ブラジル・南米の政治経済ニュース。(アナ・ログ翻訳事務所提供)
- 最新号:2008-09-04
- 発行周期:週刊
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- 創刊日:2001-06-11
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Brazil Today
発行日: 2007/11/8━━■ P R ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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BRAZIL TODAY 2007 / 11 / 12(332号)
ブラジル・南米の政治経済ニュース (毎週月曜日配信。購読無料)
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為替(レアル/円)、11月7日現在 R$1=\64.85
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■ペトロブラス、ガス価格引き上げを望む(11月1日)
ペトロブラスは、天然ガス価格の調整が他の製品価格と比較して遅延しており、
このために消費増大をもたらせる怖れがあるという。同社はリオ市CEG向け、
同州地方区CEG-RIO向け、サンパウロCOMGAS向けの天然ガスの引渡しを契約に
従い制限する。すなわち、電力局ANEELとの契約に基き、天然ガスを使用する
工業に対する電力供給を保障する。しかし、水源地の水位は低下しており、水
力電力原価は上昇し、火力電力原価に近付きつつあり、電力システムは電力庁
ANEELを通じて発電に介入せざるを得なくなった。
他方、ボリビアガスはサンパウロ、中西伯、南伯の供給を続けており、また、
カンポス油田のガスはリオ、ミナス、および、サンパウロの一部に供給してい
る。10月31日、ペトロブラスはリオ電力CEG、リオ州内部CEG-RIOと更に一年
間の強制的提供契約を締結せざるを得なくなった。これは時間当り50万レアル
の罰金支払のために日に4時間の供給を強制されている故である。
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■ペルジゴンはエレバ購入を計画中(11月1日)
精肉業者のペルジゴンは10月31日、同業エレバ社を購入した。9月の決算に基
けば、売上はペルジゴン47億レアルにエレバ16億レアル、純利益は2.24億レア
ルに0.91億レアル、市場価格は79億レアルと15億レアル、従業員数は4.4万人
と1.0万人の会社である。肉売上高は鶏肉についてはペルジゴン44.5万トンに
エレバ18.8万トンを加えて63.3万トン、サジアは72.4万トン、牛豚肉に付いて
は9.9万トンに4.8万トンにて14.7万トン、対抗するサジアは15.5万トンと未
だサジアには及ばないが、可成り接近した結果となる。なお、エレバの持ち主
であるゴルド・フジアン氏はペルジゴンの第三位の株主であったので、この間
の調整が予定される。
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■小切手税引き上げに、所得税減額を考慮(11月1日)
政府は何とかしてこの税の国会承認を狙い、餌を付け始めた。見通しによれば、
現行の小切手税CPMFは0.38%、この中で0.20%は保健、0.18%は貧困撲滅基金
にて、総額は240億レアルとなっている。この中の保健関係の勘定、08年に40
億レアル、09年に50億レアルと上昇させれば、11年には大きく膨らむ。
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■工業は31年間にて最高の資産利用率(11月1日)
ブラジル工業の現状はこの31年間で最高の設備利用率87%に達している。これ
はバルガス財団によって発表された数字であり、昨年同月よりも2.8%の上昇
を見ており、本年5月には84.4%程度であった。
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■ぺトロブラスとボリビアの対立解消(11月1日)
この間からボリビア政府とペトロブラスとの間に不調和は見られていたが、ア
モリン外相による報告に基くと「ボリビア政府はペトロブラスがボリビアに戻
ることに対して保証を入れることになり、一件落着と決定した」という。
