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共犯はだれだ:週刊アカシックレコード020624

発行日時: 2002/6/24

■共犯はだれだ〜週刊アカシックレコード020624■
2002年日韓共催W杯サッカー本大会では、審判の偏向判定に乗じた韓国の不正な勝利が続いているが、これが陰謀の結果だとすると、それは韓国の「単独犯」なのだろうか?

【アンケート調査】
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応募方法は → < http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/dragon/quiz.html#00r >
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■共犯はだれだ〜W杯特集・韓国の「怪」進撃(4)■
【今回は2002年6月23日配信の「1-0でスペインの勝ち」 < http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/y2002/wcup.html#07 > の関連記事です。】 

筆者の本業は国際政治学の知識をベースにスパイ小説を書く「エンターテナー」で、サッカーのプロではない。
が、「北京オリンピック開催の2008年に向けての、中国、アメリカ、台湾の激闘を描く」(古森義久・産経新聞元中国総局長)小説『龍の仮面(ペルソナ)』を執筆したために、オリンピック(五輪)に相当に詳しい。筆者は五輪など国際スポーツのビッグビジネスを、国際政治の一環としてとらえ、その政治的意義は単なる「国威発揚」などではなく、すくなくとも1984年のロス五輪以降は、外交・軍事問題まで絡んだ政治的一大イベントとみなしている。

そして、この五輪における「(技と力ではなく)国益と利権のぶつかり合い」の歴史を踏まえたうえでW杯サッカーを見ると、その政治的不正がよく見えるのだ。

2002年日韓共催W杯サッカー本大会では、審判の偏向判定に乗じた韓国の不正な勝利が続いているが、これが陰謀の結果だとすると、それは韓国の「単独犯」なのだろうか? なぜそんなことを考えるのかというと、五輪では、ある国が審判の偏向判定を勝ち取るために、他国と談合することがよくあるからだ。

その典型が、2002年ソルトレーク五輪のフィギュアスケート・ペア競技の「談合暴露」だ。これは、フランス人の審判が、アイスダンスでフランスチームを1位にする見返りに、ペアではロシアが1位になるように判定したというものだ。

この問題は、2位になったカナダチームが異議を申し立て、彼らに同調した北米のマスコミがロシアチームのミスの場面を繰り返しテレビで流したことから顕在化し、結局表彰式をやり直しロシア、カナダともに金メダルを与えることで決着した。

このとき、ペア競技の審判を出した国は9か国で、ロシア、ウクライナ、ポーランド、中国の旧東側4か国と日米加独の西側4か国とが、それぞれ「東西冷戦」さながらの「派閥」を形成し、前者がロシア、後者がカナダを1位と判定した。が、西側の一員でありながら冷戦時代に国家レベルで旧ソ連と独自の外交チャンネルを持っていたフランスが(冷戦時代以来のコネで?)ロシアと裏取引をしたため不自然な判定が生まれたようだ。

となると韓国も、W杯本大会ベスト4進出の「怪挙」の見返りにどこか他国に「便宜」をはかって共犯に引き込んだのではあるまいか?

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●韓国の「利益供与」の手口を推理する●
韓国が予選リーグや決勝T(トーナメント)で「勝たせてもらう」陰謀に仲間を募る場合、その共犯者に見返りとして何を与えることができるだろうか?

審判個人の買収は簡単で、決勝Tに勝ち進むことで得られる(本誌20、23日配信号で既報のとおり、勝ち進まなければ得られなかったはずの、1試合あたり約2億円の)売上げを財源に、審判に1人数百万円以上の賄賂を払えばよい。

が、その不正を嗅ぎ付け、真相究明を求める国が現れた場合、「韓国の1人勝ち」では、FIFA(国際サッカー連盟)理事会などの追求の場で韓国は孤立し、最悪の場合は国際社会からの袋叩きの挙げ句、FIFAからの除名やW杯出場資格停止などの深刻な制裁を受ける恐れがある。

「外交上」韓国は、こういう「有事」に備えて同盟国を確保し、同盟国と組んで「集団的自衛権」を行使して国益を守る必要がある。
その場合、韓国は外国と、どのような「取り引き」をするのだろうか。日本のように自国の国益になんのトクがあるか考えもしないで「日韓友好」をモットーにひたすら韓国に奉仕するようなお人好しの国は、世界的には例外中の例外で、交換条件なしに成立する外交は、ほんらい外交ではないのである。

ソルトレーク五輪のフィギュアスケートでは、ペアとアイスダンスで、ロシアとフランスの間で金メダルのバーター取り引きが行われようとした。
韓国が同盟者(共犯者)を得るために「バーター」に提供できるものは、以下の4つに大別できよう:

#1
韓国人審判によるえこひいき判定の供与
#2
韓国側開催試合における(ずさんな)審判管理を通じた、間接的なえこひいき判定の供与
#3
韓国がその国との対戦でわざと負けるという、不正な勝利(八百長)の供与
#4
FIFA理事会での投票行動などの政治的利益供与(2010年W杯本大会開催地選定や、FIFA理事長選挙での票の取りまとめ、など)

