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Brazil Today

発行日時: 2008/2/14

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BRAZIL TODAY                                             2008/02/18(346号)
ブラジル・南米の政治経済ニュース              (毎週配信。購読無料)
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為替(レアル/円)、2月13日現在 R$1=\61.97
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■サンパウロ株式市場、本年3度目の暴落(02月07日)

月6日、またしても、サンパウロ株式市場は本年3度目の暴落、聖市証券市場
指数BOVESPAは61,079にて開始されると同時に59,000台に下降、その後も冴え
ず、終り値は58,968、一日の下げ3.46%にて一日を終えた。この日の相場はロ
ンドン+0.13%、パリ+0.83%、フランクフルト+1.22%、メキシコ+1.38%
と上昇した市場もあったが、日経-4.70%、ナスダック-1.33%、ダウジョー
ンズ-0.53%、アルゼンチンのメルバル-0.74%は下げに終る。
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■欧州向け牛肉輸出から2,081農場を除去(02月07日)

政府は先日発表したヨーロッパ向け牛肉発送の農場を除外せざるを得なくなっ
た。これは欧州向け牧牛所有者2681農場の内2081農場が、輸出書類の不備、納
税番号の不足などによって、不適切として輸出リストから除外されたためであ
り、合格適格の600社のみの牛肉を発送するという。しかし、農業牧畜協会
CNAではこの政府決定に対し、疑惑の目を向けており、協会の家畜関係裁判を
取り扱うノゲイラ所長は「政府は2,681農園全部を停止するか開放するかのい
ずれかにしなければ理屈が合わない」との意見であった。
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■大統領室職員、10人で360万レアルを費消(02月07日)

ルーラ氏の大統領室に属する10人の職員が信用カードによって年間366万レア
ルを消費した。支払内容はルーラ大統領およびメンバーの旅費、大統領公邸の
修理費、大統領およびその夫人の経費などが支出内容であるが、多過ぎるよう
に思われ、また、他にも大統領府に属する154人の公務員がカードを利用して
支出しており、ヂルマ官房長官は「憤慨に耐えず」と激怒していた。
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■米国大統領選挙、民主党はヒラリー夫人とオバマ氏の対決(02月07日)

現在までに得た情報に基けば、アメリカ大統領選挙の予想は、民主党はヒラリ
−・クリントン夫人とバラク・オバマ氏の対決、共和党の方はマック・ケイン
氏優勢に競争相手はミット・ロムネイ氏、マイク・ハカベエ氏、ロン・パウル
氏という形にて両党の大統領候補者が決まる。なお、アラブ諸国はオバマ氏を
支持、イスラエルはヒラリー夫人を支持している。
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■リオチント、BHPの提案を拒絶(02月07日)

鉱山会社リオチントは競争相手のBHPビリントンにより提案された1,474億ド
ルの購入を拒絶した。理由は提案されたBHPの3.4株に対するリオチント1株
の比率では引き合わない故という。なお、最初の提案はBHPの3株に対しリ
オ・チント1株の比率であり、最終決定は株主の意向にあると述べる。
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■アングラ沖のツピー油田、300億バーレル(02月08日)

アングラ・ドス・レイス沖のツピー油田は今までに知られた埋蔵量120億バー
レルでなく、300億バーレルに達することが判った。この調査以前にはサント
ス沖130キロにあるメシリョン油田は17億バーレルから100億バーレルと見当
を付けられていたが、イギリスのBG社による調査では今回は更に増大し、120
億バーレルから300億バーレルという。発見された場所はサントスに続くアン
グラ・ドス・レイス沖、海岸から280キロ程度の地点、海面下2キロにて海底
に達し、5キロから7キロ下方に石油層があり、推定埋蔵量は50億バーレルか
ら80億バーレルに達する。

世界における石油埋蔵量はサウジ.アラビアの2,643億バーレルか最高、続い
てイラン1,375億バーレルからイラク、クエート、アラビア、ベネズエラがあ
り、第7位がロシアの795億バーレル、第17位がブラジルの122億バーレルで
あるが、この埋蔵量が加わるならば、第11位のアメリカの299億バーレルより
少ないが、カナダの171億バーレルを超える世界第12位の埋蔵量に達すると予
想される。

