食品偽装に消えた年金!「人気メルマガ発行者」が鋭く斬り込むNEWS評論!【投票は28日迄】
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Brazil Today

発行日時: 2008/3/20

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BRAZIL TODAY                                             2008/03/24(351号)
ブラジル・南米の政治経済ニュース              (毎週配信。購読無料)
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為替(レアル/円)、3月19日現在 R$1=\58.25
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■本年度国民所得は04年に次ぐ5.4%増(3月13日)

本年度の国民所得成長は過去12年間で第二、04年の5.7%に次ぐ5.4%の成長
の予想である。投資の伸びが13.4%、輸出の伸びが6.6%、家族消費6.5%に
よって、部門別成長では農牧部門5.3%、工業部門4.9%、サービス部門
4.7%の成長が得られる。

投資率は00年から02年が16.8%、17.0%、16.4%であったのに対し、03年
15.3%に始まり、04年以降は16.1%、15.9%、16.5%、17.6%と好調。農牧部
門においてはFHC時代、00年2.7%は低成長であったが、01年から03年におけ
る6.1%、6.6%、5.8%の高度成長、その後の2年間は2.3%、0.3%と低
成長に留まるも、06年・07年は4.2%、5.3%の成長振り。

工業部門では甚だ不本意な成長にて、00年には4.8%と成長するも、01年から
03年は-0.6%、2.1%、1.3%と停滞を示し、04年には7.9%と好調を示すも、
05年2.1%、06年2.9%と低成長、07年に4.9%と調子を取り戻す。サービス
部門は00年から03年は3.6%、1.9%、3.2%、0.8%と不本意な動き、第2
期になり5.0%、3.7%、3.8%、4.7%と漸く軌道に乗り始めた感じである。

このように見れば、経済が上げ潮に乗り始めたのは2004年以降であるが、00年
の租税が国民所得の30.67%に対して02年は32.65%、03年その継続で上昇し
なかったが、04年には33.49%、06年には35.06%、07年には36.08%と上昇
する一方。特に36%を超えたのが昨年07年にて始めてであり、憂うべき傾向と
云わざるを得ない。

なお、ブラジルの5.4%の成長は中進国としては低い成長率、中国の11.4%を
始めとして8%台の成長率を示すのはペルー、アルゼンチン、インド、ベネズ
エラ、ロシアがあり、ブラジル5.4%および南ア5.1%、メキシコ3.3%は中
進国39カ国中の35番目と云うように非常に低率と言える。なお、欧州連合は
2.6%、アメリカは2.2%、日本は2.1%の低成長である。
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■石油、アメリカの在庫も値上げを止めず(E3月13日)

石油については、アメリカに在庫が見られるというものの、値上がりは止むこ
となく、ニューヨーク相場はバーレルUS$110に達する状態。ヨーロッパでは遂
にUS$110の声を聞くようになった。なお、アルゼンチンではガソリン販売が円
滑に行かず、売り惜しみ現象が発生し始めた。他の石油に関する話題は、Wブ
ッシュ米国大統領はベネズエラのチャベス大統領に対し、石油安売りを攻撃し
た点であり「左翼勢力進出を目的として、石油の安売りを実行した」と述べた。
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■フィアット、パラナでトリテックを購入(3月13日)

フィアット社はクリチーバ郊外25キロのカンポ・ラルゴにあるトリテック・モ
ーターズを購入した。同社はクライスラーおよびBMWに属する会社であったが、
今回、フィアッテ社が購入、5億ドルを投資して、ここでクライスラーおよび
ドイツBMWに使用するエンジンを作成する予定。
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■現金は何処へ消え失せるのか(3月13日)

何しろ、『お金』というものは、ポケットに入れて置くと、何時の間にかなく
なっている。一体、何に使ってしまうのであろうか。先ず、如何ほどの『お金』
を持ち歩いているかでは、R$10までが97%、R$50からとなれば約70%、それ以
上となれば、63%に過ぎず、ポケット現金の支払先の96%がパン屋、94%が家
賃やアパートの管理費、その他、クラス別にもよるが、学費が92%、バールま
たはレストラン85%であった。
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■最高裁のエレン女史が退職、メンデス氏に代わる(3月13日)

エレン最高裁STF長官が4月23日に退職し、その長官の後任にはジルマル・メ
ンデス現最高裁判事が就任、同判事の後任が必要となった。
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■バーレによるシストラッタ購入近し(3月13日)