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■クリスチーナ大統領、米伯関係の改善に乗り気(11月1日)
今回、クリスチーナ亜国大統領はアメリカとブラジルの友好関係の改善に力を
入れたいとの意向を示した。ブラジルのルーラ大統領は労働党出身、どちらか
といえば反米色が強く、また、キルチネル氏も同様の傾向を有していたが、ク
リスチーナ大統領は夫よりも遙かに親米派、積極的に米伯の間を取り持って行
きたい意向を有している。
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■アメリカ、市場安定化に410億ドルを投資(11月2日)
10月31日、アメリカの連邦準備は為替市場安定の目的で金利を0.25%引き下げ
て4.5%とし、翌11月1日には、流動性維持のために410億ドルという巨額な
金額を市場に投入し、これによって市場安定を図るという行動に踏み切った。
その結果、アメリカに始まる世界の株式市場は軒並みの下げ、ダウジョーンズ
は13,930から13,567と2.60%の下落、ナスダックは2.25%、イギリスのFTSEは
2.02%、フランスのCAC40は2.00%、ドイツのDAXは1.72%。サンパウロの株
式市場IBOVESPAも65,317から64,050と1.94%下げとなった。
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■10月貿易収支、輸入増著しく収支接近(11月2日)
10月の貿易収支は輸出157.7億ドル、輸入123.3億ドルにて差し引き34.4億ド
ル、今までの8月35.3億ドル、9月34.8億ドルとほぼ同様の水準を辿って推移
している。その内訳は、輸出に関しては原材料254億ドル、半加工製品136億
ドル、工業製品117億ドルにて、合計輸出金額507億ドルは前年度より16.5%
増、累計では15.6%と拡大している。しかし、輸入については燃料252億ドル、
資本財301億ドル、中間財291億ドル、消費財332億ドル、合計1176億ドルに
て輸入は29.8%増の成績。前述の輸出は総額507億ドルにて16.5%増、累計の
15.6%を遙かに上回るほぼ倍率の増額にて、急速に収支が接近しつつある。
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■クライスラー本部、1万人の解雇を発表(11月2日)
GM、フォードと並ぶ自動車業界の名門クライスラーは08年において、北米にお
ける5生産拠点を廃棄し、4機種の生産を停止、1万人を整理する。これによ
って、同社の経営は身軽となり、ここから再発足する予定である。他方、トヨ
タは10月に売上増4.5%を記録、次第に地盤を固めつつある模様。
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■ペトロブラス、配給所向けガス価格30%高に(11月2日)
ペトロブラスは天然ガスの配給所向け価格を30%引き上げた。ニューヨークに
旅行中のアルムブルスト経営審議会長は「この値上りは配給網の最終に位置す
る燃料ポストにとっては24%から30%の値上げとなる見込みであるが、致し方
なし」と語った。
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■「小切手税を恒久税に」とカチア上院議員の提案(11月2日)
金融高税、通称として小切手税CPMFと呼ばれる小切手振出し金額に課せられる
税があり、カチア・アブレウ議員(DEM-TO)は「これを暫定令でなく恒久税と
して永続させては如何に」と提案している。
通常として税金というものは何らかの利得に関して課せられるものであり、自
分の資金を出し入れするのに課せられる小切手税は本質的には不合理きわまる、
存在すべきでない税金である。しかし、徴収を一度、開始し始めたならば決し
てなくならず、更に増加を目指して増殖しようとする。取引高税の税率は
0.38%、これは保健費に0.20%、社会保障費に0.10%、貧困撲滅基金に0.08%
に分配されており、本年度の徴収総額は320億レアル、94年の開始以来の徴収
額は2,580億レアルに達する。
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■ヘリコプター、聖州にて2時間に3機の事故(11月2日)
サンパウロにはヘリコプターが活躍、市内交通の渋滞に煩わされることなく、
