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日本人なら即失格:週刊アカシックレコード020716

発行日時: 2002/7/16

■クイズの結果発表〜週刊アカシックレコード020716■
小誌は、W杯サッカー特集(韓国戦の審判問題)で高い評価を受け、読者数が急増しました。W杯前は約4,500人でしたが、6月だけで約8,000人増加し、2002年7月15日現在13,700人を超えております。わずか1月半で3倍増という、おそらく日本のメルマガ史上ほとんど類例のない急増を経験しました。
小誌は5月まではmelma.comの発行部数ランキングではベスト200の当落線上におりましたが、その後1か月で100位以上あがり、めでたく「有力メルマガ」の仲間入りをはたしました。 
→ < http://www.melma.com/rank/rank_2.html > 
CNNが世界中が注目するビッグイベント(湾岸戦争)の開戦情報独占スクープで名を馳せ、一躍「世界のCNN」になったことを、筆者は常々手本と考えていました。皆様注目の大イベント(五輪、W杯、選挙、政変、戦争)にかかわる「独占予言」を行うことでCNNのごとき?名声を獲得するのが夢でしたが、W杯の「誤審予言」でそれなりに実現できたようです。
m(_ _)m
御支持、御購読誠に有り難うございました。

【品切れでご迷惑をおかけしております】
拙著『龍の仮面(ペルソナ)』(佐々木敏著、本体\2500)はお陰様で大好評のため、各地で品切れが続出し、ご迷惑をおかけしております。
とくに、先月半ば「W杯予言」で筆者が有名になってからは「最優先配本店」である紀伊國屋書店新宿本店でも品切れになってしまいました。

が、数日以内には入荷するはずですので、お近くの書店にない場合は、やはり紀伊國屋本店に「クイックサービス」で御注文頂くのがいちばん確実です。宜しくご利用下さいませ。

拙著のご注文は → < http://www.kinokuniya.co.jp/04f/d01/sinjyuku.htm >
■「お宝プレゼントクイズ」結果発表〜拙著のヒロイン「アンケート」■
【今週はクイズの結果発表のため、好評の「韓国特集」< http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/y2002/plastb.html#02 > は休みました。】

拙著『龍の仮面(ペルソナ)』発売記念「お宝プレゼントクイズ」への応募メールは2002年7月14日到着分で締切りました。

クイズの内容は< http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/dragon/quiz.html#01 > にあるとおり

「小説の『龍…』のヒロインのキャラクターデザインに際して、筆者がイメージした実在の女優さん(わかりやすく言うと、映画化するならこの人に主演してほしい、と筆者が思っている人)をあてて下さい(念のために申し上げますが…マイナーな人ではありません)」

でした。ヒントと応募規定は< http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/dragon/quiz.html#02 > にあるとおりです。

応募総数は58通で、その件名、つまり回答の女優名を個人別に集計しますと、さながら「映画化した場合だれにヒロインを演じてほしいか」のアンケート調査のようになります。
本誌上でも、ここ数週間はアンケート調査と思ってお気軽にご応募下さい、と申し上げてきました(そのため締切り間際に洪水のように多数届きました)。
では、その「アンケート」の集計結果、得票?数ランキングです。

#01 ウィノナ・ライダー 8 
#02 ナタリー・ポートマン 7
#03 ジョディ・フォスター 4
#03 デミ・ムーア 4
#05 キャサリン・ゼタ・ジョーンズ 3
#05 ペネロペ・クルス 3
#07 ジェシカ・アルバ 2
#07 サンドラ・ブロック 2
#07 二コール・キッドマン 2
#07 サラ・ミシェル・ゲラー 2
#11 アンジェリーナ・ジョリー 1
#11 ケイト・ベッキンセール 1
#11 フィービー・ケイツ 1
#11 ジュリア・ロバーツ 1
#11 ティア・レオーニ 1
#11 シャロン・ストーン 1
#11 ドリュー・バリモア 1
失格 故人(他のルール違反もあり)  2
失格 非白人(日本人11、中国人1) 12

●あきれた「失格」〜だれがヒロインが日本人だと言いました?●
まず「失格」をご説明します。
本誌上では筆者はたしかに何度も「映画化した場合だれに…」のアンケートと思って「お気軽に」ご応募下さい、と申し上げました。

が、拙著を一部分にせよ読まなければ「映画化した場合だれに…」と考えることはできないはずです(「あなたの好きな女優はだれですか」ではないのですから)。

そして、拙著をたとえ1章だけでも読めば、ヒロインが「白人」であることはわかるはずです。したがって「件名」に日本人など非白人の名前を書いた応募メールはすべて、拙著をまったく読まずに(立ち読みもせずに)応募したと断定できますので、開封するまでもなく即失格とさせて頂きました。

