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Brazil Today

発行日時: 2008/1/31

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BRAZIL TODAY                                             2008/02/04(344号)
ブラジル・南米の政治経済ニュース              (毎週配信。購読無料)
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為替(レアル/円)、1月30日現在 R$1=\60.24
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■不安定な株式、聖市・欧州は下げ、NYは上げ(01月24日)

株式市場は不安定な状態が続いている。1月23日の相場は、ロンドン-2.28%、
フランクフルト-4.88%、サンパウロのBOVESPAが-3.32%と下っているが、
ダウジョーンズは2.50%高の12,270にて相場を締めた。なお、メイレレス中銀
総裁は「アメリカにおける経済危機が国民所得の計算に及ぼす影響は些細なも
の、さほど、気に掛ける必要なし」と語った。

1月中旬からのサンパウロ市場の動きは14日62,187、15日59,907、17日57,036
と降下、18日には57,506とやや持ち直すも、21日には53,709と下り、22日には
56,097、23日には54,234にて閉める。世界の動きは日経+2.04%、ナスダック
+1.05%、ダウジョーンズ+2.50の上げに対して、フランクフルト-4.88%、
パリ-4.25%、ロンドン-2.28%、と上下が混在する。
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■石油価格、US$87にて更に下る傾向(01月24日)

ニューヨークにおける石油価格は本年初めにUS$100の記録に達した後に下降を
開始、1月23日にはUS$86.99になった。相場の有識者の意見に基くと、更に下
り近い内にUS$80程度となる見込みといわれる。なお、過去1年間の石油業者
の取引金額は中国石油が第一にて7,232億ドル、EXXONが第二で5,119億ドル、
ロシアのGAZPROMが第三の3,320億ドル、第三位がオランダのロイヤルダッチ
シェル2,646億ドル。以下、第5位に中国のSINOPECが2,495億ドル、第6位
にペトロブラスが2,417億ドルと現われる。以下はBP(英)、TOTAL(仏)、
BHPビリトン(豪)、CHEVRON(米)の順。
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■金利、中銀は11.25%、上昇の可能性(01月24日)

中銀は再割り金利を11.25%にて3週間に渉り動かしていない。月間貸付金利
は個人向け金融は商業貸付5.93%、クレヂットカード10.34%、特別小切手
7.61%、消費者金融2.92%、個人貸付(銀行)5.21%、個人貸付(金融会社)
11.1%。法人向けは流動資金3.83%、手形割引3.36%、小切手割引3.65%、保
障付き貸付5.35%。
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■伯国カレフールの売り上げ40%伸び(01月24日)

伯国カレフールの2007年度売上は10%増の256億フラン(673億レアル)に達
した。特に第四四半期の55億フランは前年度より53%増と言う素晴らしい成績、
これは年末のクリスマスとお正月が連休続きということがあったにしても、喜
ばしい成績といえる。
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■大統領府、アマゾン伐採進み、警戒警報を発す(01月24日)

本年度のアマゾン伐採面積は8月から12月までに3,233平方キロ、州別ではマ
ットグロッソが1,786平方。パラー州591平方キロ、ロンドニア533平方キロ、
その他307平方キロが主なもの。伐採された後の土地利用の最初は農場、後に
は牧場が多いと思われるが不明。但し、伐採面積は07年に1.12万ヘクタールへ
と縮小している。
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■政府、36地区にて原始林伐採を禁止(01月25日)

政府はアマゾン地方の36市町村の伐採を禁止した。面積は1,633平方キロ、こ
れはサンパウロ市の1,523平方キロとほぼ同面積に過ぎない。伐採禁止となっ
た市町村はマットグロッソ北部19市、パラー州西南部12市、ロンドニア北部4
市、アマゾーナス州1市の合計36市にて、これらの総面積は3,235平方キロに
達する故、本年度の伐採禁止面積は当該市町村の面積の約半分である。

ところで、過去の伐採の記録は、99/00年の18,226平方キロから18,165平方キ
ロ、21,238平方キロ、25,282平方キロと増加、更にルーラ政権になり27,379平
方キロとなったのが、広過ぎると制限が叫ばれるようになり、04/05年には
18,759平方キロ、05/06年には14,039平方キロ、06/07年には11,224平方キロ
と縮小、本年度は更に面積が減じ7,000平方キロと予定されていた。なお、実
際はこの面積の約10倍の14,000平方キロが伐採されると予想され、この殆どは
届けられず、袖の下的な取り扱いとなると思われる。
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■選挙を控えて、65万人に奨励金支出を計画(01月25日)

