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Brazil Today

発行日: 2007/1/11

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BRAZIL TODAY                                         2007 / 01 / 15 (289号)
ブラジル・南米の政治経済ニュース           (毎週月曜日配信。購読無料)
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為替(レアル/円)、01月10日現在 R$1=\55.42
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■19州統領が経費節減と決定(01月04日)

現在までに大多数の19州において新任された州統領は経費節減を約束した。サ
ンパウロ州においてはジョゼ・セーラ州統領(PSDB)は直ちに役席手当ての15%
支払を停止、また、リオではカブラル州統領(PMDB)は30億レアル節約の指令
を公布した。バイアのワグネル州統領(PT)と南リオグランデ州のイエダ・ク
ルシウス州統領(PSDB)は役席手当の30%の支払停止、セアラのゴーメス州統
領は12月給料の後払い、ペルナンブコ、アラゴアス、南マットグロッソ、セル
ジッペでは契約見直しを要求。なお、現在までに判明した処では、少なくとも
18州において経費節約により人件費の見直しが行なわれル予定と言われる。
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■13補欠理事、1月は休日でも給料R$46,000(01月04日)

最初の月は補欠監事の仕事はないが、規定は規定、補欠監事として給料は支払
い、これに関して異議は唱えない。これが公企業監査役の意見にて、結局、何
の仕事もしなかった監事に一人当りR$46,642の給料を支払うことになった。そ
の手当ての内容は本俸R$12,874、住居手当R$3,000、退職引当金R$15,000、航
空旅費R$11,000、通信電話費R$4,268、グラフ制作費R$500にて合計
R$46,642。この他に公務員として特別手当R$50,000が付けられる。
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■大統領「法は既に黒字縮小を認めた」(01月04日)

政府は既に投資パイロット計画PPIによって国民所得の0.2%に相当する金額
を得ており、更に予算特別方針法LDOはPIBの0.4%までの超過分に関して第
一次収支から差し引くことが出来ると言う許可を得ている。ルーラ大統領の解
釈に基くと、これによって予算の第一次収支4.25%は3.85%まで縮小させるこ
とが可能となり、この差額まで資金を使用できるというのが政府による計算方
法となる。他方、ルーラ氏は本年度の会計を開始するに当り、610億レアルは
未支払分として残っているが、この中の56%は昨年分として増加したものとの
説明、明確に支払うとの言を探したが見当たらなかった。
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■エレトロブラス、社長交替で緊張高まる(01月04日)

エレトロブラスのバスコンセロス社長が退職する話は電力と金融の両市場の株
式3.04%安をもたらせ、市場を波立たせている。同社の株式は46.6%が連邦政
府、11.8%が開発銀行BNDESPAR、7.3%がニューヨークADRの会社であるが、
市場の影響を受けて株価が動き、政府を心配させた。
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■07年、ドル入国は記録的であった(01月04日)

12月におけるドル出入は入金3,398億ドル、出金3,025億ドルと記録的、年末
には372.7億ドルと言う記録的な残高、リスクは僅かに188と言う低率まで下
った後、193で年を越した。証券市場BOVESPAは2.07%下り44,445、ドル相場
は終値、並行ドルR$2.380、商業ドルR$2.140。
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■無灯火村におけるコンピューター配置(01月04日)

ルーラ大統領は全国の学校にコンピューターを配置すると確約した。初等およ
び中等教育の学校は全国で18.63万校、しかし、この中で3.46万校には03年当
時において電力がなかった。これから4年を経過した現在において無灯火地域
は可成り減少したと思うが、恐らく3万校程度は無灯火地帯と思われる。これ
を如何に解決するかが残される問題となる。
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■自動車市場、在庫僅少で生産拡大(01月04日)

年末における自動車の在庫は少なく、この調子であれば、正月休みを早く切り
上げ、1月の生産に馬力を掛ける必要があるという嬉しい情報である。自動車
の売上は乗用車、トラック、バスを含めて06年に鑑札した台数は乗用車および
小型車を含めて、04年158万台、05年171万台に対して、06年は192.53万台と
年間12.28%の増加。