なお、世界の07年における会社別売上高は、第一位が中国石油7238億ドル、第
2位がEXXON(米)5,118億ドル、第3位GE(米)3,747億ドル、第4位が中
国モービル(香港)3,540億ドル、第5位がICBC(中国)3,384億ドル、第6
位がマイクロソフト(米)3,330億ドル、以下はガスプロム(ロシア)、シェ
ル(オランダ)、AT&T(米)、シノペック(中国)にて第11位にペトロブラ
ス(伯)2,417億ドルとなる。
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■開発銀行、昨年度の融資650億レアル(02月08日)

開発の昨年度融資総額は648.9億レアル、部門別では農牧49.9億レアル、工業
264.5億レアル、インフラ機構256.3億レアル、商業およびサービスに78.2億
レアルであり、承認された主要インフラ機構プロジェクトは、農業51.6億レア
ル、工業381.7億レアル、下部組織456.5億レアル、商業およびサービス業
97.7億レアルの総計987.5億レアルであった。主要下部組織への融資は、東北
西南送ガス管GASENEに40億レアル、ウルクー・マナウス送ガス管25億レアル、
テレフォニカ網拡張近代化20億レアル、エストレイト水力発電27億レアル、シ
ャペコ水力発電16億レアル、シンプリコ水力発電10億レアルなどである。
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■外国資本、金融市場から65億レアルを引き出す(02月08日)

本年1月に外国資本はサンパウロ市場から65.3億ドルを引き出し、残高は23.6
億ドルのマイナス残となった。昨年6月に165.6億ドルの残高であったのに対
し、189.2億ドルが引き出され、残高が23.6億ドルとなったのは大きく、その
後の進展が案じられる。
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■ルーラ大統領、外遊準備のカードを調査(02月08日)

年末の政府において、大統領府の経費予算の余裕がなくなったのに、更に経費
支出が必要になり、ルーラ大統領の旅費を捻出するべく、小切手を操作して資
金を捻出した形跡が残っているといわれる。その他に散在する個人への付け直
しなど、管理部のカード使用の用途405万レアルに関して管理部では調査する。
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■二ローポリス、6年間に5度の優勝獲得(02月08日)

ニローポリスのクラブ、ベイジャフロールはリオのマルケス・デ・サプカイ演
技場におい400点満点の中で399.3点を獲得し、6年間に5度、悠々と13回目
のカーニバル優勝を手に入れた。次点はサルゲイロで398.0点、第三位はグラ
ンデ・リオにて396.9点であった。これに対し、哀れを留めたのは老舗のマン
ゲイラで得点393.9点、終りから第三位、14年間にての最低を記録したが、辛
うじて漸く陥落を免れた。なお、サンパウロの優勝チームであるバイバイの旗
手、バルキリアさんは過労のために、直後に入院した。
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■株式市場、1月は世界中で5兆ドルの損害(02月09日)

本年1月は世界中に吹き荒れた不況風邪にいずれの株式市場も大痛手を蒙り、
中国のマイナス21.4%を始めとして、ロシア-16.1%、インド-16.0%、ドイ
ツ-13.7%、フランス-12.3%、台湾-11.0%、イギリス-8.9%、ブラジル
-8.6%、アメリカ-6.1%、日本-4.5%、メキシコ-1.9といずれも下向き、世界
中で5.2兆ドルと言う損害を株式市場にもたらせた。
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■ブラジル工業、国内需要で6%の成長(02月09日) 

07年の工業実績は05年の3.1%、06年の2.8%という2年続きの低成長の後を
受けた07年の6.0%、特に12月は6.4%という高度成長を見たが、それでも一
昨年12月と比較すれば0.6%低い水準に過ぎなかった。