バーレ・ド・リオドッセ社によるシストラッタ社購入の商談が煮詰ってきた。
現在の世界における鉱産会社の売上はBHPが475億ドル、バーレ322億ドル、
リオチント297億ドル、シストラッタ285億ドル、アングロアメリカン255億
ドルの順番であるが、バーレとシストラッタの購入が行なわれれば、新会社の
収入は322億ドル+285億ドル=607億ドルにて世界第一のマンモス企業、第
二がBHPの475億ドル、第三がリオチントの297億ドルの順になる。

シストラッタの活動している範囲は北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパを始
めとし、それ以外はオーストラリア、アフリカ南部のみであるが、バーレの活
動範囲は更に広く、日本から韓国、中国を含め、東南アジアからインド、アフ
リカ中央部に掛けてと範囲が広いのが特徴である。純益に関してはバーレ118
億ドルにシストラッタの55億レアルが加わり、173億レアル、新たにバーレの
進出国となるのはスペイン、フィリッピン、パプア・ニューギニア、ドミニカ
の4カ国が加わり、合計31カ国となる。
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■中銀、資金需要は旺盛、金利は上昇(3月14日)

中銀は金融政策委員会COPOMの報告書において「一般物価は更に上昇し、4月
には金利は更に値上がりする見込み」との選択を発表した。この中銀の意見に
基けば、利息は上昇する見込みはあっても、低下するとは考えられず、デルフ
ィン元蔵相は「中銀の思考は行き過ぎの感じが強く、ブラジル経済は5%から
6%程度の成長能力を有しているが、例えば、月収R$3,000を受取るサラリー
マンの場合でも、政府は遠慮なく、27.5%の税率を適用し、所得税を天引きす
る。しかし、このような超保守主義的な政策では4.5%以上の成長を示すのは
不可能であり、中期的に見て、見捨てられたインフレを継続せざるを得ないと
思う」と中銀政策を批評する。
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■ブラジル、科学技術面で南米にて最低水準(3月14日)

ブラジルにおけるコンピュータ使用数は上回っているものの、社会経済などの
点で近接するアルゼンチン、メキシコ、コロンビア、チリなどと比較して情報
通信面での遅れが非常に目立っている。「このために電算機の普及状態では近
接諸国と肩を並べる程度に達しても、その利用度が下るために、効率面におい
て半減し、ラテンアメリカの中で最低水準となってしまう」というのが専門家
の意見である。
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■肥料工業、20億ドルを投資し輸入を減ず(3月14日)

肥料業界では、特に燐酸生産に関して、消費するよりも2/3程度を余分に輸
入する騒ぎを起していたが、今後はフォスフェルチル、ブンゲおよびコペルブ
ラスは生産計画を樹立し、20億ドルを投資し、主として生産を統制させること
に決定した。
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■伯国の中産階級、南米にて最高の所得税負担(3月14日)

ブラジルの所得税は南米7カ国中で最も高額であるという。これはアーネスト
&ヤング社の計算に基づくもの、例としてR$2,743の給料を貰うサラリーマン
に関して計算した場合、最低はボリビアの13%、平均15%程度であったが、ブ
ラジルの場合は最高の27.5%の割引率に達していた。
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■年代と共に学力低下の学校教育(3月14日)

サンパウロの州立中学校3年生180万人を対象としての学力試験を実行した結
果、05年には算数63点、国語48点であったのが、07年には算数71点、国語40点
と上下した。算術の点数減退は数学基本概念の教育不足によると思われ、この
点に関しての開発が望まれる。
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■米国準備、ベア・スターンズ銀行を救済(3月15日)

アメリカで5番目の投資銀行、ベア・スターンズ銀行の調子が怪しくなり、
連邦準備およびJPモーガン銀行が救済に入った。ベア・スターンズ銀行はアメ
リカの投資銀行としては第5番目、第一位のモーガン・スタンレイ銀行の全資
産1兆1,210億ドルに比べて3,500億ドルと規模は約1/3と小さく、連邦準
備のベルナンケ会長は「これで心配なし」と宣言したが「これが破局の開始で
ないか」と心配する者も多い。Wブッシュ米国大統領は「我が国の経済は困難
な状態にあり、消費はインフレを招くとも考えられる」と語り、ルーラ大統領
は、中銀の金利引上げに対し、不満の意を表明した。

