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ブラジル・南米の政治経済ニュース。(アナ・ログ翻訳事務所提供)




Brazil Today

発行日: 2007/9/13

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BRAZIL TODAY                                         2007 / 09 / 17(324号)
ブラジル・南米の政治経済ニュース           (毎週月曜日配信。購読無料)
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為替(レアル/円)、9月12日現在 R$1=\59.67
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■中銀、満場一致で金利引下げ0.25%(09月06日)

中銀は満場一致にて金利引き下げ0.25%を決定、中銀金利は11.25%となっ
た。ブラジル中銀の実質金利は7.3%にて、これより高率なのはトルコの
9.4%のみという世界第二の高金利、第3位のオーストラリアは4.6%にて開
きが大きい。なお、金利引き下げの影響は商業金利5.99%が5.97%、商業貸付
10.27%が10.25%となる程度で殆ど影響なし。

なお、貿易開発会議UNCTADによれば「99年のレアル切り下げ適用以後のブラジ
ルの為替政策は通貨価値引き上げによる競争力喪失」を基本とした政策である
と酷評されているという。
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■物価指数、3年間で最高の1.39%(09月06日)

物価指数IGP-DIの8月実績は跳ね上がって1.39%に達した。主要な値上り品は
卸売市場にては牛乳13.85%、とうもろこし(粒)12.29%、大豆(粒)
8.06%、小売市場ではトマト29.53%、粉ミルク9.89%、粉チーズ8.74%が主
な値上り。
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■全国運輸連合、物流改善に2238億レアル請求(09月06日)

ブラジルは運輸部門にて2,238億レアルの投資が必要である。これは全国運輸
連合CNTの計算に基くもの、その内容は道路935億レアル、鉄道867億レア
ル、水運256億レアル、空港79億レアル、その他101億レアル。これに対し、
加速成長計画で採択されたのは520億レアルにて運輸連合の約1/4に過ぎな
い。
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■ペトロブラス、サントス沖に大油田発見(09月06日)

ペトロブラスは9月5日「サントス沖に新油田を発見した」と発表した。新油
田BM-S9はイーリャ・ベーリャ島から273キロの地点、深度2,140メートルの
地点にあるBM-S-9という記号で示される地点であり、油質は上質と推定される
が、質と量を確認するのに若干の時間が必要とされる。
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■商道徳委員会はレナン追放を承認した(09月06日)

商道徳委員会はレナン上院議員の追放に賛成した。昨日の午後の倫理委員会に
ての投票結果は11対4にて追放、また、その後、実行された憲法法務委員会
CCJにては20対1にて追放が勝利を占めた。これだけ、同僚から見放されたの
では如何ともなし難しという感じ。最後の投票は水曜日に行なわれる予定に
て、もし、否認となれば、今後8年間、議員に選出されるのを禁止される。
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■ブラジルは自動車組立に世界中の最適地(09月06日)

世界各地で自動車が生産されているが、その中でもブラジルは最も適した土地
であり、販売市場としても優れた国であるという。これはブラジルに進出して
いる自動車会社、フィアット、GM、フォード、ルノー、トヨタ、プジョーの販
売担当者が口を揃えて唱えるところである。

現在、ブラジルへの進出を目指している各社の予定は、ルノー社のハッチ、同
社はローガンを元に開発し、安価に製造、発売は本年末の予定。フォードは08
年後半にサンベルナルドにてフライ型を発売予定している。トヨタはR$35,000
程度の自動車を予定、ただし、新工場建設地を決める必要がある。GMはグラバ
タイ(RS)にて09年または10年に新車を生産予定。フィアトはコンパクトカー
を2011年に発売予定。プジョーはポルトレアル(RJ)にて09年に新型車を生産
予定である。
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■マテル、良心的に『疑いある玩具』の回収を図る(09月06日)

玩具業界で世界に名を轟かしているマテル社は『危なくない玩具』を旗印とし
て世界中にて発売されているが、少しでも鉛を含有する疑いのあるのを取り除
く決心を固め、回収する。玩具類は全世界で85万個、ブラジルでは7,000個と
推定される。人形はバルビエに関して、手提げ(コードはK8613)、犬と食べ物
4種(K8606)、猫と浴室(K8607)、猫と居間(K8608、09)、機関車
H5705)。もし、該当玩具を所有の場合は取り替えるといわれる。
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■食費高騰で生活費は年間4.18%(09月07日)

