新発売の香水情報と、香りの教養を深めるミニレッスンを毎号掲載しています。トレンド情報は不定期に掲載。編集後記(日記)も、読者の方から大好評です。
- 最新号:2008-10-08
- 発行周期:週刊
- 読んでる人:176人
- 創刊日:2001-02-01
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[387-2008/07/16] フレグランス・ワールド・レター
発行日: 2008/7/16―( HEADLINE )――――――――――――――――――――――――――――
○ANNOUNCE
[ 1] 「香りレッスン in 東京」のご案内
○FRAGRANCE
[ 2] ジバンシイから「ジャルダン ダンテルディ マイ ラヴリー バタフライ 」
が7月5日より限定発売中
○LESSON
[ 3] FIFI賞受賞作品:パリ
○EDITOR'S COMMENT
[ 4] 編集後記:[パリ旅行記]第3日目-歴史の重みをかもし出すパレ・ロワイ
ヤルとパサージュ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
―( ANNOUNCE )―――――――――――――――――――――――――[ 1]―
●「香りレッスン in 東京」のご案内
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
この夏、東京で香りの教養講座を開講いたします。
さまざまな香りを楽しみながら、香水の知識を深める教養講座。
香水についての身だしなみや知識を身につけ、一歩進んだ女性を目指しません
か?
【テーマ】
名香水&クラシック香水を学ぶ「名香&クラシック香水100マスター」。
【主な内容】
名香水やクラシック香水のエピソードと香り鑑賞。
ブランドや時代背景などを学びます。
全5回コース。
【第1回、第2回】※終了しました。
・『香りの変遷』
・『時代を魅了する香水-香水創世期 〜香水成長期の香水たち-』
◆日時:2008年7月7日(月) 13:00〜17:00
◆受講料:一人¥10,000(税込)
◆会場:「STUDIO FEATHER」
東京都文京区後楽2-23-12 Holic House 2F
【第3回、第4回】※場所は銀座の予定です。
◆日時:8月に開講予定。
◆受講料:一人¥10,000(税込)
◆会場:決まり次第お知らせいたします。
【第5回】
◆日時:9月に開講予定。
◆受講料:一人¥5,000(税込)
◆会場:決まり次第お知らせいたします。
※お申し込み、お問い合わせは、下記ページからお願いいたします。
http://kiplaza.com/pa/contact/
―( FRAGRANCE )――――――――――――――――――――――――[ 2]―
●ジバンシイから「ジャルダン ダンテルディ マイ ラヴリー バタフライ 」
が7月5日より限定発売中
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毎年限定で発売される「ジャルダン ダンテルディ」。今年のテーマは「蝶」
です。
フローラルフルーティグリーン調の香りが蝶の羽ばたきのように舞い降りる、
さわやかで愛らしい香りです。
燦々と太陽が降り注ぐ季節に、その訪れを待っていたかのようにひらひらと舞
う色鮮やかな蝶ちょたち。蝶たちが集うところは色とりどりの植物たちが咲き
乱れる庭であったり、フルーツ畑であったり、高原であったり…。この香りを
纏うとき、パステルカラーの羽を広げて優雅に舞うような蝶を想起させ、エア
リーな香りを感じることでしょう。
ピンクのバタフライネックレスも付属でついていますので、香りとダブルで楽
しめます。配合されている香りは、クランベリーリーフ、梨、キウイ、ワイル
ドローズ、ピーチフラワー、ピンクベリーなど。
価格は、オードトワレ¥7,350/50ml。
◆GIVENCHY
http://www.parfumsgivenchy.co.jp/
―( LESSON )――――――――――――――――――――――――――[ 3]―
●FIFI賞受賞作品:パリ
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今年のレッスンは「FIFI賞受賞作品」について。
今週は、第13回受賞香水、イブサンローランの「パリ」を紹介します。
○第14回(1985年)受賞/パリ(イブサンローラン)
先月、その生涯を閉じたイブサンローラン氏。世界をリードし続けるファッシ
ョンデザイナーとして、また色の魔術師として世界の女性を魅了してきた人物
でした。グッチグループの傘下に入った後は、一線を退いていましたが、現役