本誌上でも何度も「読まずに応募すると失格です」と警告したにもかかわらず「すぐばれるウソ」をついた方が大勢おられたことは誠に残念です。

【筆者は「フレデリック・フォーサイスばり」(『週刊現代』2002年7月13日号)「翻訳小説のよう」(作家・明石散人)「ハリウッド級」(『Type』2001年3月号)と言われる作風なので、そんじょそこらの日本の作家と同列に置いて「どうせ主人公は日本人」と思われては困ります。】

また、応募メールの「記入例」 < http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/dragon/quiz.html#08 > で述べたとおり、故人は不正解です。
「故人」を書いた応募メールには必ず「応募に関係ないことを記入」「必須事項の欠落」などのルール違反もあり、これらはスタッフは開封しましたが、筆者は読まずに失格としました(回答の女優名をメールの「件名」に書かなかった応募メールはクイズ担当スタッフの手に渡らないので、上記の「失格」の数には含まれませんが、当然「ルール違反」で失格です)。

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      2008年北京五輪、開催不可能!
               ↓
   http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/dragon/cntnt.html#cover

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宅配(本体\2500+α)でご注文 → < http://www.kinokuniya.co.jp/04f/d01/sinjyuku.htm >

●正解の条件〜小柄で幼い感じ●
拙著でヒロイン(エリカ・ブリンヒルド)はどのように描かれているかと申しますと:

#1a 18歳で登場し、ラストシーンでは28歳
#2a 小柄
#3a 瞳と髪の色が黒
#4a 「かわいこちゃん」「小娘」「(28歳になっても)少女のような愛らしさ」「貴族のような気品」「絶世の美女」「眠れる森の美女」

したがって、客観的な要素(#1〜#3)で言えば、ヒロインを演ずべき女優さんは:

#1b (実年齢はともかく)見た目の年齢が18〜28歳で、この世代を無理なく演じることができる
#2b 小柄
#3b 瞳の色が黒(または茶色など黒っぽい色。ブルー、グレーは不可)

といった肉体的、年齢的(外見的)条件をそなえている必要があります(髪の色は染めればいいので、地毛が金髪でもかまいません)。

とすると、上記のリスト(順位表)のうち、背の高い人、たとえば別れたダンナ(トム・クルーズ)より背が高いことで有名なニコール・キッドマンは#2bに該当せず、はずれます。

ジョディ・フォスター、デミ・ムーア、キャサリン・ゼタ・ジョーンズらは「10年前なら」有力候補だったでしょうが、現在は#1bをクリアできるとは思えず、アウトです(この点は本誌5月13日号でも、アシュレー・ジャッドの例を挙げてヒントを出しています)。

●余分な色気なし●
また、メールやWebのヒント < http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/dragon/quiz.html#02 > でも「第三章までお読み下さい」と申し上げたように、この章を読むと条件が狭まります。
この章には、エリカ本人が鏡で自分の顔を見て、心内文で「余分な色気なし」と言う場面がありますが、これをもって、余分な色気大有りの、アンジェリーナ・ジョリー(とペネロペ・クルス)はいなくなるはずです(第三章には、エリカが女子トイレにはいって泣く場面がありますが、あれは絶対に幼い、子供っぽい感じのする人でないと不可能なので、その意味でもペネロペはありえません)。

●「かわいこちゃん」兼「絶世の美女」●
上記の「余分な色気」の有無は、意見が割れるかもしれませんが、いちばん重要な#4aは明快でしょう。ヒロインのエリカは「かわいこちゃん」と「絶世の美女」を兼ねる必要があるのですが、そんな人はほとんどいません。
たとえばドリュー・バリモア(『チャーリーズ・エンジェル』)は「かわいこちゃん」ではありえても、絶対に「絶世の美女」ではありえません。そのようなキャラクターを演じたことはないので、これは「客観的に」断定できます。
反対にジュリア・ロバーツは、絶世の美女はやれても「かわいこちゃん」をやるのは(顔が老けているので)不可能です(念のために申し上げますが、べつに嫌いなわけではありません)。したがって上のリストから、ここで2人落ちます。

●たった4人●
となると、たとえ「絶世の美女」の基準を相当に甘くしても、#1〜#3の条件が厳しいので、上記のリストでこれらに該当するのは、ウィノナ・ライダー、ナタリー・ポートマン、ジェシカ・アルバ、サラ・ミシェル・ゲラーの4人だけです。