食費が上昇したために8月の広範消費者物価IPCAは0.47%と7月の0.24%の約
倍、年間では4.18%の値上りとなった。3月の2.96%に対して可成りのインフ
レ再来といえる。主要製品は、トマト17.75%、粉ミルク9.32%、練乳
6.44%、人参6.31%、フェイジョン・カリオカ(煮豆用)5.11%である。な
お、他の消費者物価指数はINPCが0.59%、IGP-Mが0.98%、IGP-DIが1.39%と
いずれもIPCAより高率である。なお、ルーラ大統領は「インフレは再発しな
い」と太鼓判を押した。
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■ブラジルは先進国並みの社会保障支出国(09月07日)

ブラジルの社会保障支出は国内総生産の11.7%という世界でも数少ない高率の
社会福祉国であり、特に65才以上の国民に対しては総生産の9.1%がその社会
保障が向けられている。国民の56%は何らかの年金制度から保障され、老人が
優遇されているのは世界でもスイス、オーストリア、ニジェリア、ウルグアイ
とブラジルのみであり、ドイツ、トルコ、ハンガリー、フィンランドを大きく
上回っている。このような話を聞けば、老人天国のように聞こえるが、実際は
正確に支払っている筈の年金が種々の問題を含み、減額される場合が多く、世
界に誇る年金制度とは程遠い。
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■オートバイ、数社がホンダ市場に出現(09月07日)

ブラジルでオートバイといえば、ホンダの独占市場ともいえ、その製品は市場
の80%を独占している。製品は97年の42.6万台が2002年には86.1万台、2007年
には165万台を目標に掲げて頑張っている。同社の製品で最低価格はPOP100に
て価格R$3,990、月賦なら入金R$798に42回払R$137.18にて購入可能。

なお、最も多く売れるオートバイはホンダのCG150のTITANにて価格は
R$5,665からR$6,588の間。

処でホンダ以外のオートバイとして、最も安いのはサンダウン社のHUNTER90に
てR$2,990、最も高価なのはBMWのK1200LTにてR$104,900、変わったオートバ
イとしては電気のゼッピニR$3,650があるが、ホンダの競争相手となるには無
理であろうと思われる。
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■自動車、8月の生産と販売は新記録(09月07日)

8月の自動車業界の成績は生産27.97万台、販売23.53万台、輸出6.80万台、
前年に対し累計にて生産192.9万台、9.1%増、販売153.4万台、27.3%増、
輸出52.77万台、マイナス7.9%という成績であった。特に販売台数27.3%増
というのは特筆されるべき好成績といえる。
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■レナン氏「絶対に下院を辞めない」と宣言(09月07日)

上院議員のレナン氏はアラゴアス州のビール会社のINPSおよび国税の未納問題
が上院に置いて問題となっている。しかし、財政問題はこれ以外に、同州の2
放送局への出資250万レアル未払問題、土木会社メンデスジュニオルのロビー
活動を行っているゴンチジョ氏に隠し子のモニカ・ベローゾさんの家賃を支払
ったか否か、レナン氏の元補佐の夫から届けられたカバンの中の金銭問題など
全部で4件に関して提訴されており、これらを総て解決しなければ、レナン氏
は自由になれないといわれている。
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■政府、捕獲した銃器類を的確に管理せず(09月07日)

銃器類は徹底的に管理される必要があるが、それが疎かになっている感じであ
る。この国では個人で銃器を保持することが可能である。だが、これは完全に
管理されなければならないと定められている。しかし、実際には厳密に管理さ
れていないように見受けられる。01年から06年に警察が押収した銃器は848
丁、この中で登録されていたのは112丁、残る736丁は未登録または登録誤
り、この中で409丁は最初の購入者の手元に残されていたが、327丁は行方不
明であった。
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■米国雇用指数、株式相場を引き下げる(09月08日)