連邦政府は選挙を控えて、65万人に奨励資金を与える公安市民計画を創生する。
この計画は無法暴力地帯に居住する若者、婦人に対して、反暴力団体を組織さ
せ、これに所属する者に対して選挙裁判所からR$100からR$400程度の資金を
与えようと意図するもの。野党の意見では「これは公共資金を利用した公然た
る選挙票の買収手段に過ぎず」と攻撃している。
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■失業者、02年以降の最低水準7.4%に下る(01月25日)

統計院IBGEに数字に基けば、労働市場は好転し始めており、昨年3月から5月
にかけて、失業率は10.1%の高率を保っていたのが、下半期に入り徐々に低下
し、10月8.7%、11月8.2%、12月には7.4%まで下り、これはいうまでもな
く、05年の8.3%、06年の8.4%よりも低く、また、年間平均でも05年9.8%、
06年10.0%を下回る。しかし、給料水準は03年のR$1,062から07年のR$1,143
になったとはいえ、02年のR$1,205に達してはおらず、失業率も03年の12.3%
から07年は9.3%に減退したというが「02年3月から12月までの平均は11.7%
の高率を維持していたのを忘れてはならない」とPSDB派のエコノミストは反駁
する。
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■中国国民所得、5年間連続で10%以上の成長(01月25日)

中国経済の上昇はいう間でもなく、永い間、成長が遅れていた。だが、このよ
うに急速には発展するとは、何人も予想できなかったと思う。94年から07年ま
での14年間の経済成長率は、最初の94年からの4年間は13.1%、10.9%、
10.0%、9.3%の超高度成長期、次の98年に始まる5年間は7.8%、7.6%、
8.4%、8.3%、9.1%の中だるみ、最後の03年から始まる再度5ヵ年の成長
は03年10.0%、10.1%、10.4%、11.1%、11.4%と07年に終る素晴らしい発展
振りであった。現在の中国経済の規模はUS$3.4兆ドルに達し、アメリカ、日本
に次ぐ大きさ、一人当り所得も17.2%も伸びて都市生活者US$1,900、しかし、
農村では15.4%しか伸びずUS$570に留まった。部門別国民所得は第一次産業
3.7%増にて3,990億ドル、第二次産業は13.4%増にて1.67兆ドル、第三次産
業は11.4%増にて1.33兆ドル。本年度は10.8%の成長を見込んでいる。 
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■ブラジルの就職戦線、無職の比率増(01月26日)

昨年度のブラジルの就職戦線は求職者192.7万人に対して就職者90.7万人、就
職率は47.1%にて102.0万人に職がなく、無職のままに一年を過したという。
労働省の国内就職システムSMEの資料に基づけば、03年には求職者156.0万人
に対し就職者84.5万人と54.2%の就職率であったのが、04年53.1%、05年
52.0%、06年49.5%となり、07年には47.1%と5割を可成り下回る結果となっ
た。職を求める者に満足できる職務と給料がなく、止むを得ず、意に沿わない
職に付いている状態といえる。
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■ゴム採り伯人、ボリビア側から追い出す(01月26日)

アクレ、アマゾーナス、ロンドニアの3州とボリビアが接するパンド地方ビ
ラ・エストレマの町付近はゴム採りのブラジル人とボリビア人との闘争の地、
数日前にもこの地でブラジル人達は在住の武装ボリビア人から立ち退き命令を
受取ったので、これを駐ボリビア大使に報告、善処を依頼した。1月23日、両
国の官憲はエストレマにて双方のいい分を聴取したが解決せず、未だにもめて
いる。
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■ブラジル鋼鉄生産1,570万トンに達す(01月26日)