韓国が「土壇場」に追い込まれたとき、助け舟を出してくれる国は、世界のサッカー界で発言力のあるサッカー大国でなければ、意味がない。
また、そういう国は、今大会でもし韓国と共謀したのなら、けっして日本のように決勝T初戦で敗退することなく、利益供与を受けて準決勝あたりまで勝ち上がっているはずだ。
そこで、準決勝に勝ち残った国を中心に「韓国の共犯」捜しをしてみよう。

●ドイツとは談合し難い●
韓国は、6月25日の準決勝でドイツと戦うことになったが、23日配信号で述べたとおり、これには負けたほうが(3位決定戦の会場、大邱スタジアムが満員になるので)金銭的にはトクをする。
対するドイツの側から見ると、韓国が準決勝でわざと負けてくれること自体には(韓国が弱いので)なんの価値もないが、韓国がイタリアやスペインのような強豪に(不正な手段で)勝って準決勝まで来てくれることは、自ら「手を汚す」ことなく優勝争いの強敵を退ける(韓国を一種の「砕氷船」 < http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/shteig.html > として利用する)ことになり、大きなメリットがある。

なら、「優勝(決勝進出)と3位(決定戦進出)」をバーターする形で、韓国とドイツがグルになったのだろうか? とくにドイツは準々決勝の対米国戦(韓国のウルサンで開催)を誤審( < http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020624-00000020-ykf-spo > )で勝っているので「#2」の利益供与を受けたかもしれない……が、3つの理由で、その可能性は低い。

1つは、ドイツが真に優勝したいのは、2006年の地元開催のW杯本大会であり、日韓共催の2002年大会は、政治工作をしてまで優勝したいと思うような大会ではないからだ。

また、両国は準決勝ではなく、もっと早く対戦する可能性があったことも両国の取引が成り立ち難いことを意味する。
韓国の属していた予選リーグD組は、決勝Tに進むとまずG組の決勝T進出国と対戦し、それに勝つと、B組とE組の決勝T進出国の勝者とあたる。韓国が予選リーグ第3戦でポルトガルに勝って決勝Tに進むこと自体は、第3戦の審判に工作することで簡単にできるが、D組を1位で通過するか否かまでは工作し難い。1位か2位かで、決勝Tでの対戦相手は変わってくる。D組1位はG組2位、D組2位はG組1位とあたることになるが、どちらの順位ならE組のドイツと「遅く」あたるのか、は事前にはわからない。

さらに米独戦の主審が(買収されにくい)豊かな欧州先進国イギリスの国民(スコットランド人)であったことも、韓独間の裏取り引きを否定する状況証拠となる。

結局、韓国はD組1位だったため、G組2位のイタリアと決勝T1回戦であたったが、各組で1位になるか2位になるかは勝ち点、得失点差、総得点数による複雑な基準で決まるので、この組合せ自体は工作の結果ではない(工作があったとすれば、組合せ決定後の審判の選定と買収だ)。
たとえば、D組2位のアメリカは、準々決勝でドイツとあたっているが、もし韓国がD組2位だったら、準決勝に行く前にドイツとあたっていたかもしれない。
そうなると、そこで「韓国とあたる(負けてもらう)」ことのメリットはあまりない。韓国は決勝T初戦の相手(イタリア、メキシコなどのうち1か国)を退けただけで、スペイン、アイルランドなどB組、E組出身の強国はまだ残っているからだ。

「準決勝であたる」ことを事前に確定させられない以上、韓国には「あげるもの」がほとんどない。
ドイツのような強国なら、べつに韓国にわざと負けてもらわなくとも、簡単に勝てるので「#3」は利益供与にならないからだ。

したがって韓国とドイツの談合はあったとしても、双方が準決勝進出を決めたあと、2002年6月22日以降急遽交渉を始めたと考えるしかないが、それも、ドイツが簡単に韓国に勝てる力を持つことを考えれば、ほとんどなさそうだ(そのうえ、23日、FIFAは準決勝の韓国対ドイツ戦の主審には「優秀な」スイス人、引分けに終わった予選リーグD組の米韓戦の主審も務めたウルス・マイヤーをあてると発表したので、もはや工作は……事前に意図されていたとしても……ありえない)。

●ブラジルとは談合しやすい●
韓国が予選リーグの審判の配置に関与できるのは、韓国で予選リーグを戦うA、B、C、Dの4組だが、このうち、A、C組の上位2チームは、予選リーグ通過後、決勝Tの試合は日本で行うことになっている。だから、韓国は審判の選定で工作することはできないが、反面、韓国とは決勝か3位決定戦まであたらないことが確定している。ブラジルはC組に属しているので、韓国と対戦する確率がもっとも低く、韓国と「共存共栄」をはかりやすい立場にある。

決勝Tで8強に勝ち残った国は準々決勝以降の主審を出せないというルールがあるし、ブラジルの場合、その決勝T1回戦から準決勝までの試合は韓国が審判の選定に関与できない日本で行われるから、韓国は決勝Tでの「#1」「#2」の利益供与はできない。