先月の8月18日にアメリカで発表された雇用減11万人に引き続き、9月7日に
発表された8月のアメリカ雇用指数は期待された雇用増10万人に対し、4,000
人の雇用減という無残な結果となり、恐らく10万人以上の失業者の増加となる
と予想される。

アメリカの雇用指数は過去の4年間、上昇の一途を辿り、12.5万人の労働人口
増加を期待したのが、今回は初めて陰りを示した。即ち、労働人口の失業率は
前月と同様の4.6%であったが、失業者数は8,100人と僅かながら減少を示
し、この報道に連動して、NYの株式市場は1.87%、ナスダックは1.86%の下げ
を示した。

この結果は直ちに株価に反映、NYのダウジョーンズは1.87%安、NASDAQは
1.86%安。この結果は世界の株価に影響し、ヨーロッパではロンドン1.93%、
フランクフルト2.43%、パリ2.63%の安値を記録。ブラジルでは休日のため、
相場は開かれなかった。前米国準備委員会長のグリーンスパン氏は「87年の通
貨危機においてはダウジョーンズは20%程度の下落を見たが、今回はそれ程で
はなく、下落があっても精々10%程度に収まると思う」と語った。
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■マデイラ河発電計画、電力原価80%上昇(09月08日)

現政府の有する発電計画の目玉商品はマデイラ河に造成する上流のジラウとサ
ント・アントニオの2水力発電所であるが、これらの発電所の原価を再見積り
した結果、05年4月には環境費4.6億レアル、設備費34億レアル、労務費35億
レアル、合計73.6億レアルと見積られていた工事費が現在は環境費12億レア
ル、設備費54億レアル、労務費38億レアル、合計104億レアルへ値上り。ま
た、期間も長くなり、最初のタービン始動までに44ヶ月が48ヶ月、全タービン
稼動までに82ヶ月が90ヶ月と遅れることになった。
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■サンパウロから海岸へ街道は大混雑(09月08日)

9月7日はブラジルの独立記念日、サンパウロ市に住む人達は海を求めて一斉
に海岸向けて駆け下りる。サンパウロとサントスの間は約100キロしか離れて
いないが、朝早く出発すれば、サントスに到着するのは昼過ぎになるとの交通
局の見通しであった。何しろ7日金曜日の朝7時にサンパウロを出発した自動
車が海岸に到着したのが13時に到着したというから、その混雑ぶりは推察出
来、帰りの同様の混雑振りになることは確実である。
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■ボリビア、国会を一ヶ月間停止する(09月08日)

ボリビアの憲制国会は一ヶ月、閉会する。同国では与党側は首都ラパス、野党
側は旧都スクレを国会の開催地に指定し、互いに譲らぬ状態。スクレという町
は首都ラパスから約600キロ南方、低地のサンタクルスとの中間に有り、1899
年の市民戦争以前には首都であった町である。
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■ブラジルの脱税、国民所得の30%に達す(09月09日)

ブラジルの所得税は国民所得の35%に達する程の高率であるが、脱税率も負け
ずに30%に達している。これはサンパウロ大の教授、商業競争研究所のアンド
レ・モントロ・フィーリョ教授の指摘に基くもので、燃料、タバコ、医薬、飲
料、その他の物品の経済的な流れから類推した結論である。

サンパウロ州財務局の研究によると「国民所得の1/3に相当する年間35億レ
アルの60%は脱税されている」と述べられる。サンパウロ州経済の比率は工業
46.3%、商業12.0%、サービス業23.4%、金融業8.7%、その他9.6%の比率
であるが「個人所得の中で30%を越える割合を占める企業経営者などは更に大
きな所得があるにも係わらず申告されていないではないか」と国税庁では睨ん
でいる。
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■ルーラ大統領は外遊で暇なし(09月09日)

再選の夢を果たしたルーラ大統領は北欧諸国を訪問の旅に出る。最初は10日に
フィンランドのハロネン大統領とアルコール燃料問題および電話通信に関し
て。11日と12日はスエーデン、レインフェルド首相との話し合い、新燃料問題
および労組指導者との会見。12日と13日はデンマークにてラスムッセン首相、
および工業界指導者との会談。13日と14日はノールウェイにてストルテンベリ
首相、テーマはエネルギー、天候、通商、投資、観光、漁業など。15日から17
日はスペインにてサパテロ大統領と、代替燃料、移民、教育など、『ブラジル
経済と代替燃料』のセミナーに出席、18日に帰国。
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■軽度ながら問題の南米各地のインフレ(09月09日)