種々の産業危機にも拘わらず、ブラジルの昨年度鋼鉄生産は3,380万トンとい
う記録的な数量に達し、一昨年よりも9.3%増、過去の最高である04年の
3,290万トンよりも2.7%を超過する成績を挙げた。伯国製鉄協会IBSのマル
コ・ポロ氏は「自動車生産に使用される薄版の生産が、07年8月の290万トン
を超える300万トンという最高に達した点が記録達成の主因、これに建築関係
の増産が加わった」と述べた。
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■マットグロッソ北部へのトラクターの進出(01月26日)

連邦政府は36市町村に対して森林伐採の中止を命令したが、マットグロッソ州
北部の密林の中にトラクターが唸り上げている。例えば、この州の北部、パラ
州との境目にあるアルタ・フロレスタでは密林伐採の真最中、電気ノコが大活
躍し、その後を追い掛けてトラクターが材木積み出しており、裸の山に化す日
は近い。この付近には所有権の確定していない土地が多く、マリーナ環境相は
伐採一時中止命令を発令しようと懸命になっているが、そのような事情に関係
なく、この地帯は伐採されて行く。
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■高級車売上も月賦販売で記録に達する(01月26日)

大衆車の売上が伸びているが、高級車の売上も上向いており、07年度の大衆車
の売上増22%を大きく上回る37.5%の増加、これは月賦販売の賜物たであった
といえる。比較的に売れ行きの良かったのはメルセデスのクラッセCが1,148
台、価格は21.9万レアル。アウヂ07が125台、価格は34.9万レアル。ジャガル
XKRが52万レアル、月賦販売も可。更に高級な自動車ではフェラリの599GTBに
て価格210万レアル、昨年8台売ったという。
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■カバンに130万ドルの中国系ブラジル人(01月26日)

国税庁の検査官が130万ドルの無申告現金を持参しているマリンが生まれの中
国人ソン氏をクンビカ空港において逮捕した。資金の使途によっては処罰の対
象にならないかも知れないが、目して語らずでは、処理の方法もなしである。
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■ブラジルは僻地にて、米国政府の火遊びから遠い(01月27日)

アメリカ政府の放漫財政は気に掛かる。Wブッシュ政府はアメリカ経済の不調
を救うために、対不況政策として1,500億ドルを自国に投入するという。この
投入金額は家族当り年間US$600からUS$1,200、更に家族の子供一人にUS$300程
度の金額。また、企業も国策に沿って投資を活発にする必要があり、中でも不
動産金融会社は特に重要、借受人が不渡りを出さないように注意しなければな
らない。

アメリカ連邦準備の長官に就任したベルナンク氏は「金利を引き下げる、投資
家および経済分析家に明快な通知を行なう、予め反応するように経済の問題点
を指し示すという点を今後の経済指針とする」と述べる。これに対し、伯国中
銀のメイレレス長官は「事態は深刻であるが、落付いて事態に対処すれば、苦
しまずに切り抜けることが可能であると思う」と語り、ルーラ大統領は「ブラ
ジルは僻地にて米国政府の火遊びから遠くにある。財務政策の責任を果たすが、
中銀の決定に対しては干渉せず、また、レアル価値切下げに繋がる決定は行な
わない」と強調した。

今回の為替危機に関して、ブラジルの弱点は、1)小切手税CPMFの400億レア
ルの税収を失った、2)徴税の動向は下向きであり、最低線を漂うと考えられ
る、3)ブラジルの輸出の16%はアメリカ向け、4)貿易収支の黒字は下がり
気味、5)伯国輸出の花形の一つ鉱物資源は価格低下を予想される、6)証券
市場の不安定は継続する。7)投資関係の外貨は流出を予想される。8)金利
引き下げの幅は小額に留まる。

しかし、次ぎのようなブラジル側の長所も考えられる。即ち、1)国民所得に
対する外債の残高は縮小傾向にある。2)外貨準備は1,850億ドルと最高状態
を記録、3)国内市場の底荷となる部分は充分に成長した。4)ドル建ての公
共債務は比較的に少額。5)06年および07年の企業利益は充分にある。6)企
業の負債率は低く、自己資金率が高い。7)雇用率、職員の給与水準は悪くな
い。8)農業は豊作を示し、この面で本年は安心できる。

