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Brazil Today

発行日: 2007/8/16

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BRAZIL TODAY                                         2007 / 08 / 20(320号)
ブラジル・南米の政治経済ニュース           (毎週月曜日配信。購読無料)
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為替(レアル/円)、08月15日現在 R$1=\58.27
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■レナン議員、辞任に抵抗も終りに近し(8月9日)

汚職問題のレナン・カリェイロス議員(PMDB−AL)は未だに辞職せず、抵抗を
示しているが、次第に追い詰められている。即ち、1)土木請負のメンデス・ジ
ュニオルが愛人の家賃を支払った、2)ビール会社シンカリオルは上院議員の清
涼飲用水工場を2,700万レアルで購入したが、これだけに相当せずと裁判沙
汰。3)レナン氏は時価約250万レアルに相当するラヂオの2局を所有、反対派
の側はこの調査を望む。4)アントニオ・フェルナンド氏は最高裁STFに守秘原
則を破り、レナン氏の7年間の勘定調査することを依頼した。5)連邦警察は上
院の倫理審議会において調査中。なお、国会はレナン氏の息子が経営するJRラ
ヂオ放送の放送権に対する許可を出した。
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■ウルグアイ、ベネズエラの市場早期加入を望む(8月9日)

ウルグアイのタバレ大統領はベネズエラのチャベス大統領のメルコスールへの
早期加入を希望しており「これは疑いもなく我々に有利な結果をもたらす」と
宣言した。なお、チャベス大統領は「カラカスにおける合意契約によってウル
グアイは少なくとも今後100年の電力エネルギーには不足しなくなった」と語
った。
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■連邦総管理局、FAT資金の資金不正使用を指摘(8月9日)

連邦会計検査局CGUは連邦会計の検査を行い「サンパウロ州の99年度の労働者
広範労働者基金FATの資金運用には不正がある」と指摘した。これは、社会総
合プランPISおよび公務員資産形成プログラムPasepの徴収により労働者広範
基金FATが形成される。2)サンパウロより来たFATの2億レアルは最後の8
年間に労働省から労働市場に放出された。3)サンパウロ州政府は労働者向け
に、この内の480万レアルのみを受け取ったに過ぎない。4) 連邦総管理局
CGUによれば、この操作には不正行為が含まれていると推察できるといわれ
る。
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■ブラジルにおける食品の売上、11年間に3倍に達す(8月9日)

ブラジルにおける食料品および飲料の売上は06年の1919億レアル、95年の638
億レアルに対して3倍に達しており、最近の支出は05年上半期に944.0億レア
ル、06年上半期959.5億レアル(1.6%増)、07年上半期1,038.0億レアル
(8.2%増)という成績。しかし、価格上昇にもかかわらず、需要は増加して
いる。中でも年間の消費増加傾向の高いのはアイスクリーム、軽食品の51.7%
増、チョコレート・飴類の21.8%増、乳製品の11.2%が目に付く売上品であ
る。
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■為替市場へ欧州と米国が1,540億ドルを投入(8月10日)

8月9日、世界の為替市場へ押し寄せた危機にヨーロッパ中銀は1,300億ド
ル、アメリカの中銀は240億ドル、合計1,540億ドルの救急資金を投入した。
その結果、一応はドルの下落が止められ、ブラジルではドルは1.926レアルと
2.07%の上昇を見た。しかし、世界中の相場はNYのダウジョーンズ2.83%、ナ
スダック2.16%、フランクフルト2.00%、パリ2.17%と下げ一方、上ったのが
わずかに東京0.83%のみであった

この為替問題の背後にはアメリカの住宅金融政策が挙げられる。ブラジルでは
住宅金融の元金は通貨価値により上昇するが、金利は融資期間終了まで貨幣価
値変動率よって償却金額は推移する。しかし、アメリカの場合は金利の変化が
支払金額に直接影響し、借受人からの月次償却金額に影響を与える。しかも、
ブラジルに有る住宅購入には最低20%の現金支払が必要という制度が有り、ま
た、通貨価値変動という制度が継続するために、貸付けた金融機関、借り入れ
した住宅購入者の双方にとって、支払金額が実質的に縮小し、いずれも左程、
無理なく支払い可能となる。