南米諸国において以前は年間2桁から3桁のインフレがあったのが、現在は一
応、その無茶状態はなくなリ、現在のインフレ率はチリーが目標値4.0%に対
して実績値が年に4.7%、コロンビアが目標4.0%に対し年5.8%という。ブ
ラジルにおいては目標値を年2.0%と定めたものの達成不可能なのが判明、大
幅に引き上げ7.0%と定めた処、インフレ4.2%という処で一応は収まってい
る。
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■レナン・カリェイロ氏に政府の圧力(09月09日)

PMDBのレナン・カリェイロ上院議員は今のところ、追放措置になるか無罪とな
るかの中途半端な立場である。上院の綱紀委員会にては11対4にて追放と決ま
ったが、未だに僅かながらも無罪となる確率があり、これに儚い夢を託してい
る状態である。
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■家庭用コンピューターの普及率19%(09月09日)

ブラジルの家庭における電気器具の普及率はテレビが97%といわれる程、各家
庭に普及している。第二に高いのはラヂオで90%の普及率、続いて携帯電話の
68%、固定電話の50%。これから、可成り間隔をおいてコンピューターが
19%、ビデオゲームが16%という。なお、別の調査によると、現在の家庭にお
けるインターネットの普及率は37.3%、接続率は15.0%。
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■ボリビア、ベネズエラ保障をばら撒く(09月09日)

ボリビア政府の標語は『エボ大統領は実行し、ボリビアを替わらせる』のスロ
ーガンにて隣国ベネズエラからの5,330万ドルの資金を当てにして沸き立って
いる。何しろ、モラレス大統領により選ばれた60市町村に対し一件当り22.5万
ドルまでの資金が貸付けられる予定という.
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■観光都市サンパウロの横顔(09月09日)

サンパウロに来る観光客は2001年以降に約570万人、その中で38%はヨーロッ
パからの客であった。59%は男性、45%は始めての客、年齢は25才から39才が
約半数の48%。82%は自分の懐による旅行客であり、66%は航空機にてサンパ
ウロに到着した。訪問地はイビラプエラ公園が65%、州立劇場40%、美術館
MASP35%、ビラマダレーナ26%。

なお、サンパウロ市内でも場所によって気温は非常に異なり、昨日の午後の気
温表では、市中央部にて31度を超えているが、市の東部および南部の中心に近
い地区では30度程度、南部の地下鉄沿線と北部地帯では28度前後、更に市街地
を離れた北部の山手、南部のグラジャウ地区では26度、更に南部のパレリェイ
ロス地区となれば25度程度の気温となる。
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■ルーラ大統領、北欧にてエネルギーを語る(09月10日)

ルーラ大統領夫妻は北欧訪問の旅に出た。旅行日程は9月10日にフィンランド
のヘルシンキに到着し、大統領その他と会談。11日はスウェーデンのストック
ホルム着、王室一家、政府要人と食事、12日は9時半から『今日のブラジル』
のセミナーに出席、その後、デンマークのコペンハーゲンに到着。13日、コペ
ンハーゲン、14日、オスロにて政府要人と会見、講演会その他に出席。17日、
スペインにてフアン・カルロス国王、サパテロ首相と会見、夜間にブラジルに
向けて出発する。
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■レナン氏への投票が政府支持率を確定(09月10日)

レナン・カリェイロ氏への投票は12日に実行される予定、これに対する支持率
が上院における政府対野党の比率を決定する。現在における上院議席の配分
は、野党としてDEM17人、PSDB13人、PSOL1人の31人、与党勢力はPT12人、
PMDB19人、PTB6人、PDT4人、PSB3人、PR3人にPP、PRB、PCDOBが各1名の50
人の構成であるが、野党勢力が如何ほど与党の票を獲得するかが別れ道、投票
は12日に行われる。
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■下部機構への投資の世界的展望(09月10日)

