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お気楽一人暮らしのレシピ(13)

発行日時: 2000/9/12

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 お気楽一人暮らしのレシピ (13)
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こんにちは。

お気楽一人暮らしの会社員です。

 日中は残暑が続きますが、朝晩は随分涼しくなってきましたね。今頃
になると、夏の疲れが出て体調を崩しやすくなります。

 季節の変わり目をなんとか乗りきるためにも、ちゃんと食事すること
が大切です。

 一人暮らしでは、自分の健康は自分で責任をとることになるのです。


●モロヘイヤを利用する

 夏ばて気味では食欲も低下しがちで、口当たりの良い甘い物や汁物で
済ませたくなります。

 ただし、甘い物は消化するときにビタミンB群を多く使うので逆効果
です。また、食欲の秋の前に糖分をたくさん摂るとカロリーオーバーで
肥満になってしまいます。

 こんな時はモロヘイヤが便利です。モロヘイヤは他の葉もの野菜とは
違って、しゃきっとした歯ごたえを楽しむのでなく、ぬめり感が独特で
す。

 当然、扱い方も違ってくるわけで、一束買っても冷凍できて便利です。

 実は、夏休みで留守にする前に使い切れなかったモロヘイヤを、ダメ
もとで冷凍室へ押し込んだところ、冷凍しても大丈夫とわかったのです。

 煮てしまうと、ぬめり感も葉の厚みも生のものを使った場合と、ほと
んど変わりありません。思わず乾燥ワカメを連想してしまいました。

 と、いうわけで、前回(第12回)では野菜炒めにモロヘイヤを使い
ましたが、余ったものはさっと水洗いして適当に水を切り、冷凍します。

 冷凍室から取りだしたモロヘイヤは、葉の部分を手でちぎるとすぐに
解凍されてフニャフニャ、見るも無惨な感じです。が、スープに入れて
煮てしまうと元に戻ります。

 冷凍によって破壊された細胞から流れてしまいそうな栄養分は、その
ままスープに入れることで逃さずに食べられます。


●キャベツについて

 以前、キャベツはまるごと買って、新聞紙にくるんでおくと長持ちす
ると書きましたが、もっと簡単に長持ちする方法があります。

 実は、普通の家でキャベツ2玉を買って比較実験などはしないので、
自信が無かったのですが、今回は購入してからの日数で判明しました。

 ラップしてないキャベツを買い、家にあったポリエチレン製の袋に芯
の部分を下にして入れ、密封せずに袋の口を軽く折り曲げて野菜室に入
れたのです。

 1週間ばかり忘れていたキャベツは、思ったより元気そう(?)で、
芯の下からは根が生えてきているし、傷んだ部分もありません。

 そのまま外側からむいて使い続け、1ヶ月経って芯の部分が4センチ
ばかり残って、脳と延髄のような格好になってますが、傷んでいません。

 そういえば、以前にも似たようにして5月の連休に出かけてしまった
時には、キャベツの上からブロッコリー状のものが生えて驚きました。

 当然ドアを閉めれば、中は真っ暗な冷蔵庫なので葉緑素もなく、色は
白かったのですが、収穫時の季節を覚えていて、花芽を出したようです。

 その健気さに、思わず冷蔵庫から出して日光にあててみました。冷蔵
庫から出した時点で、切り口から腐敗し始めましたが、緑色が濃くなり、
一つだけ黄色い花が咲きました。

 一度、簡潔にまとめて投稿したことがあるので、どこかで読んだこと
がある方もいらっしゃると思います。それだけ衝撃的でした。

 つい、脱線してしまいましたが、野菜というのは、収穫後も生きてい
て、その生命力には感動してしまいます。条件さえ整えば、冷蔵庫の野
菜室でも勝手に育つようです。


●今日のレシピ −モロヘイヤのスープ−

 モロヘイヤはビタミンやミネラルが豊富で、うまく使えば食べやすい
一品になります。たっぷり食べて元気をつけましょう。

 ついでに、前回の野菜炒めで使ったキャベツも再登場してもらいます。
スープに入れたキャベツは胃に優しいのです。

 味付けは市販のカップスープ(ポタージュ)に、スキムミルクを加え
てコクを出し、スパイス少々で味に変化をつけます。


食材:
 モロヘイヤ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥一束の半分程度
 キャベツ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥一枚程度
 粉末パプリカ(香辛料のコーナーにある)‥‥‥‥‥‥‥‥‥適量
 粉末ローレル(同上)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥適量
 カップスープ(ポタージュ系)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥一袋
 スキムミルク‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥カップスープの粉と同量程度
 黒コショウ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥少々
その他:
 笛吹きケトル(もうおなじみですね)
 フタ付きの片手鍋(またはミルクパン) 
 まな板、包丁

 まず、いつものように笛吹きケトルで熱湯を沸かします。

 カップスープとスキムミルクをスープの器に入れ、全部が溶ける程度
の分量の熱湯で溶かします。

 牛乳では分量が増えてしまう上に温度が下がるので、スキムミルクは
こういう時に便利です。

 残ったお湯はポットに入れておきます。

 キャベツは外側から皮をむいて使います。適当にザクザクと切ってし
まうので、むくときに破れてもかまいません。芯に近い太い部分は縦に
薄く切ります。

 生のモロヘイヤは葉の部分を適当に切ります。冷凍モロヘイヤなら、
手で適当にちぎれば十分です。

 ポットのお湯を適当に(沸騰する通る前に焦げつかない程度に)片手
鍋に入れて火にかけ、モロヘイヤを先に入れ、上からキャベツを入れて
フタをします。

 キャベツは全部水に浸りませんが、蒸し煮になるので気にしません。

 まな板と包丁は用が済んだら、さっさとアクリルたわしで水洗いして
しまいます。

 片手鍋の中身が沸騰したら、スープの器のポタージュの上からかけて
しまいます。

 用の済んだ片手鍋は、熱いうちにさっさとアクリルたわしで水洗いし
てしまいます。

 モロヘイヤを煮た汁はとろみがあって分離しますが、混ぜればきれい
混ざります。

 仕上げとして、香辛料の類のパプリカ、ローレル、黒コショウを少し
ずつふりかけます。

 パプリカや黒コショウは、香りもさることながら、彩りのアクセント
にもなります。

 暑い時にはスープに氷を入れて冷ましても食べられます。モロヘイヤ
独特のぬめり感が、トロトロになって意外に美味しいのです。


発行者:FUKUHISA

著者への連絡は、fukuhisa@clubaa.com までどうぞ。



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