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maki-briマキブリ15号 オセアニア2

発行日時: 2001/5/4

        ■■■■■■■■■■■■■■■■■     
         マキブリMAKIGAMI BRICOLAGE 
        15号     2001年5月4日
        ■■■■■■■■■■■■■■■■■
--------------------------目次-------------------------------------
このごろ
巻上公一 オセアニア日記2
巻上公一 最新スケジュール
いろいろ
--------------------------このごろ---------------------------------
このごろ 
そうこのごろ
明日からヒカシューは名古屋、大阪に行きます。そして5月17日はお台場です。

このごろ気に入っているもの。
TOM ZEの新作「Jogos de Armar」。DVD「Three Stooges」。
ヘンリー・ダーガーの「ヴィヴィアン・ガールズ」。
一遍上人の踊り念仏。アルタイの氷の少女。嵐山光三郎。

このごろ発見されたもの。
むかーしのプロモーションビデオ「白いハイウェイ」「モデル」「プヨプヨ」が東芝
EMIの倉庫から発見された。このごろやっと倉庫を片づけたのだろう。

このごろの注意事項。
くだらないテレビをみない。
いい空気を吸う。
πは3ではありません。
歴史を都合よく書き変えてはいけません。

このごろの提案
核と「タバコ、酒の自動販売機」の廃絶

このごろの計画
第4回トゥバ国際ホーメイフェスティバルが延期になり7月4日から8日の 
"Ustuu-Khuree"というチベット仏教寺院再建の音楽フェスティバルに合わせて行くこ
とになりました。
昨年はフーンフールトゥ、チルギルチン、ヤトハなどトゥバを代表する音楽家が一同
に会しました。
いまツアーを企画中です。興味ある方は連絡ください。ツアー期間は、飛行機の関係
で7月1日から14日になりそうです。
http://ns.sound.co.jp/~hikasu/sunbbs/

テリーヌ口琴大学開校が5月27日開校です。
http://www.makigami.com/sunbbs/index.html

----------------------オセアニア日記 2------------------------------
前号からのつづきです。
2月の終りから3月のオセアニア。季節はさかさま。紫外線が強く。
サングラスは必需品。
シドニーの後、メルボルン。そして海を渡ってニュージーランドのオークランドと
ウェリントンで演奏をしてきた。

2月27日
メルボルン・ナショナル・ギャラリーでColin McCohon特集を見る。ニュージーラン
ドを代表するアーティストだという。あまり日本で知られていないが、ひじょうに興
味深い。黒板に書かれた絵。たくさんの字。生徒も先生もいなくなった後、黒板に書
かれていた絵を読む試み。

2月28日
メルボルンのWhat is Music Festivalの会場はPunters clubといってライブハウス
然としたところだった。オーレンによると由緒あるライブハウスとのこと。ギリシャ
系住民が多く住むフィッツロイという場所にある。若者が多く、ベジタリアンレスト
ランや古着屋などがあって、さしずめメルボルンの下北沢というムード。
最初は、スティーヴィー・ウイシャートという女性のパフォーマンス。ハーディ・
ガーディをエレクトロニクスの変調をともなった形で演奏する。バイオリンも弾く人で、
突然メルボルンにこなくなったジョン・ローズの代打である。
ロビー・アヴェナイムのドラムソロ。DIGITAL KITCHEN というらしい。マッキン
トッシュで小さな音を制御。
そしてぼくのヴォイスのソロパフォーマンス。うぎゃー、ごわーっ。満員の会場と
ジブリッシュ(でたらめ言葉)で会話する歌。
続いてサックス四人のかすれた音だけのインプロヴィゼーショッン。
ペンギンパレードのガイド、マークさんが日本人の彼女ときてくれた。伊藤くんとい
う愛知の若者もYHへの帰りを心配しながらもきてくれた。
会場でMax Lyandveltというロシア系ユダヤ人にCDをもらう。KITCHEN SINK 
LIVE004。彼のレーベルのサンプラーだ。オーストラリアの即興、エレクトリック
シーン勢ぞろい。ジョン・ローズなどもはいっていて、このCDがなかなかよい。そう
いえばシドニーで会った女の子のグループのCDも面白かった。Toydeathというグ
ループ。文字通りおもちゃ系である。賃貸人格と共演させたいものだ。
けいこさんという日本人に会う。電撃ネットワークのオーガナイズをしたという。南
部さんによろしくと言われたが、いつ会うんだろう。演奏後、食事はもちろんギリ
シャ料理。舌平目のギリシャ風、ナスのチーズ詰め、ピタパン、
きゅうりのヨーグルトかけなど。

