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Brazil Today

発行日時: 2007/11/22

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BRAZIL TODAY                                         2007 / 11 / 26(334号)
ブラジル・南米の政治経済ニュース           (毎週月曜日配信。購読無料)
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為替(レアル/円)、11月21日現在 R$1=\60.75
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■倫理委員会、再度のレナン不追放決議(11月15日)

国会の倫理委員会はレナン・カリェイロ上院議員の措置に関して投票の結果、
ラヂオ・新聞の記事購入にては追放賛成11票、反対3票、ビール会社シンカリ
オンの社会福祉費横流の件は無処分9票、処分ゼロ票、欠席5票にて、処罰無
しと決定。投票は無処罰賛成11票、反対3票、棄権2票。これで事件に対する
無処罰の決議は2度目にて、放免となった。なお、この投票は隣国ベネズエラ
のチャベス大統領の力が大きく影響していると推察できるが、ルーラ大統領は
「チャベス大統領の態度を民主主義不足と攻撃しない」と述べ、不問に付した。
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■年末の売上予想、最高の9.30%増(11月15日)

地理研究所IBGEの年末売上予想は昨年よりも9.30%増、今までの成績は03年が
マイナス3.68%であったが、その他は04年9.25%、05年4.76%、06年6.20%。
本年度は9.30%と今までにない好景気になると宣言した。本年になってから9
月までの売上の伸びは9月までに、情報機器25.9%、他の個人家庭用品23.4%、
電気製品16.3%、繊維衣料品10.1%、薬品8.1%、スーパー販売7.1%であっ
た。

また、労働省の雇用数は7月の12万人強に対して10月は20.5万人、昨年末より
も19.8%の雇用増を記録した。特に多いのはサービス向きにて56.5万人、内訳
はサンパウロ州7.3万人、続いて南リオグランデ2.01万人、サンタカタリーナ
1.65万人、リオ1.64万人であった。
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■建築業界、低所得階級向けで株価50%増(11月15日)

不動産金融は10月に20億レアル、昨年の142%に達するという急速な拡大を示
し、残高から159億レアルに達したとポウパンサ不動産預金業界より報告され
た。現在の株価より見れば、サンパウロ証券市場において住宅建築会社20社の
株式は508億レアルの価値。現在の株価が昨年の第三四半期に対し最高の値上
がりを示したのはブラスカンデ2,013%、ロドベンス1,155%、カマルゴ・コ
レア1,872%と無茶といえる値上りであり、株式市場の中で現在価値50億レア
ルを占める建築業界株は鼻息が荒い。
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■ルーラ大統領「ベネズエラは民主国家」(11月15日)

スペインのジョアン・カーロス王はチリのサンチアゴにて開催されたイベロア
メリカ首脳会議において、ブラジルのルーラ大統領が隣国のチャベス大統領を
弁護し「ベネズエラは民主国家であり、民主主義が不足していることはない」
と語ったのに対し、スペインのジョアン・パウロ王は「民主主義というものは
自分の信ずることを約束し、国民の意思に基いて、これを実行することである
が、さて、ベネズエラは如何であろうか」とヤンワリと批評した。
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■クリスチーナ大統領、経済相に若者を起用(11月15日)

アルゼンチンの新大統領クリスチーナ女史は経済相をペイラノ氏からロウステ
ウ氏へと交替させたが、その他は現政権のメンバーを維持すると思われる。な
お、ロウステウ新経済相は37才という若さ、しかし、アルゼンチン工業連合
UIAの会長、サンアンドレス大学、ロンドン経済学校卒で進歩派と自称する。
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■土地占領、サンパウロが第一位を占める(11月16日)

ブラジルには土地占拠というのがある。この思想は誰のものでもないものは公
のもの、従って、『土地無し』であるから、勝手に占領して所有しても差し支
えないという。これらによる占拠はフェルナンド.エンリッケ時代には2000年
に236件、01年158件、02年には103件と減少してきたが、ルーラ政権になっ
てからは、03年に222件に始まり、以後、327件、221件、266件となり、本
年度は今までに248件に達しており、2000年から07年までに1781件、地方別で
は東北伯650件、東南伯546件、中西伯290件、南伯208件、北伯87件。州別
ではサンパウロが最高の315件、第2位がペルナンブコ州の297件、第三位が
ミナスの167件。
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■防衛相、石油保護のため、潜水艦が必要と発言(11月16日)

