ブラジル・南米の政治経済ニュース。(アナ・ログ翻訳事務所提供)
- 最新号:2008-09-04
- 発行周期:週刊
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- 創刊日:2001-06-11
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Brazil Today
発行日: 2007/10/11━━■ P R ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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BRAZIL TODAY 2007 / 10 / 15(328号)
ブラジル・南米の政治経済ニュース (毎週月曜日配信。購読無料)
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為替(レアル/円)、10月10日現在 R$1=\64.96
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■バーレとバオスチール、共同計画に55億ドル(10月4日)
バーレ・ド・リオドッセ社のアグネリ社長と中国のバオスチールのシュウ・レ
ジアン社長はエスピリットサント州ビトリア市において「55億ドルの予算にて
エスピリットサント州に鋼板500万トンの能力を有する製鉄工場を建設する。
出資金の比率はバーレ20%にバオスチール80%」と発表した。
以前にバーレの計画は北伯アサイランジアからトカンチンス州都のパルマスを
経てゴヤス州アナポリスまでの南北鉄道の布設で14.78億レアルの投資、更に
インフラ機構に6,600万レアル、550台の貨車購入に3.50億レアルの投資にて
4.16億レアルを必要とし、鉄道へ18.94億レアルの投資となり、これと工場へ
の55億ドルを加えて73.94億ドルの投資となる。
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■プラズマTV売上は100万台を超える予想(10月4日)
テレビが現在の液晶テレビ・システムであるが、これと異なり、平面で薄い大
画面のテレビが普及する可能性がある。これは2枚のガラス基板と壁の間に密
封されたガスを封入し、この空間の上下に取り付けられた電極を刺激して光を
発するのがプラズマ映像の原理、これを利用したのがプラズマテレビであり、
このシステムを利用すれば、薄型大画面のテレビが可能となる。
この大画面のテレビは未だ早過ぎる夢とも思われるが、このシステムに基くテ
レビは既に実用化されている。但し、価格は未だ高くて手が出ないが、2008年
中には42インチの画面がR$2,990程度の価格で販売されるようになるであろう。
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■全国工業連合、生産と販売は5%増(10月4日)
8月における工業の成長に関しては、実質売上の上昇として昨年8月以来
6.5%、年間では労働時間では4.3%の上昇を見た。これについて工業連合
CNIのパウロ・モル氏は「工業界は続けて好調であり、売上は年間6.5%増、
労働時間数では4.8%増、設備利用率では82.3%の水準にある。売上は想像し
ていたより強かった」と述べた。
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■旧エコノミコ銀行主に13年の求刑(10月4日)
元エコノミコ銀行の頭取、カルモン・デ・サーは裁判所から13年4ヶ月、同行
の副頭取は6年が求刑された。同銀行は95年にPROERの援助を受けたにも係わ
らず、96年に破産した。
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■麻薬人の話に登場する大統領と同名人物(10月4日)
コロンビアにて93年に亡くなったバージニア・バレージョという女性がいる。
彼女はメデリンの麻薬売買人の親分、93年に射殺されたパブロ・エスコバルの
愛人であったが、今回、その思い出を『パブロを愛して』という本にして出版
した。処が、この中に登城する人物に現在のコロンビアの大統領ウリベ氏と同
名が登場し、問題になっている。伝記に登場するウリベ氏も、大統領のウリベ
氏もメデリンの出身であり、似通っているというが、決定的な証拠はないとい
う。
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■環境破壊に保護団体から年10億レアルの請求書(10月4日)
アマゾンの伐採に関して、非政府の環境保護の9団体から政府に対して「年間
10億レアルの資金を7年に渉り、植林に振り向けるべし」との勧告がなされた。
現在の伐採量は年間1.4万キロ平方キロ、第一年目に25%、2年目に25%、3
年目に30%となるように植林して行き、毎年60万平方キロづつ森林を回復して
