為替ニュース*朝刊*外為どっとコム
発行日時: 2008/4/17
予想レンジ 101.30-102.20
本日の東京時間は本邦経済指標の発表があるものの特段注目されていない模様。
ただ、昨日のNYダウがプラス250ドル超で引けていることから、本邦株式市場が
引き続き上向きとなれば、ドル買いへの下支え要因となりそうだ。なお、欧州時間
にはユーロ圏ECB月例報告など複数の指標が控えており、内容次第では欧米の景況格差
を背景とした更なるユーロ買い・ドル売りに発展し、ユーロ・ドルは1.60ドル台を
トライする可能性も考えられる。また、NY時間の米4月フィラデルフィア連銀景況指数
は前回値と比べ予想値のマイナス幅が縮小していることもあり、メリルリンチなどの
米大手企業の決算報告とあわせて結果には十分注意が必要だ。
OPEN HIGH LOW CLOSE
LN 101.59-64 101.76 100.82 101.49-54
NY 101.21-26 101.85 100.85 101.83-88
16日の海外市況
欧州時間のドル・円相場は下落。序盤から、ユーロ圏3月消費者物価指数・確報の予想
を上回る結果を受けて対ユーロでのドル売りや、中国人民銀行が預金準備率を0.50%
引き上げたことに反応して円買いが強まる格好となり、一時101円台割れとなった。
その後は、米大手金融機関JPモルガン・チェースがほぼ予想通りとなる四半期決算と
なったことが好感され、米株価先物指数が買われたことが波及し101.30円台まで反発
た。一方、ユーロは強含み。米大手証券の評価損追加計上懸念を背景に欧米景気格差
がしばらくは縮小されないとの見方が浮上し、欧州筋からのユーロ買いが先行した。
またユーロ圏3月CPIが強い結果となったことでユーロ買い優勢となり、ユーロ・円は
161.40円台と本日高値をつけ、ユーロ・ドルは1.5960ドル台と史上最高値を更新した。
NY時間のドル・円は堅調。序盤に発表された米3月鉱工業生産の好結果や、金融機関
の企業決算が市場の想定範囲内となったことを受けて米国株式相場がプラス200ドル超
となったことから、ドル・円は101円台を割り込む水準から101円半ばまで値を戻した。
その後の米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、改めて米国経済の悪化に
ついて言及したが、すでに織り込み済みであったため材料視されなかった。米国株は
上昇幅を拡大させ、ドル・円もその影響を受けて、一時101.80円台付近まで
上昇した。また資源国通貨である豪ドル・円やカナダドル・円なども原油上昇を
受けて堅調に推移した。ユーロは欧州時間で買われた流れが継続し、ユーロ・ドルは
1.5970ドル台の史上最高値を更新し、1.60ドル台を窺う展開となった。
日中の動きに関しては弊社のチャートをご覧ください。
http://www.gaitame.com/market/chart.html?m=m02
※弊社の為替コメントは特別な事情がない限り、マーケットのルールに従い「米ドル」
を中心にコメントしています。したがって「上昇」と言えば「米ドルの上昇」、
「下落」と言えば「米ドルの下落」となります。
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