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Brazil Today
発行日時: 2007/9/20━━■ P R ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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BRAZIL TODAY 2007 / 09 / 24(325号)
ブラジル・南米の政治経済ニュース (毎週月曜日配信。購読無料)
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為替(レアル/円)、9月19日現在 R$1=\62.25
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■上院、レナン議長を無罪放免に(09月13日)
9月12日、上院はレナン議員の処置に関して投票を行なった。要した時間は6
時間、先ず、最初は、レナン議員が36分に渉り弁明を始めたのに対し、反対派
のPSOL党首エロイザ・エレナ前上院議員(AL)がこれを中断、レナン議員との
口論となり、11時にガベイラ氏(PV-RJ)がビアナ氏(PT-SC)に拳骨を食ら
わせたのが喧嘩の始まり。投票が完了し、結果が発表されたのが17時17分、結
果は40票対35票にて氏は追放を免れた。
この勝利の後、レナン氏は「これは民主主義による勝利であり、教会へ行き感
謝の祈願を行なう」と語った。しかし、氏の残留は決定したが、ビール会社シ
ンカリオルのINSS料金2,700万レアルの未払金、ラヂオ会社への出資250万レ
アルの問題を抱えている。報告書作成のカーザグランデ議員(PSB-ES)および
マリーザ・セラノ議員(PSDB-MS)は「この結果、上院の権威は薄弱となり、
地に落ちた」と嘆いた。
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■国民所得、第二四半期に5.4%増加(09月13日)
国民所得の増加が発表された。国民所得は第二四半期に5.4%の伸長という。
即ち、4半期毎の国民所得の伸長が06年第2四半期は前年同期に対し1.5%に
留まったが、第3四半期以後は前年同期に対し4.5%、4.8%、4.4%、
5.4%の伸び。
昨年の部門別伸長率と本年度第1、第2四半期の伸び率を示せば、農牧畜部門
が06年第3四半期16.0%、第4四半期11.9%であったのが、07年第1四半期
2.9%、第2四半期0.2%にて07年は年間1.4%。工業部門が3.6%、3.6%、
3.0%、6.8%にて07年は4.9%の伸長。サービス部門は3.7%。3.8%、
4.6%、4.8%にて年間4.7%という予想。
更に細部の情報を見れば、製造業の伸長は7.2%と多く、主要進展の工業は、
機械器具、電気材料、化学製品、金属業などが7.2%、また、建築関係も
6.3%、公共サービス6.1%、鉱山関係5.9%、中でも鉄鉱関係は9.1%と非
常に好調であった。また、また、公共関係は6.1%と増加した。やや細分され
た区分では、金融および保健の仲介業が9.6%、卸および小売業が8.1%増加、
また、工業税などの増加が目立っている。
本年度第2四半期を昨年同期と比較すれば、5.4%という成長、アメリカある
いは日本などの先進国でこの程度の成長があれば、胸を張って高度成長という
ことが出来るが、ブラジルは途上国であり、胸を張ってとは云い難い。他の途
上国と比較すれば、中国11.9%、インド9.3%、アルゼンチン8.6%、ロシア
7.8%、チリ6.1%に次いでブラジル5.4%。以下は南アフリカ5.0%、韓国
4.9%、メキシコ2.8%、アメリカ1.8%という予想にてブラジルは途上国と
しては低成長の部類に入る。
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■中産階級、収入の1/3をサービス購入に使用(09月13日)
もし、月収R$3,000までの平均的なブラジル人と仮定する。この場合、年間
146日、即ち、5月26日まででは税金を支払うのに働き、更に61日、7月の25
日までは教育、保健、年金、保安などの公安施設利用のために働き、それから
自分の考える使途に金銭を支出することができる。
これが庶民として更に上級のR$3,000からR$10,000の収入を有する人の場合は
更に公共のための出費が多くなり、年間156日は税金その他のために働き、
116日は子供の教育を含めた公安施設利用、残る93日分の収入のみが自由に自
分と家族のために使用できる時間である。ブラジルでの生活はこのように厳し
い故、国民はその積りで生活を引締め、税金を支払って、政府を支えて行くよ
うに心掛けて欲しい。これが政府の国民に対する希望であるという。