乗用車の各社別台数は、フィアト25.40%、フォルクス22.37%、GMも22.
37%、フォード11.25%、トヨタ3.80%、ホンダ3.67%、プジョー3.34%、ル
ノー2.82%、ルノー2.82%、シトロン1.90%、三菱1.28%、その他1.78%。貨
物自動車ではメルセデスベンツ31.93%、フォルクス29.50%、フォード
19.06%、ボルボ7.79%、スカニア6.69%、イベコ4.23%、その他0.81%。バ
スではメルセーデス54.05%、フォルクス24.23%、マルコポーロ12.70%、
スカニア3.76%、アグラーレ2.17%、ボルボ1.18%、その他1.91%であった。
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■FIPEのインフレ、98年以来の最低(01月05日)

経済研究所FIPEによるサンパウロのインフレは06年2.55%と98年以来の最低を
記録した。ただし、この指数には交通費の引き下げ4.5%が含まれておらず、
これを考慮すれば、2%以下の値上り率となる。各項目別に値上り率を示せ
ば、住宅費0.17%、食費マイナス0.07%、交通費4.73%、個人費1.53%、保健
費0.70%、教育費0.05%。なお、第三世代向け生活費は2.26%と05年生計費上
昇5.05%の半分に満たなかった。
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■亜国、メルコスール会議に危機をもたらす(01月05日)

前回の会議から2週間しか経過していないが、アルゼンチンのキルチネル大統
領はウルグアイに対する強硬な態度を崩さず、ウルグアイ側のフライ・ベント
スに建築を予定されるプラスチック工場建設に反対している。同地に建設を予
定されるプラスチック工場への投資は12億ドル、ウルグアイにとって今までに
ない最大の投資であるため、譲歩する気は全くなく、強硬な態度、他方、アル
ゼンチン側ではバスおよび船の便を閉鎖してウルグアイ向け観光客を締め出す
と言う。
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■フォード、22億レアルを投資、トロラーを購入(01月05日)

フォードはブラジルへ22億ドルを投資し、セアラ本部に従業員500人を有する
会社、トロラーを購入した。会社はオフロード向けジープを製造、南米フォー
ドの説明によれば、投資金額は22億レアルと言われる
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■開発銀行、ラテンアメリカ物流へ11億レアル(01月05日)

1月4日、開発銀行はラテンアメリカ物流ALLへの11億レアルの融資を発表し
た。この融資は09年までの投資125億レアルの一部をなすもの、投資は06年か
ら10年にかけて実行され、その半分は開発銀行が融資する予定である。ALL鉄
道はアルゼンチンおよびチリを含め、南米大陸にて2万キロの鉄道を有してい
る。同社の目標は年間14%の割合で積荷を伸ばすにあり、この目的のため、フ
ェロバンおよびフェロノルテの投資26億レアルを必要とし、投資は貨車購入
35%、機関車購入25%、維持費25%、その他15%に支出される。
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■生産者、農業債務32億ドルの再交渉を開始(01月05日)

農業生産者達は農産物に対する融資交渉を再開した。融資金額は04/05年度お
よび05/06年度の2年間分、合計して32億レアルに達する。この資金として広
範労働者基金FATとして22億レアルがあり、これで一部は負担が軽くなる可能
性が強い。
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■ヒュンダイ、ゴヤス工場にて求人開始(01月05日)

韓国の自動車ヒュンダイが購入したアナポリス(GO)の新工場では、社員募集が
開始された。人員は生産部門へ約150人、グループのヨシカワ人事担当重役は
「この金曜日には沢山の人達が詰め掛けると思う」と語った。人事部の者は如
何ほどの給料を支払うのか語らなかったが、差し当って、総投資額22億レアル
を実行するには多くの人材を必要とする。現在、同社から発表されたフォード
およびジープのトロラーの起業時の規模は、生産31.8万台および1,100台、国
内向け販売台数は22万台と900台、販売店470店および22店、従業員数は
9,700人および500人、製造機種はKA、FIESTA、COURIER、ECOSPORT、F250お
よびジープのTROLLER、T4、PANTANAL。
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■植民地への襲撃から占領への変化(01月05日)

植民地と言うのは政府が土地を購入、それから入植者を募集し、入植される筈
の順序を経るはずのものであったが、何時の間にか順序が入れ替わり、最初に
入植者が集まり、次に土地を物色、襲撃し、占拠すると言う場合が普通となっ
た。前政権の最終年、2002年には入植地占拠は103件であったが、ルーラ政権
となってから占拠は急増、03年の222件が04年には327件、05年には221件、
06年には再度の増加をみて259件となった。
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■サンパウロ株式市場、4%の低下(01月06日)