ただし正解は「有名な人」でないとクイズは成立しません。
Webや本誌上でも、ヒント以前の「出題」の中で、そのことは申し上げています。

上記の例で言うと、ジェシカ・アルバは映画にほとんど出ておらず(代表作はTVの『ダーク・エンジェル』のみ)、世界中だれでも知っている有名な作品(『スターウォーズ・エピソード1&2』)に出ているナタリー・ポートマンを差し置いて「正解」とすることはできません。

たとえ筆者が実際にイメージしていた人がジェシカでも、それをそのまま(応募者の方々が回答に到達するまでの努力を無視して)「とにかく私の頭の中にあったんだから、これが正解」としてしまうと、読者の皆様への裏切り行為、「いじわるクイズ」になってしまいます(おそらく、それではナタリーを選んだ方々は納得されないでしょう)。

筆者はプロのエンターテナーなので(「お客様無視」の自己満足のための自費出版をするアマチュアではないので)そういうことは致しません(もしジェシカが正解なら、そもそもクイズ自体を企画しません)。

ジェシカがナタリーより知名度で劣ることは数字で立証できます。Yahoo.co.jpで女優名で検索し「ページ検索の結果」に進むと、その名を含むページが日本語圏に何頁あるかわかります(数字は7月15日午後3時現在):

ウィノナ・ライダー 14,700
ナタリー・ポートマン  8,880
ケイト・ベッキンセール  2,060
ジェシカ・アルバ 1,770
サラ・ミシェル・ゲラー 1,500

よって、残るは事実上2人だけで、あとはキャラクターや演技の評価の問題です。

●正解●
筆者は、どこかの大学入試のような単純な○×試験は嫌いです。ですから、このクイズでも、筆者が気付かなかった女優さんが拙著のヒロイン像に合うという合理的な指摘があれば、それは正解に準ずるものとして「配慮」しなければならない、と考えていました(だから、締切り間際に届いた「ケイト・ベッキンセール」には「合理的な理由があるのでは」と悩みました。が、彼女の作品をチェックするとけっこう背が高そうなうえ、さして有名でもないので「配慮」はしないことにしました)。

正解を発表して納得して頂くには、なぜ執筆に際して、具体的な人物を想定したのか、理由を申し上げるとよいでしょう。

当初は、エリカに限らずすべての登場人物について、それほど明確なイメージを持たずに書き始めました。が、途中で、場面によって同じ人物の容姿、体格や雰囲気の描写にブレが生じることがありました。小説の世界にのめり込むと、セリフや光景がどんどん頭に浮かんできて、早く書き留めないといけない、という気持ちになるので、執筆の佳境では筆者は細部を確認せずにパソコンのキーをひたすらたたき続けます。もちろん、これはあとで冷静になってから読み直して確認し、修正すればいいのです。

が、ヒロインだけは「顔が命」です。この小説では、他の人物と違ってエリカだけは、どんな顔をしているかが決定的に重要なのです。その場その場で浮かんだ表情や雰囲気に基づいて顔の描写をし、それを重要な要素として場面を描いてしまうと、あとで「前の登場場面と体格や瞳の色などの特徴が(微妙に)違うから」と気付いても直せない(直すぐらいなら、すべて「書き直し」になってしまう)のです。

そこで、どうしても、具体的な人物をイメージして「容姿」「雰囲気」さらには、これらから想像される「性格」「口調」まで細部を決めておかないと書きにくかった(表情・雰囲気のバリエーションの範囲を決める基準となる、表現に迷ったとき立ち戻るべき「原点」が必要だった)ので、御本人には無断で (^_^;) イメージを借用することにしました。

筆者はとくに、この「正解」の女優さんのファン、というわけではありませんでしたが、2001年春、執筆開始当初、たまたま日曜日の昼間にTVで見ていた1990年頃の米国映画でティーンエイジャーの役をやっていた女優さんを見て驚きました。

「これはあの有名な人(の10年前)ではないか!?」

この方は、この10年ほどの間、顔がほとんど変わっていません。一般に白人は(ジュリア・ロバーツのように)日本人より老けた顔をしていますが、この方は例外中の例外で、信じ難いほど(白人とは思えないほど)外見上、歳を取らない方です。だから、いつまでも「かわいこちゃん」なわけです。

それでいて、ドリュー・バリモアのような、庶民的な顔をしているわけではありません。現在のハリウッドの主役級の女優のなかでは屈指の、ノーブルな美貌の持ち主と言われており、アカデミー賞にノミネートされたこともあります。