3月1日
オーストラリアからニュージーランドに移動。約4時間のフライト。
オークランドの空港に迎えにきてくれたArtSpaceのSonyaさんはマウリとのハーフ
だそうだ。とても明るく楽しい笑顔をしていていい感じだ。Antonという学生が運転
のアルバイトできていた。彼の車らしくちょっとポンコツである。
オークランドではLeighさんの家に泊まることに。Leighさん家はデボンポートという
高級住宅街にある。最初にイギリス人が入ってきたところなので白人街である。大き
な家で離れのスタジオがある。われわれの部屋はそのスタジオ。キッチン、テレビ、
シャワー、食べ物など完璧にそろっていた。奥さんのSusanさんが丁寧に家のことを
教えてくれた。なんだかへんな顔の、ボールでじゃれるのが好きな犬も飼っていた。

3月2日
Art spaceで今回のニュージーランドのキューレターでギタリストのDavid Watson
に会う。
Art Gallalyのオープニングパーティーに行き、Colin McCohonの絵、CDをみつける。
Colin McCohonに縁があるのだろうか。
「このコリン・マッコホンてとてもいいね」
「ああ、コリン・マコーンね。子供の時から知ってるよ。暗くて字がたくさん書
 いてあるから怖かったよ」
「マコーンか・・知らなかったけど、ニュージーランドの重要な画家じゃないの?」
「うん、とっても。でも外からの方がよくみえるかもしれないな」
鮨、日本料理と書いてある店に入ったら韓国人が経営していたのでキムチを頼む。
刺し身も韓国風にごま油でいただく。

3月3日
Davidとパシフィカ・フェスティバルへ。マウリ、タヒチ、フィービーなどフラダンス
を堪能。
オーストラリアのアポリジニ、ニュージーランドはマウリ族、その違いを実感した。
ニュージーランドではマウリの人は社会とかなり融けあっている。しかし
オーストラリアではアポリジニの人にめったに会うことはなかった。
夜、Leighさんは、FromSCRACHのPhilip DadsonさんのCDをかけてくれた。
overtone singingとバグパイプ、長いポンプを使った音がよく合っていた。
http://www.fromscratch.auckland.ac.nz/

3月4日
この家からナローネックのビーチまで歩いて5分。少し泳いで街へ。
オシャレなCAFE MELBAでBLT。

巻上、Tony Buck、David、Jonのカルテット。
ヘッカー(ミュンヘンのテクノ)
パンソニック(バルセロナ在住のフィンランド人テクノ)
パンソニックのページにその時の日記がある。ぼくの写真も。
http://www.mick86.freeserve.co.uk/tonesndrones/contents/pansonic/auckland.html

3月5日
Leighさんのホンダの車を借りて、ワイワラ温泉までドライブ。オーストラリアも
ニュージーランドも人は右、車は左。日本と同じなので運転する気になる。
ラウンドアバウトという独特な交差点と右側優先さえ覚えておけばなんとかなる。
ニュージーランドの温泉を楽しむ。といってもプールのようだったけど。
箱根の小涌園のようなものかな。
夜、地元のバンドサックス、ベース、ギター
Tony、Davidバグパイプのデュオ。
ヘッカー、Jonのデュオ。
トニー、巻上、
そして地元のジョン・ケネディのリズムボックス、ニール・ダンカンのサックス。
地元のミュージシャンは、とても遠慮深くシャイなのか。
めだったことはほとんどしない。少し物足りない気もする。
もっともリズムボックスの人のスピーカーは小さすぎてライブ用とはいえなかった。