しかし、アメリカにおいてはこの入金制度と価値修正制度が存在せず、全額が
月賦支払の対象となるため、住宅担保による保障能力が低下するという欠陥が
現われる。最初の借入者が継続してその住宅の所有者である場合には問題は現
われないが、途中で、所有者が変更した場合には償却不足となる。このため
に、中途償却の不動産販売が困難、あるいは、追加融資が必要となる。これが
アメリカ式の不動産融資の欠点であり、大量の住宅融資の焦げ付きが増加した
原因である。

この為替危機に対して、アメリカの中銀およびブッシュ政権は立ち上がった
が、若干の立ち遅れた模様。ヨーロッパおよび日本の中銀も防戦を開始、ブラ
ジルでは為替に対する支払準備金が1,300億ドルを超えて大量に上昇した。9
日の相場はドルがR1.887からR$1.926と2.07%、リスクは175から184へ上昇
した。株式市場は3.28%下って53,430

メイレレス中銀総裁は「我が国の経済は危機に強い」と胸を張り、マンテガ蔵
相は「為替準備は余る程、有しているから心配は無用」と宣言しているが、逆
にいえば、価値の減価するドルを大量に所有することは政府の所有財産の減少
を意味し、政府の評価損失を増加させることになる。これに対して、マラン前
蔵相は「この政府の不始末によりPSDBは強力な武器を手中にした」と語り、フ
ェルナンド・エンリッケ前大統領は「経済は上手く進行して行く筈であったの
が、ルーラ政権の政策は普通と異なり、逆行させている」と批判した。
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■ブエノスアイレス、航空機中のカバンの謎(8月10日)

8月4日(土)のウ早朝にカラカスから飛来しブエノスアイレスの空港に到着
した航空機セスナ750から、ドル紙幣79万ドルの詰まったトランクが発見され
たが、これは申告されていない外貨であった。これだけの大金であるのに、持
ち主が不明である。航空機にて旅行したのは、エネルギー問題を取り扱ってお
りアルゼンチン国立石油会社Enarsaのエスピノサ社長と、カラカスへエネルギ
ー問題で出張したクラウジオ・ウベルチ氏、マイアミに住ミ、武器工業にも関
係するベネズエラの資本家ギード・ウイルソン氏、ベネズエラ石油副社長の息
子である重役のエスピノザ氏。

回答を得られなかった質問は、ウィルソン氏は鞄の中のドルの持ち主か、何の
ため資金なのか、その出所は、関係者は誰か、何故、発表に時間を要したの
か等の疑問に回答が得られていない。
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■ルーラ氏の子息、連邦警察に召喚される(8月10日)

ルーラ大統領の子息、ファビオ・ルイス・ダ・シルバ氏が経営するゲームコー
プ社からテレマルへ支払う490万レアルの件に関して問題を起した。このゲー
ムコープの資本金は50万レアルより少なく、このような高額の契約を結ぶのは
間違いといえるが、何しろ、『大統領の息子』という肩書きがある。ゲームコ
ープ社は2004年に資本金1万レアルにて誕生、05年には340万レアルの赤字を
計上した。それ故、テレマル社はゲームコープ社の増資に資金を使用し、赤字
を解消した。しかし、ゲームコープ社は膨大な赤字を抱えており、このような
状態が何時までも続く筈はない。この始末は如何になるであろうか。
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■セーラ州統領、流通税30%の払い戻し(8月10日) 

中央政府の労働党PTは如何に税金を上げるかに懸命の努力を費やしているよう
に見受けられるが、セーラ州統領PSDBは対照的、流通税ICMの30%返還を州議
会にて通過させた。これは納税伝票ノータフィスカルによって実現される筈。
近日中に明細は発表される予定。
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■相場が示す経済危機、中銀介入(8月11日)

8月10日の世界経済の状況は芳しくなく、株式市場はアメリカのダウジョーン
ズ0.24%安、ナスダック0.45%安、ロンドンのFTSE100が3.71%安、東京の日
経225と2.4%安、京城のKospiga4.2%安と各地において安値を示した。ブラ
ジルでもBovespaは3日52,846であったのが、8日には55,241まで上昇したが
その後は下降し、10日には52,638と2日間に4.7%の下げを記録。ドルは3日
にR$1.901、8日にR$1.885、10日にR$1.952。カントリーリスクは3日201
が8日には175、だが、その後は反発し186となった。
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■アマゾンの伐採速度、25%減に鈍る(8月11日)