ジョビン防衛相は「ブラジルはその領海にある石油資源を守るために技術転移
のある原子力潜水艦が必要である。現在、購入の対象として考慮しているのは
全長110メートル、6,600トンから9,200トン、乗員数53人、航続距離370キ
ロ、武器は魚雷533ミリを8本、ミサイル発射可能」と語った。
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■クリスチーナ大統領「現地通貨の貿易圏」(11月16日)

アルゼンチンの大統領に就任したクリスチーナ女史は「隣国ブラジルとの通商
には自国通貨を使用したいと考えており、これならば、ドルによる為替変動に
悩まされることなく、貿易が可能となる。是非ともこのアイデアに関して意見
を聞かせて欲しい」と語った。
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■エンブラエル、ヅバイ航空展にて11億ドル販売(11月16日)

ヅバイにて開催された航空機展は大成功、総計1,000億ドルの商談が成立し、
これに出品したエンブラエルもレガシー7機を販売するなど11億ドルの商談に
笑顔を示した。
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■493カラットのダイヤ、1,040万ドル(11月16日)

精製されていないが、493カラットのダイヤモンドがロンドンの宝石店レゾッ
トにて販売され、1,040万ドルの価格が付いた。これで世界中にて18番目の価
格といわれる。今までに出現したダイヤモンドの最高価格は1905年に南アにて
発見されたカリナンダイヤモンドで3,106.75カラット。
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■アマゾン下流1,000キロで鯨が座礁(11月16日)

アマゾン下流、河口から1,000キロ離れたサンタレン近く、タパジョス河を少
し50キロほど遡ったベルテーラの砂原にミンク鯨が座礁した。これは現地から
サンタレンの環境自然再生院IBAMAへ、次いでバイア州のジュバルテ鯨院に連
絡され、その指示に従い、どうにか河に戻されたが、その後、無事に海に戻れ
たか否かは誰にも知られない。
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■ブラジルの人口、7年間に8.3%増(11月17日)

ブラジルの人口は1億8,390万人、2000年の1億6,980万人より1,410万人、
8.30%の増加を見ており、人口17万人以上の都市が5435市、存在する。地区別
では東南伯が7780万人にて、540万人、7.5%の増加、東北伯が5,850万人、
1,080万人、22.6%の増加、南伯は2670万人、170万人、6.8%の増加、中西
伯が1,320万人、160万人、13.8%の増加、北伯が1450万人、160万人、
12.4%の増加。

人口の多いのはサンパウロ州3980万人が第一、続いてミナス州1,920万人、リ
オ1,540万人、バイア1,400万人、南リオグランデ1,050万人。人口の少ない
州はロライマ39.6万人、アマパ58.7万人、アクレ65.5万人。人口200万人以上
の都市は、サンパウロ1,080万人、リオ610万人、サルバドル280万人、ブラ
ジリア245万人、フォルタレーザ243万人、ベロオリゾンテ241万人にて、以
下は100万都市がクリチーバ、マナウス、レシフェ、ポルトアレグレ、ベレン、
ゴヤニア、グアルーリョス、カンピーナスとの14都市。
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■石油ロイヤリティ、リオ州が77億レアル(11月17日)

ペトロブラスの油探索は快調に進行し、石油生産は自給の域に達した。これら
によるロイヤリティは40%が国庫収入、残り60%が州政府および市役所へ支払
われる。このロイヤリティの配分はリオ州47.1%、他の州9.8%、諸基金
3.6%、連邦39.5%という配分にてリオ州の自治体の受け入れる割合が極めて
大きく、昨年の実績で示せば、昨年の合計は165億レアル、この中で連邦は
40%にて66億レアル、残り99億レアルが州および市に向けられる。

昨年の実績から云えば、リオ州政府の受取金額は51億レアル、リオ州東部のカ
ンポス・ドス・ゴイタガゼス市(RJ)は3.18億レアル、マカエ市は2.38億レア
ルの金額を受け取った。これだけの金額が通常の収入以外に得られるとすれば、
その市は非常な景気に陥ることは当然である。
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■企業利益、ペトロブラスとバーレがトップ(11月17日)

