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ブラジル・南米の政治経済ニュース。(アナ・ログ翻訳事務所提供)




Brazil Today

発行日: 2005/7/15


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Ana&Log(アナ・ログ翻訳事務所) -  ポルトガル語を専門に翻訳・通訳サー
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Brazil Today                                         2005 / 07 / 18 (213号)
ブラジル・南米の政治経済ニュース           (毎週月曜日配信。購読無料)
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目次:
■現金が動く空港、汚職容疑の範囲が更に拡大
■経済は停滞、成長見通しを切下げ3.5%程度
■自動車工業、5月に引き続き6月も好調
■6月輸出好調102億ドル、貿易収支40億ドル
■工業製品輸出、本年に入り成長が停止
■消費者金融の支払遅延が増加
■伯亜貿易収支、アルゼンチンは25ヶ月連続の赤字
■住宅金融、貸付けたのは枠の30%のみ
■次期超音速攻撃機はミラージュ中古機
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為替(レアル・円)、07月13日現在 R$1=\47.63
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■現金が動く空港、汚職容疑の範囲が更に拡大
空港で43万レアル持参のPT補佐官を逮捕

7月8日、連邦警察はコンゴニャス空港においてX線透視によりカバン中、お
よびパンツに大金を持った男を逮捕した。彼はセアラ州労働党PT本部のギマリ
ャンエス議員、ジェノイノPT党首の兄弟を補佐するアダルベルト・ダ・シルバ
補佐官。カバンの中は10万ドル、パンツの中からは20万レアル、合計43.7万レ
アル相当額。青果市場にて購入した代金支払と説明したが、少なくともドル札
にての支払は違法行為に該当する。今回の事件は04年に発生したネイデ・アパ
レシーダ下院議員(PT−GO)が運転手に命じて20万ドルの現金を運送させた事
件と似通っている。ジェノイノ党首は党首を辞職。党首後任はタルソ・ジェン
ロ教育相、元ポルトアレグレ市長。また、辞任した他の党役員、事務局長には
ベルゾイニ前労働相、会計にはピメンタル下院議員(CE)が就任した。

グシケン広報官、大統領令息、パロッシ蔵相

政府の広報を担当するルーラ政権の幹部、グシケン広報官は04年、『小遣い』
配給の容疑で捜査の対象となっているバレリオ氏の会社SMPBの役員であったた
め、その進退が問題になっているが、大統領は「彼の自由に任せている」と発
言した。

ゲームコープというビデオゲームの会社がある。これは大統領の令息ファビオ
氏(28才)が経営する会社、トレビザンコンサルタントの仲介によってテレマ
ル電話会社は520万レアルをこの会社へ共同出資者として投資した。ルーラ大
統領は「テレマルは250万レアルで35%の持分を購入、残りは携帯電話、イン
ターネットなどを使用するのに必要、通常の取引に過ぎない」と語った。

パロッシ蔵相が市長であったリベイロン・プレット市のセルジオ検事は同市経
済開発会社のペレイラ専務の告訴を調査するとして裁判所に市民提訴を行っ
た。提訴は前市長時代、専務は給料R$2,750以外にR$2,250の『小遣い』を受
け取る筈を受け取っていなかったとの理由。

内閣改造、PMDB3人とPT1人

7月8日に発表された内閣改造は労働相がベルゾイニ氏であったのを単一労連
CUTから組合長ルイス・マリーニョ氏を招聘したのが目立つ変化、その他にで
は保健相がコスタ氏(PT)からフェリペ氏(PMDB)へ、通信相がオリベイラ氏
(PMDB)からエリオ・コスタ氏(PMDB)、鉱山動力相がディルマ女史(PT)か
らロンドー氏(PMDB)と変わった。

6月初旬の事件暴露以来、追い込まれて辞職した主要人物は労働党内ではデル
ビオ・ソウアレス会計、シルビオ・ペレイラ事務局長、ジョゼ・ジェノイノ党
首、行政府ではジョゼ・ディルセウ官房長官、フルナス発電ではディマス・ト
レド建築理事、ジョゼ・クリー資金理事、ロドリゴ管理理事。