3月6日
今日もビーチに行く。Colin MachornのCDやマオリ関係のCD、本を手に入れる。
Jonのsolo めまぐるしい音楽。弓の圧力をセンサーにしている。すごい。
Tonyのsolo 繊細な小さな音のドラムス。すばらしい。Tonyってこんなだったか。
巻上solo 気持いい。
途中からMarcel Bear(自作のこぎり楽器)参加。楽器ははでなのに演奏がやはり地味
なのが残念。
Jon,Tony,Davidのトリオ。
Phillip Dadsonが来ていて、CDもらう。日本に今年来るらしい。

3月7日
オークランドからウェリントンに飛行機で移動。1時間のフライト。作曲家JackBody
さんの出迎え。ジャックさんは民族音楽の調査を自分の作曲にいかしている。以前、
北九州音楽祭で聴いた曲は、雲南省の彝族の4枚弁口琴の演奏を弦楽四重奏にトランス
クリプトしたものでとても美しかった。
David、Davidのお母さんと合流。
会場のヴィクトリア大学は急斜面の坂の上にある。ランチは大学でベーグル。
会場はヴィクトリア大学のAdam Art Gallaly。大学にギャラリーがあるのがいいな。
ほとんどがColin McCohonのコレクションだった。また会ってしまった。
Colin McCohon 絵の前でJon、David、Duo。続いて巻上solo。
今日の聴衆の大半は学生だろう。日本からの留学生もいた。
終演後、メキシコ人の学生が話しかけてきた。エルヴィスもやりましたかという。
エルヴィスはインディアンだって知ってますか? チェロキーだそうです。
本当だろうか。
終演後、羊の国ではじめてのラムチョップ。
暗くなって高台で町をながめる。
ウェリントンは熱海のような町のかたちだ。

--------------------------巻上スケジュール--------------------------
●5月5日(土)
 ヒカシュー、大正九年、バケラッタ
 名古屋ELL 地下鉄鶴舞線『大須観音駅』、1番出口より徒歩30秒
 TEL 052-201-5004
http://www.ell.co.jp/
 
● 5月6日(日) 
 ヒカシュー、ママスタジヲ
 大阪Fandango 大阪府十三本町1-17-27 TEL 06-6308-1621
http://www.fandango-go.com/jp/jindex.htm

●5月10日(木)
 巻上公一 ボーカルほか
 江草啓太 ピアノほか
 芳垣安洋 ドラムスほか

 18:30 open、19:30 start 
  横浜ドルフィー
 045-261-4542
 桜木町より徒歩6分、日の出町より徒歩2分
http://member.nifty.ne.jp/dolphy/index.html予約2200 円、当日2500 円
                                                            
               

●5月17日(木)
 ヒカシュー『オボポイ・ミーティング』
 出演 ヒカシュー 
   ゲスト イノヤマランド、知久寿焼 

 午後6時開場  午後7時30分開演
 pmお台場 ライブハウスTRIBUTE TO THE LOVE GENERATION 
(ゆりかもめ台場駅より徒歩5分メディアージュ内6階) 
http://www.mediage.co.jp/TLG/
 問:TRIBUTE TO THE LOVE GENERATION(tel.03-5531-2024)
 チケット料金は
 自由席\4,000(前売り) \4,500(当日)
 BOX席 \7,000(1名で利用。相席の場合があります。) 
 BOX SEATRESARVED \18,000(3名までご利用可)

●5月25日(金)
 Creole a massA 2 
 massA:佐藤正治 x 巻上公一 duo 
 南青山 MANDALA 
 18:30 open 19:30 start 
 チケット3.25 on sale
  MANDALA 03(5474)0411 e-ticket.net

●5月27日(日)
 口琴ワークショップ
 テリーヌ口琴大学 日本校開校 初級編
 「初めての口琴」講師 巻上公一
 場所 中野ゼロ地下2階視聴覚室
 午後7時から
 申し込み tel0465-63-0578 mail  office@makigami.com
   
