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連続ドラマのあらすじに寸評を加えて、ドラマ放映後に配信しています。忙しくてドラマを見逃した方、ドラマは見ていないけど、みんなの話題についていきたい方などにお薦めです。 




Daily Drama Express (2002/11/12) アルジャーノンに花束を(6)

発行日: 2002/11/17

===================================================== 発行部数  456 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2002/11/12 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル アルジャーノンに花束を
局  名 フジ系
放映日時 火曜22時
キャスト 藤島ハル(ユースケ・サンタマリア)
     桜井恭子(中島知子)
     田代ミキ(榎本加奈子)
     蓮見佐智代(いしだあゆみ)
     高岡晴彦(吉沢悠)
     遠矢エリナ(菅野美穂)
脚  本 岡田惠和

あらすじ  ハル(ユースケ)は佐智代(いしだあゆみ)の家の前まで来る。
「僕は前の僕じゃない。頭が良くなったんです。お母さん開けて!お
母さん開けて!」門の前で叫び、手に持っていた、はしご車のおもち
ゃを道路へ落とし、門を開け玄関のドアを叩く。「どうして開けてく
れないんですか…」
 佐智代は玄関のドアを開けずに「ハル…このドアは開けない。あな
たに会う資格はないの。」疑問をぶつけるハルに「頭良くなったんだ
ね〜良かったねハル。どんなにひどい母親かわかるでしょ?帰りなさ
い。」ハルは玄関のドアの前で「いやだ。なんで?なんで?せっかく
頭良くなったのに…そんなに僕のこと嫌いなの?」佐智代は玄関のド
アを開けずに「迷惑なのよね。迷惑。幸せ壊されたくないの。だから
もう。帰ってくれないかな?会いたくないのよね。私は、あなたを捨
てて忘れて、せいせいしたの。帰って。」玄関の外で「そんなぁ、お
母さん…・」ハルは悲しそうな顔をする。佐智代は冷たく「帰りなさ
い…」
 落したおもちゃを道路に忘れたまま、ハルは肩を落して帰って行く


 おもちゃは、何台もの車に引かれ原型をとどめることなく壊れてし
まう。


 桜井パンにエリナ(菅野美穂)が尋ねてくる。「出ていったって、
どうゆうことですか?」恭子(中島知子)はエリナの質問に答え、
「ハルはここにいない方がいいのよ。ハルのためにもね。ハルを頼む
よエリナ先生。ちゃんと責任とってよ。ハルを嫌な奴にしないでね」
そう言う恭子の側で、ミキ(榎本加奈子)は蹲って泣いている…

 エリナは走って大学病院へ行く。研究室のドアを開けると、ハルが
マウスを触っていた。エリナは驚いて「ハルくん?大丈夫?」

 ハルと研究室で2人きりになったエリナは「えっ会ったのお母さん
に?」ハルは寂しそうに、「いえ。会ってくれませんでした。もうい
いんです。もういいです。忘れます。新しい人生のスタートだから。」
ハルはエリナに向かって、にっこり笑い「素晴らしいですよね?」
 ハルの様子を気遣うように見守るエリナだった…・


  1ヶ月後
 ”経過報告 あのパン屋の暮しに別れをつけてから1ヶ月。私の知
能は上昇し続け、現在のIQ150。大学の暮らしにも慣れ、快適な
日々だ。大学での私の存在は特例扱いで、最初こそ感謝していたが、
まぁ大学にしてみれば、私は宝物のような存在。当たり前といえば当
たり前だ。”

 大学で講義を受けるハル。廻りを見渡すと、メールをやる者。寝て
る者。お喋りをしている者。真面目に講義を聴く人はいない…ハルは
本を閉じ、教室を後にする。
 
”以前はきっと自分より頭が良いと思った人間が、くだらない俗物に
見える。”
PCを前に、一人経過報告を打ち込むハルだった。

 研究室にエリナがやってくる。楽しそうな教授(益岡徹)たちに
「どうしたんですか?」と聞く。来週の学会の話をして盛りあがって
いたのだ。ハルが「いや、ヒーローは教授です。僕はアルジャーノン
と一緒です。」建部教授はその言葉を聞き驚いた顔をする。ハルは言
葉を続けて「なんていう軽い皮肉も言うようになりました。感謝して
ますよ。本当に感謝してます。それに、ここでの生活は快適だ。素晴
らしい。」

 エリナはハルに「好きだね大学。あんまりここ出ないでしょ?ハル
くんに軽く抜かれたかな〜不思議だなぁ…・」エリナはマウスを触っ
ていたが、ハルの隣に座り、「私はもう必要ないのかな?ハルくんに
は」ハルは急いで「そんなことない。そんなことないよ。いてもらわ
ないと困る。」と言う。「僕は、アンバランス。感情が発達してない。
だから、人間がわからない。外の世界が恐い…先生は、僕にとっては
世界の窓口だから、いてもらわないと困る。他の生徒たちは自分がい
かに幸せなのかわかってない。見てると腹が立つ。」ハルの話しを聞
いていたエリナは、「でも、私も勉強が嫌いだったよ」驚くハルに
「何しろ浪人してるしね。私。学校サボって映画観るとね楽しんだぁ。