中に発表した香水は、パッケージ、ネーミング、香りと3つの要素が見事に調
和された芸術品と評価の高い香水ばかりです。
中でも第13回受賞の「パリ」は、華やかなバラのイメージを最大限に引き出し
たフローラルブーケ調。232種もの香料から構成され、拡散性に優れ、上品で
ありつつ若々しく、しかもモダンで洗練されています。
イブサンローランの愛する街「パリ」に捧げ、命名された香りです。パリに行
ったことのない人にも、「きっとパリはこんな街!」と、憧れを一層高めるに
も役立ったに違いありません。
ボトル本体はダイヤモンドカットを施した輝くようなクリスタル調。キャップ
はローズ模様が施され、手にした時から優雅気分が味わえます。
―( EDITOR'S COMMENT )―――――――――――――――――――――[ 4]―
●編集後記:[パリ旅行記]第3日目-歴史の重みをかもし出すパレ・ロワイヤル
とパサージュ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ホテルを出て、まずはパレ・ロワイヤルに向かいます。今までセーヌ川に架か
るポン・ヌフの脇を何度も通り過ぎていただけだったので、実際にポン・ヌフ
を渡るのは初めて。この橋は、パリでは最古の通行専用の橋。「通行専用」と
いう言い方は日本ではなじみがありませんが、昔のヨーロッパでは橋は通行だ
けでなく、その上に建物を建てて使うのが一般的でした。イタリア・フィレン
ツエのヴェッキオ橋は、まだ昔の橋の名残がありますね。
ポン・ヌフを渡りながらゆったりと流れるセーヌ川を眺めていると、「あー、
ここはヨーロッパなんだ」と感じます。日本やアジアにはない、西洋の景色が
パノラマで楽しめます。
ポン・ヌフを渡り終えて、ルーブル美術館の東門の脇を抜け、リヴォリ通りを
左折。しばらく歩くと、右側にパレ・ロワイヤルの入り口が見えてきます。パ
レ・ロワイヤルはルイ14世時代の王宮で、その庭園は当時も一般に公開されて
いました。南側から入ると、最初にオブジェが並ぶ芸術庭園が広がります。で
もこのオブジェ、事前に調べていないせいもあり、何が良いのかサッパリわか
らず、そのまま奥の庭園に向かいました。
美しい並木に囲まれた庭園は、今でも市民の憩いの場所。一角では静かに物思
いにふける人々が座り、ベンチで読書をする人、のんびり散歩を楽しむ人など、
この空間だけは外の喧騒から隔絶された静寂に包まれています。
周囲の回廊には何軒かショップがあります。でも日本のデパートや路面店のよ
うな華やかさはなく、むしろひっそりと営業しているという感じのブランドシ
ョップが並びます。西南の端から順番にウィンドゥショッピングを楽しみなが
ら、お目当てのパルファン・ロジーヌのお店を発見。入り口で写真を取って残
りの回廊を回り、東側の中央部分に見つけた小路のような通路から、外に出ま
した。パレ・ロワイヤルはよくも悪くも「庭園」で、おそらく旅行者よりもこ
の近くに暮らすパリ市民にしかわからない価値があるような気がします。
パレ・ロワイヤルを出て外側の道路を北に進路をとり、次に目指すは「パサー
ジュ」です。パサージュは建物の中にある小さな街。中世にはたくさんあった
パリのパサージュも近年は数えるほどになりました。でも最近はまた保存機運
が高まってきたそうです。パレ・ロワイヤルの北側のエリアにも2〜3ヶ所ある
ので、中に入ってみました。
パサージュの造形を日本風に表現すると、中世の建築様式が残るアーケード街。
天井からは外光が注ぎ込み、通路を挟んで両側に、ショップやカフェが並びま
す。あいにく最初のパサージュは全体が保全工事中でお店はまだ一軒も入って
いない状態でしたが、近くにある別のパサージュは、ガイドブックに載ってい
る景色そのままに広がっていました。子供のおもちゃ屋や、雑貨店、パリのマ
ダムがおしゃべりを楽しむカフェがあり、静かな中にも人々の確かな息遣いが
感じられる不思議な空間です。別に旅行者をこばんでいるワケではありません
が、ここで寛げるようになるまでには、あと何度かパリに足を運ばなければな
らないような重みがあります。これが歴史の重みというものなのでしょうか。
パレ・ロワイヤルもパサージュも、特に派手でもなく華やかでもないので、ガ
イドブックにも小さく掲載される程度の場所。でも、こういう場所にこそ、本
来のパリの空気がしっかりと残っているものです。時間に少しでもゆとりがあ
るのならば、ぜひ足を運んでみてください。
さて、ここからはまっすぐに北上。行き先は「ギャラリー・ラファイエット」
です。(i)
※この旅行記は、編集者ブログにて写真付きで公開しています。
http://d.hatena.ne.jp/adeosu/
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