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■ブラジル工業は6.8%の進展(09月13日)
現在のブラジル産業は、工業7.2%、建築業6.3%と発展しているが、無形産
業の発達は更に大きく、商業の発展は8.1%、金融保険業界の進展にいたって
は9.6%という急進振りである。マンテガ蔵相によれば、国民所得に対する投
資率も上々、03年には国民所得に対する投資率が14.8%であったのが、04年お
よび以降は16.1%、16.4%、16.7%と向上、2007年には17.7%に達するという。
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■大手企業、若手の高学歴者を雇い入れ(09月13日)
大手国際企業が若手の要員を募集している。求人会社は、アングロアメリカン、
ボッシュ、ブラスケン、ブンゲ、C&A、コカコーラ、ガフィサ、ロッペス、
マックドナルド、ナツラ、ネストレ、シンカリオル、ソトレック、ビーボなど。
求人数は1社当り10人から80人程度、申し込みは早い会社で9月15日まで、給
料はR$3,500程度。
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■中銀、利子引下げ期間終了を指示(09月14日)
中銀は9月も金利を0.25%切下げ11.25%としたが「これは2年間に及ぶ金利
引き下げ期の終焉を意味する」と説明された。従って、今後は現在の11.25%
が継続または反転すると思われる。
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■包装業界、本年度の成長予想5.3%(09月14日)
本年7月の工業雇用労働者数は前月よりも0.6%増、前年同期よりも2.0%増、
また給料支払金額は前月よりも0.9%増、前年同期よりも5.5%の増を示して
おり、これから類推すれば、景気は急速に回復しているといえる。これは統計
局IBGEの工業関係資料を取り扱っているマセド氏より報告されたもの。また、
ダンボール用紙の製造などを主力とする包装紙業界の報告に基けば、業界は8
月までに生産150.8万トン、5.3%の売上の上昇を記録した。
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■レナン議員「自分は上院議長に最適」(09月14日)
追放を免れたレナン上院議員は、今回は「この事態を収拾し、議会運用を正常
の状態に戻せる条件を有している者は恐らく自分以外には居ないであろう」と
述べた。レナン上院議員を支持するのはPMDBのサルネイ父と娘、ドルネレス氏
(PP-RJ)などである。
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■マデイラ河の発電所、競売は延期される(09月14日)
マデイラ河には上流、下流の2ヶ所に発電所を設置する予定であったが、計画
を変更し、サントアントニオのみを設置するように計画を変更、入札期日は今
までと同様、10月30日である。
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■聖州政府、入札通りに仕事されない損害を取立(09月14日)
サンパウロ州政府は入札に関して、発注された仕事が要請通りに実行されなか
った場合、それに関する損害賠償を工事請負した会社に請求し、取り立てる。
例えば、市内清掃が条件通りになされなかったとして清掃会社ベガ・ソパベ清
掃および同社取締役に対し9,200万レアルを3取締役に対して請求、また、広
告通信者マルタ・テレジーニャ社に対し2,750万レアルを取り立てた。公金を
使用して広告したが、支払われていないのはセルソ・ピッタ氏70万レアル、マ
ルフ氏50万レアルの残高が今も存在している。
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■コンゴニアス空港、300メートル縮小(09月14日)
サンパウロ市内にあるコンゴニアス空港は第一滑走路が両側150メートル、第
二滑走路は両側120メートルと縮小し、滑走路は1,640メートル、1,195メー
トルと比較的短い。現在の発着航空機中、最も滑走距離を要するのは737-800
であるが、この航空機に必要な滑走路は1,632メートル、最長の滑走路は
1,640メートルである故、未だ8メートルの余裕があるという。
他の空港はサントス・ヅモンが1,323メートルと1,260メートルと短いが、ガ
レオンが4,000メートルと3,180メートル、クンビッカ3,700メートルと
3,000メートルと大型機でも発着可能である。
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■労働者所得、7.2%へ上昇し99年水準に(09月15日)