アマゾン地方の伐採面積は04年には2.74万平方キロであったのが、05年には
1.87万平方キロ、06年には1.40平方キロと縮小した。州別にて伐採面積が増加
したのはロライマとアマゾーナス、伐採面積はパラー州5,500平方キロ、マッ
トグロッソ州4,333平方キロ、ロランヂア州2,062平方キロなどの順であり、
総計1.4万平方キロ、昨年よりも4.48%減。今までに伐採面積が2万平方キロ
を超過したのは、93.94年2.72万平方キロ、01/02年から03/04年の4年間の
みであり、03/04年の2.72万平方キロ以降は04/05年1.87万平方キロ、05/06
年1.40万平方キロ、06/07年0.96平方キロと伐採面積が減少している。

なお、昨年に最も広範囲に山が伐られたのはパラー州のサン・フェリックス・
ド・シングーで764平方キロ、ロンドニアの首都ポルト・ベ−リョ382平方キ
ロ、パラー州シングー河のアルタミーラ285平方キロである。
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■カンポス海盆、最低価格2.86億レアル(8月11日)

国際エネルギー庁はサントス沖918キロに位置するカンポス油田918平方キロ
を競売する予定、ここのブロックCM273は最低価格2.86億レアル。これ以外に
CM857が最低3.07億レアル、CM242が1.60億ドルなどの価格が付されている。
なお、政府はマデイラ河のサンとアントニオ水力発電工事の競売を延期した。
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■フィアット、ラテンアメリカへの投資20億ユーロ(8月11日)

フィアット社のマルシオネ社長は、8月10日、ブエノスアイレスにおいて「我
が社の08年から10年の南米地域への投資金額は20億ユーロ(52.5億レアル)で
あり、その半分以上はブラジル向けである」と述べた。
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■自動車に付けるGSP市街地図(8月11日)

自動車に付ける市街地図GSPが7月4日から使用できるようになった。これは
Resolucao190により認められたシステムであり、サンパウロ市内の地図がプロ
グラムされており、自動車に据付けておけば、電子通信によってサンパウロ市
内の如何なる場所でも、直ちに判明する。自動車によってモデルが異なるので
価格に上下が有るが、R$1,700からR$2,000までという。
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■ルーラのアルコールとチャベスの石油(8月12日)

ブラジルのルーラ大統領は「アルコールこそ世界の燃料革命」と唱えている
が、ベネズエラのチャベス大統領は「石油が必要ならば、どうぞ、我が国か
ら」と石油公社PSDVAからの資本付きにて南米各国へ石油を売り込んでおり、
石油の方がルーラ大統領のアルコールよりも遙かにエネルギーが強いように見
受けられる。

エクアドルに対しては50億ドルにて日に30万バーレル処理能力のある精油工場
の建設。ボリビアにては石油処理のSAM工場をボリビア石油YPFBから36万ドル
とベネズエラのPDVSAから24万ドルの共同出資による建設、7,000万ドルを投
じて火力発電所を造成する。また、アルゼンチンに対しては国債5億ドルの引
受けとガス再プロセス工場への4億ドル投資と並んでおり、ウルグアイに対し
てはベネズエラ石油がウルグアイのアルコール工場ALURへ10%の出資、ラ・テ
ラ精油所拡張にベネズエラよりの投資を受け入れる。但し、「大陸南部までガ
ス管を張り巡らせる計画の方は実現が困難と思う」というのがチリの経済評論
家ジェナロ・アリアガダ氏の意見であった。
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■中国の牛乳消費が欧州の苦情を招く(8月12日)

世界における牛乳生産の31%はヨーロッパ、次いでアメリカが19%にて両地域
にて世界の半分を占め、以下はインドが9%、中国とロシアがそれぞれ8%、
6位がブラジルの6%、以下はニュージーランド、イギリス、オーストラリア
の順という。しかし、増加率という面では、ヨーロッパもアメリカも余裕な
く、インドも3%と余裕に欠ける。

中国は世界生産8%、ブラジルより多く、生産成長率も19%と高率ではある
が、人口が極めて多いので、牛乳およびチーズは今後も可成りの長期間に及ん
で不足すると予想して差し支えない。ここにブラジルの牛乳および乳製品の発
展する余地が大きく残されている。これがブラジル酪業に根を下ろす乳加工業
者であるダノネ、ネストレ、ウニレベルなどの観点である。
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■サンパウロ市市長選挙予想、アルクミン、マルタの順(8月12日)