9月までの南米における企業利益に関してはペトロブラスが最高で89.5億ドル、
これより若干少ないのがバーレ・ド・リオドッセの84.8億ドルとこの2社が他
を引き離して大きい。これに続くのがアメリカン・モーベル(メキシコ)38.5
億ドル、続いてイタウ銀行35.0億ドル、ブラデスコ31.6億ドルの両銀行が並ぶ。
これに続くのが電話テルメックス24.3億ドル(メキシコ)であるが、その後に
は、再び、ブラジルに戻り伯銀20.9億ドル、次いでCEMEX18.2億ドル(メキシ
コ)。再び、ブラジルに戻り、前記イタウの一部をなすイタウザが第9位に
16.3億ドルと現われる。

第10位はメキシコ鉱山で利益14.7億ドル、第11位にはアルゼンチンのテナリス
製鉄14.6億ドル、次いでウニバンコ銀行14.3億ドル、ジェルダウ製鉄14.0億ド
ルとブラジル企業、第14位に電話会社カルソ・グロバル(メキシコ)。この後
は再び、ブラジル企業にて15位にナシオナル製鉄CSN、16位にウジミナス製鉄、
17位は鉱山業のサウサン・クーペル(ペルー)が並ぶ。以上の17社の中でメキ
シコが5社、アルゼンチンが1社、ペルーが1社の小計7社が含まれているが
残る9社はブラジル企業であり、やはり、ブラジルの実力は大きいと思われる。
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■石油増産、塩層2キロの突破が技術の焦点(11月18日)

現在のブラジル経済における関心の的は石油増産である。ペトロブラスの発表
からは、ブラジルの石油生産は需要量を満たすようになったという。現在を支
えるのはサントス沖の石油であるが、その中で特に関心をもたれる地点は、以
前から発掘されていたウバツーバ沖のミシェリョンあるいはサントス沖のメル
ーザが岸から137キロの所、および、その沖のSS-MUP2、BM-SM-S11などは海岸
から280キロの地点などである。

この付近の海深は2,000メートル程度、これから深度4,000メートル間での約
半分は永い年月の間に堆積した沈殿層。次いで地表から約4,000メートルから
6,000メートルの間は岩塩層、これは岩石ほどの硬度はないが、地熱は高く、
岩塩は地熱のために溶解して粘り、掘るのに困難を伴う。しかも、塩分は粘着
性を帯び、トンネル口を開くと共に、閉じなければならない。すなわち、各井
戸は削岩すると同時に、管状を保つよう処理する装置を必要とする。

このような作業を自動的に行い、深度4,000メートルから6,000メートルを掘
り進み、石油を得る。6,000メートルといえば、富士山の1倍半。出てくる石
油は90度程の温度であり、これに対し海底近くは4度程度、この温度の差を処
理するのは種々の事象を考慮しなければならないことが想像できる。
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■輸出向け開発銀行融資、23%の減少(11月18日)

開発銀行BNDESの輸出向け融資が昨年11月から本年10月までの12ヵ月間に23%
の減退を記録した。これは12ヶ月間における輸出供給機関業績縮小に基くもの
と思われる。即ち、10月までの開発銀行輸出金融は04年30.9億ドル、05年50.9
億ドル、06年60.3億ドルが本年度は50.6億ドルと16%の減少である。AEBのカ
ストロ副協会長は「工業製品は極めて敏感に為替の基準を示すもの、この減少
は工業製品の競争力減退を示す以外の何物でもない」と主張した。
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■国連のバンキムーン総長、気象に警鐘(11月18日)

国連のバンキムーン総長は世界気象変更の傾向に対して警鐘を鳴らしている。
国連において世界気象変更国際会議IPCCが開催され、終了したが、地球の大気
汚染は更に度を強めており、報告に基づくと、炭酸ガスの年間排気量はアメリ
カの64.3億トンをトップにヨーロッパ連合38.8億トン、中国の36.5億トン、ロ
シアの22.9億トンがこれに続く。更にブラジルの14.8億トン、日本の12.6億ト
ン、インドの12.3億トン、カナダの7.3億トン、メキシコの5.2億トンとなる。

