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新米女将のひとり言
発行日: 2000/7/2~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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■ 〜〜〜「新米女将のひとり言」〜〜〜
■■■■■■■■■■ 皆様からのお声 増刊号 〔17〕
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■ ■■■■■ 皆様からいただいた励ましメ−ルや、
■ ■ ■ ■ ご質問メ−ルをご紹介する増刊号です
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■ ■■■■■ http://www.monya.co.jp 2000. 7. 2 発行
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いつもご愛読、有難うございます。
この度、「INTERNET magazine」8月号にオプトインメールの広告事例として、
(http://internet.impress.co.jp/magnavi/ip0008/index.htm)
紋屋のキャンペーンメールをご紹介いただきました。オプトインメールとは、
予めお客様にご自分の関心のあるカテゴリーを登録していただき、それに合致
する企業が広告や情報をメールするものです。
ご興味のある方は、www.vmail.ne.jp をご覧ください。
メルマガ発行人
高尾憲資
ご了解いただいた原文を掲載しておりますが、
一部割愛することもありますのでご了承下さい。
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<下田さん> 【私も女将をしています】
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はじめまして。
HPを拝見させていただきました。
私は懐石料理屋の女将をしております。
結婚してから主人が始めた商売なので
私が初代の女将になりますが
もう7年になろうとしているのに
未だ暗中模索状態です。
この7年の中に、2回目の妊娠出産があり
その子は3歳になりまして、まだまだ手がかかります。
コラム、楽しく読ませていただきました(笑)。
女将さんの本音や人柄が出ていました。
私はまだまだくじけることばかりです。
これから色々と相談に乗っていただけないでしょうか。
お願いいたします。
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懐石料理 さわらび
女将:下田ゆかり
http://www2.plala.or.jp/yuzuco/index/
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【お返事】
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下田ゆかり様
丁寧なメールを頂戴し、有難うございます。
年齢は私の方がずっと上でしょうが、
何せ新米女将ですので、お力になれるか心配しています。
お子様が小さいうちは、女将業を一線でやるのはちょっとお気の毒だと思います。
お子様にとっても..........。
主人も幼少の頃、淋しかったようです。
頑張って下さい。
私で宜しければどうぞ。
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<Yさん> 【はじめまして】/ホームページをご覧のお客様
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こんにちわ。始めまして。
私は着物が大好きで、着物を着られる職業である
女将という仕事に、とってもあこがれていますし、尊敬
しています。友達には「テレビの見すぎ」なんて言われて
いますけど。
今回、お客様へのサービスについて”ひとり言”を載せて
いらっしゃいましたね。私は大学生の頃に、結婚式場の
あるホテルでアルバイトをしていました。そのとき最初に
宴会部の部長さんから学生アルバイトである私に、こんな
教育をしてくだいました。
「ホテルというのは、サービスが商売です。サービスというものは
物として渡すものではなく心をこめることです。お客様がたばこ
を買おうと思ったら1万円札しかなく、あなたに両替を頼んだら
あなたはどうしますか?お客様を待たせておいてフロントに
行って両替だけをして千円札を渡してもいいですね。それも
両替をしてきたという立派なサービスです。けど、ちょっと
考えてみればこんな渡し方もあります。お客様の御名前と
たばこの銘柄をきいて1万円札をお預かりします。そして、
お客様には宴にもどってもらって、あなたが両替をしてお客様
のたばこを買い、おつりとたばこを名詞盆にのせてお客様のお席
まで持っていくのです。それだけで、お客様に喜ばれますね。
あなたは、この名詞盆に更にマッチを添えてみてください・・・。
これがホテルのサービスというものです。わかりますか?」
というものでした。ハタチそこそこの私にはとっても衝撃的で
心に深く残りました。とても感動したのを覚えています。それからの
アルバイトは辛いこともたくさんあったけど充実していました。
今は、都内で接客とは無縁のOLをしていますが、やりがい
という目からみればホテル業のほうが格段に上でした。
何よりもお客様の笑顔を見るのがうれしくて。本当に毎日が
楽しかったです。
接客業というのは本当に大変だと思います。旅館やホテルは
異空間で非日常的なものを求めていらっしゃいますから
なおさらですよね。私も行くときはそういうものを求めています。
素人が生意気言って申し訳ありません。でも、女将さんをやって
