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彼の声 2008.3.26

発行日時: 2008/3/27

眠気の到来とともに言葉が意識からはなれていく。
順序が逆のような気がするが、
間違っていてもかまわない。
今がその時なのだから、
多少の誤りは大目に見てもらいたいか。
誰に向かって述べているのでもない。
その時とはどんな時なのか。
それは過ちを犯す時なのかもしれず、
春になるとおかしな行動に出る者が多くなるようだ。
何かのきっかけで
連鎖的に複数の者がそういう行動に及ぶらしい。
冬眠状態の狂気が一気に目覚めたわけか。
それは個々の事例における特殊性を無視した見解だ。
そういう捉え方はくだらなすぎるか。
別に面白ければそれでいいのではないか。
面白くなくてもかまわない。
また翌日にずれ込んでいるようだ。
何をやってもそうなってしまうのだから、
それは仕方のないことだ。
たぶんここから先は何もない。
君は何も語れなくなる。
今がそういう状態なのか。
実際にはどういう状態でもないが、
気まぐれにそういう状態だと思い込んでおこう。
そう思うしかないらしく、
出口はそんなところから開けてくるのかもしれないが、
依然としてそれがどうしたわけでもない。
何もおかしくないように思われるだけで、
そこからどんな文章につながっていくとも思えない。
ただひたすら眠いのであり、
それが春特有の季節的な現象なのかもしれないが、
やはりそれがどうしたわけでもない。
短絡的にどんな結論に至れるはずもなく、
現状では何について述べているのでもないらしい。
それはいつものことだ。
何をどう述べても何が変わるとも思えない。
言葉が続かない。
それらの文章に何を期待しているわけでもない。
現実に何が生成されるわけでもない。
要するに君が述べることができるのは
そんなことなのだ。
その辺で期待はずれになるらしい。
だからあきらめて
何もない現状を受け入れざるを得なくなる。
それではつまらなすぎるか。
ならば適当に悪あがきでもすればいい。
いったい何が君の目標となるべきなのか。
悪あがきとはそういうことなのか。
何となくそれは違うような気がする。
無駄に言葉を連ねるだけではだめらしい。
何も思いつかなくても自然に出てくるものがある。
それが文章なのではないか。
君にとってはそうなのだろう。
それで満足できるならそういうことになるだろう。
満足できなければ技巧を凝らしてみるしかないか。
それが気に入らなかったらやめればいいのだろうが、
一番気に入らないのがやめてしまうことなのではないか。
その辺がおかしいのであり、
自己矛盾を起こしているのだろう。
そこから出口に向かっているはずが、
いつの間にか入り口に出てしまう。
その道筋を君が記憶しているわけだが、
やはりそれがどうしたわけでもない。
記憶が君自身を構成している。
それらの文章が君なのか。
焦点が定まらない、
まとめようとする気がないようだ。
それでも君は君自身であり続けようとするだろう。
君は空疎そのものなのではないか。
どんな疑念も虚無に吸い込まれ、
答えなど何も返ってこない。
応答がない。
君はそこで何をねつ造しているのか。
ねつ造しているのは君ではなく、
誰かがねつ造という言葉を
使いたくなっただけのようだ。
気まぐれのたぐいだろう。
君はいつまで経っても本気になれない。
何をやっているふうも装えない。
何のつもりもなく、
実際に無気力に近づいている。
現実を前にして何をイメージすることもできはしない。
季節が春であることと無関係とは思えないが、
なぜかどうしようもなく大人げない。
それが嘘だと思うなら思っていてもかまわないが、
そこで何を認めることができないのか。
ただ遠回りがしたくなる。
まともなことを述べるのが苦手になっている。
正論を述べられない。
そんなのは昔からそうだろう。
言葉が無駄に費やされるのが正常な状態なのだ。
そこから抜け出るわけにはいかないらしい。
今がそんな流れの最中で言葉を連ねている。
今とはいつのことなのか。
それが無駄でなければ
もっともらしい結論に導かれるはずか。
そうでないとすると今はいつなのか。
少なくとも過去ではない。
日付的には昨日だが、
今は今でしかなく、
冗談の範囲内でも今だ。
そんなことを述べているうちに、
わざとらしくもわけがわからなくなり、
立ち直れなくなってしまうのか。
誰の話でもない。
笑っている場合でもないらしい。
ではなぜそんなに余裕があるのか。
君が語ろうとしている未来の今には誰もいない。
それがあり得ない時間帯だからか。
君には今しかなく、
未来などありはしない。
そこに言葉が存在しない。
意味がないのだから仕方がない。
今を語ることに意味を見いだせないようだ。
今が特別な時だとは思えず、
重要な時だとも思えない。
すべてはうやむやに終わってしまうだろうし、
そうなって当然のような
成り行きになってきているのだろうが、
無理なものは無理なのだろう。
たぶん犠牲がなければ前進はない。
富を得るためには犠牲がつきものだ。
その犠牲が得られた富に見合っているかどうかは
その時の気分次第か。
基準などあってないようなものだ。
ならばどうしたらいいかなどという対案はあり得ず、
その先には破滅以外はあり得ないのだろうか。
君にそれを知る手だてがあるとは思えない。
たぶん知らなくてもかまわないのであり、
知り得ないことを知る必要はないのだろう。
ならばどうしたらいいのだろうか。

 
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