-------------------------------いろいろ----------------------------
●みなさん
トゥバの西、ホーメイのふるさとチャダンの
音楽フェスティバルに参加するツアー。
いまつめていますが、現段階こんな予定です。予算は旅費、ホテル代で20万円弱
でしょう。
7月
 1日 新潟出発15:40-ウラジオストック19:10 
 2日 ウラジオストックフリータイム
 3日 ウラジオストック21:30-クラスノヤルスク23:40 
 4日 クラスノヤルスク9:40-キジル10:50 チャダンにバスで  移動
 5日 フェスティバル コンテスト
 6日 フェスティバル コンサート
 8日 フェスティバル すもう、授賞式
 9日 キジル戻り
 10日 自由時間
 11日 キジル7:10-クラスノヤルスク8:35
 12日 クラスノヤルスク11:50-ウラジオストック19:40 
 13日 ウラジオストック滞在
 14日 ウラジオストック14:20-富山14:05

 興味ある方は、office@st.rim.or.jpにメールください。
 説明会日程などをお伝えします。
 6月22日からアルタイも回るツアーも考えています。トゥバと合わせて3週間です。

●9月中旬にトゥバから歌の生き字引シュールー・オパールさんを招聘します。
 そしてホーメイではエゼンギレールの達人クーラル・ゲルマンが同行します。
 あなたの町でコンサートを企画しませんか?

●まだ詳細は未定ですが
 10月後半に、
 アントン・ブリューヒンを追った口琴ロードムービー「トルンピ」
 (イワン・シューマッハー監督)がBOX東中野で公開の運びになりました。
 8月に先行上映会&口琴パーティーをを開催します。 
 公開時にはアントンも再々来日して、
 さまざまなミュージシャンに参加してもらって
 ほぼ毎日、映画+ミニ口琴ライブというのを企画しています。

●10月の後半から11月にかけてアルタイの喉歌カイの名人
 ボロット・バイルシェフが再来日。
 今回も巻上とのデュオでお送りします。
 現在公演開催地をさがしています。

●マキブリでは新規読者を常時募集しています。 是非、お友達にご紹介ください。
 スケジュール転載可です。宣伝にご協力ください。

●はなうた掲示板 気軽にお書きください。
http://www.makigami.com/BBS/
マキブリの掲示板  マキブリのことお書きください。
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メルマガデータ

  • メルマガID : 3155
  • 創刊日 : 2000-02-26
  • 最新号 : 2008-07-13
  • 発行周期 : 不定期
  • バックナンバー: 全て公開
  • 発行者サイト: あり
  • 読んでる人 : 2523人
  • コメント数 : 3
  • Score! : 90点
  • >> 月間ランキング

発行者プロフィール

ペンネーム : マキブリ

  • 静岡県熱海市生まれ、在住。 ヒカシューのリーダーとして1978年から現在に至るまで作詩作曲はもちろん 声の音響voice performanceやテルミン (という電子楽器)、 口琴(こうきん)を使ったソロワークやコラボレーションも精力的に行っている。 類いまれな歌のセンス、声の可能性の追求、 斬新な切り口と諧謔精神を備え、 歌謡曲から歌ともつかぬ歌まで、そのパフォーマンスは縦横無尽且つ自然体。 最近はいくつかのシアターピース(代表は宇宙語「チャクルパ」シリーズ)にも着手している。 シベリアのトゥバ共和国に伝わる喉歌ホーメイの紹介者、 第一人者であり、指導者としても多くの歌手を育てている。 また世界のさまざまフェスティバルにも招聘されている。 イギリスのカンパニーウィーク1994、トゥバ国際ホーメイフェスティバル1995 1998 2003 ドイツの「震える舌」フェスティバル 1999、 スイスのタクトロスフェスティバル1996 1999、 モスクワ「丸呑み或いは危険な声帯」フェスティバル 2000 オーストラリアのWhat is musicフェスティバル 2001、 オーストリアのインスブルク音楽祭 2002、 カナダのVicto 2003 アルタイ共和国エルオユン2002、カイフェスティバル 2004 カルムキア語り部フェスティバル2005 ノルウェイのウルティマ現代音楽祭2005、 ニュージーランドのASIA-PACIFIC FESTIVAL2007、など多数。 最新作に ヒカシューCDアルバム『転々』2006 テルミンソロCDアルバム『月下のエーテル』2006 ソロヴォイスCDアルバム『KOEDARAKE』2005 ほか 多数

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