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連続ドラマのあらすじに寸評を加えて、ドラマ放映後に配信しています。忙しくてドラマを見逃した方、ドラマは見ていないけど、みんなの話題についていきたい方などにお薦めです。 




Daily Drama Express (2002/12/03) アルジャーノンに花束を(9)

発行日: 2002/12/12

===================================================== 発行部数  454 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2002/mm/dd (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
    3.お詫び
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル アルジャーノンに花束を
局  名 フジ系
放映日時 火曜22時
キャスト 藤島ハル(ユースケ・サンタマリア)
     桜井恭子(中島知子)
     田代ミキ(榎本加奈子)
     蓮見佐智代(いしだあゆみ)
     高岡晴彦(吉沢悠)
     遠矢エリナ(菅野美穂)
脚  本 岡田惠和

あらすじ  大学研究室で、ハル(ユースケ)は知能の退化を止められないと
打ち明け、教授(益岡徹)にまずお礼を言う。そして、「教授、論文
を書きたいんです。今回の経緯、皆で導き出した成果を書きたいんで
す。経過報告も受け取ってくれますよね?」教授はとまどいながら、
約束をする。 ハルは一人づつにお礼を言う。
 徳永(田口浩正)さん ありがとう
 留美子(石橋けい)さん ありがとう
 はる(晴彦(吉沢悠)) ありがとう
 エリナ(菅野美穂)先生 泣かないで下さいね先生は泣き虫だから

皆の意気消沈した雰囲気を察し「どうしたんですか?元気出してよ皆。
死ぬわけじゃないから。なんか、つかれました。少し寝ます。」
ハルは、籠に入っていたアルジャーノンを取出し、皆に挨拶をして一
緒に部屋から出て行く。

 自分の部屋に戻り、山積みの本を眺める。それまで着ていた白衣を
脱ぎ、アルジャーノンを机の上の籠へ入れる。PCの前に座り、論文
を書き始める。
 ”経過報告
 まず論文を書きあげなければならない。自分がここにこうしていた
ことを。
 藤島ハルという高い知能を持つ人間がいたことを残したい。それが
可能な知能でいられるのは、どれくらいだろう。
 退化現象がスタートすればあっというまだ。私には時間がない…・


 夜道、桜井パン屋の前に来た、エリナと晴彦。
 晴彦はエリナに「俺一緒に行こうか?」と言うが、エリナは「大丈
夫だから自分一人で行く。」と言い、桜井パンへ入って行く。窓から
中を覗いたとき、ミキ(榎本加奈子)が一生懸命掃除をしていた。

 恭子(中島知子)にエリナは今までの経緯を打ち明ける。恭子は驚
き、「なんなのよそれ。なんなのよ。」とエリナに言う。エリナは
「ごめんなさい。私のせいです。ごめんなさい」と何度も何度も恭子
に謝る。恭子はハルの気持ちをエリナに聞き「大丈夫なはずは、ない
んだけど、ハルくんは、懸命にちゃんとしようとしていて。ハルくん
は、とてもいい人です。ハルくんは、強くてすごい人です。」恭子は
「そんなのわかってるよ。弱音吐いたの見たことないもん私。」恭子
は自分を責めるエリナを気遣う。そして、ハルみたいになりたいと言
った、ミキの気持ちも気遣う…

 ハルの部屋で何も食べようとしないアルジャーノンになんとかして
餌を食べさせようと、徳永はアルジャーノンに声をかけつづける。ハ
ルはそんなアルジャーノンの様子を見て「こいつの症状を見ていると、
死を選んでいるような気がします。ただのマウスに戻るくらいなら死
んだほうがましだって…」徳永は強い調子でハルを戒める。ハルは
「大丈夫です。僕はそんなことしません。」

 公園でエリナを待っていた晴彦は、エリナが何か言おうとするのを
遮り「あー なんか温かいものでも買って来ようか?」エリナは言葉
を続け「私達のことだけど、ごめんなさい。別れて下さい。」晴彦は
怒って「なんでだ!ハルが元に戻るからそれが自分のせいだから?だ
から俺と別れるっていうのか?本気?本気なのか?なんだったんだよ
!俺とのことは、俺との暮しはなんだったんだよ!俺は嫌だからな。」
晴彦はエリナを責めるが、何を言われても、何を言おうとしても、エ
リナはただただ謝り続けるだけ。頭を下げるエリナを一人公園に残し
たまま、晴彦へ帰って行く。