なお、NYのダウジョーンズは1.60%、ナスダックは2.26&の下げ、サンパウロ
株式市場は0.46%の下げ、なお、ナスダックは-2.26%、ダウジョーンズは
-1.60%、東京-1.54%、ドイツ-0.75%、メルバル-1.52%にてIBOVESPAは
-0.46%。
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■聖州の炭酸ガス放出は5社が60%(3月15日) 

サンパウロ州および環境省の発表によると、サンパウロの工業炭酸ガスの廃棄
量は年間に3,800万トンを放出しており、その49%、1,850万トンは燃料の消
費、残り51%は工業生産によるもの、最も炭酸ガス排気の大きいのは製鉄所1
社が14.7%、石油化学1社が9.6%、精油所3社が6.6%にて全排気量の
30.9%を廃棄し、地区にある329社中の100社が廃棄される炭酸ガスの98.2%
の責任を有している。
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■自動車工業、モーター製造に走る(3月15日)

自動車工業は現在のブラジル工業の中心にある工業の一つであるが、自動車を
製造するにはそのエンジン製造が並行して展開されなければならない。暫らく
間、車体の製造に焦点が当り、其の方の展開が進められたが、いうまでもなく、
自動車にはエンジンを必要とし、フォルクスとフォードは現体制の維持により、
何とか間に合わせる積りであるが、フィアトでは本年度の増大する自動車生産
にエンジンを確保する目的にてサンタカタリーナ州にてトリテックという会社
を6月に購入した。GMは来年の増産計画にサンタカタリーナにてエンジン工場
新設も含める予定と各社とも準備している。フォルクスはサンカルロス(SP)
のモーター工場の拡張に1.23億レアルを使用する予定。
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■サンパウロ動物園、開設以来50年(3月15日)

サンパウロの動物園は1958年、ジャニオ・クアドロ市長時代に開設されたもの、
本年にて50年を迎える。動物園の広さは9,000平方メートル、動物は3,228匹
にて、ラテンアメリカ最大、鳥類181種、哺乳類95種、爬虫類75種などを擁す
る。設立以来の入場者7,500万人、昨年2007年のみで140万人、840万レアル
の入園料であった。主なスターは58年の市会議員選挙に最高点で市会議員に当
選したが採用に断られた犀のカカレコを始めとして、最年長の河馬のテテアラ
(43才)、象のテレジッタなど。
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■商品相場値上りで収入1,100億ドル(3月16日)

本年度の商品相場は上向いており、例えば、大豆の相場はこの12ヵ月に82%上
昇などの好調を極め、この調子が続くならば、07年度の物品輸出750億ドルが
上昇し、1,000億ドルとなると確実視される。

農業関係では、何といっても大豆の高値、現在の相場は昨年度より82%の高値、
更に鉄鉱は65%の値上り、これら物品市場の値上りは中国およびインドを始め
とする中進諸国の経済発展に基くものであり、大豆と牛肉の07年度実績580億
ドルが本年度は740億ドルに達することは確実視され、これらの物品市場の好
調は連続して第7年目に入る。農業関係の輸出に関しては、大豆162億ドル、
しかし、好都合に市場が推移すれば200億ドルの収入も期待できる状態。これ
に加えて、肉類136億ドル、森林資源103億ドル、砂糖アルコール89億ドル、
コーヒー47億ドル、皮革製品36億ドルなど、これにその他を含めて農村および
森林資源から620億ドルの収入が保障される。 

農産物以外の輸出で有望なのは鉄鉱石であり、昨年度の成績は170億レアルで
あったが、本年度はこれよりも40%増の246億ドルと予想する。この他に鉱物
輸出は銅が21億ドル、ニオビウム、13億ドルなどがある。
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■ブラジルの対岸、麻薬基地のギネ・ビソウ(3月16日)

ブラジルから大西洋を跨いだ対岸アフリカにギネ・ビソウという国がある。こ
の国は以前にブラジルからヨーロッパへの入り口として知られ、ポルトガル語
を国語としている。航空機ブラジルまたはコロンビア、船舶はブラジルまたは
ベネズエラがあり、ポルトガルまたはスペインとの間を結んでいる。この国は
人口150万、国民所得は3億ドル、ポルトガル領土であったが、1974年に独立
した。しかし、産業はなく、貧困度は世界で175番目、国民所得は年間一人当
りUS$229の世界でも最も貧困な小国である。