空港にてトランク7個に一杯の札束

今度は野党側の事件、連邦警察が7月11日、ブラジリア空港において、7個の
トランクに一杯の1,000万レアルの現金を小型ジェットにて輸送しようとした
ユニバーサル教会のジョン・バチスタ院議員(PFL−SP)および同行の7人を
逮捕した。下院議員は「これは信者の浄財であり、何らかの不正行為に関係す
るものではなく、金銭の輸送は犯罪でない」と語ったが、連邦警察側は「これ
だけの現金を輸送するのは不自然、不正海外送金または脱税に関係があるでは
ないか」と疑っている。

下院議員は同教会の司祭として知られ、コミュニケーション関係を統括してい
る人物、92/02年にはTVレコルデ、98/02年にはTVレファミリア、92/02年に
はTVムリェルの社長を務め、税務署と教会の1,800万レアルの脱税容疑で渡り
合った。野党PFLはバチスタ下院議員を除名処分した。補佐官の航空運賃は労
働党が支払っていると判明したが、連邦警察は留置した現金をベロオリゾンテ
にて返還した。

大統領、グシケン氏を降格、官房庁下へ

ルーラ大統領は上級職の公式人事異動を発表、グシケン広報官を大臣相当職か
らディルマ官房長官の下に置き、また、以前から種々の噂のあったジュカー社
会保障相(PMDB)を解任、ジャッケス・ワグネル氏を任命、科学技術相をカン
ポス氏(PSB)からレゼンデ氏に取替えた。また、CNT/センサスの世論調査
によれば、労働党の種々のスキャンダルがあり、ルーラ大統領は『小遣い』支
払を知っていた(33.6%)、労働党は国会の投票を購入した(64.7%)との意
見にもかかわらず、ルーラ大統領の人気は高く59.90%の支持を受けている。
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■経済は停滞、成長見通しを切下げ3.5%程度
高金利により工業成長ゼロに留まる

地理統計院IBGEによる4月工業は前年同期により6.3%の増加であるが、前月
に対しては成長ゼロ、3月と同水準に留まった。前月に対し資本財は2.9%の
低下、中間財は1.3%増をみたものの、消費財は耐久、半耐久、非耐久のいず
れも前月よりも0.3%の低下。調査主任のサーレス氏は成長停止の原因を高金
利としている。

消費者は購入意欲なく、工業売上は低下を記録

中銀の高金利適用によるインフレ対策は功を奏し、6月のバルガス財団FGVの
総合物価指数はIGP−Mはデフレ0.44%、IGP−DIはデフレ0.25%、経済研究
所Fipeの消費者物価指数IPCはデフレ0.20%とデフレ気味にて、本年度のイン
フレ予想は5.94%。しかし、インフレ対策によって経済成長は全く停滞状態に
陥り、全国工業活動は1.51%減、サンパウロ工業0.1%増、商業販売高0.23%
減、第1四半期のGDPは0.3%増。サンパウロ大の小売経営プログラムの調査
によれば、家電白物の消費者購入意欲は81.5%から68.2%へ低下した。

工業生産、前月よりわずか1.3%の伸び

全国工業連合CNIから発表された資料では、5月の生産は4月よりもわずか
1.3%増、前年同期より5.5%増であるが、4月の6.3%増より低下している
部門別では耐久消費財が前月より3.7%増、資本財も3.4%の成長を記録した
が、非耐久消費財は0.6%、資本財は0.8%の伸びと振るわなかった。設備利
用率は81.8%、前年同期の82.1%、前月の81.9%を下回っている。

5月正規雇用造成は低下

輸出と消費者金融が本年度の新規雇用造成の主力であったが、本年度下半期に
対して、現在の為替水準では輸出の伸びる見込みもなく、消費者金融も月賦返
済の滞納率が高まり、新規雇用は考慮外となった。就業失業登録台帳Cagedに
よる5月の新規雇用は21.25万人にて前年同期より27.2%減、累計では77.09
万人、前年より6.7%減。しかも、給料は2最低給の低水準に集中している。
労働省のモンタグネル調査主任は「輸出部門は今までは最も雇用をもたらせて
きたが、起動力が尽きようとしている」と述べ、州資料分析システムSeadeの
マテオ技師は「国内市場は中銀の高金利が継続している限り、雇用増加は望め
ない」と語った。