日本とブラジルはほぼ同量の排気であるが、主因は全く異なり、日本は自動車
の排気ガス、ブラジルは山焼きによるもの。このように原因別に大気汚染を分
類すれば、ギガ換算GT/CO2にてエネルギー発生が24.9%、工業工程が19.4%、
森林造成が17.4%、農牧13.5%、運輸13.1%、建築7.9%、固体液体変換2.8
&であるという。
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■連邦警察、PT献金のCISCOを調査(11月18日)

連邦警察が目を付けている会社にCISCOという会社がある。この会社は06年3
月に創設された会社にてブラジルとアメリカにて営業中であるが、PTに対して
少なくとも50万レアルほどの寄付を行なっており、恐らく脱税目当ての労働党
幹部の会社ではないかと思われ、現在、帳簿の検査中と連邦警察は語る。
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■貧困家庭、手当て支給にも係わらず継続(11月18日)

ルーラ大統領は貧困家庭の救済を唱えて懸命に手当支給を実行しているが、依
然として、以前と同様に貧困は存続している。これは家族収入R$60以下の家族
に支給される。現在状態をみれば、最低支給はマラニョン州の平均R$33.43が
最低で、最高はゴヤス州のR$77.09、恩恵を受けている家族数は全国で1,110
万に達する。
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■炭酸ガス発生増加は所得上昇を超える(11月19日)

ブラジルにおける炭酸ガスは94年の629億トンに対して、05年には911億トン
と45%増。この主な発生源は交通関係が369億トン(94年に対し45%増)、工
業が278億トン(41%増)、電力153億トン(101%増)、その他111億トン
と見積もられる。これによると、炭酸ガス発生に関して電力事情が最も大きな
影響を及ぼしていることが判明する。即ち、電力を得るのに比べて水力よりも
火力に頼る点が多くなり、これによって炭酸ガス発生に結び付く。
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■ジョビン防衛相、攻撃機購入に技術移転要求(11月19日)

ブラジルは攻撃機購入を決定しなければならない時期に到達しているが、これ
をいずれの国から買い入れるか論争中である。現在、候補に挙がっているのは、
アメリカのF16、スエーデンのグリペンJAS-39、フランスのユーロファイター、
ロシアのスクホイ-35の4機種であり、その選考の重点は技術移転におき、各
社の見積り計画書の提出期限は来年の9月7日という。
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■ジェルダウ、米国企業を20億ドルで購入近し(11月19日)

ジェルダウ製鉄はアメリカのカネックス製鉄を20億ドルにて購入する交渉を締
結する点まで漕ぎ付けている。このジェルダウ製鉄の企業購入意欲は素晴らし
く、本年度に入ってから7件、最初は3月28日にメキシコのツルチチアン社を
2.59億ドル、5月にドミニカのインカ製鉄を4,200万ドル、6月にベネズエラ
のシズカ製鉄9,300万ドル、インドのSJK製鉄を7,100万ドル、7月にアメリ
カのチャパライ製鉄を420万ドル、10月1日にテネシー州ナッシュビルの建築
材料工場エンコを取得(金額不明)。10月19日にはメキシコのコルサ社の資本
金の49%、1億ドルの買い物の報告を記事として出すことが出来た。しかし、
ジェルダウ社は留まることを知らず、インドのミタル製鉄と争って、テキサス
の製鉄会社クアネクスを20億ドルで購入する商談が殆ど決定する状態となった。
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■クリスチーナ女史、隣国との絆強化に来伯(11月19日)

隣国アルゼンチンのクリスチーナ女史は11月19日、ブラジルを訪問する。彼女
は28日の大統領選挙で勝利を得た後の最初の海外旅行である。ブラジルとアル
ゼンチンとの間にある横たわる主な問題点の一つは、小麦であり、アルゼンチ
ンは国内市場の価格から小麦輸出を制限しているが、ブラジル側はこの制限を
無くしたい。代りに、アルゼンチンはブラジルに対し、プラスチック瓶の輸入
に対する反ダンピング規制の適用を行なっている点を改正する。この他の問題
としては、電力輸出入問題、ベネズエラとブラジルとの関係、国連における関
係、ブラジルにアルゼンチン国内における投資、例えばペトロブラスの投資問
題などが話し合いの焦点になると思われる。
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■石油入札、ツピー地区は来年は実行せず(11月20日)