ブラジルの失業者数は95年に6.1%と最低率を記録したが、その後、99年まで
は毎年上昇する一方にて、98年には9.0%、99年には9.6%に達した。その後
は9.0%と9.7%の間を上下して05年には9.4%、これが06年には8年振りに
8.5%まで低下した。本年度1月から8月までの正式雇用造成はサンパウロの
みで5.9万人、ブラジル全土では13.3万人に達している。
労働者の収入は06年に7.2%増加し、平均月収R$883に達し、これは11年間で
最上の記録である。即ち、収入は96年にはR$975であったのが、98年には
R$956と若干の減少、しかし、99年にはR$888、その後も急速に転落し、01年
にはR$878、03年にはR$792にまで下った。しかし、その後は04年R$792の横
這い、05年からR$828、06年にはR$888と漸く99年の水準に回復した。05/06
年の伸長は7.2%と著しく、これで漸く、99年の水準に回復することが出来た。
地方別では東南伯がR$1,027、昨年よりも実質6.6%増、中西伯R$1,006にて
4.9%増、南伯R$978にて5.5%増、北伯R$707にて7.1%増、東北伯R$565
にて12.1%増、全国ではR$888、7.2%の増加。所得階層別では収入無しが
10.8%、最低給以下が30.9%、1最低給から2最低給までが29.5%までであり、
2最低給までが71.2%を占めている。
この収入で生活する家族数は、84年には3.5人であったのが、その後は次第に
減少し、05年には2.1人、06年には2.0人。地方別では東南伯1.8人、南伯
1.9人、また東北伯でも2.2人と各0.1人の減少を見ているが、開発途上の中
西伯2.0人および北伯2.5人は変化していない。
地域別に人種構成を見れば、白人の最も多いのは南伯で79.6%、次いで東南伯
58.8%、以下は中西伯43.0%、東北伯29.2%、北伯23.9%の順。褐色では北伯
69.2%、東北伯62.5%、中西伯50.5%、東南伯32.5%。黒人およびその他では
東北伯8.3%、東南伯8.7%、北伯6.9%、中西伯6.5%、南伯4.3%となっ
ている。
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■1月から8月に雇用造成135万人となる(09月15日)
ルッピ労働相の発表によれば、本年1月より8月までに創生された新規雇用は
135.8万人にて、この調子ならば、04年に達成した152.3万人を上回る成績に
なると予想され、また、労働者の収入は3月にはR$792まで落ち込んだが、回
復してR$888となった。ルピ労働相は「現在までの雇用で特筆すべき現象はサ
ンパウロにおける雇用増5.9万人、累計にして60.5万人に達している点であり、
この傾向が今後も継続すると信ずる」と期待を込めて語った。
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■ブラジル、隣国アルゼンチンに35億ドル投資(09月15日)
ブラジルは国境を越えてアルゼンチンの企業を購入し、35.32億ドルの投資を
実行している。ビール会社AMBEVは同業のキンサ(キルメス)へ12.5億ドル、
ペトロブラスは石油のペーレス・コンパンクPECOMへ10.27億ドル、セメント
のカマルゴ・コレアはローマ・ネグラへ10.25億ドル、肉類加工のスイフト・
アルモウルはフライボイ2.1億ドル、繊維のコテミナスは繊維グラファへ
2,000万ドル、以上総計35.32億ドルとなる。
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■ペトロブラスとバーレ、アフリカの資源開発へ(09月16日)
ブラジルの対岸、アフリカは地下資源の宝庫、これに目を付けたペトロブラス
とバーレ・ド・リオドッセなどのブラジル企業は他国に伍して開発に参加して
いる。「ペトロブラスのアフリカ進出は70年代であるが、これを確実視し始め
たのは最近のこと。アンゴラでの生産は3,300バーレル程度である。だが、投
資を受ければ更に上昇、我が社の計画では2012年までに9億ドルの投資を予定
している」とペトロブラスのアンゴラ支社のシルバ社長は説明する。これらア
フリカ諸国との取引は06年の輸出は81億ドル、輸入は74億ドルであった。
アフリカにおいてペトロブラスが投資しているのは、アンゴラを始めとして、
東海岸のモサンビック、タンザニア、中央部のナイジェリア、ギニア、西海岸
のセネガル、地中海のリビアである。また、バーレ・ド・リオドッセはモサン
ビック、南ア、アンゴラ、ガボン、ギニア、アルジェリアの諸国に進出してい
る。この他にアンドラーデ・グッチエリがタンザニア、アンゴラ、カマロンエ
ス、モリタニア、アルジェリア、オデブレヒトがアンゴラ、カマルゴ・コレア
がアンゴラ、南ア、モサンビックにて活躍している。