応用経済も中銀も経済成長予想を引下げ

企画省に属する応用経済研究所Ipeaは6月上旬に年度経済予想を縮小させた。
本年度の国内総生産GDP成長は3.5%を2.8%、その内訳は第一次産業4.1%
を3.4%、第二次産業4.7%を3.7%、第三次部門2.4%を2.0%。使用面は
家計消費4.3%を3.8%、政府消費0.7%を1.0%、輸出10.2%を9.4%、輸
入18.9%を16.6%、貿易収支353億ドル黒字、インフレIPCAが5.4%であった
のを6.3%、年末ドル相場R$2.65、第4四半期の中銀基本金利19.2%。

中銀から6月30日に発表された報告書では、本年度の経済成長予想を4.0%か
ら3.4%へ引き下げ、また、インフレ予想を5.1%から5.8%へ引き上げた。
投資の増加は2.3%と極めて低率、輸出1,080億ドル、輸入780億ドルにて貿
易収支予想は300億ドル、為替収支は46億ドルの見込み。

地理統計院、第1四半期GDPは4386億レアル

地理統計院IBGEの発表によれば、第1四半期のGDPは総額4,386億レアル
(0.3%増)、生産面の内訳は農牧部門358億レアル(4.1%増)、工業部門
1,517億レアル(3.9%増)、サービス部門2,234億レアル(2.6%増)、税
負担499億レアル、これから生産に負荷された金融費223億レアルを差し引
く。

他方の使用面では家計消費2,525億レアル(対昨年同期3.1%増、対前四半期
0.6%減)、政府消費758億レアル(0.7%増、0.1%減)、投資876億レア
ル(2.3%増、3.0%減)、輸出756億レアル(13.6%増、3.5%)、輸入マ
イナス573億レアル(12.2%増、2.3%増)、在庫増減45億レアルと見積も
る。

なお、GDPに対する貯蓄率は昨年23.2%に対し本年度は22.5%とわずかながら
低下、投資率は昨年19.1%に対し19.9%と上昇すると予想する。

上半期の目標不達成なら、下半期は警戒警報

4月から5月に減速した大部分の商工業は下半期、更に警戒した方が良いと思
わせる状況となった。特にプラスチック、包装材、建築材、食品類の製造業者
はここ数ヶ月の市場動向に対する注意する必要がある。現在の処、自動車と音
響映像機器は数少ない、好調を維持している業界であり、下半期には一層の上
昇を期待しているが、季節変動に基づく程度に終りそうな気配が伺われる。

物価指数は経済研究所の消費者物価指数IPC−Fipeの6月第3週が0.15%低
下、総合物価指数IGP−Mも6月0.44%のデフレである。卸物価IPAはドル安
の影響もあり、既に5月からマイナスで工業0.38%安、農業2.76%安である。
金利が19.75%の高水準で維持されていれば、収入の増加が見られない消費者
の懐具合も苦しく、支払遅滞の指標が悪化してきた。自動車産業を含むサンパ
ウロ金属業界は22組合、9,500人の労働者を抱えているが、受注の低下、集団
休暇の話が出始めている。

幾つかの業界の見通しは下記の通り。

プラスチック:上半期は前年より6%の売上増、下半期も8%増が期待でき
る。

建築材料:昨年に対して売上成長は3%から4%程度の成長、今後も左程の期
待はできず。

包装材料:前年より2.3%増、今後も3%程度の成長で終る。

食料品:1月から5月の成績は前年同期に対し、生産で5.7%、売上で実質
3.5%から4%程度の成長で本年を締める。

サンパウロ州商業:1月/5月までの実質販売成績は7.11%の成長、今後は
3%程度の見積り。

サンパウロ州工業:1月/5月の活動指数INAは前年に対し4.7%の上昇、だ
が、下半期は前年より後退を予想。
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■自動車工業、5月に引き続き6月も好調
5月自動車生産、高水準を維持する

