登山やアウトドア、渓流釣り専門の古本屋「軟弱古書店」店長の山日記。山の行けない休日や雨の日は水割りでも舐めながら山の古書にひたりませんか?新着古書情報もぜひご覧ください。
- 最新号:2008-09-12
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山の話・軟弱登山のすすめ
発行日: 2002/12/29[軟弱登山番外編 ]
◆軟弱登山番外編〜忘年会〜◆
山仲間と雪上キャンプ、山好きな人なら一度はやってみたいものです。
まだ安房峠が昔のままのある冬、年の瀬のクリスマスも終わったころに上高地で
忘年会とシャレこみました。そう、ちょうど今時期です。テント泊で二晩とも
「鍋」の忘年会です。もっとも寒さには弱くもとより冬山などできるわけがない軟
弱派ですので、平たくいえば「スノーキャンプ」てなとこでしょうか。まあ登山す
るわけでもないので登山靴はいらないだろうということになり、松本からの道中で
黒の長靴を買いこんで坂巻温泉から徒歩で「入山?」しました。釜トンネルをぬけ
て3時間ほど、午後おそくにまったく誰もいない大正池に到着。いつもはバスやタ
クシーで通り過ぎてしまうのですが、目の前に広がる静寂そのものの雪の大正池に
感動したものでした。一服した後、幕営地を探しながら河童橋界隈を目指しまし
た。音といえば我々の雪を踏みしめて歩く足音だけ。時折雪が舞い、あとは山から
聞こえる風の音がいよいよ年の瀬の寒さを感じさせてくれました。
河童橋手前で幕営はなんといっても、まずはお世話になることのない帝国ホテルの
裏の梓川沿いがよかろうと決まり早速設営。そして鍋がはじまりました。テントの
中でラジウスという昔の灯油のストーブのボーっという音を聴きながら酌み交わす
安酒、暖かくて最高のぜいたくだといまでも信じています。翌日は当時買い込んだ
ばかりのクロスカントリースキーで、明神池まで往復。天気はいまいちでしたが、
人のいない河童橋、小梨平は最高でした。最終日は12月30日。この日は快晴。
朝から正月登山の入山者が大挙してやってきて昨日までの静寂はうそのよう、あの
シーズン中の賑やかな上高地に変わってしまいました。
年の瀬の最後の数日間だからこそ、人気のない静寂がよりいっそう静かに感じられ
すばらしい上高地を味わうことができました。
◆それから◆
ザックに長靴をつけてクロカンスキーで坂巻温泉へと下りました。多分入山者は変
ったグループとでも思ったことでしょう。坂巻温泉で露天風呂に入浴。懲りもせず
にまたビールで乾杯。まったく幸せな忘年会となりました。
◆メモ◆
真冬の上高地散策は坂巻温泉や中の湯温泉を基点にするとよいでしょう。クロスカ
ントリースキーは下りでも思ったよりあまり滑りません。スノーシューやわかんの
ほうが楽しいかもしれません。一日はテントで上高地泊、二日目は温泉泊がいいな
〜と思います。
坂巻温泉http://spa.sakamaki.ne.jp/
中の湯温泉http://www.mcci.or.jp/www/nakanoyu/arrange.htm
◆軟弱登山番外編バックナンバーはこちらから◆
http://www.melma.com/mag/86/m00039186/
◆軟弱古書店、軟弱書店だより◆
http://www5b.biglobe.ne.jp/~hh69/
「EASY SEEK」http://www.easyseek.net/booth/sp_index.php3?uno=234975
「esbooks」http://www.esbooks.co.jp/myshop/0000003349
◆こちらもご覧ください◆
軟弱登山のすすめ
http://www.nanjyaku.com/
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