【映画とは、人生を2時間で切り取るものだ】。そんな視点からつづる、1000文字の映画コラム。いろんな映画をきっかけに、生き方について考えてみませんか。ありふれた日常のなかで、答えを探すあなたに、ぜひ。
- 最新号:2008-09-04
- 発行周期:火・金・(木)
- 読んでる人:522人
- 創刊日:2001-03-20
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映画のなかの人生…Vol.817「たみおのしあわせ」★★
発行日: 2008/7/24┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1┃ STORY (観ていないあなたへ)
┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
内気でお見合いも失敗つづきの息子。社内の女性に手を出しては
なかなか再婚までできない父親。そんな2人の父子家庭だったが、
ついに息子の縁談がまとまりそうになる。しかし、この頃になり、
家の中に怪しい事件が多発し、2人はいぶかしがるのだが…。
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┃2┃ 上映館ミシュラン (観ていないあなたへ)
┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シネスイッチ銀座、新宿バルト9での2館上映です。
そんなに混んでません。
銀座は最近では珍しく、全席自由席で、
整理番号もありませんし、レディースデーは金曜日。
お間違えの無いように。
▼銀座 シネスイッチ銀座
11:00/13:40/16:20/19:10〜21:20(終)
▼新宿 新宿バルト9
7/25(金) 12:25/15:10/17:35/20:35〜22:40(終)
7/26(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい
※ 浴衣着用の来場者は¥1000(付添者1名まで適用)
(先売券・オンライン予約を除く)
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┃3┃ Review (観おわったあなたへ)
┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ポイント】★★
<内訳>
テーマ :★
ストーリー :★
キャスト :★★★★
スタッフ :★★
>テーマ ★
途中まで分かりづらい。後半に次第と理解できてラストで確信。
亡き女性を偲ぶそのテーマは、特に際だった感動は示さない。
>ストーリー ★<
ゆるーい展開でずーっと2時間続くので、好きな人は好きでしょう。
物語に展開を望む筆者のような人間は、退屈で寝かけましたが。
>キャスト ★★★★<
それでも原田芳雄を軸に、オダギリジョー、小林薫、大竹しのぶ
らが繰り返すドタバタと個性の強さに、何とか見せられていく。
>スタッフ ★★<
やっぱり、映画としては緩すぎるように思うんですが。コミカル
とはいえ、笑える場面も限られている。忌野さんは面白いですが。
>総評 ★★<
やっぱり時効警察でした。緩いですねー。
このゆるさは筆者には受け付けられません。はい。
もう少し、ギャグも面白いのかと思いつつ、
そうでもなく、特に物語に深みも感じず。
何の話かはもう少し早めに明かしてもいいような…。
しかし、展開にはキャラクタがあまり描かれていないのに、
すべては役者さんたちの個性と演技で立ってしまう、
ってあたりが、豪華キャストの妙だなあ。という印象。
麻生さんのウェディングドレス姿は、目にしみますね…。
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┃4┃ Column (観おわったあなたへ)
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人は永遠に、誰かを愛しているものである。
どんなに年老いても、性愛が消えることはない。
この映画には、お年寄りのカップルたちが、
次から次へと現れ、愛への執着を感じさせる。
いくつになっても、人間は誰かを好きになるものだ。
好きになる、その気持ちを止めることはできないのだ。
なのに、人は結婚をしようとする。
ひとりの人と添いとげることが、
当たり前だと世間は決めている。
例え、その人がいなくなっても。
死んでしまっても。離れられない。
愛しはじめることは簡単なのに、
愛を断ち切ることは、なかなか難しい。
妻に死なれた夫は、再婚を考えていて、
あっちこっちで女に手を出してきたわりに、
いつまで経っても、再婚には至らないまま。
母に死なれた息子は、結婚を考えていて、
何度もお見合いをしてはみたものの、
内気なまま、誰にも受け入れられずにいる。
世の中には、彼らの義理の弟=叔父のように、
幾つになっても、奔放に誰かを好きになり、
平気で誰かを裏切る人も多いのだが。
やっぱり、なかなか断ち切ることはできない。
特に、途中で勝手に死んでしまって、
中途半端に終わった愛は、断ち切れない。
例え、代わりになる人が来たとしても。
例え、その人が亡き妻、亡き母にそっくりでも。
例え、相手が身代わりになることを望んでいて、
そして、平凡な「結婚」に閉じこもってもいい、
とあきらめてくれているのだとしても。
男は、簡単に誰かを好きになるクセに、
一度愛した人を、忘れられないものなのだ。
しかし、そんなことを繰り返していたら、
年老いていくうちに、何人もの人を愛して、
忘れられなくなってしまうわけなんだが…。
2008/7/24 シネスイッチ銀座にて。
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┃6┃ 次回予告 ほか
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その他、筆者からのお知らせなどなど。
★次回予告「敵こそ、我が友」………………………………………
「ラストキングオブスコットランド」のケヴィン・マクドナルド
がクラウス・バルビーを描くドキュメンタリーを撮影。この人、
ヨーロッパではとても有名ですが、日本では知られていませんね。
ナチの残党が、どうしてしぶとく生き残ったかが描かれるはず。
で、次回もお楽しみに。
次回はすみませんが、来週木曜の予定。
http://www.teki-tomo.jp/
★今後の予定など………………………………………………………
いよいよカレンダーも8月が近づきましたね。
何だかあっという間に、真夏になってしまうんだなあ。
さて、いまいちばん期待しているのは、
押井守監督の新作「スカイクロラ」ですかね。
ただ、これもまた役者を声優に当てるのは、
ちょっと不安を感じても、いるんですが。
あとはクリスチャン・ベイルの「ダークナイト」。
バットマンの続編は、ヒース・レジャーの遺作になり、
いろんな意味で、注目が集まることは間違いありません。
「帰らない日々」http://www.kaeranaihibi.jp/
「ドラゴンキングダム」http://dragon-kingdom.jp/
「スカイクロラ」http://sky.crawlers.jp/
「闇の子供たち」http://www.yami-kodomo.jp/
「コレラの時代の愛」http://kore-ai.gyao.jp/
「ダークナイト」http://wwws.warnerbros.co.jp/thedarkknight/
「ハムナプトラ3」http://www.hamunaptra3.com/
「この自由な世界で」http://kono-jiyu.com/
「20世紀少年」http://www.20thboys.com/
「ハンコック」http://www.sonypictures.jp/movies/hancock/
「コッポラの胡蝶の夢」http://www.kochou-movie.jp/
というわけで、これからもお楽しみに。
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