 エリナはハルと映画館へ入る。エリナの手にはポップコーンが握ら
れている。ハルは隣にいるエリナの口をずっと見続ける。エリナが降
りむくと視線を外す。映画が終わって外に出ると、辺りはもう真っ暗
だった。「面白かったねぇ」とエリナはハルに言うが、「どこが?何
が嬉しいか理解に苦しむ。」エリナはハルの顔を見て、「頑固すぎ、
もっと楽しまないと。」そして、「お腹空いたね。」とハルとレスト
ランへ向かう。

 ハルがワインを飲むのを見たエリナは「飲めるようになったね?」
ハルが返事をすると、そこへ晴彦(吉沢悠)と留美子(石橋けい)が
やって来た。手を振る2人に、ハルの顔が一瞬暗くなる。「よお!ハ
ル」晴彦が陽気に声をかけてくる。エリナは食事をしながらハルの悩
みに応えている「皆さぁ、結構馬鹿やったり、だから、生きてるんだ
よ。私もこれからは、学校でも学べないこと。無駄なこと。馬鹿馬鹿
しいこと。そういうことを教える先生になりたいなぁ・・」

 部屋に帰って来た晴彦はエリナに「ハルはさぁ、エリナのこと好き
なわけだし…」エリナは「でもね、今だけだよ。母親みたいなものだ
し、他に誰もいないし。ハルくんがそういう気持ち持ってたとしても、
私離れたりしたくないんだ。頭脳と感情のバランスがとれた人間とし
て、おちつくまで…・」
 
 部屋で頭をかかえ苦悩するハル…・

 映画館で一人ハルは映画を観る。廻りが笑ったり泣いたりする様子
を不思議そうに眺める…


 晴彦はハルの来るのを待っていた。ハルの姿を見つけると、「よぉ
!ハル。」「どうも。」「ちょっと付合えよ。」「えっ?」

 晴彦はハルを連れて、洋服を選びに行く。ハルにいろいろな服を試
着させ、ハルの服を選ぶ。その後、一緒に銭湯へ行き、楽しく風呂に
入る。暗くなって、2人で屋台の焼き鳥を食べながら、ビールで乾杯
をする。嬉しそうな顔で焼き鳥をほおばる晴彦だった。

 研究室へ帰って来たハルは徳永(田口浩正)に「あーーー飲んでる
?」と聞かれる。「はい」と素直に応えたハルに「今度俺と行こうよ。
」と徳永は誘う。
 ハルは徳永に「徳永さんは、女の人好きになったことある?失恋し
たらどうなる?」徳永は怪訝な顔をしながら、「どうにも出来ない。
知能が高くても人の心はどうにも出来ない。」徳永は楽しそうに自分
の失敗談を話し出す。「こないだも、好きな子がいて告白したの。そ
うしたらね「馬鹿にしないでしょー」って走って行っちゃったの。ど
ういう意味?」可笑しそうに話す徳永にハルは、笑い、「人間ってイ
ヤですよね。自分よりレベルの低い人の失敗がこんなに可笑しいなん
て。」徳永は「そうだよね」と相槌を打つ。ハルは「おやすみなさい」
と部屋に入って行く。徳永はハルが消えてから、「レベルが低いって
?俺か?」と自問する。

 ”経過報告  感情が整理できないでいる。私が、遠矢エリナに抱
いているのは、恋愛感情なのだろう。高岡晴彦の存在が疎ましく憎悪
を抱くこともある。
彼は悪い人間ではない。むしろ彼の方が私の存在を疎ましく思って当
然なのに。私に友情を示す。それは余裕からか。わからない わから
ない…”
 パソコンの前に座って考えるハルは、晴彦と選んだ服を窓に投げつ
ける…そして一人また考える…

 ミキは、学校でエリナ先生にハルの居場所を聞いていた。「大学?
ハルくんは大学にいるの。」
 ミキは、ハルに会いに行こうと、バス停でバスを待つ。しかし、恐
くて乗ることができない。一人バス停に取り残されるミキ。 そして、
またバスがやってくる。「乗るの乗らないの?どっちですか?」運転
手は扉を開け、ミキに声をかけるが、大きく首を振るミキ。また、バ
スは通り過ぎていく…ミキは、バス停で涙する。
 バス停にいると遠くから、障害者学級のクラスの皆が大きな声で
「ミキちゃーーん。何やってるの?」と近寄って来る。
 大人数でミキはやっとバスに乗ることが出来る。一緒に大学へ向か
うバスの中は大騒ぎ。ミキもハルに会えると思うと笑みがこぼれる。