行く計画。以前はマジ家といえば、山伐採の大本であったが、現在は協力的で
あり、彼は森林の重要性を理解するように変化したといわれる。
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■党籍変更、3月までは移籍を承認(10月5日)
下院議員の党籍変更の季節となり、最高裁判所STFは「本年3月27日までの党
籍変更を認めたが、その期限を経過した後の変更は認めない」と賛成8票、反
対3票にて決定した。期限以前の党籍変更者は30人、それ以後は15人。減員の
大きいのはDEMの9人、PSDB7人、および、PTBとPPSが6人づつ。加入者の
多かったのはPRが17人、PMDBが9人などであった。政府と野党の一部は最高裁
の決定を支持したが、DEMなどは更に党員が減少するのではないかと怖れてい
る。
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■自動車販売、伸び著しく25%に近し(10月5日)
自動車生産はこの2ヶ月間よりも売上が減少し、25.28万台となったが、累計
では218.1万台にて昨年より10.6%、国内向け販売台数は20.40万台、累計で
は173.9万台にて昨年よりも27.4%増、輸出は6.60万台、累計では59.40万台
にて昨年よりも7.9%減となった。このように自動車工業は本年度に入ってか
ら、生産計画を再作成することが3回に及ぶという好調さを示している。
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■工業生産は昨年よりも6.6%増(10月5日)
8月のブラジル工業は昨年よりも6.6%の成長を示した。部門別では資本財が
昨年の同月よりも21.0%という驚異的な伸長振り、前月に対しても4.0%の伸
びである。中間財は対前月0.9%、対前年4.2%、耐久消費財は対前月2.7%、
対前年は資本財ほどではないが13.0%の驚くべき伸び率、半耐久消費財に関し
て対前月は0.7%と少率であるが、対前年同月に対しては4.2%と高率である。
なお、資本財対前年同月の伸び率21.0%を部門別に示せば、農業100.8%、建
築業31.7%、運輸業26.2%、エネルギー業25.8%、工業6.5%となっている。
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■GE、リオ工場を閉鎖、労働者900人を馘首(10月5日)
GEはアメリカ、メキシコの工場を整理し、再構築中であるが、これの過程はブ
ラジルにも波及し、白熱電球を生産していたリオのマリア・デ・グラッサ工場
では、従業員900人を整理せざるを得なくなった。ガルボン取締役は「電球市
場は世界的に不調であり、我が社はアメリカのオハイオ工場を始めとして、世
界の26工場において人員を整理する」と語った。なお、同社はリオ工場におい
て、従業員505人にて国内全需要の40%を生産し、同社総売上26億ドルの5%
を売上していた。「但し、同社は電球部門からは撤退するが、他の部門は継続
する故、よろしくお願いします」という。
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■イグノーベル賞決定、日本人も受賞(10月5日)
世の中には種々の賞があり、その中でも最も有名なのはノーベル賞、これは非
常に優れた科学上の功績に対し与えられる。しかし、全く反対に、非常に馬鹿
げた無用の発明に対して与えられるイグノーベル賞というのもある。毎年、入
賞者には賞金が支給される。本年度の受賞者の中には日本の山本マユさんが
『雌牛の糞の中からバニラ香水を抽出する方法』にて化学賞を得た。
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■サンタンデル銀行によるABN銀行購入(10月6日)
オランダのABNアンロか銀行の売れ先に関してバークレイス銀行が購入を諦め
たためにスペインのサンタンデル銀行によるABNアンロ銀行購入の話が煮詰ま
っている。現在のブラジル国内における預金高はサンタンデル銀行1,236億レ
アルにて第7位、ABNアンロ銀行は1542億レアルにて第5位であり、この2銀
行が合同すれば預金高は2,778億レアルにて第三位。銀行の順位は伯銀3,330
億レアル、ブラデスコ2,906億レアル、サンタンデル+ABN銀行2,778億レア
ル、イタウ2,554億レアル、貯蓄金庫2,375億レアルの順となる。
両銀行の資料を記せば、創立はサンタンデル1857年にABNアンロ1824年、06年
の利益は76.0億ユーロと4.71億ユーロ、顧客数6900万と2000万、支店数1.1万
と4500、職員数13万人と10.5万人、営業国数は40カ国と53カ国である。
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■ペトロブラス、日本にて製油会社購入の話(10月6日)
ペトロブラスと沖縄にあるEXXONモービルの精油所購入の話が煮詰まっている
