漢方鍼医会、本部研修会・各地方組織研修会の、ご案内と、その他、お知らせを、月刊で、お届けします。
- 最新号:2008-10-01
- 発行周期:月刊
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- 創刊日:2000-12-27
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月刊 漢方鍼医
発行日: 2006/1/1**************************************************************
漢方鍼医会のメールマガジン
月刊 漢方鍼医・一月号
[vol.0065] (2006/1/1 発行)
http://www.kanpouhariikai.com/
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○新年のご挨拶
○随想 鍼灸との出合い、そして漢方鍼医会へ(1)
○ご案内とお知らせ
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新年のご挨拶
会長 福島賢治
新年明けましておめでとうございます。
昨年の終わりには世情が騒然とする事件や不祥事が続出しました。小学生少女の連
続猟奇殺人が続くかと思えば、姉歯元建築士によるマンションやホテルの構造設計偽
造が発覚し、全国国民の心に言い知れぬ不信感を抱かせたものであります。この事件
は組織ぐるみの構造的な犯罪であり、今後どこまで拡大していくのか予測もつかない
ものとなっています。一体、現代人の心のモラルはどうしてしまったのであろうか。
勤勉で心の優しかった日本人の精神性はどこに消えてしまったのであろうか。その様
な暗鬱たる気持ちを少しではあるが和ませてくれたのが、フィギアスケートのGPフ
ァイナルで世界の女王となった真央ちゃんの笑顔でありました。正直ホットしたのは
私だけではないと思います。
さて、漢方鍼医会の今年度の活動であります。4月の新年度より新しい企画であり
ます「臨床家養成講座」を開講します。講座は2年間継続され、受講者は主として本
会の入門講座修了者が対象ではありますが、本会に所属の会員であれば応募は可能で
あります。この講座は漢方鍼医のプロを養成する臨床講座として本会が総力を結集し
た企画であります。また「漢方鍼医入門講座」第3期生の募集も行われます。
8月27.28日には、東京の日本青年館を会場として第13回夏期学術研修会が
開催されます。今回の研修会は、東京漢方鍼医会と本部の主催により『漢方はり治療
の実際―診察と治療』が主題となっております。この研修会には、本会会員のみでは
なく一般の臨床家や学生も参加ができますので是非ご応募をお待ちしております。
しかし、本会の中核はなんと言っても研修部にあります。研修部の新執行部が結成
され、4月からの研修内容と方法を大幅に刷新したものを計画中であります。この研
修部が充実しなくては漢方鍼医会存続の意味はないに等しいものであると思います。
計画の基本には、若手指導者の養成と活動の場の開陳があるようなので大いに期待し
ていただきたいと思っています。
私の希望は、漢方鍼医会の臨床学術がここまで充実をみた真意を全会員が正確に理
解され、研修部の重要性を今一度考えてもらいたい事にあります。正統な漢方理論と
学術を真摯に研修する事により、臨床の場における衛気営気の手法や体表観察・漢方
腹診・選経選穴論・脉状診等々の精華を挙げ得たのも、研修部という本会独特のシス
テムがあったからこそと思っているからであります。
平成18年度が、本会の為にも全会員の為にも、素晴らしく意義のある一年になる
事を祈念して年頭のご挨拶と致します。
平成18年1月1日
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≪随想≫
鍼灸との出合い、そして漢方鍼医会へ(1)
会長 福島賢治
◇故福島弘道先生との出合い
昭和43年(1968)2月の日曜日、私は弘道先生のご自宅を訪問し先生と対座
していた。勿論、正式には初対面であった。話の主導権は初めから先生の方に
あった。話の主題はいつしか鍼灸医学における第3医学の構築におよんでいた。
先生は伝統的鍼灸医学の素晴らしさについて、全くの素人である私に情熱を込
めて詳しく話してくれたのである。
第3医学の構築とは、日本の鍼灸界に「気の調整」を基本とした脉診による
鍼灸治療を普及啓蒙させる事である。当時の鍼灸治療の中心は、西洋医学理論
に基づいた自律神経の調整が主流であった。日本鍼灸治療学会にて発表される
研究・臨床報告等の9割は現代医学理論に基づいた発表であった。この様な鍼
灸界の現況は、東洋医学である鍼灸医学の本質から見ても何かしら違和感を感
ずるものであった。当時、私のような鍼灸の素人から見てもそのように感じた
ものである。
福島弘道氏は東洋はり医学会会長の要職にある経絡治療の臨床家であった。
氏の主宰する東洋はり医学会とは、岡部素道・井上恵理・竹山晋一郎の諸氏を
顧問にし、全国に50余の支部を擁し会員数も800名を超える日本でも有数
な経絡治療家の組織であった。
氏は明治43年8月長野県大町に生まれたが、満洲事変に徴兵されて失明し
29歳より鍼灸の世界に入ったとの事であった。私は、4月より弘道先生の経
営する東洋はり医センターに鍼灸助手として就職する事になっていたのである。
◇東洋はり医学会に入会
先生の治療院は新宿の抜弁天にあり4人の助手と8台の診察台があった。先
生の鍼灸治療はすばやくとても軽快なものであった。治療時間も30分位であ
り脉診を中心とした軽微な刺鍼による治療法であつた。患者の訴える病症に対
して次から次えと流れるごとく治療が行われていた。私は聊か唖然としたもの
である。自らが描いていた鍼灸治療とは大いに違っていたからである。
私の仕事の大半は治療室には無く、研究会における先生の資料作りと学術書
のテープ朗読にあった。それに加えて、先生の著書である「経絡治療要綱」第
3版の整理と準備が中心であった。学術書や参考書は、医道の日本誌・経絡治
療誌・鍼灸の学会誌・その他の鍼灸関係資料等々であった。
私は、4月から東洋鍼灸専門学校の本科に通学する事になり、治療院には1.