ブラジル政府はツピー地区の石油鉱区入札を来年中には実行しないと発表した。
ツピー地区はアンゴラ・ドス・レイス沖約200キロに位置し、幅200キロ、水
深2,000メートルから3,000メートル、埋蔵量50億から80億バーレルと見積ら
れるが、すでに現在までに入札されたカンポス海底鉱区を開発すれば、国産石
油は国内需要を賄う上に充分であり、何も現在、急いで開発する必要もないと
の判断に基くもの。
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■ジェルダウ、07年に110億ドルにて購入(11月20日)

ブラジルのジェルダウ製鋼は自動車産業および建築業界に対するアメリカの製
鋼会社を買い集めており、06年には10億レアルを投じて、7社を購入、生産能
力を450万トンへと上昇したが、本年度は更に拡大し、年間2,440万トン今度
は自動車産業に対する長尺物120万トン、63億ドル(110億レアル)の生産能
力を有するマエスチールを購入、1月から9月に掛けて海外にての売上は
16.2%増の合計225億レアルに至った。サンタンデル銀行の経営分析に基けば
「ジェルダウは本年度中には株価が回復するに至らないと思われるが、買い物
として悪くなく、米国自動車業界に対する長尺物市場に参入できた」との評価
であった。

なお、世界製鉄業界で最も関心を持たれているのはBHPとリオチントの合同の
噂話、これが実現すれば、世界の製鉄業界にショックを与えることになるため、
県連業界では神経質に動向に留意している。
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■中国よりの輸入玩具ブリンデエズ、回収を開始(11月20日)

玩具のロングジャンプ社は発売済み玩具の交換に応ずる。これは同社発売の玩
具ビンデエズの製造に関連して麻薬エクスタシーが混入された疑いによる、玩
具のキットLJ6024『魔法のボール』に始まりLJ6027に到る4種類が対象となる。
売り出されたのはブラジル南部より東北伯に到る地方、玩具持参の者に対して
は直ちに交換に応ずるという。
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■ボトランチンに米国の亜鉛会社購入の話(11月20日)

ボトランチングループは米国の亜鉛製造会社であるUSジンク社の売却話を検討
中である。この会社はテキサス州ヒューストンに本社を有する亜鉛製造の会社、
価格は4億ドル。ボトランチンは現在、ミナス州の4ヶ所にて亜鉛の鉱山を有
しており、この他にペルーにて年間に13万トンを製造する鉱山もある。

9月末に、ボトランチンはカジャマルキラにおける亜鉛増産に関する投資総額
5億ドルを発表した。但し、この第一年目の投資は1.6億ドル、第2年目4億
ドルとなり、亜鉛関係としては世界第一の規模となる。最初の投資は大体、自
己資金で何とか間に合わせるにしても、これだけの規模の投資を自己資金のみ
で賄うのは無理というもの、従って一部を外資に頼ることになる。同社のロベ
ルト・エルミリオ・デ・モライス・ネット社長は「亜鉛を必要とするのはブラ
ジルのみではないので、資金を海外に求めたい」意向を表明した。
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■パナマ運河開削にブラジル企業も参加を予定(11月20日)

パナマ運河は大工事であったが、それ以上の価値を世界にもたらせた。しかし、
現在の状況を見るには如何にも狭く、更に大きな運河が必要となっている。こ
の時点で計画されているのが第二パナマ運河計画であり、30社連合による請負
会社が生まれ、運河開削計画の請負を狙うことになった。社名パナマ・アンタ
ルチカーパシッフィック会社にてカマルゴ・コレア、アンドラーデ・グッチエ
リ、ケイロス・ガルボンなどがメンバーとして参加している。なお、オデブレ
ヒトは別のグループとして参加するので加わっていない。
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■10月の税収、年10%の増加(11月21日)