各部門別では、資本財は06年の5.8%増に対し07年は19.5%という高度成長を
示したのに対し、中間財は2.1%に対し4.8%、耐久財は5.8%に対し9.2%
という成績、消費財および半耐久財は2.7%に対し3.3%の成長に留まった。
業界別では機械設備17.7%、同社15.5%、情報機器14.4%、電気器具14.0%、
運送器具13.9%との高成長。これに対し、鉱産業6.8%、金属工業5.8%、プ
ラスチック工業5.9%は余り成績が上らなかった。

ブラデスコの経済分析家はその報告書において「工業の成長は上半期には非常
に強烈なものがあったが、下半期に入り、製造業全体に給料水準の上昇が緩や
かになったなどが原因となって、年間上昇が6.0%に留まらざるを得なくなっ
た」と指摘、また、LCAコンサルタントのボルジェス氏は「米国経済の不活発
が主因となって経済成長が下った」との意見。地理統計研究所IBGEのサーレス
氏は「この成長鈍化は生産の山が9月に先行した貯めであり、別に12月になっ
て昨年より減少したためではない」と語り、産業開発研究所のゴメス・ダ・シ
ルバ会長は「ブラジルは工業生産6%増を祝ったが、そのような小手先の振興
ではなく、更に根本的なインフラ機構の整備が必要と思われる」と述べた。
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■政府の秘密支出、急増して昨年3576万レアル(02月09日)

一国の政府となれば、如何にして表面に出したくない勘定もある。しかし、こ
れらが増大するのは望ましいとはいい難い。04年に政府が支払った秘密勘定は
424社に対して1694万レアルであったのが、05年には492社2,099万レアル、
06年には465社2,501万レアル、07年には607社3,576万レアルと急成長、4
年間に9,871万レアルに達した。

何故、このように秘密に処理しなければならない勘定が成長したのか、このま
ま成長を続けるならば、膨大な額に達すると思われる。だが、管理を厳重に行
なうとの動きは見られておらず。なお、連邦政府ではなく、野党PSDPの支配す
るサンパウロ州政府ではカードによる28万レアルまでの支出に関して支払理由
の説明を要求している。
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■検察庁、聖州南部にて自然保護活動を展開(02月09日)

本年度のサンパウロ州の海岸地帯は降雨が多過ぎるために南部のイグアッペか
ら北部のウバツーバに至る155海岸中、半分以上の83海岸が海水浴に不適切で
あると判定された。同地方に行楽に出発する人達はこの点に注意を要する。

サンパウロ州の総検察庁南部のジュレイア自然保護地域に対する憲法違反に関
する取り扱いを開始、これらの付近、即ち、イタニャインから始まり、ペルイ
ーベ、ウナを経てイグアッペに至る間のジュレイア海岸は環境保護地帯として
指定されており、無断で伐採、山焼きなどの開発行為を禁ぜられているにも拘
わらず、違反行為を営む者が後を絶たず、摘発者には賞金を支払う手段を採用
し、取り締る。
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■企業と個人が収入の36%を税金に支払う(02月10日)

ブラジルは面積851万平方キロにてカナダ997万平方キロ、中国956万平方キ
ロ、アメリカ936万平方キロに次ぐ面積大の国、他の3国は砂漠あるいはとツ
ンドラを有するのに対し、ブラジルには密林はあり、凍土はない国である。鉱
物資源はアマゾンにある世界第一のカラジャス鉄鉱山その他に恵まれ、石油資
源は豊かではないが、昨年度は自給自足を達成した。

ブラジルの税制は中央政府が国民所得の24.46%、その昨年度の内訳は所得税
IR/CSLLにて6.97%、取引税CPMF、金融税CPMF、ITRにて1.74%、工業税IPI、
COFINS、PIS、PASEP、輸入税などにて6.68%、社会保障金INSS、退職保証金
FGTSなど給料関係負担金7.58%、その他諸負担金1.49%にて国税などの負担
24.46%。州政府に対しては流通税7.44%、自動車税IPVA0.57%など小計
9.63%。市に対してはサービス税0.74%、不動産税0.46%など小計1.83%にて
合計1.83%。