この国の産業を例に取れば、第一は麻薬運送、経路はロバの背を利用する陸路、
あるいは危険を冒しての空路を利用してヨーロッパへ送り込む。これがコロン
ビア産麻薬のヨーロッパ向け輸出の60%を占めており、警察に挙げられる麻薬
は03年までは年間600キロ程度であったが、その後は約5倍に膨れ上がった。
ヨーロッパで年間消費されるのは国連の推定によれば年間約40トンといわれる。
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■アマゾン奥地のベロモンテ発電所(3月16日)

アマゾン奥地、パラー州に設置予定のベロモンテ発電所の可否が議論されてい
る。新設されるベロモンテ発電所はシングー河に建設されるが、これは同じア
マゾン地域に建設されたツクルイ発電所と非常に設計が異なっている。以前に
設計され、84年から使用されたシングー河のツクルイ発電所は発電量8,370メ
ガワット、これに対して、今回設計されるトカンチンス河のベロモンテ発電所
は11,182メガワットと発電量も異なるが、それよりも、河の使用性質が異なる。

先ず、第一の相違は湖水の広さでツクルイの方は3,000平方キロ、ベロモンテ
の方は440平方キロとツクルイの方は約7倍の広さ、平方キロ当たり発電量は
ツクルイの平方キロ当り2.79MWに対し、ベロモンテは25.4MWと約1桁の相違が
ある。発電量はツクルイは総発電量8,370MWに対し、使用する電力は26%の
2,200MW、ベロモンテは総発電量11,182MWに対し約10%の1,100MWしか使用し
ていない。なお、環境問題調査書7月末までに提出、入札は2009年の予定。
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■米国再割引金利、0.25%下げ3.25%(3月17日)

アメリカの中央銀行である連邦準備は再割金利を0.25%引き下げ、3.25%とし
た。これによって沈滞した景気を建て直し、経済を再生させるのが、今回の措
置の狙いと思われる。連邦準備局は次第に強力な手段を使用して、強力な金融
市場の復活を図ろうとしている。だが、成功するであろうか。ゾエリック世銀
総裁は「アメリカは不況の方向に進んでおり、ヨーロッパは金融混乱の最中、
開発途上の兆しが少なく、行き先が判らない」と語ったが、このように、今回
の金利引き下げが効果的に回復をもたらせるか否かは現在の時点では疑問であ
る。

なお、JPモーガン・チェス銀行はベア・スターンズ銀行の株式一株を2ドル、
総額2.36億ドルにて購入、この株式は46%の値下りを見ており、連邦準備は銀
行救済の目的で300億ドルの基金設定を承認した。
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■ポン・デ・アスーカルの創立者亡くなる(3月17日)

ブラジル最大の国産スーパーであるポン・デ・アスーカル創設者バレンチン・
ドス・サントス・デニス氏が聖市アインシュタイン病院にて94才にて亡くなっ
た。同氏は1948年にポン・デ・アスーカル菓子店を始めとし、59年にスーパー
を開設、68年には40支店に拡大、70年にはポルトガルにも支店を設け、71年に
はジュンボ名の支店網を開設する。73年はアンゴラ、75年にはマドリッドにも
支店を持ち、78年には236支店に発展、現在は18州に支店582店を有し、年間
売上176億レアルの国産資本として最大のスーパーとなり、息子のアビリオ・
デニス会長の指揮の元に、ブラジルのスーパー業界の首位の座をフランス資本
のカレフール、アメリカ資本のワルマルテと争っている。
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■ヨーロッパ勢、ブラジルの電力に投資(3月17日)

ブラジルの新規電力源産業が資本家の関心を呼んでいる。例えば、ブランス資
本のアレバ・バイオエネルギーは30MWまでの小型水力発電所を作成する会社で
ブラジルの電力の2%程度の設備を受け持っており、生物系のゴミ(バイオマ
ッサ)が主力。また、他のフランス資本のベルカン・エネルギーも同様の小型
水力および無公害資源利用の発電装置の会社、約8億ドル程度の投資で『綺麗
な火力発電』が可能。また、スペイン資本のフォルツニーは風力利用のエネル
ギー製造、南リオグランデ政府と組んで5億ドルで風力発電所の建設を請け負
った。この他に、ポルトガル資本のEDPエネルギーは生物的なゴミ利用、また
は小型水力発電所の設計が主力。フランス系のベルカンは小規模の水力発電8
億ドルなどが名乗りを上げている。
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■南聖の鍾乳洞、長期に渉り閉鎖したまま(3月17日)