サンパウロ証券市場は2日にはBOVESPA正午に44,981、+2.04%、ドル売り相
場は商業ドル2日R$2.132にて開始された。しかし、5日にはR$2.153が最終
価格、証券市場指数BOVESPAは4.03%の下げを記録、これは他国でも一斉に発
生し、ブエノスアイレス0.44%、メキシコ1.62%、ダウジョーンス0.66%、東
京1.52%、パリ1.03%。
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■工業、11月に前月より前進0.8%(01月06日)

11月は年末の売上増を期待して生産が増大した。その増減は、資本財の対前月
2.2%増、対前年7.9%増、中間財の対前月1.6%増、対前年3.2%増、耐久
財の対前月0.1%減、対前年10.4%増、半耐久材の対前月0.6%減、対前年
2.8%増であり、前年同月よりの増減では事務情報具54.5%、薬品10.9%、機
械設備9.6%、発掘機械8.8%、飲料8.8%、電気電子設備7.4%であった。
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■農産物、ドルに煩わされずに伸びを示す(01月06日)

農産物輸出はドル価格に煩わされず伸びていると感じる。すなわち、農産物の
輸出は494億ドルにて前年度の435億ドルより13.4%、輸入は51億ドルが66億
ドルと31.0%増、純残高は輸出427億ドルに対し輸入384億ドルである。輸出
生産物別では花形となっている砂糖アルコールが77億ドルにて前年度の47億ド
ルより65.9%増、肉類86億ドルにて前年度82億ドルより5.5%増、花卉類が79
億ドルにて9.4%増、コーヒー34億ドルにて14.8%増、皮革類35億ドルにて
13.7%増、果物類16億ドルにて32.4%増。仕向け先国ではアメリカ70億ドル、
オランダ40億ドル、中国38億ドル、ロシア31億ドル、イタリア21億ドル、ドイ
ツ20億ドルの順であった。
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■予算不足を補うため、公務員給料を減額せよ(01月06日)

過半数の州において州統領が交替したが、これらの州で最初に要請させる措置
は州公務員の整理問題であろう。現在、馘首予定数を発表していないのは8州
統領のみ、他の17州では職員の節約を唱えて、馘首予定人数を発表している。
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■商店は既に精算大売出しを開始(01月06日)

大売出しは終った。良く行ったにせよ、悪く行ったにせよ、我々に大切なのは
先に進むことである。このような理屈に基いて、クリチーバでもポルトアレグ
レでも一斉に精算大売出しを開始した。しかし、通常の割引では承知せず、例
えば、グアルーリョスのポントフリオでは「70%までの割引」を「すべて70%
の割引」とさせた所もある。
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■アマゾン北部のアマパ州、73%は保護区域(01月06日)

ブラジルの最北端、アマゾン河口にあるアマパ州は州面積が14万平方キロ、こ
れは岩手、福島、長野など日本の大型県程度の面積、その90%が原始林、73%
が自然保護区域の州である。カピベリベ前州統領は95年から2002年までこの州
を統治したが、彼はアクレ州出身のマリーナ・シルバ環境相と同様、広面積に
渉りアマパ州に広大な自然を残そうと考える側に属する仲間、現在、同州にお
ける90%は緑に覆われた地域、この考えを引き継いだワルデス.ゴエス上院議
員(PDT)氏が73%と言う全国一の絶対多数の得票を得て州統領に当選してい
る。
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■工業、5%の生産拡大の準備完了(01月07日)

パウロ・ベルナルド企画相の案による本年度の投資計画は、投資加速計画PAC
と名付けられ、今後4年間に800億レアルが予定される。企画相の語るところ
では、同省の投資年間200億ドルを基にして、これに公企業投資が加わり、07
年には494億ドルに達し、昨年度の連邦政府による投資152億ドルに加算さ
れ、総計は約800億ドルとなる。このPACの投資対象に含められるのはBR163
国道舗装化などの重要投資であり、これらの基本的な投資に対して120億レア
ル程度を期待していたが、技術陣の予想では60億レアルから80億レアル程度で
あった。

次に民間部門に予想によれば、紙パルプ業界の設備利用率は92.8%、また、化
学業界84.8%、繊維業界83.6%、電気通信74.8%、薬品業界70.1%には投資計
画は来年は余り見当らないが、運搬材料79.8%、機械83.2%、家具83.6%、プ
ラスチック84.4%などは投資による需要拡大が見込まれる業界と言う。
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■雇用は06年の繰り返し、多くは望めず(01月07日)