と読売新聞/フォーリャは報道する。上っているのはナンセイ精油に10万バー
レルの能力を有する精油会社である。なお、最近、三井はブラオジルにおいて
ガソリンに混入するアルコールを生産するために40工場を建設、80億ドルを投
資すると伝えている。
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■衣服業界、百貨店化を狙うマリーザ(10月6日)
ブラジルの衣服業界では現在、最大の地位にあるのはC&Aにて支店数は124
店、売上は年間30億レアルと推察される。これに次ぐのがリアッシェロで支店
数90店、売上は売上16億レアル、第三位がレンネルの支店数95店、売上14億レ
アル。第4位のマリーザで支店数178店、昨年の売上8億レアル。
このマリーザは1948年に開設された既製服の小売店、女性服のみでなく、男性
服も取り扱っており、また、幼児服用品、寝具から装身具にまで手を広げてい
る。しかし、中心となるのは家族収入年間12,600レアル程度の20才から35才の
女性である。本年の売上予想は12億レアル、従業員数は8,000人程度。
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■ニッサン、90度まで曲がる自動車を発売(10月6日)
ニッサンが今回、発明したのは車輪が直角に曲がる自動車、即ち、車輪が90度
回転し、自動車の長さだけある空間に差し込んで停車できる。これならば、の
長ささえあれば、停車および発車が可能である。
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■バーレ、日本とインドの製鉄業に働きかける(10月6日)
中国のバオスチールに対する製鉄設備の売り込みに成功したバーレ・ド・リオ
ドッセは同方法に基づく製鉄方式をインドのタタ製鉄および日本のJFEに対し
ても売り込んでいる。この2製鉄所も近い将来に投資金額100億レアル程度の
増資が必要であるが、同一方法を使用すれば、いずれの会社にしてもシステム
が非常に安上がりで済む筈である。
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■パレスチーナ、平和監視にブラジルを要請(10月6日)
パラスチーナ当局はユダヤとの和平交渉に関して、目付け役としてブラジル政
府の立会いを望んでおり、マホメッド・アバス氏よりの要請が24日にニューヨ
ークの国連本部に到着した。パレスチーナ側の言い分として「この状態を解凍
するには何らかの第三勢力の介入が必要、これには以前にあった36人の捕虜釈
放などの例もあり、ブラジル政府に軍隊出兵を依頼するのが適切ではないかと
思う」との言分であった。
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■キルチネル大統領、選挙を前にインフレ中和策(10月6日)
隣国アルゼンチンは選挙まで3週間に迫っているが、インフレ効果を抑えるた
めに、電力会社へ補助金を支出する故、消費者向け電力料金の引き上げをまで
抑えるようにした。同国のインフレは02年には41.0%と高率であったが、03年
には3.7%、05年には12.3%、06年には9.8%、本年度も9%程度に抑える積
り。しかし、実際は20%から25%程度であろうとはエコノミスト達の意見であ
る。
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■有料道路の新規料金の徴収が競売(10月7日)
有料道路の新規料金徴収が競売される。決定したのは7街道、合計26,909キロ
であり、年間合計195億レアルの収入を予定している。但し、現在の道路整備
状態は良く整備されているとは言い難い状態にある。競売の規則は、1)入札価
格の低い者が勝利者となる。2)新規取立て以前に街道の状態を検査する、3)そ
の後も種々の改善を行なう。これを街道別に列挙すれがば下記の通り。
1)国道BR116号線のサンパウロ/クリチーバ間401.6キロが最大料金
R$16.11にて収入見込み43億レアル、2)国道BR116号線/376/101号線ク
リチーバ/フロリアノポリス間382.3キロ、最大料金R$13.77にて収入見込み
35億レアル、3)国道BR116号線クリチーバ/SC.RS州境間412.7キロ、最大
料金R$20.94にて収入見込み18億レアル。
4)国道BR381号線、ベロオリゾンテ/サンパウロ間652.2キロ、最大料金
R$23.07にて収入見込み45億レアル、5)国道BR153号線、ミナス/サンパウ
ロよりサンパウロ/パラナ州境まで321.6キロ、最大料金R$16.33にて収入見
込み17億レアル、6)国道BR101号線、RJ・ES州境からリオ/二テロイ橋まで
320.1キロ、最大料金R$19.12にて収入見込み24億レアル、7)MG.RJ州境から
RJのヅトラ街道まで200.4キロ、最大料金R12.11にて収入見込みは13億レアル。
