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新米から一人前へ向かって歩み始めた女将が綴るつれづれ日記。経営の悩み、お客様への思い、社員や家族達とのかかわり等など。日本初の旅館の女将によるメールマガジンです。




新米女将のひとり言

発行日: 2000/12/17

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     ■         〜〜〜「新米女将のひとり言」〜〜〜      
■■■■■■■■■■            皆様からのお声 増刊号 〔29〕
■  ■  ■■■■ ■    
  ■   ■         
 ■  ■■■■■     皆様からいただいた励ましメ−ルや、       
■ ■ ■   ■        ご質問メ−ルをご紹介する増刊号です     
  ■ ■■■■■     (メールは、arujiの独断選定です)   
  ■ ■   ■     
  ■ ■■■■■     http://www.monya.co.jp  2000.12.17発行     
                    
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        「新米女将と語る会」ご招待の方からのメール特集です。
        紙面の都合上、一部割愛してあります事をご了承ください。

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 <谷口さん> 【座談会とても楽しかったです】/ 11/22 ご招待
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arujiさん、女将さん こんばんは。
私は22日の座談会に招待して頂きました、谷口紀子です。

先日は憧れの紋屋さんに宿泊して、夢のようなひとときを過ごさせて頂きまし
て、どうもありがとうございました。おかげさまで素晴らしいお料理と美しい
お部屋、何種類もあるお風呂を堪能させて頂きました。またarujiさん、女将
さんと座談会で交流出来た事もとても楽しく、思い出に残っています。

arujiさん、女将さんのカップルもまた本当にお似合いですね。
紋屋さんを出てから主人が、「あのお二人は息がぴったりだね!こんなに忙し
い旅館業をやっていながら、二人であんなに前向きで一生懸命で素晴らしい人
達だ。紋屋さんをよりよくしていこうって気持ちが本当に感じられたよ。素敵
なご夫婦で、憧れちゃうねー。紋屋さんに来て本当によかった」と話していま
した。私もその通りだと思っています。

初日に女将さんが挨拶に部屋に来て下さいました。その時、私は女将さんを見
て、何だか涙がこみ上げてしまったのです。「こんなに華奢な可愛らしい人が
女将さんなの?」と。その細い肩で、女将さんがお嫁に来てからどんなにご苦
労されたかと思うと涙をこらえるのが大変でした。

女将さん業というのは、自分でも動かなければならないし、人を動かす立場で
もあるので辛いですよね。自分で努力しても、料理を作るのは板前さんであり、
料理を出すのは仲居さんであり、お布団を引くのは布団係であり、それら全て
の人をまとめて自分の思いを伝えなければならない。加えて経営者として採算
も考えていかなければならない。

今回の座談会でarujiさんにお会いして、きっと女将さんもこのご主人だから
頑張っていけるんだなと思いました。包容力やユーモアもある優しくて頼もし
いarujiさんですね。


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【お返事】
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谷口 紀子様

この度は大変丁寧なご感想を頂戴し、感激しています。
読んでいてなんだか涙ぐんでしまいました。
今回の会で、こんなに人の気持ちに触れる事の出来る方との出会いが有るなん
て、思っても見ませんでした。
もちろん、他のメールを下さる方の中にもとても素敵な方々が沢山いらっしゃ
いますが、またお一人増えたように感じています。
心を通い合わせる事の出来る共感できる方々との出会いを、
これからも大切にしていくつもりです。
そしてそうした方々のための宿となりたい、宿としたいとも思います。
まだまだ私は力不足で、なかなか思うように従業員達に思いを伝え、
動いてもらう事が出来ないのですが、困難にぶつかりながら成長できればと思
います。

私共は、どこにでもある普通の夫婦だと思います。
よくけんかもします。でも基本的にわたしは主人を尊敬しています。
そしてそれが主人にとって良いのかもしれません。
主人に対する信頼だけは、私にとっては愛情より上かもしれません。
それに対し主人は、私に絶大な愛情を注いでくれています。
私にとってはそれが非常に心地よいのかもしれません。
   一緒に仕事が出来る事。
   しかも接客の仕事である事。
大変であっても幸せな事です。

今回の会は、通常お部屋に伺ってご挨拶した時に伺うのでは決して得られない、
貴重なご意見を頂戴しました。
少しまとめる時間がかかりそうですが、結果は必ず報告します。
そして必ず、皆様のご意見を取り入れた宿としたいと思います。

> 私達読者は「旅館の女将さん」と知り合いたいのでは無く、女将さんもやっ
> てる「葉子さん」とお友達になりたいのです。

私で宜しければ、是非お友達になって下さい。
メールマガジンによるなかよしクラブ等が出来たら楽しいですね。
2日目の時、お一人の方が接客サービス業は、全く関係の無い仕事においても、
人間として基本だから勉強になるとおっしゃって下さいました。
まだまだ未熟ですが、これからも応援して下さい。

今回の結果は、まとめるのに少し時間がかかりそうですが、必ずご報告をしま
す。メールマガジンでも発表します。楽しみにしていて下さいね。

それではまたメール等でお話しましょう。


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 <飯田さん> 【どうもありがとうございました】/  11/23 ご招待
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紋屋 高尾憲資様
     葉子様

先日、宿泊招待にてお世話になりました、飯田と申します。
お礼のメールが遅れてしまい、申し訳ありません。
いろいろとありがとうございました。

たしかにメルマガでも記載されていたように「古い」感じはあったのですが、
所々目に留まる廊下にあったお花や装飾品、ところどころでのライティングな
どで趣を感じられたので、逆にぴかぴか新築旅館にない、風情のある空間にな
っていたと思います。

