>> 記事トピックス一覧 
トップ > アート&カルチャー > 文学 > 彼の声

彼の声 2008.4.26

発行日時: 2008/4/27

何となくくだらない気分だ。
それほど精神的に追い込まれているのだろうか。
わからないと思う。
わかりたくないのかもしれない。
つまらない何かに取り囲まれている。
それは出来事や現象かもしれない。
君はそこで何をやっているのだろうか。
ただ仕事をやっているだけか。
そうやって生きているのだろう。
それだけのことなのではないか。
物事を否定的に考えてはいけないが、
極度のストレスで
頭がおかしくなってしまったのだろうか。
何をため込んでいるのだろうか。
それは感情的な何かに違いない。
感覚的に何がおかしいのだろうか。
この世界がくだらないことの集積のように
思われてくるのは当然のことで、
何もそれに接して
感傷的な気分になることはないだろう。
すべては当たり前のことなのだ。
誰かはひねくれ者なので、
苦難を乗り越えようとは思わないが、
とりあえず今はそれを体験しなければならない。
そして心身ともに疲れてしまうわけか。
それでかまわないだろう。
それはそういう風になるための体験なのだから、
当たり前のように疲れているわけだ。
だがそこから立ち直ろうとしているわけではなく、
さらに疲れるようなことを述べているのではないか。
だからどうしたというのか。
まったく気が知れない。
そこまでやることはないのではないか。
どこまで何をやっているというのか。
誰かの気が知れない。
何をやる気でもないのに、
誰かは何となく言葉を記しているようだ。
それでどこへ行き着こうとしているのだろう。
行く当てがないのだから
行き着く先などどこにもありはせず、
ただどこかでさまよっているだけのようだが、
それは架空の世界の中でのことで、
現実の世界ではひたすら働いているだけらしい。
それで他に何ができるというのか。
まさか世の中の見聞を広めるために
働いているわけでもないだろう。
実態としては金と引き換えにして
消耗しているだけかもしれない。
生身を削ってひたすら消耗している。
それだけのことに何の意味があるというのか。
やはり馬鹿げているのだろう。
冗談でそんなことを述べているとは
到底思えないが、
それも作り話のうちなのか。
その場の気分に言葉が呼応しているのかもしれない。
冗談ではないか。
心は気まぐれだ。
それらの文章が何を形作ることもない。
文章ではないのかもしれない。
何かに影響を受けているのだろうが、
君はそういう言い回しが気に入らないらしい。
果たしてそれ以降に続けて
言葉を記してかまわないのだろうか。
君はそこで何を恐れているのか。
心が内部から虚無に浸食されているような気がする。
虚無は何を欲しているのか。
冗談か笑いなのだろうか。
食らう対象を選ばないようで、
あらゆる感情を食いあさっているようにも思われ、
君は次第に無表情になる。
それがどうかしたのか。
虚無にとってはどうでもいいことだ。
言葉は何をしているのか。
何もしていないわけではないが、
言葉で解決できるわけがない。
虚無に太刀打ちでもそうもなく、
他の何を用いても、
その抗し難い魅力を払拭できるはずもない。
虚無とは暴力そのものだ。
誰もがそこへ引きずり込まれ、
道を踏み外し、
快楽の虜となってしまうだろう。
だからそれがどうかしたのか。
どうもしなければ何でもないだろう。
幻影こそが君の実体だ。
君は場所から生じているのだ。
それは何もない場所で、
ただ力だけが作用して君を生じさせている。
浅はかな感情など吹き飛んでしまうような
鋼鉄の意志を持ってしても、
虚無が張り巡らした罠を突き破ることはできない。
冗談はそこまでなのだろう。
何が冗談なのかわからないまま、
冗談がそこで終わってしまったらしいが、
それによって誰が途方に暮れているわけでもなく、
何となく君の笑顔は変わらず、
決して苦痛に顔を歪ませるような
失態など演じはしない。
ただの無表情で苦難を体験しているわけだ。
そして虚しくなる。
何も思いつかないのだ。
それでもやる気があるような気がするらしいが、
嘘に決まっている。
やる気がないのに言葉を並べている。
そのような現状から
何が導きだされているというのか。
無駄に語ろうとしているだけか。
中にはそれだけでは説明のつかない現象もある。
だが誰かは何を説明する気もないのではないか。
どうも雰囲気だけで
何かいい加減に語っているようだが、
内容は相変わらず意味不明だ。
何かが移ろい、
君の興味を削ぎ、
何の関心もなくなって、
何が起ころうと何とも思わなくなる。
君は自らの死にも遭遇できない。
そこで永遠の時間を獲得したのではなく、
時間も場所も同時に失い、
物語として構成されることに失敗して、
誰でもない誰かとともに
その時空から退場させられてしまう。
いったいそこで何が起こったというのか。
何も起こらず何も生成せず、
そんな場所自体がなかったことにされてしまい、
それはただの余白に過ぎず、
何か意味不明な言葉が延々と記されているだけになる。
君はそれを読み返す気も起こらず、
自らの記憶が
それらのどこにも記されていないことに気づき、
自分には関係のない文章だと悟り、
落胆してそれらの文章の存在を忘れようとするが、
それが叶うはずもなく、
いつまでも意味不明な言葉の連なりから
離れることができず、
離れられない理由や原因を
必死に探り続ける毎日を送り、
原因と結果が無関係であることに気づこうとしない。
それはどういうことなのか。

 
このメルマガの読者になる
規約 
>> メルマ!の会報誌もお届けします
ブックマーク: はてなブックマークに追加del.icio.usに追加Buzzurlにブックマークニフティクリップに追加ライブドアクリップに追加Yahoo!ブックマークに登録My Yahoo!に追加Add to GoogleRSS

このメルマガを読んでいる人はこんなメルマガも読んでいます

週刊アカシックレコード
02年W杯サッカー韓国戦の「誤審」を世界で唯一「前日」に誌上予測し、誤審報道を「常識化」した推理作家(金正日の「遺書」で始まる「中朝戦争」後の北朝鮮...
宮崎正弘の国際ニュース・早読み
 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析
風のひとり言――マスコミの裏を読む
新聞やテレビで聞くニュースは、既にバイアスがかかっていてコトの本質が分かりにくいものです。元新聞記者の満冨俊吉郎がニュースの裏を読みながら、出来事の...
これだけは押さえたい【近ごろの話題】
【幅広いジャンルから押さえておきたい近頃の話題を網羅。会話がはずむ、最新の情報収集を手広くぬかりなく。】●エンタテインメントとスポーツ●話しのネタに...
追撃コラム
ジャーナリズム部門発行数1位。どの記事にも”ニュース”がある。かったるい話ヌキの一次情報発信ブログ。政治の季節到来!自公政権はいつまで持つのか?解散...


この記事へのコメント


コメントを書く
コメントはありません。

スポーツNEWS速報!

その他ニュース 相次ぐ食品偽装 消えた年金達

メルマガデータ

  • メルマガID : 34113
  • 創刊日 : 2001-03-26
  • 最新号 : 2008-08-07
  • 発行周期 : 不定期
  • バックナンバー: 全て公開
  • 発行者サイト: あり
  • 読んでる人 : 35人
  • コメント数 : 3
  • Score! : - 点
  • >> 月間ランキング

発行者プロフィール

ペンネーム : koike-t


このメルマガの読者になる

規約に同意する



このメルマガの最近の記事


このメルマガの最近のコメント


このメルマガのバックナンバー


注目情報


新着記事トピックス