 大学の食堂でお昼を一緒に食べるエリナとハル。
「おいしいね」「うん」ハルは晴彦のことを気づかい「あっ はる(
晴彦)どう?いやなんか、巻きこんじゃって悪かったなーって。謝っ
ておいて下さい。」エリナは晴彦と別れたことは打ち明けず「うん 
わかった」と返事する。
 食事をしながら、ハルは自分の知能の状態をエリナ言う。「少し記
憶力が鈍ってきた。自分の書いたものを理解するのに少し時間がかか
った。こうしていることも何もかも忘れてしまうのかな…」エリナが
悲しそうな顔をするのを見て、「ごめん」と謝る。かすかにエリナが
笑うと「やっぱりエリナ先生の笑った顔が好きだな。エリナ先生はど
んな子供だったんですか?」
 エリナの子供の頃の話しの中で、「性格はお母さん似で、顔はお父
さん似」と聞き、ハルは自分の父親の記憶があまりないのを思い出す。
覚えていることは、縁側で髪を切ってくれたこと。仕事から帰ると頭
をなぜてくれたこと。お酒くさくて泣きながら頭をなぜてくれたこと。
「お父さんに会ってみたい?」エリナはハルに聞き「うん。でもどう
かな?向こうが嫌がると思うんです。」

 晴彦は、一人部屋で、エリナと一緒に写した写真を見る。
 晴彦はエリナの携帯に電話をかけ、「俺が出て行くよ。もともとこ
の部屋はエリナの部屋だもんな。だけど、一つだけ条件があるんだ。
ハルが元に、いや、元よりもっと悪い状態になっても、おまえ死んだ
りするなよ。それが俺が別れる条件。」エリナが「うん」と小さく答
えるのを聞き「エリナ。楽しかった。幸せだった俺。元気で。」晴彦
は電話を切る。

 ハルは、PCの前に座り、頭をかき父親のことを思い出す。そこへ
エリナが尋ねて来る。

 「散髪屋さん。ハルくんのお父さん夏雄(山本圭)さんって言うの
ね。夏雄さんの子供だからハルっていうのね。どうする?会いに行っ
てみる?」エリナは、ハルの父親の所在を調べてやって来たのだった。
ハルは「はい。行きたいです。一緒に行ってくれるんだよね?」

 佐智代(いしだあゆみ)の家で、冬美(山口あゆみ)が帰って来る。
佐智代は冬美に嫌われるのか怖くびくびくしながら「おかえり」と言
う。冬美はそんな母親へ「お母さん。私の顔色みないで、私に対して
びくびくしないで。お母さんのこと責めたりしないよ。お兄さんと約
束したから」ハルと会ったことに驚く佐智代は、ハルが遠くに行くこ
とを聞く。


 ハルは、エリナとバスに乗り理容室を経営している父親に会いに行
く。「始めてなんだ。こんなに遠くに来たの。」ハルは胸ポケットか
ら缶に入ったアルジャーノンを取出し、窓の外の景色をアルジャーノ
ンにも見せる。

 バスから降り「僕変じゃないですか?」エリナはハルを元気づけ
「ううん変じゃないよ。素晴らしい、行こ」
 理容室の前に到着し、
「ハルくん?どうする?」エリナはハルに聞き、「切ってもらおうか
な?」エリナは公園で待つことにし、ハルは一人で理容室の扉をあけ
る。

 理容室には誰もいなかったが、理容師免許の賞状が壁に飾られてい
た。
 「あっいらっしゃい」夏雄が奥から顔を出す。「散髪ですね。お客
さんこの辺の人じゃないね。お仕事ですか。 どうします。こんな田
舎の散髪屋だったらかっこわるくなっちゃいますよ。」ハルの緊張し
ている様子を少しおかしく感じながら、夏雄は散髪を始める。
 ハルは緊張して何も話すことが出来ないが、しばらくしてやっと話
しかけることが出来る。「あの どっかでお会いしたことありません
でしたっけ。」「いや、ないと思いますけど。」「ご家族は?」「カ
ミさんと息子が一人で東京の大学に行ってましてね。今日久しぶりに
帰ってくるんです。」
 散髪が終わり、ハルは丁寧すぎるほど礼を言う。