一部の人達から愛用されている。しかし、11月1日のように2時間内に3機が
墜落する事件が発生すれば、顧客の減少するのではないかと予想せざるを得な
い。
昨日11月2日の第一事故は13時50分にサンパウロ市の西方に隣接するカラピク
イーバ市。墜落したのはロビソンR44機、3人が死亡、1人が負傷。第二の事
故は14時10分、市の東方に隣接するはモジ・ダス・クルーゼス、墜落したのは
ロビソンR22機、航空士と乗客1名が負傷。第三の事故は15時38分にサンパウ
ロ市から北方へ30の0キロほど北方のリベイロンプレット市、墜落したのはベ
ルジェット・ランジェル機、負傷者4人であった。
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■暑いアマゾンが南米に豪雨を(11月3日)
アマゾンにおける気温上昇が影響して大陸南部、ラプラタ平原に大量の降雨を
もたらせた。この地方の気温は平年より可成り高温となっており、これが風向
きに影響を及ぼし、上空に吹くジェット気流は南部のラプラタ地方へ流れ込み、
高度2,000メートルの上空を秒速12メートルの速度で吹き荒れており、この大
西洋で生まれた熱帯気団はアマゾン地方を通過し、ラプラタ地方へ入り、南米
南部に豪雨をもたらしている。
宇宙研究所の気象予報センターのロドリゲス氏の説明によれば「アマゾン地方
を通過した風は南米低緯度ジェットコスターと呼ばれるもの、大量の湿気を含
み、2080年頃まで増大すると予想される。これに更にラプラタ地方の湿気が加
わり、ラプラタ下流のアルゼンチン及びウルグアイに今までのよりも約50%増
の降雨をもたらせる。即ち、この付近は今までと比べて降雨が激しく、かつ、
大量となり、農産物に対する被害が増大すると予想される」と語った。
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■工業成績、2年後に漸く上昇を開始(11月3日)
ブラジル工業における生産成績が減退し、最低のマイナス2%に下ったのが02
年、だが、翌03年には4.5%程度、06年には5.5%程度まで回復、本年は
6.7%を目指している。これを各部門別にみれば,本年度上半期の伸び率は工
業が6.7%、サービス業が9.9%、商業が2.0%と商業以外の伸び率が目立つ。
工業では製鉄事業が突出した成績で23.0%、その他では製紙業界の17.9%、石
油を含む化学業界が5.9%。サービス部門で伸び率の高いのは電力18.1%、固
定電話11.8%、運輸7.3%。商業部門では衣料品6.1%、自動車および同部品
が2.2%、食料品1.6%であった。
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■ルーラ氏が以前に勤めていた会社、9ヶ月のスト(11月3日)
60年代にルーラ大統領が働いていたサンベルナルドの鉄工所フリス・モルド・
カルは従業員1,500人の会社を擁したこともある会社であるが、9ヶ月に渉り
ストライキを継続中。昨年12月に給料を支払って以来、全く給料を支払ってお
らず、破産宣告と待つ状態にあるという。
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■レアル価値上昇で自動車売上が止まる(11月3日)
最近のブラジル通貨レアルは価値が上がり、ドルがR$1.748に達する状態とな
ったが、これによって、外国におけるブラジル製の自動車価格が高くなり、売
り上げに関する影響が心配になる状態に追い込まれ、9月は7.9%減、59.4万
台に下り始めた。11月2日の商業ドルの買い相場はR$1.747、このドル価格が
限度に近いとの声も聞こえる。なお、石油価格は依然として強気、11月2日の
価格は2.6%高のUS$95.93と記録的な高値であった。
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■インタ―ネット、伯国は世界第6位の使用者数(11月3日)
国連の発表した資料に基づけば、現在のブラジルのインターネットの使用者は
3,900万人、これは人口の21%に相当し、世界第6番目に位置する。なお、国
連にある資料に基づくと、コンピューター使用者数の第一はアメリカであり
2.1億人、第二が中国にて1.68億人、第3が日本8,600万人、以下はドイツ
5,000万人、インド4,200万人といわれる。
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■ブラジル、技術転移を狙って再軍備(11月4日)