2時間しか出る事が出来ない毎日が続いていた。私としては聊か不本意であっ
たが致し方なかったのである。しかしこの様な資料作成が、私にとっては鍼灸
界の現況や鍼灸医学の本質を少しずつ理解する為の大いなる力となった事はい
がめないのである。鍼灸医学にも種々なる流派や考え方がある事を理解する事
が出来たのは大変な収穫であったと思っている。
昭和46年(1971)3月に東洋鍼灸専門学校を卒業し鍼灸師免許も取得する。4
月には東洋はり医学会に正式に入会したのである。(つづく)
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ご案内とお知らせ
1.第13回夏期研東京大会について
主題:漢方はり治療の実際「診察と治療」(仮称)
主催:漢方鍼医会本部 協力:東京漢方鍼医会
会場:日本青年館(東京都新宿区)
期日:平成18年8月27.28日(日月)
内容:会長講演・基調講義・シンポジウム・ランチョンセミナー
実技研修(3時限6時間)
費用:第11回夏期研と同じ(予定)
実行委員長:小林浩二
副委員長:新井敏弘
2.本部委員会の編成について
◇来年度の研修部会の編成
委員長:天野靖之
部 員:中本功一・高尾敦・金井左貴・斉藤充
◇入門部のテキスト作成委員の編成
委員長:隅田真徳
委 員:天野靖之・森本繁太郎・二木清文・小林浩二・斉藤太誉
3.学術テープ(10・11月)
※申込先 漢方鍼医会録音部
(雑録)医事寸言・臨床検討−10.11月
(臨床)「臨床病証論4 労証について」福島賢治
「三焦論について」栗原宏文
(入門)「頸肩背部と腰仙・鼠径部の治療」隅田真徳
「衛気と営気の概念と手法」森本繁太郎
(治験)「めまい・耳鳴り・難聴の症例」芳沢志保
「子宮筋腫の治験」鈴木亨
鹿児島漢方鍼医会
日時 1月22日(日) 10時より
会場 老人福祉会館 (鹿児島市鴨池)
内容 午前 基礎講座および素問 午後 実技
名古屋漢方鍼医会
日時 1月22日(日) AM10:00〜PM4:30
場所 北区生涯学習センター
内容 午前 病症学5/今村 『 未定 』
入門 蔵象論「腎膀胱」 林
午後 基礎講義8/肝実証/伊藤
実技 経絡経穴の確認 モデル患者をあげ治療
東京漢方鍼医会
日時 1月22日(第4日曜日)
午前10時〜午後4時30分
場所 目黒さつき会館
内容
午前 切診について、担当(浜田)
午後 前半、体表観察についてディスカッション。
後半は指導班、研修班に別れ、午前、午後の内
要を踏まえ実技研修
神戸漢方鍼医会
日時 平成18年1月27日(金) 10時から16時半まで
場所 ピフレ会館
内容
10:00 ミニシンポ 「腎・肝」松本
10:45 実技研修
11:30 休憩
13:00 個人研究発表 水谷
13:30 「素問」読み合わせ
14:30 実技研修
福岡漢方鍼医会
日時 1月22日(第4日曜日) 9時30分〜4時
場所 あいあいセンター(福岡市立心身障害福祉センター)
内容 午前 「気血津液の起源と行方」 全体ディスカッション
午後 実技(基本刺鍼、取穴、小里方式)
滋賀漢方鍼医会
日時 一月十五日(第三日曜日)
場所 草津市街づくりセンター
内容
9:45 挨拶、会務報告
10:00 「私の治療室から」 木村 知恵 先生(十二月からのスライド)
10:20 「漢方鍼医基礎講座」第八回 二木 清文 先生
11:20 「古典講座」 岸田 美由紀 先生
12:00 昼食、休憩
13:00 実技(取穴・基本刺鍼・小里方式)
16:30 反省会
今月の実技では、実際に臨床室でアレンジしているものまでも含めての
実技公開を二人の先生にお願いしています。
17:00 新年会です。
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編集後記
年頭に際し謹みて諸先生の御清福を賀し奉ります。
今号より、福島会長の随想が連載されます。
今年もどうぞ月刊漢方鍼医を宜しくお願いします。
田中 理
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鹿児島漢方鍼医会
mail: sansyodo@po.minc.ne.jp
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愛知漢方鍼医会
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名古屋漢方鍼医会
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東京漢方鍼医会
mail: goryou@hkg.odn.ne.jp
神戸漢方鍼医会
mail: yh@i-ml.com
福岡漢方鍼医会
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滋賀漢方鍼医会
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月刊 漢方鍼医
○発行元:漢方鍼医会○
〒169-0075 新宿区高田馬場1-31-8高田馬場ダイカンプラザ216号
電話(兼ファックス): 03-3232-8041
○編集:広報室
○編集長:田中理、編集員:神岡孝弘・斉藤太誉
URL : http://www.kanpouhariikai.com/
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<禁転載>
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