サンパウロ州のレジス・ビッテンコート街道を下れば南聖地方、レジストロ市
の近くにブラジルで一番大きいといわれる鍾乳洞カベルノ・ド・ジアボ(悪魔
の洞穴)がある。可成りの面積であるが、大抵の人達は最初の数百メートルし
か知らない。最近の新聞記事に寄れば、殆ど、見に来る人がいないので、250
人ほどいた案内人も姿を消し、洞窟の入り口を閉鎖、現在の処、再開する予定
はないといわれる。尤も、人が行かないのは、管理と宣伝不足に起因すると思
われているらしい。
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■更に崩壊したアメリカ金融市場(3月18日)

3月17日、又しても金融界に嵐が吹き荒れた。ニューヨーク市場のダウジョー
ンズは0.18%の上げを維持したが、S&Pは-0.90%、ナスダックは-1.60%。
他の市場は東京の日経-3.71%に始まり、香港-5.18%、ドイツのDAX-4.18%、
フランスのCAC40は-3.51%、イギリスのFTSEは-3.86%、アルゼンチンのメ
ルバルは-2.84%、ブラジルのIBOVESPAは-3.19%といずれも大きな下げであ
った。主要会社の株式を例として挙げれば、ドイツのシーメンス-17.1%、日
本の新生銀-11.3%、日立-8.5%、アメリカのGM-7.2%、シティ-5.9%、ブラ
ジルのバーレ-6.1%、ペトロブラス-5.3%。

この株価値下げに関して、Wブッシュ米国大統領は「米国政府は危機を避ける
ために出来得る限りの手を尽した」と述べた。即ち、3月11日、国庫証券によ
る2,000億ドルまでの融資を実行、不足する場合は他の証券をも認めると宣言
した。更に14日には、即ち、JPモーガン・チェス銀行は米国連邦準備理事会
FEDの窓口となり、米国第5位の投資銀行ベア・スターンズ銀行を救済する、
16日には直接金融枠を設定、また、再割金利を3.50%から3.25%に引き下げる。
このアメリカの金融危機は金融機関が貸付先の信用状態を充分に調査せずに貸
付けたのが発生原因。顧客は住宅を保障のために抵当としたが、アメリカの経
済が傾き、住宅の価格が貸金よりも低下し、保障にならなくなったのが原因で
ある。

この日のサンパウロ株式相場BOVESPAは前日61,990に対し本日は60,011と
3.19%の下げ、為替相場は17日の商業ドルR$1.713に対しR$1.726と0.76%の
価値切下げであった。
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■ブラジルの準備金は途上国中では最善(3月18日)

ブラジルの年末の準備金は1,803億ドル、06年12月の855億ドルに対して2.1
倍の手持ち、1月末1,875億ドルよりも若干の増加を見ており、他の国々と状
況を比較して、ブラジルの資金運用は上手く行っているといえる。

これに対し、アルゼンチンの年末準備金は461億ドル、06年12月の309億ドル
よりも1月は476億ドルにて好転。チリは年末には169億ドル、06年12月の
193億ドルよりも好転、1月も169億ドルと変わらず。

中国は年末には1,528億ドル、06年12月の1,068億ドルよりも増大した。イン
ドは年末2,753億ドル、06年12月の1,992億ドルよりも好転、1月の資料はな
し。ロシアは年末4,764億ドル、06年12月の3,037億ドルより可成り悪化、1
月には4,794億ドルと元に戻る。
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■88%の給料合意はインフレ以上(3月18日)

本年度給料の調整はインフレINPC以上の調整率という場合が多く、工業の場合、
94%がインフレ以上、4.5%がインフレと同率、1.5%がインフレ以下との比
率であった。商業では85%はインフレ以上、10%がインフレ率、5%がインフ
レ以下。インフレ以上の調整では87.7%、率の調整が8.3%、インフレ以下の
調整率が4.0%であった。
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■海外居住イタリア人は18人の議席を有する(3月18日)

イタリアの選挙法に基くと、ブラジルに居住する、あるいはイタリアに在住す
るブラジル人はイタリアの国会議員選挙に投票する権利を有している。但し、
投票は義務的でなく、任意である故、投票の意思のある者は登録する必要があ
り、例えば、この4月10日の選挙に関してなら、26日までに郵便局に選挙投票
票を送付する義務がある。今回のイタリア選挙では国会議員の定員は上院314
人、下院630人、この中で外国居住のイタリア人は上院議員6人、下院議員12
人を選出することになっており、移民の票は可成り有力である。
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■米国連邦準備、金利0.75%引き下げ2.25%へ(3月19日)