以上を合計すれば税金として35.92%であるが、さらにロイヤリティ0.67%、
延滞金および罰金支払0.46%が加わり、総計は37.04%。要するに国民が一生
懸命に働いて得た金額中、62.96%のみが懐に残り、この資金で生活し、貯金
しなければならないことになる。
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■耕地ヘクタール当りの価格R$3,860(02月10日)

フォーリャ・デ・サンパウロ紙が報道する農地の平均価格は東南伯125から
22,436ヘクタールの土地にてヘクタール当りR$7,205、南伯ではR$6,887、中
西伯ではR$2,983、東北伯R$1,708、北伯R$1,226にて、ブラジル平均価格は
R$3,860となる。これが1年前の07年1月には現在よりもR$584安のR$3,276、
更に2年目にはR$3,139であったという。
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■米国大統領選挙、オバマ氏とハカビー氏が優勢(02月10日)

アメリカの大統領選挙の得票予想は民主党のバラック・オバマ氏31%に対しヒ
ラリー・クリントン夫人14%にてオバマ氏が候補者になる予想。また、共和党
側はロン・パウロ氏が首位、次点はマイク・ハカビー氏、ミット・ロムニー氏、
ジョンマッケイン氏のいづれかとの予想であった。
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■FARC、欧州と米国向け基地にベネズエラ利用(02月10日)

コロンビアの革命軍はヨーロッパおよびアメリカ向け麻薬輸出にベネズエラを
利用しているのではないかとの風評が絶えない。このルートはコロンビアから
ベネズエラに入り、ここからカリブ海を経てアメリカへ、あるいはハイチまた
はドミニカを経てフロリダへのルートに入るものであり、盛況であるといわれ
る。
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■米国選挙、ヒラリー、オバマは互角の勝負(02月11日)

米国の大統領選挙にて、民主党はヒラリー夫人とオバマ氏は44.9%対42.0%と
互角の戦い、他方の共和党はマックケイン氏46.4%、ハッカビイ氏19.5%とマ
ックケイン氏はほぼ確定的である。これに対して、民主党のヒラリー夫人、オ
バマ氏の戦いは接戦状態が続いており、現在までにおける代議員獲得数はヒラ
リー夫人1,121名、オバマ氏1,118名、エドワルド氏26名とトップの両氏に票
は接近している。次ぎの対決は東部のコロンビア、メリーランド、バージニア
の五大湖畔のウイスコンシンに移る。
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■投資活動、その大部分はペトロブラス(02月11日)

昨年度の公共会社の投資399.7億レアル中で、73.4%の293.2億レアルは国内
投資、106.5億レアルは国外への投資であった。また、投資金額の中で生産関
係への投資は388.2億レアルと大部分を占め、金融面での投資は僅かに11.5億
レアルに過ぎなかった。しかも、生産面への投資中、ペトロブラスへの投資は
347.3億レアルと94.6%を占め、それ以外ではエレトロブラス31.1億レアルが
大きく、この2社を除け場、残りは21.3億レアルしかない。
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■サフラ家、ポント・フリオ経営を手離す(02月11日)

リリ・サフラ夫人と息子のモンテベルデ氏は電子電気器具店のポント・フリオ
の経営から手を引くように決定。ポント・フリオは約400支店を有する小売店
であり、株主はサフラ家一族が70%、プロの投資家たちが10%、その他が20%
という株主構成の会社、本年中、更に60支店開設を計画している会社であるが
で、サフラ家としては管理を手放したい意向。コンピューター関係部品も1万
点あったのを4,000点ほどに縮小した。
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■パラグアイ側の麻薬栽培、手が出せず(02月11日)

南マットグロッソのアラル・モレイラから19キロ、パラグアイ側のカピトン・
バドでは約4,000頭の牛が飼育されているが、それより重要なのは麻薬の栽培、
年間に約1.2万トンが生産され、流通経路に流れている。この牧場は麻薬の親
分ベイラ・マルの情婦が出獄した後に支配下にした牧場、国境から74キロの地
点にある。この『金髪息子』と呼ばれる農場はコカイン製造年間に100キロと
推定されている。だが、国境の向こう側にあり、手の下しようがない。
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■会議の多過ぎるクリスチーナ大統領(02月11日)