アメリカでは道路工事のみに関して400億ドルの投資が不足しており、また、
全米土木協会は今後の5年間にアメリカ全国にて16兆ドルの土木投資が必要と
発表した。カナダでは必要なる投資は現在の6倍、年間600億ドルが不足して
おり、道路と橋梁だけでも660億ドルが必要という。ヨーロッパ連合では電力
のみで20年間で1.2兆ドル、ドイツのみで900億ドル。

東アジアは今後5年間に電力、電話、交通、衛生関係のみで1,650億ドル、地
域PIBの6.2%に相当する投資が必要とされ、特に中国へは20%の投資、ま
た、インドへは今後5年間に2.5億ドルの投資が必要である。オーストラリア
では貿易収支について190億ドル、ニュージーランドでは40億ドル程度の赤字
が見込まれる。ラテンアメリカではインフラ機構への投資は少なくとも国民所
得の2%、投資全体としては国民所得の6%の投資が要請され、これだけの投
資無しでは韓国および中国の発展と比較して、その遅れが目立って来るであろ
う。
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■ペトロブラス、入札無しで340億レアルを使用(09月10日)

ペトロブラスはルーラ政権に入って以来、現在までに338億レアルの資金を合
法的な手続き無しに使用している。その支出内容は、プラットフォームの営繕
日、研究および文化面への支出、弁護士経費、諸種の文化的支出などで総計
338億レアル、これらの事業に対する支出の約38%に相当する金額である。
FHCの時代にもこの種の支出はあったが、現在よりも小額の250億レアルであ
ったといわれる。
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■クリスチーナ現首相夫人、大統領得票予想45%(09月10日)

アルゼンチンの現大統領夫人クリスチーナさんが次期大統領に立候補してお
り、予想得票率は44.6%と高率を保っており、第二以下の得票率はエリーザ・
カリオ夫人13.6%、ラバーニャ元経済相11.3%と可成りの差を付けている。ク
リスチーナさんは委員89年に国会議員、03年以来に大統領夫人となる。05年に
はブエノスアイレス選出の上院議員に当選している。
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■世界の株式市場、再び一斉に下向き(09月11日)

世界の株式市場は依然として冴えず、休暇明けの9月11日には一斉に下向きを
記録した。即ち、BOVESPAは52,652と3.51%の下げ、ダウジョーンズ1.76%下
り、ナスダック2.11%の下げに始まり日経-3.03%、フランクフルト
-3.23%、パリ-3.41%、ロンドン-2.84%、南米ではブエノスアイレスのメ
ルバル-2.92%と一斉に下向きであった。

なお、ルーラ大統領は現在、フィンランドに外遊中、為替危機に関して「今回
の通貨危機はアメリカに発するものであり、この損害を各国が分担するのに反
対である」と批評した。
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■レナン氏追放賛成33人、反対9人、不明38人(09月11日)

レナン上院議員に対する処分は33人が追放、9人が追放反対までは確定してい
るが、処分に必要な票数は81票中の41票が必要。いずれに投票するか宣言して
いない者が25人、所在不明が13人いるので、未だに決着が着かない。投票は明
12日、さて、如何に決定するのであろうか。なお、レナン氏に関係する国会関
係者の一人は39万ドルの資金を受取ったという。
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■経済は前月並みだが前年より6.8%増(09月11日)

7月の経済は6月よりも0.4%縮小した。だが、前年よりも6.8%の増加をみ
た。前月とほぼ同様であるが、前年よりの増加が目立つのはミナスの11.4%、
パラナの10.4%、南リオグランデの8.5%、バイアの7.7%、エスピリット・
サントの6.8%にサンパウロ6.7%であリ、逆に前月よりも縮小はセアラの
5.8%、ペルナンブコの4.2%である。
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■ルノー、ドイツにて伯国車サンデロを発表(09月11日)

ルノーのゴーン社長はパラナ州サンジョゼ・ドス・ピニャイスで生産されるサ
ンデロを世界車として発表した。サンデロはR$31,000からR$37,000程度にて販
売予定。社長は「本年度のブラジルのルノーは昨年よりも44%の売上増を目標
とする」と大張り切りである。
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■砂糖きび、収穫労力は減少の一途(09月11日)