ルーラ大統領は「技術移転を眺めながら、再軍備を再開した」という。その第
一として、空軍に対する購入予算は空軍再装備予算、08年に5.59億レアル、09
年5.79億レアル、10年5.99億レアル、11年6.20億レアルである。08年の購入予
算としては、航空機36機購入22億ドル、戦闘機AMXの53機の近代化2.5億ドル、
現存するターボジェット50機にスーパートカーノA29を追化、この予算1.5億
ドル。次は輸送機部門の整備、C390によってヘルクレスC130の大部分を代行さ
せる。
この経費が約5,000万ドル、引渡しは2011年の予定。その他に練習機F5機の近
代化1.6億ドル、ヘリコプター購入など。結局、複数年投資計画は2008年5.59
億レアル、09年5.79億レアル、10年5.99億レアル、11年6.20億レアル、4年間
に40.1億レアルの投資、その内、近代化に44機16.5億レアル、維持費に23.6億
レアルの支出となる。
第二は海軍の予算。海軍は再設備資金に3.00億レアルを費やす。この中には潜
水艦の建造5億レアルおよび現有の5潜水艦の維持と近代化、海外よりの融資
27.1億レアルも視野に入れている。国内産業に対する発注は哨戒艦建造に8.75
億レアル、また、今後の8年間に毎年1.3億レアル、合計10億レアルの原子力
開発計画も確保した。この他にリオにおける3本マストの 帆船『バローゾ号』
建造、2011年までに多目的ヘリコプター4機価格3.5億ドルの取得、ニテロイ
級フリゲート艦6隻の近代化、一隻当り約2,000万レアルと見積られる。
以上の予算はパトロール艦10隻に4億レアル、対艦ミサイル開発に5,370万レ
アル、潜水艦5隻を含む軍艦43隻の近代化に2.77億レアル、海空軍の強化に
2.78億レアル、航空機購入3.50億レアル、その他の船舶18隻購入5.49億レアル、
作業システム購入5.13億レアル。
第三は陸軍にて08年から2014年までの6年間の総経費は67.08億レアル、平均
すれば年間に11億レアルの支出であり、この中には車輪付きタンク、アマゾン
駐在部隊用特殊装備、対空特殊防御システム、電子化時代に対応する防御シス
テム、対地対抗システム、夜間対抗システム、特殊用途ヘリコプターの取得な
どが含まれる。支出金額は08年7345万レアル、09年7,620万レアル、10年
7,820万レアル、11年8,130万レアル、合計30.9億レアルとなる。
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■土地占拠が家族手当支給で減少した(11月4日)
政府の発表に基くと「家族手当の支給によって土地占拠が減少した」という。
この占拠件数は03年から06年に掛けて(391件、496件、437件、384件)と
殆ど変わりないが、キャンプ数は(285、150、90、67)、許可なし侵入家族
数は万単位にて(6.6、8.0、5.4、4.4)といずれも05年から06年にかけて
の大幅の減少を示しており、03年から06年のキャンプにおける「土地無し家族」
は59,082、21,778、17,233、10,259と後半の05/06年における大幅の減少を示
している。これらの数字から労働党の政策により、土地占拠は少なくなったと
はいえないが、土地無し家族数は可成り大幅に減少したのは確か、少なくとも、
この面においては「ルーラ大統領による土地政策は有効であった」と述べた。
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■ホンダ、無公害の水素自動車を開発(11月4日)
東京の自動車展示会においてホンダ自動車は無公害の水素を燃料とする車を展
示した。この自動車は最高160キロ/時に達し、空気汚染はゼロ、価格は今の
ところ10.4万ドルであるが、市場に販売する08年までには購入可能な価格まで
に引き下げられると思われる。
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■小型ジェット機墜落、8人死亡(11月5日)
11月4日14時10分、サンパウロ市北部にあるカンポ・ド・マルテ空港から航空
タクシーの小型ジェット機レアージェットが離陸に失敗し、1キロ足らずのベ
ルナルヂーニョ・デ・セーナ街118番の民家に衝突、死者8人、負傷者2人、
家屋破壊4軒の被害を生じた。航空機は全長14.8メートル、翼長12.0メートル
にて家屋4軒に損害を与えた。
