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この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。




彼の声 2008.7.31

発行日: 2008/8/2

言葉を記すほど頭がおかしくなる。
さらにわからなくなっているようだ。
とにかく昼は暑い。
そして何かがねじれたまま元に戻らない。
じれったくなるが、
ひたすら暑さに耐え続け、
そうする理由がわからないが、
心を閉じたまま他の何かを開く。
それは音か言葉か。
いずれにしてもこの世界には興味がないようだ。
虚無はどこかに消え去り、
もとから何もないのに、
さらに何もなくなってしまう。
もはや誰に問いかけているのでもない。
遠くからやまびこが返ってきたようだ。
その時のことは何も覚えていないようだ。
それを語っているのは架空の誰かでさえないらしい。
だからこれから起こる変動に対処できない。
トラブル続きの状態が日常化している。
それがこの世界のありのままの姿だ。
何かが壊れたままで、
そこからの話の進展を望めなくなるが、
他の何に期待しているわけではない。
他がないのだからどうしようもなく、
どうしようもないから話の中身がなくなってしまい、
君にはそういう感性がわからないのかもしれないが、
さっきまでは何か適当なことを語っていたような気がする。
その場で何か気が利いたようなことを思いつき、
その気になっていざそれを記そうとすると、
何を記せばいいのかわからなくなる。
君はそこで何を探していたのか。
そこに不協和音が醸し出されるようだが、
幻想とは何か。
文章の中で何が幻想として示されているのか。
話のすべてが架空の域を出ないようで、
そんな話に終わりがないわけではない。
いつもならそこで終わっていたはずか。
冗談だろう。
現に何かが終わりそうになっていたのに、
それを心の中でまた蒸し返している。
いくら言葉を付け足したところで、
意味不明になるだけだろう。
すでに薮の中なのか。
少なくとも迷路ではない。
何かの構築物の中にいるのかもしれず、
誰かはそこで何を模索しているでもなく、
ただ画面に映る文字列を目で追っている。
どうやら文章を読めないようだ。
読もうとすると頭が受けつけない。
そして時折奇声を発して我にかえるが、
本当に笑っているのだろうか。
実際に何かおもしろそうなことを探し当てたわけではない。
たぶんそれとは何かが違うのだろう。
何が違うのかわからないが、
とりあえず違うと思っているようだ。
他に何も思いつかないので、
そう思うしかないようで、
それらの内容が理解できないが、
それ以外の何について語ろうとしているのでもないらしい。
今ひとつ気分が乗ってこないようだ。
そしてわけもないのにそんなわけで、
またもや嘘をついている。
作り話の中で嘘をついていることになっていて、
他に何を主張しているつもりでもないのだろうが、
ただひたすらそんなことを述べている現状があり、
それは何かの中毒症状を示しているのかもしれない。
何かに取り憑かれているのだろうか。
正気でないだけか。
ならばこれから何を語るつもりなのか。
それ以前にすでに語っているそれはいったい何なのか。
たぶん誰かは何でもないことを語っているつもりなのだろう。
何でもないから内容はどうでもいいのか。
いつまでたっても
そんなていたらくから遠ざかれないようだが、
そんな事実を誰に突きつけられているわけでもない。
自分で自分の行為を否定し続け、
そんな自家中毒気味に語っているわけだが、
それでも出だしは好調のような気がしているらしい。
勘違いも程々にしておかないと、
本当に気が狂ってから醜態をさらすことになるか。
何が醜態なのか。
気が狂ってしまった時点で醜態をさらしていることになる。
だがそれが笑い転げるようなことだとは思わない。
作り話の中では事の深刻さに欠けているようだ。
ただ冗談でそんなことを述べている。
そんな偽りが誰かを惑わしているのだろうか。
自分で自分に嘘をついてどうするのか。
それでは話になっていないような気がするのだが、
当人はまったくそうは思わない。
強がっているだけか。
それで何を打ち消しているのか。
何らかの常識から外れているようだ。
とりあえず人はどこまでも人でありたいと願い、
何とか片時でも人らしい行動をとるように
心がけているらしいが、
時としてそれが何だかわからなくなる。
この世での自らの使命を忘れてしまったらしく、
今は何も課されていないような気になっている。
少なくとも言葉を記す作業は
自らに課せられた使命ではない。
少し眠たくなっているのだろうか。
ところで話の続きはどうなったのか。
意識はさっきとは関係のないことを述べようとしている。
何がどこまで進展したのか思い出せない。
今のところは何の話もしてないような気分でいたいらしく、
そういうことにしておきたいようだ。
言葉を記しているのに、
それが嘘のように感じられてしまう。
どうやら記しているのは話ではないらしい。
話でなければ何なのか。
ただの自問自答か。
それも話のたぐいなのではないか。
そうだとしても君に語りかけているのではない。
誰に語りかけているのでもなく、
心のうちからわいてくる怒りを鎮めるために
語っているのではないか。
そんな冗談も勘違いの一種なのだろう。
それは違うと思っているだけか。
しかし不意にそんなことを思いついた事実はありそうだ。
それがその場での意味不明を招いている。
結果とはそういうものだろう。
そんなわけで当てが外れて一段落ついたところらしく、
誰かは何も語らずにそこから退こうとしているようだ。

 
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