なお、世界の株式市場の中、先進国の経済が世界に占める割合に関しては、ア
メリカ19.7%、ヨーロッパ諸国14.7%、日本6.3%、イギリス3.2%に対して
新興開発国として中国15.1%、インド6.3%、ロシア2.6%、ブラジル2.6%
との見方が国際金融機関IIFから発表されていたので、参考までに記して置く。
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■アマゾン伐採、3,233平方キロに達す(01月27日)

アマゾンの伐採は着々と広がっている。8月243平方キロに始まり、9月611
平方キロ、10月457平方キロ。アマゾン地方は次第に乾季となって伐採面積が
増大し、8月から10月に1,311平方キロ、11月974平方キロ、12月948平方キ
ロとなり、合計3,233平方キロが12月までの成績。伐採面積の拡大は本年度に
おいて降雨が例年よりも遅れ、乾燥期間が長引いたという事情も関係するが、
いずれにしても、今までよりも進んでいる点は確実である。1990年当時の牧場
普及率は牧牛20万頭以上の郡がマラニョン州からトカンチンス、マットグロッ
ソの両州に掛けてに過ぎなかった。だが、現在ではパラー州南部からマラニョ
ン、トカンチンス、マットグロッソに掛けて約20万頭以上の郡として色分けさ
れている。
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■ブラジルの新聞、エスタード紙が最大部数(01月28日)

日本では新聞社は全国紙の方が地方紙よりも勢力が強いと思うが、ブラジルで
は地方紙のみで全国紙は存在せず、また、新聞というより文字を好む人も少な
いため、発行部数が日本と比較して圧倒的に小数となる。

発行部数はフォーリャ・デ・サンパウロが最も多く30.1万部、但し、前年より
も0.1%の伸びで殆ど成長していない。第二は年間に14.7万部から30.1万部と
倍増したミナスのスーペル・ノチシア、第三が前年度より5.2%の伸びを示し
たリオのグローボ29.3万部である。第四にはサンパウロのエスタード・デ・サ
ンパウロ紙にて25.0万部、伸び率は4.8%。以上の4社が地方紙でありながら、
全国紙として認められる存在であり、これに続くリオのメイアオーラ20.5万部、
同じく、リオのエストラ20.0部、南リオグランデのゼロオーラ17.5万部がある。

なお、大サンパウロ圏における発行部数ではエスタード紙が最高の15.99万部、
第二がフォーリャ紙の13.98万部であり、これ以外ではアゴーラ紙が6.5万部、
ヂアリオ・デ・サンパウロ紙が4.8万部、ジョルナル・ダ・タルデ紙が4.7万
部である。
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■新規に市場進出の株式会社が大きく損失(01月28日)

昨年度の株式市場は振るわず、特に新規上場の会社は欠損選手権では記録的な
もの、本年の損失はこの一ヶ月足らずの間に50社の指数がマイナス19.45%に
達するという惨めさ。例えば、昨年の目玉株の一つであったナツラ株も昨年の
株価の半分R$14.70に漂う有様である。サンパウロ株価指数は昨年8月に
48,000付近から11月には63,000程度まで上昇したが、年末には58,000付近に留
まり、昨日は5,865という状態である。分析家は「今こそ買い時」と太鼓を叩
いて宣伝しているが、如何なものであろうか。輸出協会AEBのカストロ氏は
「昨年は1,606億ドルまで輸出が成長したが、本年度は精々、6%も伸びれば
上出来」と言葉を濁す。
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■ブラジルの港湾、重要なのは南部の諸港(01月28日)

ブラジルの港湾は、北方から記せば、アマゾン河の中流のマナウス(AM、出入
1,370万トン)に始まり、河口のベレン(PA、出入2,290万トン)がある。次
いでイタキ(MA、1.00億トン)、ここはバーレ・ド・リオドッセからの鉱物資
源、粗鉄、アルミなどの金属半製品、小麦、肥料、石油製品など積み出し港と
して有名。これから南に下ってバイア州はトードス・オス・サントス湾内のア
ラツ(BA:3,000万トン)がある。

次はエスピリットサント州に入り、リアッショ海岸(ES)810万トン、モーレ
海岸(ES)1,660万トン、鉄鉱石輸出は世界第一のツバロン港(ES、1.00億ト
ン)から、ビトリア港(840万トン)、ポンタ・ウブ(1,670万トン)を経由
して、リオ港(1,690万トン:金属・製鉄・その他)に達する。