本年度の雇用は2006年の繰り返しとなり、あまり多くは望めない。これが本年
度経済に対するコンサルタントの見方である。フォーリャ・デ・サンパウロ紙
は調査した国民所得、就業者数、一人当り収入に関して、LCAコンサルタント
は昨年度、2.9%、2.67%、2.4%が来年は3.8%、2.7%、1.77%。RCコン
サルタントは昨年度2.8%、2.3%、2.0%が来年は3.7%、3.3%、
1.3%。テンデンシアは2.9%、2.3%、4.1%が来年は3.2%、2.1%、
2.4%。ウニカンピは2.6%、3.2%、1.2%が来年は3.1%、3.5%、
1.0%になるとの予想。昨年度の経済も余り良かったとは言えないが、今後も
下る一方、やや希望の持てそうなのはテンデンシア社の予想のみというのでは
「どうにも致し方無し」と言う感じが強い。
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■ルーラ大統領、本年中に200億レアル投資(01月07日)

経済における雇用の見込みは悪く「本年度の投資金額は僅か200億ドル程度し
かなく、本年中はあまり望みが持てない」と思われるが、対象的なのはルーラ
大統領の口振りである。大統領によれば「本年の投資は昨年度と同様の200億
ドルもあり、更に任期の終る4年後までには少なくとも800億レアルの投資が
見込まれる。2003年の政権引継ぎ時には61億ドルしかなかった投資が現在では
97億ドル、104億ドルと伸びて行き、留まるところがない」と述べた。
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■ブラジリアとタグアチンガ、対象を示す(01月07日)

ブラジルの首都はブラジリア、60年4月21日に市制が引かれた首都圏における
唯一の都市である。これに隣接するタグアチンガは人口24.35万人、面積は12
万平方キロの町、市政が引かれたのはブラジリア建設の10年後であった。ブラ
ジリアにおける居住者一人当りの収入はR$1,770、住居当りの収入はR$5,026
であるに対し、タグアチンガの収入は一人当りR$661、住居当りR$2,493とな
っている。

居住者の職業はブラジリアでは人口の26.1%が連邦公務員、7.9%が地方公務
員、12.6%が商業、3.9%がサービス業、0.9%が交通、48.6%がその他であ
るに対し、タグアチンガの方は6.0%連邦公務員、19.4%が地方公務員、
23.1%が商業、4.6%がサービス業、3.2%が交通業、その他43.7%という分
布状態を示している。
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■下院にて経済加速計画承認を巡り闘争(01月08日)

国会における成長加速法案を巡るルーラ大統領支持派内における闘争は次第に
激しさを加え、アルド・レベロ氏(PCDOB、SP)とアルリンド・シナグリア氏
(PT−SP)との確執は燃え上がり、発火点に達するばかりとなり、予算の下院
通過が危ぶまれるようになっている。

懸案になっている案件は下記の通り。1)小切手税CPMF:年間200億レアルの徴
収高、この資金源の2016年までの延長の可否。2)DRU:連邦収入の紐付きを
2016年までの延期。3)07年から2023までの最低給、R$380への上昇の可否。4)
税金免除措置との組合せとするか否かの議論。5)公務員給料引き上げの年間修
正率設定。6)退職引当金FGTSを引き当てとしたインフラ機構投資基金は暫定措
置にて設置できるか否か。7)公務員に対する年金基金の創設は如何なる範囲の
公務員までを包含するのか。8)台帳には支払の有無を記録する。
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■エレトロブラス非政治化への挑戦(01月08日)

現在、ブラジルにおける電力は南3州と南マットグロッソを営業区域とするエ
レトロスール、サンパウロ、リオ、ミナス、エスピリット・サント、首都、ト
カンチンス、ゴヤス、マットグロッソを範囲とするフルナス中央電力、バイア
からピアウイを範囲とするサンフランシスコ水力、マラニョン、トカンチンス
以西のブラジル北部を受け持つ北伯電力、南3州と南マットグロッソを受け持
つエレトロスール、およびリオ州のアンゴラ・ドス・レイスにある原子力発電
の5地区に分割されている。

