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この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。




彼の声 2008.7.9

発行日: 2008/7/10

やはり何かが違っているらしい。
語り方に進歩が感じられない。
記しつつある文章を
どのように進化させればいいのかわからない。
そういう段階ではないだろう。
その遥か手前で破綻していないか。
苦し紛れに周りを見渡してどうするのか。
たぶん見飽きた風景の中に何かがある。
そう思い込んでいるならテレビでも見た方がましか。
それを見飽きたと感じるようになれば、
テレビ画面も風景の一部と化すだろう。
何に関心があるわけでもないが、
一般的に興味深いのはそれらの映像か何かだろうか。
あるいはそこで発せられている呪いの言葉か。
しかし呪術には限界がある。
関心のない人を呪詛で動かすことはできない。
それでも宝探しには犠牲がつきものか。
ある種の映画の中ではそうなのかもしれないが、
それが見る人に向かって何を語りかけているのか。
ただ感動させたいのか。
感動した後はどうなるのか。
映画にもある程度は効用があると思わせる。
だがそこで語られているのは紋切り型の話らしい。
人に理解可能なことを語っているのが致命的だ。
人に理解できても君には理解不能か。
理由が一向に見えてこない。
それで何を語っているとも思えない。
人はそこから何を学ばなければならないのだろう。
そこで君は何を無視しているのか。
ただ行き当たりばったりで
言葉をつなげようとしているだけか。
だからそんな語り方では無駄なようだ。
筋道も何もなく、
話にすらなっていないのではないか。
そんなわけでできないことは
何をどうしようとできはしない。
できないから語ることを放棄しようとしている。
だから語ることの不可能性があるのではないか。
何も感じさせない不可能性だ。
だがそれで何を述べているつもりになっているのか。
だからどうしたわけでもないが、
昨日とあまり変わらない状況に呆れている。
できないことは
できないままにしておいた方がいいのかもしれない。
無理にやろうとすると空疎な内容になってしまう。
だから楽しいのではないか。だからではない。
では強がりややせ我慢を肯定しなければならないのか。
なぜそうする理由が生じてしまうのか。
さっきから自己言及的に
かなり馬鹿げたことを述べているようだが、
なぜそれでかまわないのか理解できない。
君に理解してほしいとは思わない。
たぶん呪いの言葉には人を動かす力があるのだろう。
それを信じている者の不安感を煽り、
心の動揺を誘っているのかもしれない。
想像できるのはそういうありふれた理由だ。
何が理由なのか。
そこには具体的にどんな言葉が記されているのか。
他の誰かが読んだ通りの言葉に違いない。
君にはそこまで空想できないだろう。
語っているのは誰の物語でもない。
ただの文章だ。
ただの文章などあり得ない。
ただでないから文章となるのではないか。
実際には何もないはずがない。
たぶん君にはその内容が理解できないだけなのだろう。
理解させようとして何を述べているのではない。
だから誰かにとっては
意味不明に近づいているように感じられる。
そんなのは嘘だろう。
要するに何でもないわけだ。
何でもないからわけがわからなくなる。
それも嘘か。
そう思い込みたいのなら、
いくらでも思っていて結構だ。
ところで呪いの言葉はどこへ行ってしまったのか。
君は何を呪っているのか。
人はなぜ虚無に近づくのか。
何でもないことを求めているのだろう。
意味も理由もないが、
次第にわけがないからわけがわからなくなり、
そうなってしまうわけを知ろうとしなくなる。
ただあるがままに時間が経ち、
それについて何も考えようとしなくなり、
目の前の仕事に明け暮れ、
何でもない人生を送るはめになるだろう。
それがありふれた生き方なのだから、
君もそういう成り行き沿って生きてゆくだけだ。
だがそうなってからでは遅いのではないか。
君はそのときそこで何をやろうとしていたのか。
真にやりたいこととは何だったのか。
現状ではやりたくもないことを
仕方なくやらされているだけではないのか。
本来ならそんな状況下で
暇つぶしに音楽を聴いているだけは済まないはずだ。
何をどう済まそうとしても
そこから逸脱する成り行きになるはずだ。
だからそこからどうなるのか具体的に説明してほしい。
言葉で説明できないのなら、
それはどういうことなのか。
まったくの無理であり、
不可能であるような事象が起こるわけか。
それはあり得ないことだが、
あり得ないことが起こるのがこの世界の特性のはずだ。
しかし特性とは何だろう。
現状では言葉以外は何ももたらされないはずか。
作り話の中では確かにそうだろう。
実際には何が起こっているのだろうか。
同じような内容が果てしなく記されていて、
結果的に空疎な内容になっているだけか。
そうであったとしても
それをやめるわけにはいかないのだろうか。
何をやめようとしているのかわからない。
ちなみに作り話の中では
誰が何をやっていることになっているのか。
そこで誰が呪われているわけではないが、
呪いの言葉にはどのような力が備わっているのだろうか。
それはさっき述べたことだろう。
ではなぜ君は言葉で人を操ろうとしているのか。
果たしてそこで何が成り立っているといえるだろうか。
さらにわけのわからないことを述べるためには
何が必要なのか。
また冗談でそんなことを述べているのだろう。
冗談でわけがわからないふりをしている。

 
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