これからは、イタグアイ(8,280万トン、鋼鉄、アルミ、コンテイナー)、ア
ンゴラ・ドス・レイス(1,970万トン)、サンセバスチオン(4,740万トン)
を通過し、ブラジル第一の港湾であるサントス港(8,210万トン)、ここはラ
テンアメリカの主港湾として有名、農産積荷種類毎に各種の積荷が可能である。

これより南部には、パラナグア(3,260万トン)があり、この港は農産物輸出、
特に大豆輸出ではブラジル第一の港、更にサンフランシスコ・ド・スール
(1,770万トン)、イタジャイ(780万トン)、ポルトアレグレ(1,250万ト
ン)と続き、南端の港湾、リオグランデ港(2,320万トン)となり、後は海岸
沿いに200キロ足らずで、ウルグアイに到着する。ブラジルの港湾は以上の通
りであるが、主要な港湾はエスピリットサント州からリオ、サントスを経て、
パラナグアまでである。この地帯における港湾作業の迅速化がブラジルの発展
にとって、死活のものであるといえる。
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■為替収支、僅か356万ドルの黒字を残すのみ(01月29日)

昨年度の為替収支は輸出16,065億ドル、輸入12,061億ドル、差し引き貿易残高
4,004億ドル。これに金利純支払712億ドル、旅行支払326億ドル、利益送金
および配当2,124億ドル、その他895億ドルにて小計4,057億ドル、これに振
替勘定の409億ドルが入り、差し引き為替収支純増分は356億ドル、国民所得
の0.27%となる。昨年同期1,362億ドル、国民所得の1.27%と比較すれば、約
1/5、収支が逆転し、再び、赤字となる時期が近いと思われる。 

海外からの投資流入は快調で07年には直接投資は346億ドルの入金が見られ、
この金額は00年の328億ドルを越える投資増、本年1月にも既に40億ドル程度
の投資流入という。また、アメリカでは一層の利子切下げが議論されている状
態にて、昨日の世界の株式市場は、香港-4.25%、日経-3.97%、ロンドン
FSTE100が-1.36%の下げに対し、NASDAQは1.02%、ダウジョーンズ1.45%、
サンパウロのIBOVESPAは1.97%の上げであった。
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■ショッピング・イグアテミは世界35位の時価(01月29日)

スイスの家賃サービスコンサルタントによれば、世界で最も地価の高いのはニ
ューヨークの5番街にて平方米当り家賃849ユーロ、第二が香港にて686ユー
ロ、第三がニューヨークのマヂソン街の679ユーロ、第四はパリのカンポス・
エリーゼス街が522ユーロ、この後に再びNYのイースト57番街が509ユーロ、
ロンドンのニューボンド街が461ユーロ、チューリッヒが392ユーロ、東京の
銀座が387ユーロとなる。ブラジルにおいて最も高いのは世界で35番目のショ
ッピング・イグアテミの平方米131ユーロであり、北京のワンフジン、ニュー
デリーのカーンマーケットと同程度の価格。
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■ブラデスコとイタウ、米大陸で8位と9位(01月29日)

アメリカ大陸における金融機関の順位および資金量は、第一位がアメリカ銀行
BANK OF AMERICAの1,752億ドル、第2位がJ.P.MORGANCHESSの1,466億ドル、第
3位がCITYグループの1,327億ドルであり、次いで、NORWESTの1,028億ドル、
GOLDMANSACHS、WACHOVIA、USBANCORPが並び、その後の8位にブラデスコ銀行の
資金量535億ドル、9位にイタウ銀行資金量532億ドルが並ぶ。伯銀は419億
ドルにて第14位、ウニバンコが233億ドルにて南米大陸第19位の銀行。
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■州統領と市長、密林伐採の再考資料を要求(01月29日)

マットグロッソとロンドニアの19州統領は国立宇宙研究所にアマゾンの原始林
伐採状況の写真地図作成を依頼した。これは航空写真などにより密林伐採が伝
えられるが、纏められた精確な資料が不足しているために手の下しようがなく、
対策の第一歩にこの要請が行なわれた。