 ハルは映画を真剣な眼差しで観ていた。
 
 研究室では、エリナに建部教授が「学会に出たくないっていうんで
す。急にね。」とハルの心変わりを話す。留美子は「自分が実験材料
みたいに好奇の目で見られることが、嫌になったと思うの。」建部教
授は続けて「ですがね、先生。何の意味もなくなっちゃってしまうん
です。学会でハルくんの身に起こったことを発表しないと。まあ、私
の立場もないとはいいませんが、次に繋げるためには必要なことです。
彼に考えてほしいんです。なんとか説得してもらえませんか?」エリ
ナは建部教授に頼まれる。

 大学の庭で学校の皆の姿を見つけたハルは、昔パン屋の厨房で皆に
笑われたことを思い出す。大学生が学校の生徒を見て笑っている…ハ
ルは耳をふさいで木のそばにしゃがみこむ。
 大学生の笑い声が聞えるのに耐えられなくなったハルは、「やめろ
ー」と走って、笑っている大学生に向かって殴りかかる。騒ぎに驚い
たエリナや教授がやって来て止めに入る。ハルは大声で「うぉーーー
ーー」と叫ぶ。

 ミキは、エリナとハルに桜井パンまで送ってもらい「ごめんなさい。
ごめんなさい」と頭を下げて謝る。そこへ恭子が出て来て、「ミキ。
もういいから寝なさい…」と優しくいい、パン屋へ入って行くように
促す。

 恭子の顔を見たハルは頭を下げる。恭子は笑顔で「久しぶり元気そ
うだね。ミキ助けてくれたんだって。笑われてたの助けてくれたんだ
って?元気なかったのあなたが出て言ってから。ハルは変わってない
んだよね。ありがとう…・」恭子は「ちょっと待って」と言ってパン
屋へ入って行く。程なくして戻り、「これ、あんたが好きなのばっか
り。」ハルは袋をもらい「ありがとうございます」と頭を下げる。恭
子は笑って、「ちょっと辞めてよ。何よそれ。」
 ハルが袋の中を見るとパンがぎっしり入っていた。

 海を見ながら、エリナはハルと座り「ハルくん。どうした?」ハル
は「違うんだ。僕が、ミキちゃんと彼らを救おうとしたって。笑われ
てるのに腹をたててると思ったの。違うんだ。」「何が違うの?」
「先生。僕は逃げたんです。大学で彼らを見付けたとき逃げたんです。
隠れたんです。彼らと同じだと思われたくなかった。やだった。気持
ち悪かった。不快だった。」エリナは「もういい」とハルの言葉を遮
ろうとするが、「僕はどんどん嫌な人間になってる気がする。かつて
の自分の姿をみて嫌悪する。自分より、知能の低い人間をみるといら
いらする。建部教授にも腹がたつ。もう僕は、知能では彼を抜いてい
るんだ。あんな奴に僕は実験のマウスみたいに扱われていたと思うと
…」「もうやめて!!ハルくん」エリナは止めようとする。「止めて
!ハルくん。私がそうはさせないから。絶対そうはさせないから。」
エリナはハルの顔をのぞきこみ「大丈夫よ。ハルくんの未来は素晴ら
しい。うふふ」笑って、エリナは立ちあがる。その姿にハルは走りよ
りエリナに抱き付く…驚くエリナはハルに「あのね、ハルくん…」何
か言おうとするが、ハルはエリナの前から走って行ってしまう…「ハ
ルくん!!」……大声で叫ぶがハルは走って自分の部屋まで戻って行
く…

 ハルは走って走って走って、部屋に戻って来ると、恭子にもらった
パンを食べる。泣き顔になり、パンを壁に袋ごと投げつけ、顔をおさ
え涙する…

 
 佐智代はボーとしてる足元にぺちゃんこになったはしご車の残骸が
…・
娘の冬美が来て、「また、ボーとしてるお母さんどうしたの?」なん
でもないと言う佐智代に「今日友達の家行ったんだけど、昔住んでた
家の近くだったんだよね。それで思い出したんだけど、昔他所のお兄
ちゃんと一緒に住んでなかったけ?名前なんて言うんだっけ…・」


 ハルは研究室に入りアルジャーノンを手にする。アルジャーノンを
相手に話しかける。「こんばんは。おまえが話しできたらなぁ。久し
ぶりにやってみるか?迷路。」目の前にある迷路にアルジャーノンを
いれる。アルジャーノンへ迷路の途中で止まって、前に進もうとしな
い。

 アルジャーノンの様子がおかしいことに気がつくハルは…・


寸  評  ハルと晴彦のデート?の場面になぜか?じーんとしてしまいまし
た。男の友情って素晴らしい…
 人は知能が高くなると自分より知能が低い人を馬鹿にする傾向があ
るんでしょうか。残念ですね。

執 筆 者 田村(tamura_d@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 歯の詰め物が取れた左の奥歯に、仮の詰め物がしてあります。物を食べると
きに噛み難くく右だけで噛んでます。食べにくくて仕方ありません。今日美味
しい鰻を食べて来たけど、「きっと歯が全部使えてたら、もっと美味かったん
だろうな」と残念でなりません…・(田村)

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