ただし、この中でアンゴラの原子力発電所はPTBのジェフェルソン党首の支配
下にてメンサロン(月の小遣い)疑惑に揺れ動いている。最も重要なのは東南
伯と中西伯を支配下に置くフルナス中央電力はイタマル前大統領により指名さ
れたジョゼ・ペドロ・ロドリゲス氏が社長を務める。東北伯を営業区域とする
東北伯電力はペルナンブコPSBのアラエス氏およびカンポス州統領の支配下に
ある。北伯電力はPMDBのサルネイ前大統領およびジャデル・バルバーリョ氏、
労働党パロッシ氏の兄弟アデマール氏の支配下にある。南部のエレトロスール
は2取締役の闘争の場であり、ドルモンド取締役が仮社長に就任した。
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■ブラジルのバイオジーゼル、一挙に4倍(01月08日)

現在のブラジルにおけるバイオジーゼル生産は投資金額、2年間に8億ドルを
投じて、日産900万リットルに達する計画を有していると雑誌『収穫と市場』
は報道した。この数字は現在計画中のアルコール増産計画の4倍に相当する。
これは雑誌『収穫と市場』の試算によるもので現在議論されている石油庁ANP
の195万リットルの約4倍という膨大なもの。地方別に述べれば、サンパウロ
州が第一で10プロジェクトにて日に120万リットル、続いて南リオグランデに
て82万リットル、次いでマットグロッソ、マラニョンの順。
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■ボーイング、6年後にエアバスを追い抜く(01月08日)

ボーイング航空機は05年までは殆どエアバス航空と殆ど同数の旅客機を提供し
てきたが、昨年度はボーイング1,044機、エアバス635機と大きな差を付け
た。このように両社の生産量に大差の生じたのは今回が初めてである。
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■穀物収穫、前年度より0.94%増の1.18億トン(01月09日)

農業界の収量は1180万トンと昨年の1,169万トンと比較して、殆ど変化はなか
ったが、穀物価格の値上りによって農業界は前年よりも22.8%の収入を得られ
るであろう。これが本年度農産物収穫に関する予想である。

即ち、大豆は生産予想が面積当り0.2%増の5,250万トン、収入面では18.9%
増の245億レアル、トウモロコシが面積当り1.0%増の4250万トン、収入面で
は32.2%増の156億レアル。米は115万トン、72億レアルにて26.3%増、収入
は72億レアル。フェイジョン(豆)が340万トン、収入は51億レアル。綿が
290万トン、昨年より3.6%増にて収入20億レアル。小麦が270万トン、昨年
より17.4%増にて収入13億レアル。

以上を加算すれば07年の農産物収穫は11,800万トンにて前年度の11,690万トン
に対して0.94%増の成績、金額単位にては561億レアルとなる。各年の収穫量
と金額を記せば、03年は12,410万トン、662億レアル、04年は12,040万トン、
709億レアル、05年は11,360万トン、543億レアル、06年は11,690万トン、
457億レアル、07年は11,800万トン、561億レアル。すなわち、生産量では03
年の12,410万トン、金額では04年の709億レアルが最高、以後はこの水準に達
しておらず、06年には457億レアルまで下ったが、07年には561億レアルへ上
昇した。農業融資残は239億レアル、総収入の42.6%に達している。
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■開発銀行、昨年度貸付523億レアルで締める(01月09日)

開発銀行は昨年度貸付の承認743億レアル、実行523億レアルにて06年度貸付
を終了した。同行の貸付は大規模向け402億レアル、中規模41億レアル、小規
模70億レアル、その他10億レアルにて合計523億レアルの残高であり、この貸
付残は史上最高の成績、主な貸付はスザノ・バイアスールへの24億レアル、テ
レマルへの24億レアル、ブラジルテレコムの21億レアルなどであった。
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■チャベス大統領、電力と電話の国産化を主張(01月09日)

ベネズエラのチャベス大統領は「電力と電話の2業界を国産資本化する。この
2部門は我が国にとって非常に重要な業界であり、国産化せずに放置するのは
許されない」と述べる。これは91年に民営化された電話とインテルネットの会
社CANTVにおける大統領の発言である。大統領はこの2業界の国有化を狙い、
その準備を開始した。
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■危機にも拘らずシェアを伸ばしたTAMとゴール(01月09日)

航空業界の危機と騒がれるけれども、航空会社TAMの成績は05年に41.31%で
あったのを昨年末には47.96%まで伸長し、他方のGOLは25.89%から
34.04%へと進展した。
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■州によりアルコールの方がガソリンより有利(01月09日)

アルコール車とガソリン車の経済効率を考慮すれば、大体においてアルコール
車の方がガソリン車より燃費が有利となるが、アマゾーナス、アマパ、ミナ
ス、パラー、ピアウイ、ロライマ、リオブランコの各州に関しては現在の価格
差が続くのであれば、ガソリン使用の方が有利である。
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■水害、リオ付近にて行方不明5947人(01月09日)