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■サンタンデル銀行、ABNアンロを購入(09月16日)
9月15日、スペインのサンタンデル銀行はオランダのABNアンロ銀行を購入し
た。サンタンデル銀行はスペインの銀行であり、スコットランドのロイヤル銀
行RBSとベルギーのフォルチスの出資に基くもの、今回の購入よって、サンタ
ンデル銀行はブラデスコ、イタウと並ぶ三大私立銀行となる。
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■マルカ銀行のカチオラ、モナコにて逮捕(09月16日)
99年にブラジル中銀の資金16億レアルを詐取したカチオラがモナコにて逮捕さ
れた。彼はマルカ銀行を通じて中銀の資金したもの、2005年に欠席裁判によっ
て13年の刑を受けたが、本人不在のため、未執行のまま、現在に到っている。
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■開発銀行「高い投資が成長を維持する」(09月16日)
開発銀行によれば「高い投資率が経済成長を維持している」という。01年に
17.03%という高い投資率、だが、その後は次第に投資率が低下し、03年には
15.28%にまで下った。しかし、その後、投資率は次第に上昇し、07年には
17.40%に達したが、この程度では本格的とはいえずという状態にあるといえ
る。
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■ルーラ政権、家族手当は良いが、汚職は困る(09月16日)
世論調査のIPSOS社によって現政権に対する世論調査に基けば、現政府の行っ
た政策で良かったのは、家族手当の支給43%、貧乏階級への援助10%、逆に悪
かったのは、汚職23%、航空混乱11%、保健への不注意10%であった。
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■政府、小切手税維持の交渉(09月17日)
今週の政府の動きは小切手税の徴収期間の延長である。この税金は93年に創設
され、最初は0.25%であったのが、次第に高率となり現在は0.38%、政府にと
って年に2,580億レアルの収入となる。これを2011年まで延期するか、否かの
投票を行ないたいというのが、政府の意向。必要な票数は下院議席513席に対
し、その2/3の308票、上院議席81席に対し49票。なお、現在の政府のメン
バーは社会運動参加者が46%、その中で殆どの45%は労働組合出身者である。
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■毎月の支払、金額は自動車月賦、重要は電力費(09月17日)
一般消費者は毎月、種々の支払を抱えており、その平均的な金額は、第1が自
動車の月賦支払でR$245、第二が家賃R$208という。以下は住宅月賦R$192、
自動車保険R$137、銀行融資返済R$123という順序。なお、支払順位は取り立
てと未払いの場合の罰則が関係して、第一は光熱費、第二が月賦支払、第三が
水道代、第四は電話料金、第5月賦支払となる。
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■電算機、IBM-100の工場完成(09月17日)
クリチーバにて小型コンピューターを製造するポジチーバ工場が完成し、
IBM-100を市場へ送り出すことになった。ブラジルのコンピューター業界は世
界第15位、04年には10.12万台であったのが、07年には年間120万台を目指す
までに拡大した。
ポジチーボは小型電算機の中で17.7%のシェア、今度のIBMの新モデルにより
業界のトップとなることを期待している。国際市場における競争相手の第一は
中国で、一位の現地製のレノボは市場の35%、第二のHPは13.7%を抑えており、
インドでは第一位はHPが21%、第二は地元のHCLが14%、また、ロシアでは台
湾のACERが7.5%、FORMOZAが7%のシェアを占めているという。
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■マットグロッソの伐採、一時減少が再上昇(09月17日)
マットグロッソでは以前の59%と伐採が縮小し、環境論者を安心させていたが、
最近は再度上昇し、昨年に比較して200%という地区も生じている。伐採警告
システムは昨年8月から本年度に掛けて伐採面積が倍増したと警告している。
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■米国ヤール大学、ペルーへ前インカ遺物を返還(09月17日)
アメリカのヤール大学では1916年以来、マチュピチュ発掘によって得たインカ