今月の米国連邦準備は今までと異なり、金利を0.75%と大幅に引き下げ、
2.25%というマイナス金利とした。現在の米国のインフレは2.30%であるので、
連邦準備金利は実質的にマイナス0.05%となる。この大幅の金利引き下げによ
って、低下していた世界各地の株価指数は一斉に価格を引き上げに転じ、
NASDAQは4.19%、ダウジョーンズは3.51%、ロンドンのFTSE100は3.54%、パ
リのCAC3.42%、フランクフルトのXESTRADAXは3.41%、東京の日経は1.50%の
値上りにて、サンパウロのIBOVESPAは3.19%の値上りを示し、低下したのは上
海の3.96%のみであった。
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■サマース前財務書記長「今回の不況は深刻」(3月19日)

アメリカ経済は投資銀行の破綻に加えて、石油価格の高騰と相次ぐ問題点の拡
大によって深刻化している。これに関してアメリカの国庫長官パウルソン氏は
「アメリカ経済は強烈な不況の状態にあり、ベア・スターンズ投資銀行の救済
に追い捲られているが、当局はこの影響を最小減に食い止めるように努力中、
我々は市場に大きな信頼を寄せている」と語り、この影響を最も受けると想像
されるブラジルのルーラ大統領は「通貨危機は98年当時よりも30倍も大きいが、
ブラジルは危機に対処する方法を知っており、何らの心配もない」と述べてい
る。

しかし、米国クリントン政権当時に米国国庫長官を務めていたラリー・サマー
ズ氏は「今回の景気後退はアメリカ経済の深部から発生したものであり、根が
深い、何とか、衝撃を縮小する方法を懸命になって探している」との見解を発
表しているのが気に掛かる。
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■ブラジルの求人、昨年9月に近付く(3月19日)

ブラジルにおける公式の求人活動は昨年12月には31.9万人減と年末の求人停止
状態を表わしていたが、1月には14.3万人増、2月には20.5万人増の増加とな
り、平常の状態、というより、03年以来で最上の状態となった。分野毎に示せ
ば、サービス業は7.44万人にて昨年度より18.5%増、商業は1.38万人、17.3%
増、工業は4.68万人、52.0%増、建築は2.75万人、99.3%増、農牧は2.52万人、
14.9%増の成績であった。
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■バーレ、6.2万人と新規の雇用契約(3月19日)

バーレ・ド・リオドッセ社はこの土曜日、3月22日から6.2万人を新規に採用
する予定。但し、これはブラジルのみでなく、世界各地にての話、バーレ.ド.
バーレ.ド.リオドッセ社は世界中、即ち、ブラジルを始めとして、アメリカ
リア、イギリス、オーストラリア、カナダにおいて、今後の5カ年間に6.2万
人と契約しなければならない状態に置かれている。

同社は現在、6万人の従業員を有し、その中で4万人は勤続17年以上、2万人
は勤続7年以下の職員であるが、この間の従業員が不足しており、この間に相
当する手腕・力量のある職員を探しているが見当たらず、空白のままにて過し
ている。これは当社の人事政策の失敗というべきもの、致し方はないが、今後
のことを考え、何とか空白を埋めようと人事政策を考えているという。
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■アマゾン河上流、インジオ部落に麻薬浸透(3月19日)

ブラジルのアマゾン河の上流、ソリモンエス河の国境、ブラジル側のタバチン
ガ、ペルー側のレチシア付近のインヂオの間にコカインが侵入し、問題となっ
ている。麻薬は主としてソリモンエス河を通じて運ばれ、これがソリモンエス
上流の230部落、5.4万人のインヂオの間に普及しており、タバチンガのイン
ジオ国立基金FUNAIのせシリオ長官を悩ましており「私の見積もりにより、こ
の4年間に麻薬がソリモンエス河に沿って随分普及し、種々の問題をもたらし
ている。この地には、ペルーおよびコロンビアの双方から流れ込み、リモンエ
ス河を通って運び出される」と語った。なお、この国境付近に住むインジオは
5.4万人程度、その中で3.7万人がチクナ族に属する。
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つきましてはご了承下さい。)
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