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■政府からONGSへ疑惑の3.3億レアル(10月7日)
約3.3億レアルの資金が03年から07年に掛けて連邦から非政府の546組織へ交
付されたが、この中で疑わしいと思われるものが860件、1.31億レアルに達す
るという。その内訳は、開発統合省1.31億レアルを始めとして、農業開発
7,969万レアル、観光5,961万レアル、労働雇用2,579万レアル、社会開発
1,676万レアル、科学技術1668万レアルなどが含まれている。これに関してレ
ゼンデ検事は「政府から非政府団体への支出基準が非常に不正確であり、支出
に該当しないと思われる項目でも、理屈によって経費に含まれてしまう」との
感想を述べた。
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■ABNとサンタンデルが合併して第三位の銀行(10月7日)
ABNアンロレアルとサンタンデル銀行が合併し、第三位の銀行が誕生した。
ABNアンロレアル銀行は資産総額2,777億レアルにて伯銀3,330億レアル、ブ
ラデスコ2,906億レアルに次ぐ銀行となった。第4位はイタウ銀行の2,554億
レアル、以下は地区銀行CEFの1,996億レアル、ウニバンコス1,296億レアル、
HSBC銀行680億レアル。
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■マイクソフト、売上7億ドルを超過する計画(10月7日)
ビル・ゲイト氏の会社マイクロソフトはブラジルに対する販売計画を2010年ま
でに7億ドルと設定、これは現在の南米全体の約半分5.30億ドルを基礎に割り
出した予想である。現在は昨年よりも10支店を増加して合計17支店となり、サ
ービス向上に努めている。東北伯・北伯のサービス拡充は問題であったが、レ
シフェ事務所がサルバドル、フォルタレーザ、ベレンをも含めて監督している。
なお、MICROSOFTの小売り売上台数は2008年7月までに470万台、システムとし
てMICROSOFT使用が75%、UNIXが20%、その他5%。オペレイターシステムは
97%がWINDOWS、インターネットのナビゲイターは92%がEXPLORER、電子郵便
としては71%がOUTLOOKを使用している。
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■公企業取締役がPTへの大口寄付者(10月8日)
公企業の取締役が労働党PTへの主要寄付者に挙げられている。7月までのPTへ
の大口寄付者は、第一がペトロブラスPBのガス担当取締役のイルド・サウエル
氏2.9万レアル、第二が同社のガブリエリ社長2.1万レアル、第三が同社のエ
ストレーラ開発部長2.1万レアル、第四がエレトロブラスのソウザ技術部長
1.95万レアル。
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■農業生産、収入が4年振りに新記録(10月8日)
本年度のブラジル農業生産収入は4年振りに新記録に達する予想である。すな
わち、数量的には、05年の1.14億トンに続いて06年1.18億トン、07年1.35億ト
ンと毎年の生産高が伸長、08年1.43億トンに達する見込み。これを金額単位で
は04年に710億レアルであったのが、06年には540億レアル、06年には460億
レアルまで下ったが、本年は620億レアルにまで回復、08年には更に延びて
760億レアルに達するという。
なお、来年08年の収穫に関しては、大豆6,200万トン(340万レアル)、とう
もろこし5,500万トン(250億 レアル)、米1,100万トン(70万レアル)、
小麦400万トン(30万レアル)、フェイジョン300万トン(50万レアル)に綿
400万トン(300万レアル)の合計1.43億トン(760億レアル)になる予想。
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■銀行集中により金利は左程低下せず(10月8日)
ブラジルにおいて、信用創造が拡大し、05年12月に6,070億レアルであった銀
行貸付は翌06年7月には6,695億レアル、次いで07年1月には7,385億レアル、
8月には8,415億レアルに達した。しかし、金利低下は遅々として進まず、再
割引金利は05年12月に年利18.8%であったのが現在は11.5%となったが、自動
車購入月賦は34.8%が28.7%、個人貸付は67.3%が49.9%、特別小切手による
貸付に到っては147.5%が139.5%と依然として超高利を徴収している。
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■政府人件費、人数減少したが、金額は増加(10月8日)
政府の一時契約者数は03年に殆ど1.4万人に達した後、04年は1.1万人まで減
少、一昨年は1.5万人と上昇の後、06年は1.15万人と減少した。一時的雇用者