5月の自動車生産は21.34万台、4月の20.35万台より4.86%増、累計では
98.48万台にて昨年同期より15.6%増。国内市場向け販売は14.30万台にて前
月より3.8%増、累計では65.16万台、前年より10%増の成績であった。輸出
は89.65億ドルにて月間輸出の新記録であった。なお、5月の業界ニュースは
2種の燃料使用が可能の自動車がガソリン燃料使用の自動車よりも売れた点で
あり、ガソリン車のシェアは49.5%へ低下した。

自動車、5月販売は01年以来の好調

5月に自動車市場はバスとトラックを合せて14.30万台、4月の13.77万台よ
り3.84%増、前年同期から16%増の成績、累計は6.56万台、10%増。この累計
で乗用車および小型実用車のみに限れば6.13万台、昨年同期より10.7%増、前
月より4.6%増であった。

会社別本年累計ではフィアットが首位で25.0%、フォルクス22.0%、
GM21.8%、フォード12.5%でシェアの81.3%を占め、残りはホンダ3.8%、ト
ヨタ3.4%、ルノー3.1%など。大衆車は47.2%のシェア。機種別ではゴール
(1.49万台)、パリオ(1.23万台)、セルタ(1.02万台)、ミレ(1.01万
台)。

4月の自動車工業の従業員数は農業機械を含めて10.44万人、GMは希望退職制
によって退職者を募り、サンカエターノとサンジョゼ・ドス・カンポスとの両
工場にて100人程の希望者を得た。また、フォルクスでは退職研修センターに
600人ほどの予備退職者、同時に350人の新規雇用へフォックス組み立ての研
修を行っている。

6月の自動車業界、輸出が生産を引っ張る

自動車製造協会Anfaveaから発表された資料では、上半期の自動車生産は
120.21万台、前年同期に対し15.7%の16.33万台の増、国内市場は80.01万
台、0.77万台の増加に過ぎなかったが、輸出が27.87万台から39.49万台と
11.62万台の伸びがあり、これが生産増に繋がった。なお、車種別の6月販売
台数はゴール16,683台、パリオ11,758、ウノ11,589台、セルタ9,273台、コル
サセダン9,117台。
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■6月輸出好調102億ドル、貿易収支40億ドル

ドル安レアル高にもかかわらず、6月の輸出は102.07億ドル、輸入61.76億ド
ルにて貿易収支40.31億ドル黒字にて新記録、上半期の成績は輸出536.78億ド
ル、輸入340.07億ドル、収支196.71億ドル黒字。フルラン商工開発相は「ブラ
ジルの本年度輸出成長率は世界平均の倍に達した」と自慢、商工開発省では本
年度の収支黒字を3,500億ドルと予想する。

上半期の輸出を付加価値によって分類すれば、第一次製品が27.6%、中間製品
14.6%、完成品55.6%。商品別では第一次製品として鉄鉱石30.73億ドル、大
豆(粒)24.19億ドル、鶏肉14.45億ドル。中間製品は鋼鉄財13.48億ドル、
粗糖10.71億ドル、パルプ9.64億ドル。完成品は自動車20.28億ドル、携帯電
話13.34億ドル、航空機11.80億ドル。

上半期に過去12ヶ月累計383.37億レアルという記録的な黒字を残した貿易収支
も、現在のドル安レアル高が続けば如何になるであろうか。産業開発研究院
Iediのアルメイダ理事は「本年度の輸出は15%、輸入は19%の増加を示し、貿
易収支350億ドル黒字が予想される。だが、来年の動向が憂慮の的、通貨基金
の予想では平均7.3%、また、本年末から来年のドル相場がR$2.35であるなら
ば、ブラジルの輸出はわずか3%の伸び、輸入は16%の成長という予想もあ
る」と語った。
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■工業製品輸出、本年に入り成長が停止

本年になってからの工業製品輸出は停滞状態にある。季節変動を除去した一日
当り輸出金額は1月から6月までの6ヶ月間、2.4億ドルと2.6億ドルの範囲
内を上下し、成長の兆候は全く見出せない。