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■「ドル安で輸出に支障」と工業連盟の警報(11月5日)
全国工業連盟CNIは「ドル安、レアル高によって輸出が脅かされている」と警
鐘を発している。平均給料の水準は02年にUS$242、04年にUS$278、その後は05
年にUS$383、06年にUS$446、07年にUS$512と上昇、また、電力料金は01年に35
メガワットMW/時が03年36MW/時と大差なかったのが、04年以降は47MW/時、
76MW/時と上昇、06年には95MW/時に達し、03年の約2.6倍。しかし、給料の
方は02年までに2.1倍にて電力代の方が給料値上り率を上回る。
ブラジルの輸出は2000年に551億ドル、06年には1375億ドルの伸長を看ており、
ルーラ大統領はこれを自慢して「ブラジルは我が政権となって以来、非常に輸
出が進み、2000年比較して08年は輸出150%の増強となった」と自慢している。
しかし、他の途上国、ロシアは1,056億ドルが3,045億ドルと189%、インド
は424億ドルが1,202億ドルと184%の伸び、中国に至っては2,492億ドルが
9,691億ドルと289%の伸びを示しており、これと比較すれば、「ブラジルは
僅か150%しか伸びて居ない」といえる。
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■科学者雇用の少ないブラジル、僅かに16%(11月5日)
ブラジルの企業内で活躍する科学者の数は非常に少なく、民間投資金額に対す
る国民所得比率はスエーデンが2.6%、日本2.4%、韓国1.9%、ドイツ
1.7%、アメリカ1.7%に対してブラジルは対して僅かに0.4%との小額に過
ぎず、それでも、ポルトガルよりは上位にいるものの、世界で13位というお粗
末さであった。
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■南米の軍事費、半分がブラジルで164億ドル(11月5日)
現在の南米大陸における各国の色分けはアメリカ側に属する国としてチリ、ペ
ルー、コロンビアの3カ国、反米色の強い国としてベネズエラ、アルゼンチン、
ボリビアの3カ国、中立といえるブラジルに大別される。軍事予算はブラジル
164億ドルが最高、次いでコロンビア53億ドル、チリ46億ドル、アルゼンチン
18億ドル、ベネズエラ17億ドル、ボリビア16億ドル、ペルー11億ドル、エクア
ドル6.5億ドルの順である。
アメリカ側の国家としてはコロンビアが人口4,350万人、軍人20.8万人、軍事
費36億レアル、特に目立つ装備はブラジルから購入したスーパートカーノ25機
2.35億ドルにヘリコプターのブラックホーク2機。06年には航空機および装備
に36億ドルを費やす予定。チリは人口1,610万人、軍人7.56万人、軍事予算46
億ドル。空軍および海軍力が強化された。海軍に関してはフリーゲイト艦7隻、
潜水艦2隻、フランス製潜水艦2隻。また、地上戦用にドイツ製戦車レオパル
ド100台などが目立つ。この他にアメリカ系の軍備国としてはペルーが人口
2,830万人、軍人8万人、2海防艦を発注中済み。
反米傾向の強い国としてはベネズエラが挙げられる。この国は人口2,530万人
を擁して、軍人は8.23万人。ロシアおよび中国と共同し、アメリカと対抗して
いる。この国が購入しているのはロシアから戦闘機SU30MK24機、ヘリコプター
MI17V-5、MI26Tなど、また、対空レーダーJYL-1、小銃AK47を10万丁。この
他にスペイン製レーダー、潜水艦用対ミサイル装置等が装備されている。
アルゼンチンは常備軍7万人であるが、経済危機の後は士気が衰えた状態にあ
り、海外への発注はフランスに上陸用船舶がある程度。チリは常備軍7.5万人
程度、海軍と空軍では再軍備強化が伝えられる。主な海外への発注はドイツへ
タンクのレオパルド2A3を100台発注、また、アメリカへ対艦ミサイル、フラ
ンスへスコルペネ型潜水艦、イギリスヘフリーゲイト艦3隻を注文している。
ブラジルの軍人は28.8万人、しかし、国土が広く、装備は旧式化しており、小
競り合い程度の能力といえる。軍備には164億ドルの予算。主な発注は攻撃機
ミラージュ2000の12機をフランスへ発注し7,200万ドル、スペインに戦闘機
C295を12機発注し2.98億ドル、およびスペインに輸送機オリオンを発注し4億
ドルというのが主なところである。
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■ルーラ大統領、石油ガス交渉でボリビアへ(11月6日)