現在ある資料はアマゾン伐採計画PRODESとレアルタイム伐採計画DETERとの2
種類があり、例えば伐採された面積に関して、8月723平方キロ、9月1,424
平方キロという旧資料が8月243平方キロ、9月6 11平方キロに訂正されて
いるが、何処までが実際に伐採されたのかに関して疑問を抱かざるを得ない。
兎に角、この地方における市長の出身党は与党29市、野党5市、中立2市とい
う配分であり、新聞に発表された航空機から映写したのによれば一望千里、蜜
林は消え失せている。
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■信用の膨張、国民所得の1/3を超える(01月30日)

銀行信用は膨張し、国民所得PIBの34.7%、9,323億レアルに達した。03年に
は国民所得の24.0%、4,182億レアルに過ぎなかった貸付は急激に膨張し、03
年度より122.9%の急上昇となり、国民所得に対して03年には24.0%に過ぎな
かった貸付残高は34.7%増の9,323億レアルにまで上昇している。

貸付利率は03年に法人14.4%、個人50.8%であったのが、07年には11.9%、
31.9%と未だ高利率ではあるが沈静化しており、不良貸付率は法人向け2.0%、
個人向け7.0%、昨年は2.7%、7.6%であったのが、漸く03年当時の水準
2.2%、7.3%よりも低くなった。現在の貸付利率は個人向けには特別小切手
138.1%、個人貸付58.8%、月賦購入56.5%、自動車月賦28.8%。法人に対し
ては保障付き融資58.8%、約手割引32.3%、運転資金27.9%、物品購入16.6%
である。

業界別の利益送金および配当は自動車業界が107%増の27.0億レアル、金属業
界が133%増の19.0億レアル、商業界が81%増の11.3億レアルと好調、合計す
れば212.4億レアル、昨年より30.0%増と好調。また、外資直接投資は金属業
界174%増の47.0億レアル、鉱山部門が4.5倍増の32.5億レアル、金融業界が
51.2%増の45.2億レアルなど合計346.2億ドル、昨年より84%増の成績であっ
た。
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■XSTRATAの購入で、バーレ81%の成長(01月30日)

バーレ鉱山はイギリスとスイスの鉱山XSTRATAの購入交渉を行なっている模様
であるが、この交渉の規模は大きく、この鉱山の売上はバーレの81%に相当す
る。現在の売上は421億ドル、もし、鉱山買取りに成功すれば、バーレの売上
は800億ドル程度に達する。
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■国税庁収入80%増加し、罰金は1,080億レアル(01月30日)

国税庁は昨年度収入を調査中、損益計算と貸借対照表を一本にして検査する方
法によって、検査口座数は飛躍的に増加、52.16万口座の検査を実行し、罰金
1,080億レアルの罰金を課すのに成功した。
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■森林盗伐、無断進出地帯へ殺人事件も起こる(01月30日)

ブラジルにおいて06年および07年において、国境地帯における、人口当り最も
犯罪の多い市名と06年における殺人件数を挙げれば、次の通り。南北マットグ
ロッソ(MS、MT)およびパラナ州(PR)が多く、暴力10都市に記載されている
都市もあるが、全体的に03年より減少傾向にあるのが、喜ばしい。以下は都市
名、州名、06年の殺人件数。1)コロネル・サプカイア(MS、13)、2)コロ
ニザ(MT、13)、3)イタニャンガ(MT)、4)セーラ(ES、365)、5)フ
ォス・ド・イグアスー(PR、326)、6)タイランヂア(PA、58)、7)グア
イーラ(PR、22)、8)ジュルエナ(MT)、9)レシフェ(PE、1375)、10)
ツナス・ド・パラナ(PR、2)。
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■遺伝子操作大豆、未だ最終結論に達せず(01月30日)

遺伝子操作トウモロコシを如何に取り扱うかが問題となっている。国内の審査
委員会は27人から構成され、その中で12人の就任期限が終了する。しかし、肯
定する方も否定する方も理由は如何にするかの理由があり、未定である。また、
国際市場では、ハワイのホノルルに、国連およびヨーロッパ連合を始め、16カ
国代表が集合し、議論しているが、未だに結論に達していない。
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メールマガジン: BRAZIL TODAY(※ボランティア活動ですので、至らない点に
つきましてはご了承下さい。)
発行者: 大岩國男
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