未だ、時間は充分過ぎる程あるが、アルクミン前サンパウロ州知事がサンパウ
ロ市長選挙に立候補したならば、現在の情勢では当選するというのが、フォー
リャ紙の選挙の結果である。同紙の得票率予想の調査からは、アルクミン氏
(PSDB)30%、マルタ・スプリシー夫人(PT)24%、マルフ氏(PP)11%、カサビ
氏(DEM)10%、ルイザ・エルンヂーニャ夫人(PSB)9%という結果を得た。
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■現在、ブラジルに3,500人の避難民(8月12日)

最近、ブラジルの新聞を賑わすのは全米競技大会に出場したキューバの拳闘選
手が同国の体制を嫌ってブラジルに亡命した話があった。これは一例である
が、動乱のアフリカなどから人種差別の少ないブラジルを目指す人々は多く、
国連の避難民委員会Acnurが仲介してブラジルに移住させたのは3,500人、こ
の中で1,623人がサンパウロに到着した。引き受けたからには、生活の道を考
えなければならず、種々の場所に依頼して職を探したという。
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■役所仕事で遅れる道路工事の進行(8月12日)

役所仕事というものは何ともいいようがない。永い間は何もせずに捨ててお
き、資金が出れば、大急ぎで出たとこ勝負、作業する側も資金を出す側もいい
加減にする。

国道第101号道路工事に関して法令で定められた期間と実際に要した時間とを
比較すれば、Ibamaの許可に法定期日30日が平均実績394日を要し、その審査
に60日が576日、公聴会に45日が239日、許可証発行までに270日が360日か
ら1,188日がという具合。いささか、永すぎて批評するにも呆れてものが言え
ない感じである。
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■公務員給料は最高80%増と大盤振舞い(8月14日)

連邦公務員に対する給料増額は依然として高率であり、特にエリートクラスに
公務員給料は民間会社を遙かに上回る。公務員の中で特に優秀な成績を挙げ、
特別に昇給を得たのを列挙すれば、連邦警察官R$15,392(66%増)、税務監査
員R$13,382(81%増)、大蔵省監査員R$12,900(112%増)、中銀監査員
(50%増)などの昇給成績の優秀な公務員が多数存在することが判明した。た
だし「全体としては52.8万人に達する公務員に対して、03年から06年の昇給率
は16%に過ぎない故、国民は安心して欲しい」との伝言があった。
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■国会は代理庁首脳部交替法を承認すべし(8月14日)

ブラジルには重要分野に対して政府が直接、指導者を任命、除名できる代理庁
制度がある。これは公共性の高い業界に対して監督、制御する目的で設定され
た制度で、開始されたのは前政権のFHC時代、電力および電話の民営化に際し
て創生された制度であり、私営であるにも係わらず、公共性の高い分野に適用
された。その目的は公共性の高い仕事であるが民間会社により実行されるが、
種々の規制が要求される分野に適用されるものとして、代理庁が設定された。
しかし、代理庁も制定されて10年を経過すれば、残余が溜まり、もう一度、当
初に帰り、再検討した方が良いのではないかという意見が強い。

これらの代理庁を示せば、電力庁Aneelは96年に発足し、電力の創設、配給、
商用を取り扱い、鉱山エネルギー省に所属する。代表者はケルマン氏。石油庁
ANPは97年に発足、石油、天然ガス、バイオガスを取り扱い、所属は鉱山エネ
ルギー省にて、発足は97年。代表者はロドリゲス・リーマ氏。電話庁Anatelは
通信省に帰属し、発足は97年、電話通信の規定、監督を行なう。代表者はサル
デンベルグ氏。

水道庁Anaは環境省に帰属し、発足は2000年。全国の河川を管理し、供給を保
障、公害および浪費を避ける。代表はマッシャード氏。陸運庁ANTTは全国の人
および物に関する交通サービスを取り扱い、規制する。発足は2001年、運輸省
に属し、代表者はノゲイラ氏。航空庁Anacは防衛省に帰属し、創設は2006年、
民間航空に関して必要な検査、監督を行ない、振興させる。2006年に創設、防
衛省に属する。
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■30年間、生産から外れて生き残ったフスカ(8月14日)

VWの兜虫フスカが開発されたのはドイツ、ヒットラーの時代、1935年にフェル
ナンド・ポルシェ氏が『国民の自動車』として発売したのが最初、生産が民間
に向けられたのは45年、第二次大戦の終了した時点からであり、ブラジルに現
われたのは50年、ブラスモトールにより30台が輸入されたのが最初であった。
59年、フォルクスの工場が完成し、フスカの生産が開始され、この年に8,406
台が販売された。

