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彼の声 2008.5.5

発行日時: 2008/5/6

さらに先を急いで今日に近づくつもりらしいが、
今日に至ってどうするのか。
それは今日ではなく明日かもしれないが、
明日になったらどうするのか。
昨日から何を思い描いているのだろう。
明日になったら何をやるべきなのか。
たぶんそれは今日やるべきことではないのかもしれず、
だからやってはいけない
というわけでもないのだろうが、
先走りすぎると
己の寿命を縮めてしまうような不安に駆られ、
そんな嘘も織り交ぜながら
今日を目指す言葉の連なりは、
この先どうなってしまうのか。
それは君が決めることか。
決めたからといって、
決まり通りに事が運ぶとは限らない。
事が運ばなかったら、
脇道に逸れて
わけのわからない成り行きに身をまかせるだけか。
この場合の脇道とはどんな道なのか不明か。
意味不明な言説に持ち込みたいだけなのかもしれない。
要するに君の知ったことではないというわけだが、
誰の知ったことでもないだろう。
いったい誰が言葉を記しているというのか。
それが君の知ったことではないの原因か。
では誰に向かって
そんなどうでもいいようなことを
語りかけているのか。
すでに辺りは夜になっているが、
昼に向かって意識は語りかける。
それは真昼の太陽が
君に向かって照りつけるのと同じことか。
何が同じなのか。
調子に乗ってわけのわからないことを述べている。
たぶん今は勇み足の連続なのだろう。
本気になれない芸術のように、
何となく甘えの構造を受け入れている。
わけのわからなさを売りにしているようだ。
それで何がどうなるのだろう。
もう少しわかりやすい決まり文句のようなことを
主張したらどうなのか。
どうもしないだろう。
話のおもしろさに惹かれるようなことは
唾棄すべきか。
ただの強がりの現状肯定で、
開き直り以外の何ものでもないか。
たぶんそれで楽しい気分でいられるのかもしれない。
無責任にならなければ
そんなことばかり語ってはいられない。
自らの言動などに責任を持つべきではないか。
何が具体性を担っているのか。
わけがわからないだけではおもしろくない。
現状から逸脱したいのだろうか。
それが現状そのものだという事実を否定したいか。
ますます何かのどつぼにはまりつつある。
それも間違いだらけの一部を構成しているわけか。
過ちとはどのような時に正当化されるのだろうか。
誰がそこから退こうとしているのでもなく、
すべてから意識が撤退した時に初めて
その場を覆う虚無の正体でも見えてくるだろうか。
虚無の正体は虚無だ。
それは虚無そのものだ。
言葉なのだから仕方がないだろう。
言葉は虚無以外の何ものでもないか。
時には意味を担っているはずだ。
それでも楽しいのだろうか。
楽しいか否かは関係ないだろうが、
どうしても逸脱したくなってくる。
その場が窮屈すぎるのかもしれず、
何を述べてもくだらないような気になり、
それが嘘だと知りつつも、
そんな嘘をついていないと
間が持たないような気分になり、
それがどのような間なのか定かでないが、
何となくそんな気がするだけで、
そこに明確な理由や原因があるわけではないことは
百も承知で、
そんなことを述べている現実があるらしく、
そんな現実に逆らいつつも、
そこから抜け出ることはできず、
現状に流されて現状のままにとどまり、
とどまっているのか流されているのか、
はっきりしないような言葉の連なりに、
直面しているような受け流しているような、
それも本当のことではないのだろうが、
そんな作り話の続きは
そういう話の続きから形成されているらしく、
それがどこから始まったのか知らないが、
いつの間にかそんな風に語っているそれが、
誰かの作り話を言葉でなぞっているのかもしれず、
君が語りつつある偽りの物語も、
それの一部を構成しているのかもしれず、
何が物語か知らないが、
なんでもないようなことを語っているつもりのそれが、
虚無の物語なのかもしれない。
たぶんそれがそこでの暫定的な結論なのだろう。
君はどこまでも偽りの存在であり、
それは不在以前の消滅すらできない存在なのだろう。
意味がまったくわからないか。
何を知るつもりもないような、
話以前の話もどきになっている。
そのとき誰かは
何を記しているつもりになっているのか。
たぶんそれは無駄で不要な言葉の連なりになっている。
そして他の誰もそれを修正するつもりはなく、
そこに記されているそれが
誰かの記述のすべてなのかもしれず、
その場合のすべてとは偽りのすべてであって、
すべてという言葉が
意味的に裏切られるようなすべてなのだ。
またずいぶん回りくどく語ろうとしているらしいが、
それで何を述べているつもりになれるだろうか。
ただ言葉を急いで記して
破れかぶれなことを述べているだけか。
それだけなら人畜無害もいいところか。
誰かはそれでかまわないと思いたいらしい。
今の君が何を語れるというのか。
何かしら語っている現実があるらしいが、
それで本当にかまわないのだろうか。
気に入らないなら他のことを述べてみたらどうか。
それができないから
そんなことを述べているのではないか。
そんなこととはこんなことであり、
そういう感じでだらだら言葉をつなげているわけだ。
それで何がどうなるというのだろう。
たぶん何もどうにもならないだろうが、
それでもひたすら語り得ないことを
語る努力を続けている。
君にはあり得ないことだ。
誰にとってもあり得ないことだろう。
相変わらず冗談でそんなことを述べているらしい。

 
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