ルーラ大統領は12月12日にボリビアのラパスを訪問、エボ・モラレス大統領と
ブラジルに対する石油ガス提供に関して話し合うことになった。これは11月5
日、来伯中のボリビアのビレガス炭水化物相とペトロブスのガブリエル社長が
相談し、電話にて双方の大統領に連絡して決定した結果によるものであり、ベ
ネズエラのウゴ・チャベス大統領の影響を排除して会見したいというブラジル
側の希望が叶えられた模様。
この状況に立脚してペトロブラスのガブリエリ社長は大統領会議の準備を用意
し、また、ボリビアのビレガ炭水化物相も同様である。イグアスー付近は雨季
に入り、発電量は2,900メガワットを記録、昨5日の大口顧客向け電力料金は
5.5%低下、大口顧客向けメガワット当りR$224であった。サンアルベルトお
よびサンアントニオの2発電所は一応は操業しているものの、本格的には両国
大統領の会議の結果になる。
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■伯国は炭酸ガス発生の有力国として規制必要(11月6日)
2006年に世界中で発生した森林破壊による炭酸ガスは8.55億トンと推定され、
これが世界中の空気を汚染している。ブラジルの発生する炭酸ガスは昨年度
11.4億トンと推定され、その中で75%は土地開発、即ち、山伐りとそれに続く
山焼きによって発生したもの、残り25%は自動車の排気ガスという。
ここに炭酸ガス発生の資料我ある。但し、この資料はヨーロッパ諸国を個々に
分けて調査したらしく、西欧諸国が含まれていない。アメリカにおいて炭酸ガ
ス域発生は60億トン、これはいうまでもなく自動車の排気ガスが殆ど、しかも
1990年に45.1億トンが、94年には52.7億トン、06年に60.0億トンと激増してい
る。第二位は中国で50.1億トン、この国は90年には27.6億トン、94年には29.6
億トンから国家経済の発達により06年までに約70%の消費増加を見て06年には
50億トンに達した。第三位はロシアにて90年の22.4億トンが94年には1.6億ト
ンに下ったが、06年には3.3億トンに上昇した。その次には日本が現われ、90
年11.3億トン、94年12.0億トン、06年12.6億トンと推移する。第5位はブラジ
ルにて90年に7.9億トン、94年10.3億トン、06年に11.4億トン。第6位はイン
ドで90年6.2億トン、94年8.6億トン、06年11.0億トン。この説明にはヨーロ
ッパが現われないのが奇妙であるが、個々の国に分散した故かと推察する。
この資料より見れば、最初にヨーロッパ諸国およびカナダをこの規制される国
に加える必要がある。それから、開始するのは世界で最も先進国であり、指導
するアメリカから開始。中国、ロシアの3カ国における規制を行い、次ぎの段
階としては日本、ブラジル、インドなどに及ぶようにするのが妥当ではないか
と推定されるが、如何であろうか。
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■ブラデスコ純益73%上昇、9月迄に58億レアル(11月6日)
ブラデスコ銀行は1月から9月に掛けて純利益58.2億レアルを計上、これは昨
年の33.5億レアルに比較して73.6%の増加であった。同行の貸付総額は1,401
億レアルにて27.0%増、資産総額は3,176億レアルにて昨年同期より30.6%増,
純資産は292億レアルにて34.0%増、不良貸付率は3.5%。
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■ポン・デ・アスーカル、卸売りスーパー開設(11月6日)
ポン・デ・アスーカルは今までのように小売スーパーはかりでなく、卸売りス
ーパーとしてアサイ・スーパー網14店の資本の60%を取得し、2008年より卸売
りスーパーとして開設、更に4年後には売上11.5億レアルを有するものに発展
させるという方針を採る。
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■レナン氏、処罰無しに議席に戻る気配(11月6日)
一時、上院の倫理委員会にて大騒ぎして、休職していたレナン・カレイロ上院
議員(PMDB)が10月11日にて45日が経過した。現在は未だ休暇であるが、そろ
そろ活動に入ろうとしている。休職を継続させようとする側と活動させようと
する側とが、議会工作をしている模様である。