隣国アルゼンチンでは、クリスチーナ新大統領は新任以来、60日間を過ぎよう
としているが、あまり公務に精出さず、就任の26日間は公務に関係のない仕事
に時間を取られており、その就業時間の18%が政治、16%が開所式などの儀礼
的な会議であり「家事の暇を見て公務を行なう」と26新聞社から批判されてい
る。
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■チャベス大統領、石油制限で米国を脅す(02月11日)

ベネズエラのチャベス大統領は「もし、EXXON石油がアメリカにおいてベネズ
エラ石油PDVSAの資産使用に関して勝利を得るならば、我が政府はアメリカに
対する石油輸出を停止する」と宣言し、脅かしを掛けた。
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■農務省、輸出適格農場を1/4に減らす(02月12日)

昨日のサンパウロ商工会議所FIESPの最高農牧委員会においてステファネス農
牧相の打ち出した方針は「ヨーロッパ向け生肉輸出可能の牧場を500から600
牧場程度へと極端に減少させ、この少数牧場にのみヨーロッパ向け牛肉輸出を
認め、この線に沿って300農場を選び出し、この条件で不足する場合には更に
範囲を拡大する」という。しかし、ここで問題となるのは、如何なる基準で農
場を選び出すかという基準。この選考基準、方法を如何に決定するかの問題が
生ずる。
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■肥料業界の寡頭化に政府が反対したが進行中(02月12日)

肥料会社ブンゲがブラジルに進出したのは1938年であるが、歴史が古いだけあ
って農薬散布にも可成り詳しいと思われる。サンパウロにおける肥料の使用は
一般的であるといえ、その供給はブンゲ52.30%、カルギル33.07%、フェル
チブラス12.76%、その他1.87%のシェアが示すように主要3社が市場を支配
しており、少数者支配、典型的な寡占業界といえる。これに対し、政府側では
ミナス州とパラナ州に更に1社づつを付け加えたい考えで種々の働きを掛け合
っている模様であるが、具体化していない。

過去における肥料業界の主な動きを示せば、92年にペトロブラスがフォスフェ
ルチルとウルトラフェルチルからフォスフェルチル社を創設、93年にはフェル
チフォス社が前述のフォスフェルチルを管理する。98年にはブンゲがIAPおよ
び竹中の一部を購入。また、セラナ、フェルチスル、エレケイロスを傘下に入
れる。99年にはブンゲがフォスブラジルを取得、またカーギルがソロリコを購
入、フェルチフスの23%を取得する。

2000年、ブンゲがマナー購入を発表、カーギルも肥料会社を購入する。これに
対し、2001年、大蔵省はブンゲによるマナー購入合併に対し、独占禁止法を適
用して、市場競争を阻害するものとして反対した。その後、03年/04年には
BUJNGEはFOSFERTILおよびFERTIFOSに出資、またモサイクも市場を拡大した。
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■ルーラ大統領、アマゾンへの貸付増加に反対(02月12日)

ルーラ大統領はアマゾン地方への貸付増加に対して反対の意向。もし、貸し付
けるならば、更に貸付条件を厳格にして苦情の出ないようにする意向。この会
議に出席したのは、ルーラ大統領、マリーナ・シルバ環境相、マンテーガ蔵相、
ミゲール・ジョルジ開発相、農業開発省田舎表、公立金融機関代表であった。
政府は民間業者が借入申請の許可以前に山伐りを行なうのに神経を尖らし、民
間銀行はこの点を調査した上で許可したのか否かを重視するという。
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■外食は家庭食に比し約45%高(02月12日)

昼食を外食にした場合、どうしても高値にならざるを得ない。これは昼食を外
食に頼る職員が常に感じている点であるが、昼食業者会ASSERTによっても確か
められた。聖市北部のある昼食業者の一回の経費を今までのR$11.32を1月よ
りR$16.48、値上がり率45%。食堂側の話に寄れば「もっと安くしたいが如何
ともし難い」と語る。
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■食費値上り率が低下し、インフレ下る(02月13日)