も2.9万人から2.43万人と減少したが、下請け会社への支出は03年の90億レア
ルから直線状に上昇し、06年には129億レアルに達している。
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■残骸を残す未完成工事、聖州にて2.43億レアル(10月8日)
政治家という人種は工事が好き、至る所で行うが、その多くは工事半ばにて、
予算不足あるいは既に誰かの懐を潤して中止される。現在のサンパウロ州内の
21市に残された未完成工事中止、あるいは着工までに至らずに消え去ったプロ
ジェクトは24.3億レアル、少なくとも、これだけの無用な資金を使用している。
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■ブラジルの新聞、第一位はスペルノチシア(10月8日)
現在のブラジルにおける新聞の発行部数は413万部、03年の318万部に比して
31%増の成績、本年1月の369万部に対して11.9%の上昇である。現在の発行
部数第一位を占めるのはミナスのスペルノチシア30.0万部にて年間に101%増、
続いてフォーリャ(SP)の29.9万部(-6%)、第三位がグローボ(RJ)27.7万
部。以下はエストラ(RJ)23.9万部、エスタード(SP)23.9万部、メイアオー
ラ(RJ)21.7万部の順。以下はゼロオーラ(RS)、ノーチシア・ガウショ
(RS)、コレイオ・ド・ポーボがこれに次ぐ。
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■『土地無し』、バーレ鉄道の破壊を策す(10月8日)
『土地無し』グループMSTの一派はカラジャス鉄道(PR)の破壊を策しており、
7日も約80名がサンルイスの鉄道地帯に侵入し、破壊を狙う。10月7日、カラ
ジャス郡(PA)のパラウアペバスにおいて約2,000人の『土地無し』が集合、
10時半に鉄道の一部を占領して、立ち退きを拒絶した。これに対抗してバーレ
側はマラバに駐在する軍隊と話合い、武力による鉄道の防御を相談している。
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■レナン氏、全上院議員の勘定検査を請求(10月9日)
疑惑に満ちた資金使用、および、これに基き、追放処分適用で問題となってい
るレナン・カレイロス上院議員(PMDB-AL)は、この程度の事件で自分のみが
処罰されるのは承服できないという態度を示し、全上院議員の勘定公開を請求
した。その告発状には一例としてトーレス議員(DEM-GO)およびペリーリョ議
員(PSDB-GO)によるスパイ行為を激しく非難しており、この他に同党のビアナ
議員(AC)、サルバッチ議員(SC)、メルカダンテ議員(SP)、スリェサンレ
ント議員(MT)、PMDBのバスコンセーロス議員(PE)、シモン議員(RS)、
PDTのペレス議員(AM)、野党DEMのマイア議員(RN)の名が挙げられ、カレ
イロス氏は「さて、今から本式の調査を開始」と張り切っている。
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■キルチネル大統領、156億ドルの支出超過(10月9日)
隣国アルゼンチンのキルチネル大統領は、2004年の就任以来、予算を超過する
こと156億ドルの赤字、本年のみで既に66億ドルに達している。この数字を公
表したのはラ・ナチオン紙、今までの財政赤字は04年に36億ドル(PIBの
19.3%)、05年に23億ドル(9.4%)、06年31億ドル(10.6%)、07年66億ドル
(18.6%)。このままで進行すれば「いつか来た道を歩むことになる」と反対
派は政府を攻撃する。
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■南部銀行の創生、概要が決定する(10月9日)
南米諸国による南部銀行の大枠が決定した。この銀行設立の旗頭はベネズエラ
にて、賛同したのはブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイにボリ
ビア、エクアドルの7カ国、銀行の本部はカラカスに置き、副支部はブエノス
アイレスおよびラパス、経営委員会は参加各国の財務担当者、第1回の会議は
11月3日にカラカスにて開催する。ブラジルのマンテガ蔵相は、最初に銀行設
立を批判したが、結局,支持することになった。
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■国道修復、国費支出は1万レアルのみ(10月9日)
国道BR116号を始めとする道路修復工事は7区間、一区間は最低200キロ、最
高650キロにて全長約2,700キロ、必要最低投資金額は区間によって異なり、
キロ当たりR$12.11から最高R$23.07まで。最低の工事費を提示した会社を競
売の勝者とする。工事費として見積られているのは、サンパウロ/クリチーバ