帝国以前の土器多数を保存していたが、その中の一部、約4,500個をペルーの
あるクスコに博物館へ戻す。
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■ブラジル、2年間に2万丁の銃器を押収(09月17日)
ブラジルの警察が05年5月から07年6月に掛けての約2年に押収した銃器は総
計20,522丁に達した。この中で半数以上11,828丁はリオ、サンパウロ、ミナス
を含む東南伯であり、次いで東北伯5,217丁、中西伯2,683丁にて、両端の南
伯564丁、北伯230丁と少ない。銃はピストルから始まり、1分間に750発の
機関銃、米国産のコルトAR-15、イスラエル産のポント50、ドイツ製の
AK-G3A3などもであった。
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■政府、CPMF負担逓減の法律上程(09月18日)
政府は小切手税軽減、現在の銀行勘定引き出しに対し0.38%の課税を0.02%軽
減し0.36%とする法律を上程した。これによって今まで2,580億レアルの収入
があった銀行取引に対する課税は837億レアルを失う計算となるが、ルーラ大
統領の意向としては、63億レアルの例外収入もあるので、何とかできる筈であ
るという。なお、今までの0.38%の課税は0.20%が保健、0.08%が貧困対策、
0.10%が社会保障に向けられていた。
なお、国際株式市場は、米国の連邦準備委員会の慎重な態度と上昇傾向を辿る
石油価格を反映して、フランス-1.80%、イギリス-1.69%、メキシコ
-1.00%、ナスダック-0.79%と下向き、サンパウロの証券市場もマイナス
0.60%に終った。
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■ソデッショ、昼食券のVRを購入(09月18日)
都会にて勤務するサラリーマンの大部分のいずれかは何処かで昼食をする。必
要があればこれを安く提供しようとする商売は、どこの国でも事情は同じ。サ
ンパウロではVR社が市場の35%、22万社250万人の昼食を契約して来た。他方、
フランスのソデショ社は4万社と契約、300万人へ昼食を提供していた。この
ソデショ社がVRを購入し、業容を拡大することに決定。購入には中銀および経
済防衛経営委員会CADEの承認が必要であるが、新会社は30万ヶ所の食堂を経営
し、500万人に昼食を配慮する会社となる。
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■グリーンスパン氏、金利引下げに慎重性を要望(09月18日)
グリーンスパン前FRB議長は「現在の世界情勢は非常に困難な時期の遭遇して
おり、インフレリスクは今まで以上に高まっている。それ故、アメリカのおけ
る不動産金融に対する危機を良く研究し、不動産価格の上昇が2桁にならない
用に留意して欲しい」と注意を促した。
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■プジョー、メルコスールへ10億ドル投資(09月18日)
フランスのPSAプジョー・シトロエンのランバウド総支配人は「ブラジルおよ
びアルゼンチンに2010年までに5億ドルを投資し、この期間中にメルコスール
市場へ12機種の自動車を開発する。投資資金の中の90%は、開発および改善に
使用して、これによって競争力を付け、また、デザイン、エンジニアのセンタ
ーを設置し、競争力を強化する。現在はプジョー206、206SW、シトロエンC3、
Xサラピカッソをブラジルにて組立て、アルゼンチンにてプジョーの206、
307、シトロエンのC4パラスとベルリンゴと分散して製造しており、メルコス
ールにおいて11%の地盤を確保しているが、これをブラジルとゼンチンの需要
の15%まで上昇させたい」と語った。
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■サンタンデル、対伯投資270億ドルを準備(09月18日)
サンタンデル銀行はブラジルへの投資として270億レアルの資金を見積ってい
る。これは、レアル銀行、オランダのABNアンロ銀行の購入などの話であるが、
実現の可能性は高いとサパテロ首相は予想する。
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■麻薬とINSS詐取で容疑者数十人を逮捕(09月18日)
リオ政府は麻薬密輸に関係したフルミネンセ地方の警察官52人を逮捕し、人手
不足を補うため、国軍の出動を要請した。また、市民警察は同地の社会福祉院
INSSの検査を行なっており、05年10月から現在までに少なくとも2.85億レアル
を詐取した疑いによりSERVPORT社の連中4人を逮捕した。手口はINSSの名義を
