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株式市況を初心者に判りやすく伝えています。株投資は博打ではありません。しっかりした知識の装備があれば何の憂いも有りません。また日々の動きに一喜一憂する必要もありません。




[hitokabu]果たして今週の市況は!

発行日: 2004/6/28



  …………………………………………

  果たして今週の市況は!
  第418号 2004年6月27日

  …………………………………………

  【金利上昇局面を迎える】
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ―∞目次―――――――――――――――――――――――――――――――

 [1]各種数値

 [2]★金利上昇に向けての準備が必要

 [3]今週のポイント

 ◇付録
 ――――――――――――――――――――――――――――――[hitokabu]


  ■円対ドル
  最高値:\107.75(金)
  最安値:\108.75(水)


  ■出来高(単位:億株)
  最高:13.1(水)
  最低:10.8(火)


  ■売買代金(単位:億円)
  最高:13,320(木)
  最低:10,207(火)


  ■平均株価(終値)
  最高:\11,780.40(金)
  最低:\11,580.56(水)


  ★金利上昇に向けての準備が必要
 ――――――――――――――――――――――――――――――[hitokabu]
 【金利上昇局面へ。債権高と株・為替の関係】

 いよいよ株式市場や債券、為替市場で、アメリカの金利が上昇する事を織り
込もうとする(価格へ反映させようとする)動きが顕著に出てきました。

 アメリカ経済は非常に強く、金利上昇は当然と見る向きは少なかったものの、
ここへ来てアメリカ経済の強さを改めて再認識させられそうです。

 個人消費の強さ、これが最大の引き金となって強い住宅投資の継続、小売物
価の上昇傾向、変わらぬ輸入の増加、など、アメリカ経済は雇用統計にはっき
り表れるまでのタイムラグ(時間差)があったものの、FOMC(アメリカの
中央銀行会議)にて金利高が決定されても意外感がない、とする考え方が定着
しています。

 ですが、まだアメリカの金利は歴史的な低値。徐々に段階を踏んで金利の上
昇を行なうと見られています。一部の大手米銀では年内に1%上昇、来年も1
%の上昇」と見込んでいるほど。

 アメリカの金利高が日本へ影響をどのように与えるのか、少し考える必要が
あります。

 【アメリカの金利高が与える日本市場への影響】

 まず最初の動きとしては為替市場の動向でしょう。

 日本ほどではないにしろ、アメリカでも超低金利政策が採られ続けていまし
た。それが金利上昇局面へ向いてきたとなると、

「日本へ投資していたお金が金利高になるアメリカへ向かう」

 ことが想像されます。機関投資家というのは人からお金を集めてそのお金を
運用する集団です。安全性の高いものから投機性の高いものまで色々とありま
すが、いつの時代でも安全性の高い商品があります。

 基本的には債券等への投資を行なう商品が安全性が高いとされていますが、
利率が低い国の債券を買っているとしますと、満期まで債券を所持してもその
利率が低いために返金額が少ない。同じ安全だったら利率の高い債券へ投資し
たい。それは人情です。

 つまり日本債券を売ってアメリカ債券を買う動きが出る可能性がある、とい
うことです。

 そのお金の動きが為替市場で現れます。つまり円売りドル買いです。円が売
られてドルが買われると、円安が進行します。今まで長い間円高が続いていま
したので、外国人が所有する円は想像するより多いと思われます。そのお金の
一部でもドル買いに向けば、簡単に円安が進行すると思われます。

 日本でも金利が上昇しているではないか、との指摘もあると思いますが、日
本の政策金利上昇は、アメリカの金利上昇よりスピードやタイミングが遅いと
思われます。何故なら日本銀行は「消費者物価が安定的にプラスになるまで低
金利政策を続ける」と表明して、まだその兆候が見られるに至っていません。

 つまり、長い間傾いていた日本円買いの動きが、崩れる可能性があるのです。
円安進行に備える必要があります。

 次に債券市場です。

 債券市場でも海外の流れを受けやすく、アメリカの金利高の影響が日本債券
市場でも影響を受ける可能性があります。

 つまり、アメリカの金利高を素直に反映して日本市場でも金利高がある程度
進行すると思われ、上記で示したとおり債券売りが加速する可能性があります。
金利の上昇は経済の強さに比例するといわれますが、日本でも経済上昇という
過程での金利上昇はある程度やむを得ず、いつまでも忌避できません。

 日本銀行がある程度金利を操作しますが、海外情勢を無視できず、意図しな
い金利上昇劇が見られる可能性があります。

 債券市場での運用が難しい場合(債券が売られて債券価格安、金利上昇の局
面)、その資金の矛先として株式市場が上げられます。

 最後に株式市場です。

 ここまで読まれて分かったと思いますが、円安進行、債券市場安、という2
つの原因が株式市場を後押しすると思われます。

 金利高の影響を受ける業種(保険や銀行など)や、円安進行の悪影響を受け
る業種(原油の輸入、素材の輸入など)は株式市場では反応がよくないと思わ
れますが、ほとんどの業種では円安の恩恵を受けると思われます。

 更に銀行など安全性の高いお金を運用する機関投資家が、運用しにくくなる
債券市場から資金を吸い上げ、株式市場などへお金を移動させても不思議では
ありません。 

 株式市場と債券市場の動きは、基本的に反比例するもの。株高は債券安です。
アメリカの金利は急激には上昇しませんが、徐々に債券安、株高の傾向が出て
きておかしくないと思われます。


 低金利局面の終焉という歴史的な画面を、目前とする可能性があります。非
常に大事な分岐点です。アメリカの動向に神経質にならざるを得ません。


  ■今週のポイント
 ――――――――――――――――――――――――――――――[hitokabu]

 いよいよアメリカの超低金利政策に、変化が現れんとしています。7月2日
以降に開かれるFOMCにて政策金利の上昇が確実視されていますが、その影
響をどのように日本で受け止められるのか、注意が必要です。

 株式市場では参院選を踏まえて様子見が強く、7月中盤以降では企業の4−
6月期の見通しや発表が見られるようになります。その影響も強く出ることで
しょう。


 それでは皆さんも良い1週間をお過ごしください!


  ○―――――○
     付 録
  ○―――――○

1.

 いよいよ下半期が始まろうとしていますが、皆さんの年始の願いは如何でし
ょうか?私が勤める会社でも下半期の見通しを発表せねばなりません。

 昨年末に今年1年間の見通しを発表しましたが、上半期はほぼ見通しどおり
で、ここまで良い数値だとは正直思いませんでした(うちの部署の場合ですが)。
ですが下半期の計画は、私の部署は芳しくなさそうだ、というのが正直なとこ
ろで、社長を始め、上司からどやされそうです。

 
2.

*果たして今週の藍は! 9月28日生まれ 2歳9ヶ月

「自分で体温調節が出来ない?」

 藍の母親はエアコン好きで、自分が暑ければエアコンをつけ、寒ければ換気
をして調節します。

 そんな中藍はエアコンの付いた部屋の中でも、汗をかくようになりました。
頭をかきかき、あせも?も目に見えないところで増えているようです。

 この間の土曜日は38度以上の高熱を出してしまい、お医者さんへ見せたと
ころ「風邪」の診断。膀胱炎の薬を飲み終えたと思ったら今度は風邪薬を。

 本当に藍には申し訳なく思っています。とっても可愛いのですが・・。



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