1978年の1月、ドイツのフォルクスはフスカの生産中止を発表、86年8月には
ブラジルにおいてもフスカの生産を停止した。しかし、93年にイタマル大統領
はフスカの生産続行を希望したために生産を再開したが、96年には中止、生産
はメキシコのみとなり、03年にはメキシコにおいても生産が中止された。フス
カ生産は本国ドイツにおいて1,652万台、ブラジルにおいて332万台、メキシ
コにて169万台生産されたことになる。
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■大型支店網が目を付け始めた東北伯市場(8月14日)

ブラジルの商工業の中心地は東南伯と南伯にあるというのが、商工業界の常識
であったが、やや変化して、東北伯にも目を向けるようになりつつあるといわ
れる。ブラジルにて連鎖店・支店網の最も多いのは衣料品のカーザス・バイア
の544支店、昨年度売上は一昨年より2.5%減の56.3億レアルが最大の販売網
にて、サンパウロ、リオ、ミナスと南伯3州に南マットグロッソ、ゴヤスと連
邦首都が加わっている。第二は電気器具を主力とするポントフリオの支店数は
380支店、昨年度売上げは19.7億レアル、支店所在地は南伯・東南伯に中西伯
を加えた区域である。

第三が衣料品のマガジネ・ルイザの365支店、南伯3州にサンパウロ、ミナ
ス、マットグロッソ、ゴヤスの7州に亘り、売上は10.4億レアル。第4位が東
北伯を主営業地とするインシヌアンテ、他の唐南伯・南伯を基盤とする販売網
と異なり、東北伯の9州が地盤で、支店数240店、売上は8.2億レアル。第5
位がロージャス・コロンボのサンパウロ、ミナスと南伯3州にて支店数340
店、売上5.52億レアル。第6位がロージャス・センのパラナ、サンパウロ、ミ
ナス、リオの4州、162店、売上5.26億レアルである。なお、最近はリカル
ド・エレトロ、あるいは、メキシコのエレクトラもブラジルの小売市場二目を
付けているという噂である。
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■次期サンパウロ市市長選挙、マルタ女史では与党敗北(8月14日)

08年に行なわれるサンパウロ市市長選挙に関してフォーリャ紙の調査機関ダー
タフォリャが調査した結果、マルタ女史が優勢を示すのは南部2と東部2の
み、優劣不明が北部2、他の中央部、西部、南部1、東部1、北部1ではアル
クミン氏の勝利にて、総計ではアルクミン氏30%、マルタ・スプリシー女史
24%、マルフ氏11%、カサブ氏10%にてアルクミン氏の勝利という調査結果で
あった。マルタ女史が優勢なのは東部2と南部2。
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■ペトロブラス、20%減益し利益964億ドル(8月14日)

ペトロブラスはバーレと並ぶ公企業の双璧であるが、上半期純益は109.3億レ
アルにて前期の136.3億レアルに対して19.8%減の成績に留まった。これは通
貨レアルの価値上昇、石油価格の下落、石油原価の上昇に年金基金穴埋めなど
の要素が累積した結果によるという。上半期の純益番付では、第一位がバーレ
でバーレ・ド・リオドッセにて純益109.4億レアル、第2位がペトロブラスの
109.3億レアル、第3位がイタウ銀行40.2億レアル、第4位がブラデスコ銀行
40.1億レアル、第5位にウジミナス14.4億レアル。
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■「6月の工業雇用伸びず」と地理協会(8月14日)

地理協会IBGEによる上半期の工業雇用は前年同期に対して1.6%増とわずかな
がらも成長を示したが、6月の雇用は5月に対し0.1%の低下であった。工業
関係指標のコーディネーターであるオリベイラ氏は「5月から6月における低
調は気の緩みであり、上半期には金利の低下も有って、工業は4.8%の伸びを
示した」と述べた。なお、工業界の給与支払は平均3.2%の上昇、中でも鉱業
関係は16.2%、化学工業9.6&、食品飲料は7.9%という高率であった。
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■国会にて公務員雇用26万人の要求を投票(8月14日)

政府は26万人の雇用を公式化するために、憲法に追加する条文を用いようと懸
命の努力を行なっている。公務員試験無しで約束した雇用口を如何にして確保
したいのが政府の立場、ほぼ確約したのが6万人、更に約束しているのが20万
人程度。これだけ雇い入れなければ、政治上、種々の差し支えが生ずるとい
う。しかし、文盲の者を雇い入れるか否かに関して、未だ結論が出ていない。
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■サンパウロの地下鉄、更に拡張の計画(8月14日)

