この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。
- 最新号:2008-09-07
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彼の声 2008.8.2
発行日: 2008/8/5目的を見失ってから久しい。
目標ならあるだろう。
たぶんそれは何でもないことだ。
それとは何か。
またしてもそんなことを述べてしまう。
そういうやり方は好ましくない。
好ましくないが、
それを見失っているのだから仕方がない。
今日もそんな周知の事実を知ることとなる。
わざとそんな風に語っているのだろう。
そして事実を歪曲して何かを伝えようとしているわけか。
歪曲するほど器用ではない。
では何がそれの限界なのか。
限界を打ち破ろうとしているのではない。
その前に何かがブレーキの役目を果たしているようだ。
急ブレーキを踏んで危ういところで止まったらしい。
意識は何を止めたのだろうか。
止まっていたなかったらどうなっていたのか。
何が止まったのか。
誰かの呼吸が止まっている。
ならば数日後には葬式か。
ぼろぼろの何かに火がついて燃え上がる。
焼却炉の中で炭素化が進んでいるようだ。
君はそこで何を試そうとしているのか。
君とは無関係に何かが試されている。
いったい何が試されているのだろう。
それがわからなければ、
何も語りようがない。
だからこれ以上は何も語れないわけがない。
そんな風に語れるわけだ。
馬鹿げている。
馬鹿げているがそんな風に語り続けて、
ひたすら意味のないことを語っている。
それで何を否定しているのだろうか。
意味がないことが許せないのだろうか。
要するに何も語れないという事実を認められないらしい。
果たしてそれは事実なのだろうか。
たぶんそうに違いない。
現に何も語っていないではないか。
ただ言葉が適当に連なっているだけだ。
それは見解の相違か。
そうに決まっている。
誰が自分に言い聞かせているのか。
誰もそこにはいない。
その代わりに虚無が過剰に言葉を摂取しているようだ。
何かの中毒症状がでている。
薬がまったく効かない精神状態だ。
病的なまでに栄養補給を心がけているようだが、
だがある種の言葉に対して
アレルギー反応があるのかもしれない。
だから何もできなくなっているわけか。
そんなでたらめな理由では真実味を醸し出せないが、
それ以外の理由が思いつかないのだから、
今はそれが暫定的な理由となるだろうか。
くだらぬ冗談なのだろう。
おかげで何をしようとしていたのか忘れている。
そうやって君は自分をだまし続けているのかもしれない。
そして真実を導き出せなくなった。
それはあり得ないことか。
あり得ない真実を偽りとして提示しようとしている。
しかし何が偽りの真実なのか。
君はいつまでも文章の中に不在のまま存在している。
確かにそんなのはあり得ない。
そんな簡単に結論が導き出せるはずがない。
何が結論なのだろう。
何がおかしいかはわかっている。
結論になっていないところがおかしい。
そこで結論を提示する必要性を感じられず、
もともと結論という言葉の使用法を
間違っているのではないか。
何かはぐらかされているような気がするのだが、
本来ならそんな風に語るべきではないのだろう。
本来という状態が何なのかわからないまま、
強引に言葉を連ねようとしている。
やはりいつまでたってもそれなのだ。
まったく進歩がない。
君は何のためにそうしているのか。
たぶん何かを続けようとしているのだろう。
そんな風に語ってしまってかまわないようだ。
さっきとは気が変わったらしい。
そして何か態度がおかしい。
作り話の中ではそうだ。
ばらばらの心がさらにばらばらになる。
心の中で何かが細分化されている。
それは心ではない。
それで技巧を凝らしているつもりのようだ。
他に気に入らないことはいくらでもありそうだ。
わざと何かがありふれている。
そこから虚無が溢れ出している。
あり得ないことか。
あり得なければすべてが虚構に違いない。
作り話なのだからそれは当然だろう。
それでも何を語っているのでもないと言えるだろうか。
言えるのかもしれない。
何も正しいことを言わなくてもかまわない。
それが間違っていてもかまわないなら、
たぶんそういうことなのだろう。
そして何を語っても嘘になる。
言葉を繰り出すのが億劫になり、
何も語らなければそれでかまわないと思うようになり、
そこから先に文章がつながらなくなる。
終わってしまうわけだ。
実際に何かが終わっている。
終わりようがないのにそこで終わりとなっている。
まさしく今終わってしまったわけだ。
だがいったい何が終わってしまったのか。
語ることをあきらめてしまったらしい。
それはついさっき起こった出来事か。
それについて君は何を語れるだろうか。
また否定的な見解が述べられてしまうのか。
それはもう終わってしまったことだ。
終わってしまったから後から評価できる。
何かのいいわけを付け加えられ、
そうならなかった可能性を模索することができる。
なぜそんなことを想像しているのか。
想像しているのではなく記しているのだ。
ただ言葉を付け加え、
説明しようとしている。
それは何でもないことだ。
何でもないから内容がない。
誰かはそれが嘘だと認識しているが、
わかっていながらさらに嘘をついている。
どこまでも嘘をつき通し、
決して本心を明かさない。
かたくなに空疎なことを述べ続け、
それ以外の言葉を記そうとはしない。
だから虚しくなって、
どうでもよくなってしまい、
何もかもが馬鹿げているように思えてきて、
さらに虚無的な雰囲気を弄んで、
結局は何の結果も残せなくなり、
ただ言葉が並んでいるだけの文章となってしまう。
それも嘘なのだろうか。
誰の見解でもありはしない。
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