の652キロ、予想投資額45億レアルを始めとして7区間2,691キロ、最低競売
価格198億レアルであり、参加は28グループ、競売はBOVESPAにおいて本日行
なわれる予定。
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■聖市を巡る街道、近日中に東部の入札(10月9日)
サンパウロ州政府は近日中にサンパウロ回周道路の入札要綱を発表する予定で
ある。この回周道路は東部のリオ・デ・ジャネイロを目指すヅトラ街道と南部
のアンシェッタ街道およびイミグランテ街道を結ぶものであり、これが完成す
れば聖市を一周する街道が完成する。サンパウロ市の北部から時計の針と逆に
説明を進めれば、北部にはカンピーナス方面へ通じるバンデイランテス街道と
アニャンゲイラ街道があり、それから市の西部を通り、聖州西部へ抜けるカス
テロ・ブランコ街道、州の西南部へ通じるラポーゾ・タバーレス街道と交差す
る。更にここを通過すれば、州南部のレジストロを経てクリチーバへ抜ける国
道第116号レギス・ベッテンコウト街道となる。
サンパウロ市の南、サントス市を始めとする海岸地帯へ下るイミグランテとア
ンシェッタの2街道が海岸地帯と連結を果たしている。現在、サンパウロ市を
取り巻く周回道路はこれからサントアンドレ市の終りまで終了し、マウア市か
らサンパウロ市の東部を通り、リオへ抜けるアイルトン・ナセーナ街道、およ
びヅトラ街道との間の道路は、聖州奥地からリオとを繋ぐ道路として、必要で
はあるが未だ完成していない。
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■スペイン企業、7国道中の5ヶ所を征す(10月10日)
今回の有料道路競売は、スペイン資本のOHL社が道路工事7ヶ所中、5ヶ所を
征した。サンパウロからリオへ行くには5ヶ所にて通貨料金を支払い、合計
402キロ、R$30.60であるが、サンパウロからベロオリゾンテは8ヶ所にて支
払い、合計R$7,976、クリチーバへは6ヶ所にてR$8,184を必要とする。なお、
料金徴収は最初の取立てより広範消費者指数IPCAにより料金修正される。
1)ベロオリゾンテからサンパウロの国道BR381号線は政府公示の予定価格キ
ロ当たりR$2,884をR$0.997にて65.43%安、2)サンパウロからクリチーバ
の国道BR116線はキロ当たりR$2,685をR$1,364にて49.2%安、3)クリチー
バからリオグランデ州境までの国道BR116線はキロ当たりR$4,188をR$2,540
にて39.35%。4)クリチーバからフロリアノポリスまでの国道BR116/376
/101線はキロ当たりR$2,754をR$1,028にて62.67%安。
5)リオからエスピリットサント州境までの国道BR101線はキロ当たり
R$3,828をR$2,258にて40.95%安、以上の5ヶ所がスペイン資本のOHL社。
6)この他にアシオナ・ブラジル社がミナスからヅトラ街道までの国道BR393
線はキロ当たりR$4,037をR$2,940にて27.17%安、また、7)BRビアス社が
ミナス/サンパウロ州境からサンパウロ/パラナ州境まで国道BR153線はキロ
当たりR$4,083をR$2,450にて40%安。
これでスペインのOHL社は7区間中、5区間を征し、今までもサンパウロ州北
部のアララクアラ、サンカルロス、リベイロン・プレットなど有料道路1147キ
ロを支配し、従業員1,161人、純収入4.30億レアル、EBITDA2.96億レアルの会
社である。なお、同社のビラール・ミール社長はスペインにおいてインターネ
ットのレコール・ネットワーク社の資金3 ,000万ユーロを流用したとして調査
されている人物である。
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■バーレ、インコ購入で年間に企業価値100億ドル増(10月10日)
市場の見積もりによれば、バーレ・ド・リオドッセはカナダのニッケル鉱山
INCOを購入したことによって、企業価値534億ドルから1,537億ドルへと、こ
の一年間に大きく上昇したという。なお、本月18日にカナダ側はバーレによる
購入を正式に認める予定。
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■自動車と機械が聖州工業を引き上げる(10月10日)
聖州の工業は自動車と機械が月間成長0.2%と牽引車の役割を果たし、前月に
対し0.4%、前年同月に対し6.0%の成績を残した。ブラジル全国の成長は前
月に対し10.3%、一年前に対し6.6%。なお、前月よりも非常に経済が伸びた
のはアマゾーナスの7.5%とエスピリットサント6.4%の2地区。
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メールマガジン: BRAZIL TODAY
発行者: 大岩國男
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