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■連邦警察、スイス系3銀行の重役達を逮捕(11月7日)
連邦警察はスイス系3銀行の企業経営者11人を含む20人を送金法違反の罪で逮
捕した。不正送金額は少なくとも10億レアルに達すると見られる。手口はブラ
ジルにおいて闇ドル屋の銀行勘定に預金させる。次いで闇ドル屋は中間業者を
通じて闇ドルを手配して送金先の口座に振り込み、これで送金事務は完了し、
後は闇ドル屋と中間業者の間の精算事務が残るのみとなる。
今回、取引に関係した会社にて行なわれた不正送金中、発覚したと思われるに
は1件70万ドル程度、合計600万ドル程度であるが、全体として少なくとも10
億レアルの不法送金が行なわれていたと連邦警察では推定している。探索は約
1年半に渉って行なわれ、逮捕されたのはサンパウロ、リオ、バイアおよびア
マゾナスの諸州において逮捕されたのは闇ドル業者6名、スイスの銀行員3名、
その他関係者11名、探索中が45名という。
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■イタウ銀行、利益はブラデスコを超過(11月7日)
9月までの中間決算に基けば、ブラジルにおける企業利益は、第一位は鉱物資
源のバーレ・ド・リオドッセにて156億レアルと突出した状態、続いてイタウ
銀行がブラデスコを抜いて64億レアル、第三位がブラデスコの58億レアルであ
る。次は東北テレマル18億レアル、テレマル14億レアルと電話会社が並び、そ
の後はサンタンデル銀行13億レアル、アラクルス製紙8.6億レアル、ライト電
力8.5億レアル、タバコのソウザ・クルス7.7億レアルにボトランチン製紙が
6.5億レアルとなる。
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■BRA航空、全飛行を停止、1,100名を馘首(11月7日)
ブラジルにおける第三の航空会社BRAが「経営成り立たず」として、総ての航
空を中止し、従業員1,100人を馘首した。この会社は1999年に発足、「安価に
航空旅行」を旗印に発足した旅行社であるが、資金不足で経営難に陥り、1億
ドルの資金が如何にしても出来ず、遂にすべての飛行を閉める立場に追い込ま
れた。
BRAは航空機としてボーイング737-300を9機、767-300の2機を借用してお
り、週に国内90便、リスボンまで5便を運行していた。この倒産騒動は残る航
空会社、TAMおよびGOLにとって強壮剤として作用すると予想される。しかし、
12月以降、株式の20%を所有していた投資基金のガベアおよびゴールドマン・
サッシスは1.8億レアルの損害を受けたことになる。なお、この会社は閉鎖の
直前、エンブラエルにてルーラ大統領およびジョビン法相の立会いの元に航空
機40機購入、金額14億ドルの契約に署名しているのが問題になっている。
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■中銀、30億ドル購入し、手持ち1,706億ドル(11月7日)
中銀は3日間に更に300億ドルを購入し、11月6日の中銀残高は1,706億ドル
へ膨れ上がった。これだけの現金手持ちがあれば、差し当たって多少の攻撃が
あっても、凌げるであろうというのが、以前の中銀理事ゴルドファジン氏の意
見である。
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■OHL、更にサンパウロ道路投資を狙う(11月7日)
スペインの道路会社OHLはサンパウロ州の道路入札において、道路入札7ヶ所
の中で、国道BR381号フェルナンヂアス街道、国道BR116号レジス・ビッテン
コウト街道、国道116・376・101号クリチーバ/フロリアノポリス、国道
101号ES/RJ境界からリオ/ニテロイ橋、国道116号クリチーバ/SC州橋の5
ヶ所を入札した。この入札振りによって「同社はスペイン政府の意を受けてサ
ンパウロ州の道路支配を行なった」との噂さえ立てられたが、会社側は「とん
でもない噂であり、我が社は正当な価格で入札したに過ぎない」と完全に否定
した。
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メールマガジン: BRAZIL TODAY
発行者: 大岩國男
サイト: HTTP://WWW.ANA-LOG.COM
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