本年上半期に最も伸びたのは乗用車の39.5%であるが、すでに余裕はなく、出
血輸出の兆候が見られ、輸出協会AEBのカストロ会長は「輸出商が現在の為替
相場で輸出できないと苦情を申し立ててから久しくなり、新規の輸出契約は停
止されている。現在輸出されているのは2004年に締結された契約を実行してい
るに過ぎない」と述べ、また、産業開発研究院Iediの理事は「この為替によっ
て、ブラジルは大衆車製造の世界基地から撤退の危機に曝されている」と憂慮
する。
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■消費者金融の支払遅延が増加
借金の多くなったブラジルの消費者

本年に入ってから消費者の借金が増加する一方である。収入に対する月賦支払
の比率は本年初頭の32%が3月からは増大し6月は39%、金融組織から個人に
対する融資金額は03年12月の944億レアルが05年1月には1,296億レアルと
37.3%の増加、5月には1,473億レアルと更に13.7%に上昇をみた。

6月、小切手返還が32%の増加

小切手不渡りが6月に31.8%の急上昇をみた。テレシェッキのプラシェデス副
社長は「この増加は高金利に基づく月賦の長期化の産物、長期にわたれば、そ
の間に種々の予期できなかった出費が嵩むなどの事情が発生することもある
が、収入は増加せずという場合が多い」と語った。
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■伯亜貿易収支、アルゼンチンは25ヶ月連続の赤字

アルゼンチンのブラジルに対する貿易収支の赤字は6月3.3億ドル、既に25ヶ
月間の連続赤字で25億ドルに達した。03年はアルゼンチンの黒字1.13億ドルを
残したものの、04年は18億ドル。本年度上半期はブラジルからの輸入が31.4%
増の8.62億ドル、収支は昨年より17%増の29.8億ドルの赤字。下半期はブラジ
ル製品に対する圧力が高まると予想される。
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■住宅金融、貸付けたのは枠の30%のみ

連邦貯蓄金庫CEFは住宅金融の枠を30%使ったのみで借り手が付かず、金庫一
杯に詰まった現金を眺めて『ため息』をついている。住宅金融貸付枠は109億
レアル、貸付実行は29億レアル。

サンパウロ州建築業組合Sindusconのロブストリ組合長は「金庫は自家中毒に陥
っている。融資解禁に厳しく登録を要請する。だが、関係する法人の中には何
らかの問題があり、金庫の要請に応じられない場合が多く、従って貸付が実行
できない」と金庫を批評する。また、金庫の側も手続きを柔軟化する必要を認
める方向へ進んでいる。例えば、今までは融資申込者は金庫へ出向き、所定の
書類に書き込んで提出、ある期間後に再度出頭し、成否を確かめていたが、今
後は、提出と同時に承認か否か、あるいは条件付なのかの回答を得られるよう
に変更した。

手続き以外の問題で大きいのは金利の高さである。これを逃れるには最初の入
金を多く、借入を少なくする必要があり、最初に半分が入金できれば、随分、
後からの返済の負担が軽くなるが、これだけの余裕のある住宅購入者は数少な
い。
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■次期超音速攻撃機はミラージュ中古機

5年前から議論されながら決定しなかった次期超音速攻撃機がミラージュ
2000C/Bの中古機12機と決定した。価格は6,000万ユーロ(1.71億ドル)、
種々の議論が交わされたが、大統領機の購入に5,670万ユーロを支払って、攻
撃機の方は知らぬ顔と拒否できなくなった。アブブラスの推薦するロシアのス
クホイが有力であったが、結局はエンブラエルの提携先ダッソーのミラージュ
に決定。この機種の初飛行は78年、全長14.36メートル、全幅9.13メートル。
自重7.5トン、武器搭載5.9トン、最高速度2.2マッハ。
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メールマガジン: Brazil Today
著者(現地ブラジルで執筆): 大岩國男
編集: 大岩幹男
発行: Ana&Log(アナ・ログ翻訳事務所)
住所: 〒468-0034 愛知県名古屋市天白区久方1-149
電話: 052-804-5710
ファックス: 052-804-5743
携帯: 090-8132-0810
メール: mailto:portuguese@ana-log.com
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