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彼の声 2008.5.8

発行日時: 2008/5/8

どうも意識は前のめりになって
何かを継続させようとしているようだが、
明日を先取りするまでには至らない。
何となくまた遅れてしまう予定らしいが、
語るべきことが何もない。
いつもの冗談だろう。
それでも言葉を並べ、
何かしら語っているような気になりたいのか。
この世界に対する否定的な見解なら
いくらでも述べられるだろう。
しかしそれを述べてどうするのか。
ただ述べるだけで、
後は無視され、
そのまま放置されるにまかせるということか。
それが楽しいだろうか。
何に対して復讐したいわけでもなく、
その対象がどこにも見当たらないことが、
とりとめのない言説の構築へと
誰かを導いているのだろう。
たぶんそういう段階はとっくの昔にクリアして、
通り過ぎてしまったのかもしれず、
今誰かの意識がどこにいるのかは定かでない。
そして何を語ればいいのかわからない。
冗談だろう。
冗談でなければ何も語れない。
そんなわけでまた停滞の時間帯に
突入してしまったらしい。
何を語ろうとしても叶わない。
少し静かにしてくれないか。
そよ風が部屋の中に吹き込んで気が散っている。
眠たいのだろうか。
魅力を欠いた音楽を聴いている。
そんな気がする原因を探りたいわけではない。
君には何もわかりそうもない。
わかる気がしないのだから何ともいえない。
何をどうすればそうなってしまうのだろうか。
ただ適当に言葉を連ねていれば
そうなるような気がする。
力を出し切ってしまったような気もする。
心身ともに消耗してしまったのだろう。
心が灰になってしまったのだろうか。
そういうたとえは何を暗示しているのか。
語り続けるには刺激が足りないようだ。
すべてはあり得ないたとえ話の中で語られている。
そういうことにしておこう。
だから何もない。
それで話はどうなったのか。
相変わらずのままだ。
そこから先へ進めない。
君はそこから遠ざかれない。
遠ざかろうとしていないからだ。
気分的にはどこまでも退き続ける。
前へ進めないようだ。
それで何を語っているつもりになれるだろうか。
意志薄弱だと思いたいのか。
神経が衰弱しているらしい。
話は自らの存在を否定している。
それが何だと思っているのか。
何でもなければどうしたというのだろう。
そういうことではない。
たぶんそうだと思っている。
以前と同じような内容だ。
表面から何かの色がにじみ出てくる。
水墨画のたぐいか。
何かが腐っているのかもしれない。
青い絵の具のにじみが雲のように見える。
空を見上げているのだろうか。
時間がないわけではない。
時が経てば
みんな同じような具合に消えてなくなるだろう。
神経をすり減らして何も感じられなくなる。
無理を重ねているようだ。
ここから遠ざかるまでに
言葉が尽きてしまうかもしれない。
こことはどこだろう。
空の青さばかりが印象に残っている。
文字が言葉を表現しない。
どこかでずれているような気がして、
そのずれを修正できていないのだろう。
方向がまったく違うのか。
具体的な話はどうなったのだろう。
継続の意志はどこで途切れてしまったのか。
君は何を続けているつもりなのか。
そこには限界があり、
それを超える内容を伴った言説を
導きだすことはできない。
それとは何だったのだろう。
それを思い出すことはない。
どこかに何かがあり、
それについて
誰かが語っていた過去と未来があったらしい。
作り話の中でのことだ。
理由もなくため息が出てくる。
そんな風に虚無について語るべきではないのだろう。
あり得ない話の中に君の影が映っている。
それが鋭い感性の発露だとは思えない。
そんな風に述べている。
他に何があるというのか。
何かの他には何もない。
君にとっては何かがすべてであり、
絶えずその何かについて語ろうとしているわけだ。
それこそあり得ない話だ。
自らのやり方を制御しなければならない。
抑制がないとメリハリがつかない。
無駄なことを述べていないと
気が済まないらしいが、
期待は持てないようだ。
いつも期待はずれになるように語ろうとする。
おもしろおかしいことが嫌いなのか。
そこで立ち止まるべきではないのだろう。
予言者は衝撃的な未来を語ろうとして、
自らが世間から脚光を浴びようとしている。
だからいつも予言が
作り話のたぐいになってしまうらしい。
それでも詐欺ではないのだろう。
予言者でも社会の中で生きる人間に備わった本能には
逆らえないのだ。
曲と曲の狭間に不連続な瞬間がある。
それは曲の中でも見受けられるだろうか。
君は何の話をしているのか。
予言者はつまらない未来を
予言してはいけないのだろうか。
していけないということはないが、
それでは世間から注目されない。
予言が当たるとはどういうことなのか。
何でもないようなことを的中させても
誰からも注目されず、
衝撃的な事件が起こることを予言し、
それが実際に起こらなければ世間から注目されない。
要するに予言者は世間の要求を受け入れて、
絶えず衝撃的な未来を
予言し続けなければならない宿命にあるらしい。
いったいこれから
どれほどの衝撃的な事件が起こるのだろうか。
とりあえずマスコミが騒ぎ立てなければ
衝撃的な事件とはいえず、
予言者はマスコミが騒ぐような事件を予
言しなければならない。
そのためにはマスコミの動向に敏感でなければならず、
絶えずニュースを見て、
どのような事件を予言すればいいかを
探る必要があり、
世の中の流行り廃りにも
目配せしておく必要も出てくる。
また予言してそれを発表するタイミングを逸しては、
いくら事件を正確に予言しても、
誰からも見向きもされない危険性もある。
それ以前に予言を発表する場がなければ
どうにもならないか。
そのために必要なのがメディア戦略になるだろうか。
まずは有名人になることが先決か。

 
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