10月の税収は547.8億レアル、10ヶ月間に4,910億レアルの税収にて前年度
4,458億レアルよりも10.2%増の成績であった。中でも目立つのは個人所得税
の増加であり、ブラジル人は1月から10月に昨年より41.5%増の113億レアル、
特に先月は9.97億レアル、昨年よりも121%増も支払っている。しかし、金額
的に最も高額なのは法人所得税であり、累計1,293億レアル、昨年より12.0%
増の成績である。所得税に次いで政府収入で大きいのはINSSを初めとする社会
福祉院収入累計1,219億レアル、昨年より11.5%増。続いて社会福祉の変形で
あるCOFINSの843億レアル、CSLLの289億レアルが現われる。それ以外の税収
は輸入税101億レアル、工業税IPIに274億レアル、小切手税CPMFに300億レ
アル、その他画160億レアルにて合計4,910億レアル、昨年よりも10.2%増の
成績となる。
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■企業購入でボトランチンは亜鉛で世界第三位(11月21日)

ボトランチン金属は11月20日、北米におけるUSジンコを2.95億ドルにて購入す
る。これによって世界の亜鉛業界第三位の地位を占めることになった。ボトラ
ンチン金属は亜鉛54%、ニッケル28%、鋼鉄18%の会社。亜鉛は年産54万トン
の産出にて世界第三位、ミナス州のトレス・マリア、ジュイス・デ・フォーラ
とペルーのカジャマルキラおよびミルポに産出鉱の処理場を有している。ニッ
ケルはニケランジア(GO)、サンミゲール(SP)、フォルタレーザ・デ・ミナ
ス(MG)にて2.7万トン、鉄鉱はバーラマンサ(RJ)とパス・デル・リオ(コ
ロンビア)の2ヶ所にて100万トン。
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■ブラジル東南地方、雨不足に悩む(11月21日)

ブラジルの東南地方に11月4日に降雨は訪れたが、未だ不足しており、50%の
貯水池は発電を中止、上流の貯水池の約半数は干上がって降雨を待っていると
語られる。しかも、悪いことにはボリビアと電力争いが未だ完全には解決して
おらず、これも影響し、電力事情は良くない状態が続いている。ボリビアはブ
ラジル向けガス配給を優先的に行なうと決定したものの、これに対してアルゼ
ンチンは「ボリビア石油は契約したガスを我が国に提供しておらず契約違反、
罰金として1,000万ドルを支払え」と強硬な態度を示している。
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■新発見のツピー油田は先送り(11月21日)

アルコール価格は10月にリットル当りR$1.320まで低下したが、11月初には
R$1.329、更に今週はR$1.374と上昇する予定。ペトロブラスのサントス沖の
油田探索によって、将来の石油は一応保障されたが、新発見のツピー油田の開
発は先送りし、2010年以降に開発すると決定した。現在の処、一応は国内需要
に応ずることが可能であるので、新規発見の油田は将来のために保存して置く
のは賢明な指向であると思われる。
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■裁判所、スカイマスターとベッタの資産凍結(11月21日)

ブラジリアにおいて連邦裁判所はスカイマスターおよびベッタの両社の郵送業
務に対し、資産凍結を指令した。これは両社が郵便公社ECTに対するサービス
約4.13億レアル提供を請け負ったが、これらの会社は郵便公社との入札に関し
て詐欺行為があったと訴えられているとの理由により、一時停止の処分となっ
た。
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■米国連邦準備は景気拡大は少ない(11月21日)

アメリカの連邦準備理事会FRBは来年度の成長を大幅に引き下げた。即ち、
2.5%から2.75%というのを、一旦は1.80%から2.50%へとしたが、この低成
長も達成できないと思われ、更に1.7%から1.9%となる予測が現われるよう
になった。また、ユーロはドルに対して1.2%上昇し、US$1.485となる。
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メールマガジン: BRAZIL TODAY
発行者: 大岩國男
サイト: HTTP://WWW.ANA-LOG.COM



 
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いつも重宝しています。ただ、いくつかの表現を、現在日本で使われている表現に訂正していただきたいと思います。例えば:「ヅバイ航空展」→「ドバイ航空ショー」、「ジェルダウ」→「ゲルダウ」、「バーレ」→「リオドセ」等です。日時:2007年11月22日


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