彼の声 2008.3.25
発行日時: 2008/3/26今回は何の紆余曲折もなく翌日になってしまう。
何かトラブルにでもなったら
気晴らしになっただろうか。
それで何がわかるわけでもない。
空は晴れていて、
聴いている曲もいつもの通りだ。
だから何について語るはずもなく、
今日も至って無内容だ。
きっと君とは無関係のどこかで
誰かと誰かが闘争を繰り広げているのだろう。
それについて何を語ればいいのかわからない。
たぶんそれは漫画の中の話に違いない。
実際には誰もない。
それはこの世界から隔絶した時空間のように感じられ、
そこで何が行われているわけではない。
その代わりに何かが聞こえてくる。
それは歌声のようでもあり、
そよ風が梢を揺らしている音のようにも聞こえ、
何となく心地よく感じられるようだ。
しかしそれで誰が癒されるのか。
言葉がひたすら連なっているのを眺めているだけで、
それを読んだつもりになれるだろうか。
文章はどんな内容に至りたいのか。
誰がそれを後押ししているとも感じられない。
それが何を意味するとも思えないが、
そんな言葉の連なりを利用しながら、
誰かがこの社会と闘っているらしい。
そんなつもりで何かを述べている。
誰かにとってはそれが幻想だとは思えない。
君はそこから何を導きだすつもりなのだろう。
突然眠気が覚めた理由でも知りたいのか。
そんなつまらない理由などいらないか。
ならばそこから何を語りかけようとするつもりなのか。
状況を見誤っているのかもしれない。
この世界の中で貧困が拡大しつつあるとは思えない。
投機に使用する目的で
無駄な資金が大量に流通しているだけではないのか。
目的はマネーゲームをすることでしかなく、
それが一時的に石油や穀物相場に流れ込もうと、
物価が上がり、
一般市民の商品購買意欲が減退するだけだ。
それの何が貧困に結びつくのか。
君は実際に貧しさに苦しんでいる人の
痛みを知ろうとしない。
知らなくてもかまわないのかもしれない。
たとえ貧富の格差が取り返しのつかぬほど広がろうと、
そこにどんな不都合が生じているとも思えないだろう。
金持ちは贅沢品を買って、
貧乏人は生活必需品を買えばいい。
生活必需品すら買えなくなったら飢えて死ぬだけか。
死ぬのがいやなら自給自足で食っていくしかないだろう。
そうやって貧乏人は
自然淘汰の対象になってしまうわけか。
たぶん人間が他の野生動物と同じ扱いを受けるようでは、
世の中が成り立たなくなってしまうと考えているようだが、
野生動物でさえ、
絶滅間近になると保護の対象となるように、
役所にでも出向いて
生活保護申請でもすればいいのだろうが、
それさえもなかなか手続きが難しいようで、
浮浪者が巷にあふれかえるようにでもなれば、
行政が何とかなるように
思案するようになるかもしれないが、
現状はどのようになっているのだろうか。
たぶん現状は現状のままであり、
君が見聞した範囲内で
見た通り聞いた通りの現状でしかなく、
そこから何が導きだされることもないだろう。
将来的には金品を介した交換形態が成り立たなくても
人が生きてゆけるようになれば、
貧困問題は解消されるだろう。
たぶんそこで人が何のために生きているのでもないことが
わかるわけだ。
資本主義が消滅した時点で目的がなくなってしまう。
そんな風に思われるのは
何かの勘違いに起因しているのかもしれない。
ならば芸術とは何なのか。
人が自らを自らの作品として作り上げようとすることは
何なのか。
それが目的なら、
それは自意識過剰のなせる業か。
現時点での人間は金を得ることが目的であり、
金を得るために仕事をして、
金を得たら、
その金で物や夢を買い、
物心ともに豊かな生活を送ることが
目的となっているようだが、
そんな幻想を支えているのが資本主義なのだろう。
冷静になれば
それは馬鹿げた制度のように感じられないか。
制度内からそんな制度を疑ってみても、
制度を変える原動力とはなり難い。
ではどうすればいいのだろう。
どうもしなくてもかまわない。
あきらめて制度を受け入れるべきなのだ。
そんな戯言を誰が受け入れると思っているのか。
受け入れなければどうなるというのだろう。
やはりどうにもならないか。
どうやら無駄に言葉を弄するばかりで、
君は何を実行する気もないらしい。
何をやったらいいのかわからないか。
こうして文章を記しているではないか。
そういうやり方がすべてを台無しにしている。
今さら何を試みても無駄か。
何をでっち上げる気にもなれず、
結論を下したくないのかもしれない。
それはどんな結論になるのだろう。
現状とはどうにもならなくなってしまった現状なのか。
何の言葉も出てこない。
それは現状ではないだろう。
いつまでも無駄なことを語っているわけではない。
とりあえず誰が豊かになろうと貧しくなろうと、
君にとってはどうでもいいことのように思われ、
貧富の格差が広がろうと狭まろうと、
君には無関係なことだろう。
深刻な気分になれないような現実の中で暮らしていて、
例えば資産運用やらマネーゲームやらをしている連中が
うらやましいとはまったく思わない。
意味的には間違っているだろうが、
それは虚業のたぐいのように思われ、
単なるばくちの一種としか感じられない。
彼らは大掛かりなパチプロみたいなものだろう。
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