。
1カ月に1杯未満のグループに比べ、週に5〜6杯のグループの調整相対リス
クは1.29(95%信頼区間1.00〜1.68)、1日1杯なら1.45(1.02〜 2.08)
1日に2杯以上なら1.85(1.08〜3.16)(傾向性のP=0.002)となった。
ダイエットドリンクと痛風の間には関係は見られなかった(傾向性の
P=0.99)。また、カフェイン含有の有無は影響なかった。
果糖の摂取を増やす、フルーツジュースや、果糖含有量が高い果物(リン
ゴとオレンジ)については、フルーツジュースの摂取が月に1杯未満のグ
ループに比べて、週に5〜6杯なら相対リスクは1.55(1.05〜2.30)、1日
1杯なら1.74(1.18〜2.56)、1日に2杯以上では 1.81(1.12〜2.93)
(傾向性のP=0.01)となった。
オレンジまたはリンゴの摂取は、1カ月に1個未満に比べ、週に5〜6個では
1.43(0.94〜1.29)、1日に1個以上だと1.64(1.05〜2.56)(傾向性の
P=0.006)となった。
今回の結果は、砂糖を含むソフトドリンクと果糖が男性の痛風罹患と強力
に関係していること、果糖摂取が痛風の重要な危険因子であることを示し
ており、1日に 30〜50gのアルコール摂取の痛風の相対リスクは1.96であ
り、果糖摂取量が最上位のグループのリスクとほぼ同等であることが明ら
かになった。
▼原題:Soft drinks, fructose consumption, and the risk of gout
in men: prospective cohort study
http://www.bmj.com/cgi/content/short/bmj.39449.819271.BEv1
┏━日経メディカル:ブログ 牧瀬洋一の「内科開業医のお勉強日記」
┃ http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/blog/makise/index.jsp
◆運動不足はテロメアの短縮をもたらす
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/blog/makise/200802/505453.html
運動不足は染色体のテロメア長の短縮をもたらすという、
身につまされる報告。
▼The Association Between Physical Activity in Leisure Time and
Leukocyte Telomere Length
Arch Intern Med. 2008;168:154-158.
http://archinte.ama-assn.org/cgi/content/short/168/2/154
【結論】
喫煙、BMI、社会経済状態の低さに加え、座りっ放しのライフスタイ
ルはLTL(白血球テロメア長 leukocyte telomere length)に影響を
あたえ、加齢プロセスを促進している。定期的な運動の必要性を医師
が強力に伝えれば、抗加齢効果を促進する可能性がある。
≪テロメア関係の最近のトピックス≫:
▼Offspring's Leukocyte Telomere Length, Paternal Age, and
Telomere Elongation in Sperm
PLos Genetics Early Online Release ,doi:10.1371/journal.pgen.0040037.eor
http://genetics.plosjournals.org/perlserv/?request=get-document&doi=10.1371/journal.pgen.0040037.eor&ct=1
出生時に父親の年齢が高いほどテロメア長が長いという報告があり、
男女3365人でLTLを測定。父親の年齢が増すごとに出生時のLTLは長く
なり、その範囲は、加齢による1年分の減少分の半数から2倍以上まで
に及ぶ。 50歳以上の男性の精子のテロメア長の分析では長くなった
テロメアが見つかる。
▼White Blood Cells Telomere Length Is Shorter in Males With
Type 2 Diabetes and Microalbuminuria
Diabetes Care 2007;30: 2909-2915.
http://care.diabetesjournals.org/cgi/content/abstract/30/11/2909
2型糖尿病と微量アルブミン尿症(MA)の患者は末端制限酵素切断断片
(TRF)長が短く、非MAに比べ、動脈硬化がより増加する。加えて、TRF
長は年齢、albumin excretion rate (AER)、nitrosative stressと相
関。 TRF長は生物学的年齢を表し、MAの2型糖尿病患者では動脈硬化の
増加と関連する。
▼Higher serum vitamin D concentrations are associated with longer
leukocyte telomere length in women
American Journal of Clinical Nutrition 2007;86:1420-1425.
http://www.ajcn.org/cgi/content/abstract/86/5/1420
双生児女性での住民コホート研究。ビタミンD濃度とLTLは相関し、加齢
や加齢性疾患を抑える可能性がある。
【とし坊】
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