ハイ、正解は(小さな画像ですが)こちら→ < http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/dragon/winona.jpg > 

つまり、リストの「第1位」です。
つまり、応募された方々のなかの最大多数の意見と一致したわけです。

これは当然です。
正解者のほとんどは7月にメールを出された方で、これは、W杯サッカー終了後拙著をじっくりお読みになったからに相違ありません。

なぜなら、小説の中のエリカの体格や雰囲気、立ち居振舞いの相当部分は、彼女の描写になっているからです(たとえば「かわいこちゃん」という表現は『エイリアン4』にありました)。じっくり読めば、ヒロインについてのすべての記述が彼女を指していることはわかるはずなのです。

もっとも筆者は、彼女の作品は、TVで見た上記の『恋する人魚たち』と『エイリアン4』の2本しか見ておりません。『エイリアン4』で彼女が、共演者のシガニー・ウィーバーより頭一つ小さいのを見て「やっぱり悲劇のヒロインは小柄なほうがいい」と思って決めた次第です。

ですから、彼女が事実上のプロデューサー(兼主役)を務めた話題作『17歳のカルテ』は見ておりません(が、実年齢はジュリア・ロバーツとそんなに違わないのに、堂々と「17歳」をやれるところがスゴイです)。

ただ、彼女についての雑誌記事を1本読みました(共同通信社『BSfan』2001年7月号 p.p 26-29)。高校時代、いじめられっ子で情緒不安定で不登校で、その体験をもとに『17歳のカルテ』を企画したこととか、実年齢(敢えて言いません)と外見のギャップが大きすぎて、自分の内面に合った(単なる「かわいこちゃん系」でない)役柄がまわって来ないので、悩んでいる(だから、その後例の不祥事……「武士の情け」で敢えて詳しく言いませんけど……を起こして起訴されてしまった)こととか。

【彼女がトム・クルーズのようにプロデューサーとしても一流で、拙著を映画化するために製作費を100億円ぐらい集められるなら……拙著には中国軍による「天安門広場制圧」「中南海(共産党本部)制圧」「弾道ミサイル発射」「対地攻撃ヘリと軍用機の空中戦」のシーンがあるので、また、これらを削ると「貧乏くさくなって」面白くないので、たぶん最低100億円かかりますが……それは文句なしに彼女の代表作になるでしょう。が、例の不祥事があるので難しいでしょう(ああ残念 (>_<;) )】

主人公エリカの「内面」は、かつて私の周囲にいた人を含めていろんな女性の要素を合成して創られたキャラクターですが、合成前の「材料」には、上記の雑誌記事もはいっています。エリカは相当に感情の起伏が激しくて、情緒不安定な面も抱えているので、そのキャラクターデザインにはおおいに参考になっています。

●賞品の発送●
というわけで、メール/電話で確認ののち、上記の「第1位」を回答された正解者8名の方に賞品、拙著『龍…』の書評用サンプル「簡易想定本」(俗に「お宝」と呼ばれる、この世に200部しかない貴重品)を各1冊お送りします。発送は徳間書店を経由しますので少し日数を要しますが、7月中にはお手元に届くと存じます。

また、筆者が校正用に保有していたお宝1冊が、保存状態がよく付箋をはがせば新品同様なので、これを「惜しい不正解」であるナタリーを選んだ方のなかから、「不正解者の補欠合格の規定」でいう「宣伝効果が高い」方を1名選んでお送りします。

さらに、上記規定を拡大解釈し、ナタリーを選んだ方残り全員と、「宣伝効果が高い」と思われる他の数名の方を選んで「残念賞」として(簡易想定本でなく)初版サイン本をお送りします。すでに拙著をお持ちでしたら、どなたかに差し上げて下さいませ(女性の方にすすめると、けっこう喜ばれます)。こちらは8月上旬までお待ち下さい。(敬称略)

追伸1:
本誌へのご意見、投書は、投稿者氏名等の個人情報を伏せたうえで、本誌上で紹介させて頂くことがございます。あらかじめご了承下さいませ。
本メールマガジンは筆者(佐々木敏)のサポートスタッフにより運営されており、本号は創刊第69号です。
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  • 小説家。00年『ゲノムの方舟』(徳間書店)でデビューし朝日新聞など17紙誌が絶賛。ほかに産経抄が紹介した『龍の仮面』、NHK-BS『週刊ブックレビュー』で笑賛された『中途採用捜査官@ネット上の密室』など。

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