砂糖きびの栽培面積は拡大したが、刈り取りに必要な労力は減少する一方であ
る。即ち、1981年に砂糖きび栽培は62.5万人、85年には86.0万人の労力を必要
としたが98年には50万人程度に下がり、その後は生産増にも拘らず、必要労働
者数は増加せず、04年には49.4万人と低い水準を保っている。この原因は、第
一に農業機械の使用によって労力の節減に成功、第二に砂糖きび畑の焼却が上
手になった、第三に農業に従事する労働管理に労働法適用が厳密になったこと
が挙げられ、現在の生産性は81/85年当時と比較して166%の上昇を見てい
る。
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■本日はレナン追放か否かの投票日(09月12日)

アラゴアス選出のレナン・カリェイロス氏(PMDB)に対する追放か否かの投票
が本日、行なわれる。投票は無記名式にて午後14時半の予定。もし、追放賛成
票が41票あれば氏は追放となる。議会に聖女ナザレの像を持ち込み、勝利を祈
っていた。投票予想によれば、追放賛成41票、反対10票、不明29票という。
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■現金輸送会社を襲撃、2,000万レアルを強奪(09月12日)

9月11日午後11時、機関小銃で武装した20人の一隊がチエテ河畔の現金輸送車
倉庫を襲い、40人の守衛を捕獲、壁に穴を開けて金庫室に侵入して、2,000万
レアルの現金を強奪して2台の自動車に分乗し逃亡した。守衛たちは警察に急
報、出動した警官隊は強盗団とピケリ橋近くで撃ち合い、少なくとも強盗側の
2人に命中、負傷させた見込み、しかし、強盗団は逃げ去った。
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■第2四半期の経済成長は5.5%を下回る(09月12日)

地理統計院IBGEの発表に基けば,本年度第2四半期の成長は5.5%をやや下回
リ、年間では5%程度に達する。これに対し、LCA経済研究所では5.8%の成
長とIBGEを上回る予想。なお、業界による各業種の成長予想は、サンパウロ建
築業組合SINDUSCONSPが7.9%、電子電気工業協会ABINEEが12%、化学工業協会
ABQUIMが1.5%と業界別では非常な差が見られる。
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■工業生産成長率、ブラジルは世界第14位(09月12日)

昨年度の工業生産成長率が経済協力開発機構OCDEから発表された。第1位はポ
ーランドにて12.0%、第2位はチェコが11.1%、第3位はインドが10.5%。以
下は、ハンガリー10.1%、韓国10.1%、ドイツ5.8%、トルコ5.8%、アイル
ランド5.1%、ロシア4.7%、日本が第10位にて4.6%。この後にスペイン
3.9%、アメリカ3.9%、ユーロ3.8%が並び、ブラジルは第14位2.8%。イ
タリアが第15位2.6%、フランス16位0.5%、イギリス17位0.1%。

しかし、12ヵ月の累計では、第1位ポーランドは同様であるが、第2位はイン
ド、第3位にチェコとなり、ブラジルは第10位にて4.2%、日本は12位3.9%
となる。
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■石油価格が高騰、バーレル当りUS$78(09月12日)

石油輸出国機構OPEPが生産を増加すると宣言した9月11日の国際石油のニュー
ヨーク価格はUS$78.23、8月22日のUS$69.26よりも13.0%の値上りであった。
輸出港機構の石油生産高は昨年の11月より50万バーレルと40%の上昇を見てい
るにも拘らず、この高値に達しており、7月にはアメリカはOPEP諸国より148
億ドルの石油を輸入した。
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■政府、マテルの玩具輸入を禁止(09月12日)

ブラジル政府はマテル社の玩具輸入を危険物と看做して全般的に禁止した。同
社はブラジル国内で玩具を生産しておらず、輸入に頼っていたが、今回の措置
で『子供の日』およびクリスマスの玩具市場は大きく変化すると予想される。
同社のリヴァス代表は「もし、政府が禁止措置を継続するならば、閉鎖する以
外に方法はない」と語った。
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メールマガジン: BRAZIL TODAY
発行者: 大岩國男
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