食費の価格上昇が停止したため、一月の消費者物価指数IGP-Mは0.42%、他の
物価指数もIPAが0.50%、IPCが0.16%、INCCが0.52%といずれも最低である。
小売市場で値上がりの著しかったのは玉葱12.36%、パパイア8.05%、大豆油
5.22%、フェイジョン4.93%、住宅家賃0.56%。値下りはリモン24.43%、唐
辛子21.26%、西瓜13.15%、じゃが芋5.87%、トマト3.85%。
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■イタウ銀行、銀行歴史中の最高利益(02月13日)

イタウ銀行の昨年度利益は84.7億レアル、一昨年度の利益43.1億レアルの殆ど
倍増となった。いうまでもなく銀行利益として最高記録である。貸付は一昨年
よりも36.2%増の1,276億レアル、資産勘定は40.6%増の2,949億レアルに過
ぎなかったが、利益は殆ど倍額の96%増。貸付の伸びは36.2%増、純資産は
22.9%増。なお、民間第二はブラデスコで80.1億レアル、第三はサンタンデル
に18.6億レアルであった。
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■牛肉輸出、大豆を超える盛況(02月13日)

ブラジルの肉類輸出は大豆を抜いて好調、1月の肉類輸出は25.5%の上昇によ
って大豆の複合輸出6.78億ドルを超え、前年度よりも94.6%増の8.98億ドルに
達しており、更に副産物を総合すれば、ノゲイラ伯国農牧協会長の発言では
「現在のブラジルは世界中で唯一の牛肉生産国となった。トウモロコシも大豆
も牛飼育の飼料であれば、ブラジル国内で肉に変えてから輸出すれば良い」が
語った。
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■連邦貯蓄金庫、ポウパンサ適用金利を引下げ(02月13日)

連邦貯蓄金庫CEFはポウパンサ預金の資金を利用して不動産を購入する場合、
金利負担を減少すると決定した。即ち、13万レアルに満たない不動産購入に対
して、CEFの新利子率は年率9%であったのを8.4%までに引き下げる。また、
13万レアルから20万レアルに対しては年率10.5%を9.5%、20万レアルから35
万レアルに対しては11.5%を10.5%、35万レアル以上に対しては12.5%を11%
とする。僅か年に1%あるいは1.5%の差額であっても長期間の融資であれば、
その差額は大きなものとなる。
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■コロンビア内戦とブラジルへの影響(02月13日)

ブラジルの北にあるコロンビアでは既に半世紀に渉り、内戦が継続している。
相手は第一にコロンビア革命軍、FARCにて60年代の初めに創設されたもの、勢
力葉1.6万人程度、この他にキューバ的な思想に基く解放軍ELMという左翼的
な団体があり、3,000人程度の軍を有している。他方では、コロンビア自営軍
AUCと言う右翼ゲリラがあり、これに属する兵士は約3万人といわれる。

これらコロンビア・ゲリラとの主な接触点はアマゾン河のコロンビアとの国境、
ブラジル側のタバチンガ、コロンビア側のレチシア、両市は町の中央を通る街
路が国境という町である。この他の接触点はブラジル・コロンビア・ベネズエ
ラの国境点に近いサンガブリエル・ダ・カショエラの2ヶ所。このコロンビア
の内戦はすでに半世紀を経過し、4.5万人の犠牲者を出しているが、終る気配
は全くない。
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■サルコジ、ルーラ両大統領、オヤポケにて会談(02月13日)

フランスのサコルジ大統領とブラジルのルーラ大統領が仏領ギアナの国境の町
オヤポケにおいて会談した。主題はギアナに住む不正規ブラジル移民891人を
如何に取り扱うかに始まり、数万人と見積られる不法移民など、フランス技術
によってブラジルにて潜水艦を製造しないかとの話が交換された。
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つきましてはご了承下さい。)
発行者: 大岩國男
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