利用して行なわれたもの。余罪を追及中。
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■本年度の山火事、16,592ヶ所にて発火(09月18日)
本年度は、特に北部の10州は例年よりも湿度が低く、このために山火事が多発
し、全ブラジルにおいて、この8月の乾燥期に発火した山火事は16,592件、特
に激しかったのはパラ州で5,020件、次いでマットグロッソ4,665件、ロンド
ニア1,663件の順であった。12、13の両日のみで約8,200件の山火事が観測さ
れた。北部10州において湿度が例年の30%以下となったため、一度、発火すれ
ば、手の付けようのない状態に陥っている。
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■米国連邦準備、金利を5.25%から4.75%へ(09月19日)
アメリカ連邦準備は金利を5.25%から4.75%と積極的に0.50%切下げた。大部
分の0.25%の切り下げ予定が0.50%となった反響は大きく、発表された15時を
境にドル価格はR$1.894がR$1.875、株価指数55,000が56,560と跳ね上がり、
この日の締めはドルR$1.877と2.24%下げ、カントリーリスク196であったの
が、182と8.54%に縮小した。
この日の株価指数56,666と4.26%の上げ、なお、他国の株価指数はアルゼンチ
ン2.90%、メキシコ2.72%、米国ナスダック2.71%、ダウジョーンズ2.51%、
フランスCAC40が2.02%、イギリスFTSE100が1.63%、ドイツDAXが1.27%の
上昇を見た。
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■貧困階級、87年以来の最低割合26.9%に(09月19日)
ブラジルにおける貧困階級の占める割合が96年には33.2%、03年には35.6%で
あったのが06年には26.9%へ減少した。一昨年との比較では05年度の貧困階級
は5,488万人であったのが、本年度には4,904万人と10.6%の下がりを見てい
る。これは統計院IBGEの数字を基礎に労働社会研究所LETSの抽出した数字であ
り、少なくとも548万人は貧困階級から脱出したことを意味する。
ただし、これは統計の取り方によって異なり、全国任意抽出家庭調査PNADによ
れば、50%の貧困階級層の収入は8.5%の上昇を見たが、上級階級の収入は
6.9%しか上昇していないというし、また、03年に35.6%を占めていた最貧乏
階級の割合が06年には26.9%に下ったといわれるが、貧乏の基準など統計の基
礎は如何なのか、種々の問題が存在すると推測せざるを得ない。
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■小切手税、暫定税が不可欠税に変わる(09月19日)
ある種の税金を設定すれば、仮に設定した筈であっても、何年かの歳月の間に
は不可欠税に変わり、暫定税であった筈の税が恒久税に変化する。その例が小
切手暫定税である。これが設定されたのは93年の8月、名称は財務動向に関す
る仮租税IPMFにて93年8月31日より0.25%であったが、裁判所より停止命令、
結局、94年の法第9311号により小切手暫定税法CPMFとして、税率0.20%に実施
された。これが99年には税率が0.38%へ引き上げられ、税の配分は0.20%が保
健、0.08が貧困対策基金、0.10%が社会保障に向けられることになる。
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■CSN、東北伯に製鉄所建設を発表(09月19日)
ナショナル製鉄のスタインブルッフ社長は「東北伯にて年間450万トンの鋼鉄
板を製造する新工場を設立する」と発表した。同社に現在あるのは東北伯、イ
タグアイ(RJ)、コンゴニアス(MG)の3プロジェクトカラ選択する。投資予
定金額は90億レアルという。
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■イグアスー大瀑布が「チョロチョロ」に変る(09月19日)
イグアスー大瀑布も日照りには勝てず、この数ヶ月の間、降雨は殆どなく、イ
グアスー河もすっかり干上がり、処所に水が流れる程度になってしまった。こ
のように水量が減少したのは始めてのこと、今までは満々としていた滝が、あ
ちらに「チョロチョロ」、こちらに少し程度では如何に思案しても観光とは縁
遠い。
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メールマガジン: BRAZIL TODAY
発行者: 大岩國男
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