が、予選リーグなら、韓国からブラジルへの「#1」「#2」の供与はできる。
貧しい黒人と豊かな白人の人種(階級)対立の激しいブラジルでは、サッカーの国際大会での勝利は全国民を団結させるほとんど唯一の手段であり、同国は常に優勝を必要としている。そして、優勝をねらうなら選手のコンディションのピークを予選リーグの第1戦ではなく、もっと遅い時期にもっていったほうがトクだ。第1戦から全力で戦って消耗しては、決勝Tの途中で息切れするからだ。

不幸にして、ブラジルのC組での予選リーグ初戦の相手は欧州の難敵トルコだった。が、もしこれに楽勝できれば、優勝へ向けてのコンディショニングはぐっとラクになる……なんとこの試合の主審は韓国人だった。

しかもこの主審(金永珠)は「意味もないレッドカードを2枚も出し、エリアから2メートルも外で起きた反則をPKにする」(ドイツ人フリージャーナリスト、マルティン・ヘーゲレの指摘。スポーツニッポン2002年6月21日付5面「審判問題を斬る」)という、歴史的大誤審を犯した。

「トルコは(1950〜51年の朝鮮戦争に北朝鮮の侵略と戦う国連軍の一員として参加し)韓国のために1000人の兵士を犠牲にした。それなのに昨日(2002年6月3日)は、1人の韓国人(審判)に7000万のトルコ人が見殺しにされたんだ」(トルコ・サッカー協会のハルク・ウルソイ会長のコメント。『ニューズウィーク日本版』2002年6月19日号p.7)

この試合で、トルコはブラジルに先制したが、上記のような故意としか思えない悪質な誤審で「1-2」で逆転負けした( < http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020606-00000025-kyodo-wcp > )。逆に、ブラジルは初戦に楽勝して3連勝し、C組を1位で通過した。

ブラジルの決勝T1回戦の相手はH組2位の日本……ではなく、日本の予想外の健闘で2位に落とされたベルギーだったが、ここでもブラジルは幸運だった。前半にベルギーの主将MFウィルモッツはヘディングでゴールを決めたが、ジャマイカ人のピーター・プレンダガスト主審のファウルの笛で取り消され、それが主因となってベルギーは敗退した(0-2)。のちにウィルモッツは主審に問いただし「(主審は誤審を認めて)ファウルはなかったと言った。しかし遅すぎた」と嘆いた( < http://www.sankei.co.jp/databox/Wcup/html/0206/19soc033.htm > )

つまりブラジルは、準々決勝でイングランドと対戦して勝つまでに、2つの大きな誤審に助けられて本来苦戦しそうな戦いを楽勝で抜けていたのだ。とくに、2つのうち1つ目は、韓国からブラジルへの「利益供与」の疑いが濃厚だ。
もしも、ブラジル関係者が、韓国の不正工作を見逃す見返りにトルコ戦の不正判定と、2010年W杯本大会のブラジル招致への協力を求めたとしたら、韓国側は2つ返事でOKしただろう。

こう見てくると今大会での「誤審の陰謀」疑惑に関して、4強に勝ち残った国のうち、韓国は限りなく黒に近い灰色、ブラジルもかなり濃い灰色、ドイツはかなり白い灰色で、トルコは完全に真っ白と言えよう。とくに、トルコは被害者であり、韓国人の主審にあそこまでひどい仕打ちをされながら、よくぞ準決勝まで勝ちあがったものだ、と感心せずにはいられない。

●トルコは韓国を疑っている〜がんばれトルコ!●
こうなると筆者は、一点の曇りもなく清廉潔白な唯一の勝ち残り、トルコを応援する。この国が優勝して世界サッカー界で発言力を強めれば、審判問題の改善、とくに今大会での不正工作疑惑の解明に希望が持てる。逆にブラジルが優勝すると(ブラジルとFIFAが「司法取り引き」をしてブラジル「だけ」無罪放免で「トカゲの尻尾切り」をさせて韓国を追求しない限り)韓国の陰謀が暴かれる可能性は小さいだろう。

日本は今大会の共同開催国として、この世界サッカー界のもっとも神聖なイベントをつかさどる立場にあったが、韓国側の「故意または重大な過失」による審判管理の不手際で、大規模な誤審と疑惑を招き、神聖なイベントを汚された。この意味で日本も、また、韓国戦の勝利を審判に盗まれたポルトガル、イタリア、スペインも、トルコとともに今大会の審判問題の「被害者」である。
しかも、トルコは親日国で、イタリアなどとともに西側の軍事同盟NATOの一員で、しかもイタリア人の審判ピエルルイジ・コリーナ(日本対トルコ戦の主審)をもっとも公正な審判として尊敬している( < http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020618-00000018-ykf-spo > )

ならば、これらの「被害国」は団結し、韓国の疑惑を追及すべきだ。そうしないと日本は、韓国と「横並び」で世界から「アジア人はサッカーを理解できない」という人種的偏見を受けることになる。(敬称略)

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