 ドアから出て行こうとするハルに、「あっお客さん。料金いただい
てませんよ。」ハルは、お金を払って店を出て行く。


 もう辺りは暗くなっていた。「結局名乗れなかった。ちゃんと家族
がいるみたいだったし。お父さんも僕に気がつかなかったし。」エリ
ナは、「かえってツライ思いをさせてごめんね」と謝る。ハルは、
「来て良かった。お父さんに会えて良かった。だけど、今日のことも
お父さんに会えたことも僕は忘れてしまうのかな。忘れたくないな。
先生とこうやってここに来たことを。忘れたくないな。」
 空から雪が舞い降りてくる。
 エリナはハルの顔をじっと見つめ「ハルくん」とつぶやき、ハルの
唇にそっとキスをする。
ハルは「どうして?先生?だって、先生は僕のことは…・同情ですか
?」エリナは、立ちあがり「わからない。わからないよ、ハルくん。
自分のハルくんへの気持ちがなんなのかわからない。恋愛とかわから
ない。同情とか愛情とかもうそんなのわからない。わからないけど、
今ハルくんにキスしたいと思った。ふれたいと思たの。ごめんなさい。
」エリナは泣きながら、泣かないって約束したのにねぇ。と自嘲気味
に、ハルに言う。目にいっぱい涙をため、必死で笑おうとする。そん
なエリナの様子にハルも立ちあがりエリナを抱き締める。そして、口
にキスをする。

 「大丈夫ですよ。僕はきっと忘れてしまうから。退化していくこと
がわかって。ラッキーだったな。エリナ先生とキスできるなんてラッ
キーだったな。」「ハルくん・・」「来てよかった。」エリナはハル
に抱き付く。ハルはエリナを抱き締めながら、どこか遠くを見つめて
いる…


 …「電車なくなっちゃったね。」

 旅館の前に2人はやって来て、「普段はね、暇なんだけど今日は一
部屋しかないけどいいよね?」と店の人は2人に言う。
 2人は部屋に通される。炬燵に入り、先にハルが口を開く「先生。
朝まで何の話しをしましょうか?この前の続きから…先生のこと全部
知りたいんです。」エリナはそんなハルのやさしさに降れ、自分の子
供の頃の話し、例え話・・いろんな話しをハルとする。炬燵から出て、
窓辺に座ったエリナに、ハルは上着をかける。

 炬燵の上にはアルジャーノンが遊んでいる。

 窓辺で、エリナはハルの肩にもたれながら寝てしまう・・
そして朝がやって来る。ハルは寝ているエリナに向かい「ありがとう、
エリナ先生。手術して本当に良かった。」


 ハルは自分の部屋のプリンタから論文を打ち出す。「出来た。」2
センチはあると思われる分厚い”知能上昇低下プロセスとその実態”の
論文を手に安堵する。

 ハルは布団に入って横になる。手に触れた外国語の本をひらく。し
かし、本を見つめ…驚愕し、床に本を落す。

 ”経過報告
 表現しようのない恐怖が体をつつむ。つい先日まですらすらと読め
た言語が今はまったく理解できない。本格的に退化現象が始まった。
これから加速していくに違いない。急速に僕の知能は退化していく。
 神様。どうか…どうか読み書きの力は残してもらえないだろうか…


寸  評  いよいよ知能の退化現象が始まって来ました。今回は、ハルとエ
リナにスポットがあたり他の人が少ししか出て来ていないように思え
ました。
 日本語じゃない本を読んでいるのはわかるのですが、それが、英語
なのか、ドイツ語なのか、フランス語なのかロシア語なのか。私には
理解が出来ません…

執 筆 者 田村(tamura_d@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 4月のドラマ「空から降る一億の星」で共演した、さんまさんとキムタクが、
「さんタク」というバラエティ番組で正月に共演するみたいですね。井川遥の
演技が良かったとはいい難かったドラマでしたが、さんまとキムタクが意気投
合したなんてちょっと嬉しいです。
 1月からは、「GOOD LUCK!!」で、キムタクは柴崎コウとまた共演しますね。
(田村)

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3. お詫び
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 当メルマガの発行が大変遅くなってしまって申し訳ありません。
 担当者からの入稿は期日に間に合っていたのですが、発行しております鈴木
が風邪で寝込んでしまい、パソコンをいじれる状態にもなかったため、発行が
遅くなってしまいました。(編集長代理・鈴木)

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