いらっしゃるのは本当にうらやましいです。
これからも”ひとり言”聞かせてください。楽しみにしています。
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【お返事】
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Yさん。
はじめまして、メールありがとうございました。
ホテルでのお話は良いお話でしたね。
私も接客の仕事がずっと好きでやってきた人間ですので、
このような「接客の心」を持っている事は大切と思います。
でも紋屋は古い宿なので、新しい近代的なホテルのように
カッコの良い事ばかりではありません。
古いだけでなく、やはり手入れも行き届かないところが沢山あり、
お客様の立場になって考えると胸が痛くなるような事もしばしばです。
4階建てなのにエレベーターもないので、
重い荷物を持って階段を上がったり下がったりしていると汗だくになり、
社員も大変です。(私も同じですが)
ですから、キレイナ着物を着てしゃなりしゃなりという華やかな姿とは
およそギャップがあります。
お客様の前ではあまり華美になってはいけないのが宿屋の女将です。
京都辺りの、一人何万もするような料亭の女将の方が、
いくらかは傍目には華やかだと思います。
それでも、どんな仕事でも中に入ってみれば
憧れを抱くようなものとは全く違っていると思います。
ですから羨ましいと思われるのは、正直に申し上げてあまり嬉しくないのです。
接客の仕事は、どんなにお客様が不合理な事をおっしゃっても、
頭を下げなければならないのです。
そして笑顔でお見送りするのです。
私は沢山の覚悟をして、気持ちを引き締めて宿屋に嫁ぎました。
今もお仕事をなさっていらっしゃるので、
何でもご存じないのとは違うだろうと思いますが、
私にとって仕事は、憧れてなさるものではないと思っています。
夢を砕くような事ばかり行ってしまってゴメンナサイね。
要するに私は「クソ真面目」なんですヨ。
お若い方には反感を買うだろうと思って、
RESは差し控えようかと思ったのですが、正直にお答えしてみました。
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<PROF.GEN, JUNZABUROH VON BRAUN PH.D.さん>
【新米(失礼)女将の「あそこ」は母と同じ (2000-05-21)】/増刊号
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毎週日曜日の朝は、「新米女将のひとり言」から始まるようになりました。
毎週楽しく読ませて頂いております。
今日(5月21日)分の中に・・
『家内とスーパーの文具コーナーへ行ったところ、「あれ入れるこれ、どこに
売ってるのかな」と聞かれた。「あれ入れるこれ」じゃあ全くわからん。
せめて「あれ」か「これ」だけでも教えてくれ!! (by aruji)』
とご主人が書かれておりました。
私の母は明治43年の生まれで今年90歳になります。
そんな母と30歳の年の差がある私(60歳になりました)が、
先日、とあるショッピング・センターで、
『あのね、あれを二つと、それを幾つか、それにこれも二つ頂戴しましょうよ』
ときました。
「これ」は指先に鎮座ましましているものなので分りましたが、
「あれ」と「それ」は指先から相当遠方に位置しているだけに・・、
「・・?・・」と言う状態でした。
日常、使い易く多発している指示代名詞の「あれ」「それ」「これ」も、
基本的なコミュニケーションが為されているのであれば以心伝心なのでしょう。
その話を妹(母の娘)にした処・・。
「あら・・そう・・どうして?」
ときました。そして続けて言うのには、
「お兄ちゃん、何年、お母さんの息子をやっているのよ、60年でしょう。
私はまだ58年しか娘をやっていないのよ!」
下らないお話でした。
でも「ARUJI」の何気ない文にいたく共感致しました。
『あの人は、この人があってこそ、そのようなあれなのでしょう』
(訳文:女将さんは、ARUJIがいてこそ、天真爛漫なご活躍ができるのでしょう)
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【お返事】
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はじめまして。
主人の書く「素顔の女将」は大変人気があり、困惑しています。
その為に私に親しみを覚えて下さる方々が多いらしく、
喜んでいいのかよく判りません。
でもおっしゃる通り、私は主人が居てくれるので女将もやっていられるし、
楽しく生活できるのです。
主人は私にとって、本当に本当に大切な人になってしまいました。
私にしても主人にしても、
お互いがいないと「遊ぶ人」がいなくてつまらなくなってしまいました。
のろけではありません。
私は主人以外の人からは、
そんなに「おかしい」なんて言われなかったのですが、
主人がそばに居ると磁石が狂うのでは?と思っています。
≪次回予定≫
2000年7月9日は、「嫁と姑」をお届けする予定です
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e-mailエッセイ「新米女将のひとり言」(隔週日曜発行)
著 者:高尾葉子 okami@monya.co.jp
発 行 者:高尾憲資 aruji@monya.co.jp
発 行 所:季粋の宿 紋 屋 otazune@monya.co.jp
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◆素顔の女将◆
家内はあまり目が良くない。先日も自宅で、ゴミかと思って拾ったら「蛾」だ
ったそうで、そのあと「ぎゃあー」と大騒ぎしたのは言うまでもない。
(by aruji)
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