1月8日にリオ/サンパウロ間を襲った水害は、リオ州西部海岸から東部にか
けて損害をもたらせ、現在までに判明した被害は、死者30名、行方不明5,947
名、家屋被害5,282軒、罹災者6,728人に達した。
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■本年度の農産物、6.3%増とIBGE(01月10日)

07年の農業生産は04年から05年に掛けての農産危機を克服し1.239億トン、前
年の1.166億トンに比して6.3%の増と地理統計院IBGEの農業生産局LSPAのロ
ッシャ局長は見積る。増産の原因は農産物価格の回復、雨量の順調な配分に基
くもの、06年度の農産物収穫が悪いものとは云えなかったが、本年度の農産は
高収益地帯への投資がより高まったためと思われる。

大豆に関しては、06年産の在庫を減少させ、07年産を在庫させる方針、本年度
の取引は44.3%を来年に廻わし、07年には5490万トンのみを使用したいとい
う。トウモロコシに関しての予想は今まで通り5490万トンにて、06年よりも
5.1%増。第一作の収量は今までと同様の36.5%、昨年度より11%増と言う。
米作は不調で4%の減産予想、本年度の減産8.9%に対して来年作は9.9%
減。
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■世界投資、国産主義の波が中南米投資を低める(01月10日)

世界先進国の投資は欧州連合が、イギリス1,698億ドル(3.2%増)、フラン
ス884億ドル(39.0%増)、ドイツ81億ドル(75.1%減)にて合計では8,007
億ドル(30.1%増、アメリカが1,773億ドル(78.2%増)、日本マイナス82億
ドルにて先進国総計は5423億ドルが8,007億ドルと47.7%の増加。

途上国では中国700億ドル(3.3%増)、シンガポール319億ドル
(58.8%)、インド95億ドル(44.4%増)などアジア大洋州が総計2,299億ド
ル(15.0%増)。ロシアが284億ドル(94.6%増)。アフリカは南ア37億ドル
(マイナス42.7%)を含めて388億ドル(26.5%)。

惜しいことに中南米は05年に1,037億ドルの収入が06年には990億ドルとマイ
ナス4.5%の成績にて地域別では最下位。コロンビアが95年102億ドルから49
億ドルと半減、更にアルゼンチンが47億ドルから33億ドルと29.5%、メキシコ
は成長率ゼロ、ブラジルは151億ドルから160億と僅かな5.9%の上昇。これ
ではチリが48.4%と向上させても追い付かないのは当然である。
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■開発銀行、PMDBの圧力を持つシナグリア氏(01月10日)

開発銀行の頭取席はPMDBの狙いの的、ブラジルにおける唯一の長期融資機関と
して重要な地位を占める。この金融機関が創立されたのは52年、経営審議会の
メンバーは11人、この内、1人は社長、3人は大蔵相、経済企画相、労働相が
選び、7人は開発相が指名する。現在の処、キャスチングボートを握るのは
PMDBであり、現下院議長のPMDBのシナグリア氏(PT)は90票、レベロ氏(PCV
−SP)は11票および大統領の支持を確保している。審議会の下部に属する理事
会は社長、副理事長、および5取締役により構成され、その役割は長期融資の
実行にあり、投資の焦点は、社会の基本下部機構、即ち、輸出、技術、中小事
業、南米統合などの機構である。昨年度の財源は総額600億レアル、本年度の
予定は2月に決定される。
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■ベネズエラの情勢、チャベス氏が優勢(01月10日)

ベネズエラのチャベス大統領が優先権を確保して以来、1ヶ月が経過した。大
統領は更に権力を得て意気は益々上っているが、他方、アメリカはベネズエラ
に対し保障を要求した。1998年以来、彼が今まで権力増大のために実行したの
は、1)99年12月、4年の任期を6年と憲法改正、02)01年11月、資源管理に
対する49法律に署名、3)04年4月、裁判官の任命、最大20人を32人に改め
た。4)04年11月、『公共安全』に反する通達を禁止、5)05年12月、選挙法
規を改正し、与党議員のみの選挙態勢を作る。6)06年12月、与党側の24党を
結集し、与党の力を強める。7)07年1月8日、エネルギーおよび電話国有化
を宣言した。
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発行: 大岩國男
サイト: HTTP://WWW.ANA-LOG.COM

 
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