行ってみて気付いたのですが、あの道路ぞいは旅館・ホテルがたくさんあるの
ですね。競争が激しいようですが、紋屋さんはあたたかいサービスがあるので、
再度利用する方が多いのではと思いました。サービスがありすぎる、という声
もありましたが、私自身は「サービス=もてなされている」とうれしく感じ、
過剰すぎるとは思いませんでした。

朝食、本当に美味しかったです。あれほど豪華な朝食は今まで利用した同じク
ラスのもので比較しても、あまり出されたことがありません。(まぐ茶レシピ、
控えておけばよかった後悔です。)

さて、初めての南房総の旅、娘のおたふくカゼであわただしいものとなってし
まいました(今もご機嫌ナナメというわけではないのに、プゥ〜っとふくれた
頬をしています)。でも、私には短くとも印象深い旅になりました。いつだっ
たか、やはり一泊二日で家族旅行にでかけましたが、その状況は思い出すのが
やっとです。でも、「新米女将と語る会」は私にとってとても有意義な機会で
した。

招待を受けておきながら、気になった点をズバズバ言うのはとても心苦しかっ
たです。でも本来の意図を考え、なるべく対処案も考えて同時に出して意見を
言いました。少しでもお役に立てればいいのですが…。


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【お返事】
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飯田様

お嬢様が体調が悪い中、ご参加くださいまして、本当に有難うございました。
申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

確かに古い施設かもしれないけれど、中に入ると温かさが伝わり、
そうしたマイナスイメージを感じない「人柄が見える宿に泊まりたい」と
おっしゃって下さった事が一番嬉しいように思います。
人にもてなされたくない、ほおって欲しい方は、
余り旅館向きではないように思うのです。
もちろんこちらも、余り立ち入らないように気を付けています。
ただしする事によって、得る事も非常に多いのです。
ストレスは溜まりますが.....。

今回の結果は必ずご報告し、メールマガジンにも掲載します。
楽しみにしていて下さい。


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 <近間武生・美紀さん> 【はがきありがとうございました】/ 11/24ご招待
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先日はお世話になりましてありがとうございました。
お心のこもったおもてなし、大変嬉しく、いい時間を過ごさせていただきまし
た。実は11月9日が結婚記念日で、毎年どこかに小旅行していたのですが、
今年はそのあたりが調度仕事が立て込んでいて、どこにも旅行できずにいまし
たので代わりの旅行となりました。
語る会では、ついいろいろと素人が生意気なことを申し上げました、お気を悪
くなさったこともおありでしょうが、旅館のあり方を考える、ということを楽
しく思い、申し上げたことと、お許しください。
ご丁寧に(達筆で!!)おはがきありがとうございました。
しばらく長野の自宅に戻れなくて町田の事務所に縛られていたものですからお
返事が遅くなりました。

帰りの車の中でも二人で色々と話していたのですが、私達共通の結論(?)は、
あのお二人のセンスならきっと紋屋はすばらしくなる、ということでした。

またいつかお宿に泊まらせて頂きたいと思っております(帰りに富浦で買った
モンブラン大福もおいしかったし…)。どうぞお元気でお過ごしください。
貴旅館のますますのご繁栄をメールマガジンを読むたび、お祈りしております。


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【お返事】
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主人は、設計士さんのご夫婦とは、特にお話が通じやすいように思ったと
申しておりました。
古い建物できっとご主人様は仕事上、問題だらけな所を痛切に感じられたと
思いますが、出来る所から手を付けていることもご理解いただき、
嬉しく思いました。

いつかは誇れる建物を造れるように、心の隅っこで(笑)応援して下さいませ。

有難うございました。


≪次回予定≫
2000年12月24日は、「(タイトル未定)」をお届けする予定です      
   
        
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e-mailエッセイ「新米女将のひとり言」(隔週日曜発行)
           著  者:高尾葉子  okami@monya.co.jp
          発 行 者:高尾憲資  aruji@monya.co.jp
          発 行 所:季粋の宿 紋 屋  otazune@monya.co.jp
                     295-0102   千葉県安房郡白浜町白浜232
                    TEL 0470-38-3151    FAX 0470-38-3153 
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◆素顔の女将◆

ある日の宿泊者リストに「やなぎさわ ひろあき」というお客様の名前があった。
   家内 :「なんだか昔の武将みたいなお名前ね」
   aruji:「そんな奴いたっけ?」
   家内 :「いたわよ。ほら江戸時代に」
   aruji:「そりゃあ、柳沢よしやす。全然似てないじゃないか!」
   家内 :「そうかなぁ。よく似てるじゃない、ひろあきとよしやすは」
家内の言語中枢はどうなっているのだろう。(by aruji)


■「♪〜」なお客様■

いい人は、周りの人をいつの間にか幸せにしてると思うし、たちの良くない人は
やっぱりいつの間にか周りをうんざりさせちゃう。毎年来るお客さんで、山梨の
ワイナリーのご夫婦は、めちゃめちゃ元気で楽しい人達。部屋係りが、また来年
も受け持ちたい!という。いつの間にか、うちの部屋だしのワインがそこのワイ
ンになったりして、ワインの注文の電話を掛けると、「今、ぶどう畑にいるんで
ちょーっと待ってて」なんて聞くと、うーん、自家醸造なんだぁと感心しちゃう。
(富山県/氷見阿尾の浦温泉 元湯 永芳閣 平田さん)
   http://www.eihokaku.com

 
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