彼の声 2008.5.10
発行日時: 2008/5/11わかっていることは限られている。
雨空なのか曇り空なのか、
どんな風に感じることもできない。
何を思うこともなく、
何かの途中から雨が降ってきた。
聞き覚えのある声がする方向へ向かっていくと、
どこへもたどり着かなかった。
はじめからたどり着く気がしなかったようだ。
意味が見えてこない。
見えるはずのない意味を探しているわけもなく、
わかりづらいことを述べている現状があり、
それが何か奇跡的な成り行きだとも思わず、
ただ気が散っているだけかもしれず、
ますますおかしくなっている。
そんな風に語るのが重要なことだとは思わない。
わかっている言葉の並びとは違うらしい。
それで何を示しているわけでもない。
何も示せないからそんなことを述べているのか。
そんな成り行きに頼ろうしている。
他に意図を感じられず、
誰の思惑から逃れようとしているのでもなく、
結果として何を語っているのでもない。
ただそういう言説はありふれているだろうか。
そういうやり方ではその先に物語を奏でられない。
終わりの予感がするのか。
さようならという言葉を思いつく。
世の中がつまらないと思うなら、
その後に待っているのはさようならか。
人々は何を食い止めなければならないのか。
本音というのはどの変にあるのだろうか。
虚無からこの世界を救うつもりもないはずか。
誰がそんなことをやらなければならないのか。
自由であることと不自由であることの狭間に
どんな思いが詰め込まれているのか。
まだそこまでいっていない気がする。
途中で挫折しているのかもしれない。
たどり着く気がしない。
目的を見出せないのだから
そんな風にしか思えないのだろう。
それでは何かを破り捨てなければならなくなり、
どこまでも現状から遠ざかる必要に迫られている。
わけがないようだ。
相変わらず何かが不明のままだ。
ただ音楽を聞き流している。
それが真実ではないのだろう。
着実に前進したいのだ。
それは無理な高望みだろうか。
何を望んでいるのだろう。
眠りを妨げられていらついているのでもない。
そこで切れたらおしまいか。
冷静になって物事を考えるような現状でない。
それでも楽しいとうそぶくならば、
何となくしらけてくる。
その後に言葉が続かないことはわかっている。
だから余裕が感じられないわけか。
何かの虚をついて行動に出ているのかもしれず、
そんな行動に正当性を当てはめたいわけではないが、
それで結果的にうまくいっている
と感じるのはなぜだろう。
それが君のやり方なのだから仕方なく、
君独自の間合いで思い通りの行動に出たわけだから、
それはそれでよしとしておこうではないか。
それが成り行きということか。
その場ではそうなのだろう。
結果がどうあれ、
何となくうまくいっているつもりになる。
いったいどんな結果を思い描いていたのか。
君はそうやって何を裏切ってしまったわけか。
とぼけるのもいい加減にしてほしいか。
そんなわけでまだ余裕があるらしい。
精神的な余裕なのか気持ち的な余裕なのか、
そのどちらも同じことかもしれないが、
何となくわけがわからないと思いたい。
難しく考えるのが億劫なのだろう。
何かが間延びしていて、
なぜそんな言葉を使うのか
理由を導きだすことは困難だが、
いかれていることは確かか。
そんな理由を理由として提示して、
頭がいかれているから
何を述べても勘弁してもらおう
と思っているのかもしれないが、
そういう理由も何となく嘘のような気もする。
君が述べようとしていることは
その他に関わることらしい。
だがそれで何を述べていることになるのか。
なぜそんな風にして
誰かの思いから外れようとするのだろう。
それが君のやり方なのだから
それはそういうことと受け取る以外になさそうだが、
それで何がおもしろいとも思えず、
思えないからどういうわけを導きだせるはずもなく、
何となくという言葉を多用して、
なんとか何かの感じを持続しているようで、
そういうやり方がいいとは思わないが、
それでもそれが
その場でなされる語り方でないわけではない。
要するに何を述べているのかわからない
というわけだ。
世の流れは君をその場にとどまらせない。
わかりきったことを述べているようだ。
何か追憶の中に浸りきっているような
音楽を聴いている。
君が知っているのはそういうことではない。
そのとき彼が述べていた内容とも違い、
何かを助け出すような行為でないことは
はっきりしているようだが、
誰かはそこで何を見捨てようとしていたのか。
てんでバラバラな絵が連なり、
それが何らかの物語のようなものを
醸し出そうとしているようで、
それについて語ろうとして
失敗しているのかもしれないが、
適当なタイミングで次の曲が流れ始め、
そんなことはすぐに忘れさせるような成り行きに
身をまかせることもできず、
その場に置いてきぼりになりたいような気もするが、
今はあえて先を急いで、
その場から立ち去らなければならないらしい。
何が気に入らないということではないが、
それがその場で感じ取った流れなのだから、
その流れに逆らうには
それ相応の覚悟が要るような気がして、
今はそんな覚悟はできていないので、
その先に巡ってくるであろう次の機会に
それがあるかどうかわからないが、
とりあえず今は終わりを回避しているような
結果を受け入れている。
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