サンパウロ市の地下鉄は南北線に東西線、中心部からのマダレーナ線が設置さ
れており、今後の計画としては、現在は未だ連結していないカッポンレドンド
の第5線の連結、全く計画のみで手が付けられていないバラフンダからビラソ
ニア線の設置がある。現在ある拡張計画によれば、2008年までに更に24キロを
延長、15駅を建設し、日に12.8万人を時速36キロにて運輸する計画。また路線
拡張ばかりでなく、現在、6.15分ごとの列車を4.5分ごとに間隔を縮小、列車
速度を2010年までには時速50キロまでに上昇する。これらの投資に必要な資金
は7.5億レアル、2010年までには市南部への鉄道を完成し、インテルラーゴ
ス、グラジャウ駅を設置する計画である。
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■GP基金、プライドとマグネジッタに投資(8月14日)

ビール会社AmBevの投資部門を担うレマン氏のGP投資基金は石油関係の2社、
マグネジッタ鉱山へ12.4億レアル、国際プライドへ10.0億レアルを投資した。
GP基金は14年前に同額を投資したことがあり、これで二度目。
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■ドルR$1.985、この3ヶ月で最高(8月15日)

本年に入ってからのドルの推移は、昨年末12月28日がR$2.136、これが徐々に
価値を失い、5月14日にはR$2.009、その後は急速に下り、7月にはR$1.850
まで下落したが、8月に入り回復し、8月14日には2.11%上昇、R$1.985まで
になった。証券市場は2.90%下り50,911。

メイレレス中銀総裁は「資金市場は全く平静を保っており、中銀は世界市場の
傾向を眺めている」、マンテガ蔵相は「国際的な混乱状態がある中で、指標が
大きく変動することもあるが、若干の手直しをして、切り抜けられる」と語っ
た。
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■マテル玩具、1860万個を回収(8月15日)

世界第一の玩具製造会社のマテルが中国製1,860万個の玩具を回収する。この
半数は米国内で売却されたもの、この中で1,820万個はバルビエ、ポリー、バ
ッチマンの人形で02年1月より07年1月末までに生産されたものでブラジル国
内でも販売されており、

これらの玩具には磁石が使用されており、子供たちが飲み込む恐れがあるとい
う。

他には43.6万個の自動車玩具が回収の対象となっているが、この方はブラジル
国内では販売されていない。しかし、現在のブラジルへ輸入される玩具の85%
が中国製であり、検査されるのはわずかに20%程度、検査洩れと密輸品の存在
を考慮すれば、市売品の中には廃棄に相当する品質の製品が含まれている可能
性も強いのではないかと税関では心配している。
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■アルゼンチン、クリスチーナ夫人が大統領候補(8月15日)

隣国アルゼンチンでは大統領候補にクリスチーナ・フェルナンデス・デ・キル
チネル夫人、副大統領にジュリオ・コボス氏が立候補した。指名大会はルーナ
パークを埋め尽くす人の波に溢れ、クリスチーナ夫人は「怪しいカバンを持つ
男は逮捕する」と宣言したが、ベネズエラ人ウイルソン氏が航空機で持参した
79.05万ドルが誰の物であるかが不明などの種々の事件を如何に取り扱う課な
どの問題がある。
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■伯銀利益、36%落ち24億レアル(8月15日)

伯銀の第二四半期の成績が発表された。資産総額は前年度より21.6%増の
3,330億レアル、貸付残は32.2%増の1,255億レアル、純資産が16.3%増の
223億レアル。純利益は36.3%減の24.8億レアル、人件費12.8%増の43.7億レ
アル、一般経費10.6%増の48.1億レアル。大幅の純利益減は印象的である。

なお、ブラジルの銀行は非常に貸付金利が高く、イタウ16.03%、ブラデスコ
15.37%、ウニバンコ13.72%、伯銀11.50%であるが、これは強制積立金と
して大幅に中央銀行に資金を吸い取られ、貸付資金額が小額となるためであ
る。
-----------------------------------------------------------------------------
■ペトロブラス、5年間に1,120億ドルを投資(8月15日)

ペトロブラスは今後の5年間に1,120億ドルを投資する。その65%は探索およ
び生産に、30%は精製、運輸、販売活動に使用される。
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サイト: HTTP://WWW.ANA-LOG.COM



 
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