続・新米女将のひとり言/明日へのあゆみ
発行日時: 2008/2/10~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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■ 「続・新米女将のひとり言/明日へのあゆみ」
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■ ■ ■■■■ ■ 新米から一人前へ向かって歩み始めた女将が綴る
■ ■ つれづれ日記。
■ ■■■■■ 経営の悩み、お客様への思い、社員や家族達との
■ ■ ■ ■ かかわり等など。
■ ■■■■■ 日本初の旅館の女将によるメ−ルマガジンです。
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■ ■■■■■ http://www.monya.co.jp 2008.2.10発行 第211号
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◇偶然は必然◇
「実際にこの世の中で発生すること、出会う人、出会うタイミングは、偶然に
見えても実は必然である。」
以前に読んだ本に書いてありました。
このタイミングだからこそと言う時に、大切な人と出会うのだそうです。
みなさんにもそういうことありますか?
私も今の結婚に至る前までに、いろいろな方と出逢い、その出逢いと別れが、
実に絶妙なタイミングでからまって、主人と出会ったと思っています。
一番大切な友人との出会いも、たまたまのように見えて、実は必然だったと思
います。
特に重要な人物とは必ず必然的に出会っており、これから先の短い人生の中で
今後も重要な方々と出会えるのだろうと思うと、わくわくもするし怖いような
気もします。
実は、今回の「日曜ビッグバラエティー/美人女将の宿」へは、以前にも出演
依頼を戴いていました。
4,5年前、突然番組プロデューサーの方が、『是非一度お目にかかりたい』と
紋屋にお越しになり、私に『是非出演して欲しい』と強く望んだのです。
番組のプロデューサーの方がわざわざ出演依頼に、会いに来てくださる。
今にして思えばすごいことです。
実はその方は、私のメルマガの読者だったのです。
でも、私はそのころ、家庭内に悩みや問題を抱えていて、家族ぐるみで出演し
て欲しいという要望にこたえる気持ちになれませんでした。
もし仮に、問題や悩みがなかったとしても、子供達までテレビ出演させたいと
は思いませんでした。
その方は過去の番組のビデオをお持ちになり、どんな気持ちでこの番組を制作
しているか、懸命にご説明なさいました。
番組がどんなに誠実に創られているか、その熱心さと、私と言う人間に出て欲
しいというお気持ち。お応え出来ないもどかしさと、がっかりさせてしまった
ことを忘れていたつもりでしたが、ずっと心の中にあったようです。
テレビは時間と労力がいりますし、一時期電話が鳴り響いても、本当に紋屋の
ことをよく知ってきてくださるお客様には恵まれづらい。
テレビ出演は、テレビが大好きでなければ、大変さだけが頭に浮かんできます。
「今回はどうして断らなかったの?」と主人に聞かれて自分でも不思議でした。
後でわかったことですが、今回の宿屋の選別も、数年前にお越し下さったあの
プロデューサーの方が、大きく関わっていたのだそうです。
放送が終わって、リサーチに訪れた方にお礼のメールをお送りしたところ、
そのことがわかりました。
「結局おかみさんは、気が進まないながらも、プロデューサー○○に、
数年かかっても口説き落とされたのです。」と書かれてありました。
(そうだったのか!)
番組は、とても真摯に丁寧に描かれていました。
よくある旅番組とは全く内容の重さ深さが違います。
熱い出演依頼を私はずっと忘れておらず、今回お応えしたのだ。
はじめから、私はこの番組に出ることが運命みたいに決まっていた。
必然だったのだと思いました。
その会社から早々とDVDが届き、数年前にお越しになったプロデューサーの
お名前を発見し、何やら不思議な気持ち。
それと同時に、
私ごときにそれほどまでも熱心に出演を望んでくださったことに
心からお礼を言いたい気持ちでいっぱいです。
皆さんもたまたまだと思っていたことが、そうではなかったと言う経験ありま
せんか?
たまたま雨が降ってきて、たまたま傘を持っていなかった。
たまたま隣の男性が傘をさし掛けてくれて、それがきっかけで結婚したと言う
話しをどこかで聞いたことがあります。
たまたまだと思っていたことは、必然的に発生している場合があるんですね。
そして、それが自分の人生をも変えていくかもしれない。
全国放送で、たった6軒しか選ばれない宿屋のおかみ。
しかも大変な思いをして撮影して、結局お蔵入りすることも多くあるそうです。
とても有り難いことだったのだと、今ごろ気がつきました。
以前の百貨店時代のお客様から『懐かしい』とお電話を戴き、
おなじみ様からも、多くのお電話やお手紙を戴いています。
主人も昔の恩師からお手紙を戴いたそうです。
降ってくるのは災難だけとは限らない。チャンスをつかむのは自分自身。
これからも、人との出逢いを大事にしていきたいと思います。
はじめは意識してなくても、その方との出逢いが、
自分自身の運命を決定的に変えていくかもしれませんよ。
追伸
今回のテレビ出演に関わって下ったすべての方にお礼申し上げます。
皆様の努力が、これからずっと実り続けますように。
高尾 葉子
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≪次回予定≫
次号は、2008年2月24日に届けする予定です
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e-mailエッセー「続・新米女将のひとり言/明日へのあゆみ」(隔週日曜発行)
著 者:高尾葉子 okami@monya.co.jp
発 行 者:高尾憲資 aruji@monya.co.jp
発 行 所:季粋の宿 紋 屋 otazune@monya.co.jp
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◆素顔の女将◆
今回のテレビ番組は、家内が今まで出た中でも一番良かったように思う。
家内の心やさしや暖かさが、画面からにじみ出ていたのではないかな。
なんて、たまにはのろけます。 てへっ(^_-) (by aruji)
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