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今こそ正義と勇気を育てる道徳教育を。道徳授業・全国の「総合的な学習の時間」情報・問題行動への対処・キチッとさせる指導・現代子ども論・基礎学力・学習指導要領解説・心のノートの使い方・不登校児への対応など。

  • 最新号:2008-09-16
  • 発行周期:月3(1日/11日/21日)
  • 読んでる人:724人
  • 創刊日:2000-12-18
  • Score!:98点
  • コメント数 : 1
  • メルマガID:26777
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  • 発行者サイト:あり
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道徳教育メールマガジンNO.7

発行日: 2000/12/19

□■□      道徳教育メールマガジン       □■□
■◇■                        ■□■
□■□         2000年12月16日発行:第0007号 □■□
                              
******* メニュー *******************************************
 1 道徳授業file・No.007
        「命のつながり」全3回その1
                   ・・・・ 広山 隆行 
 2 道徳教育論・No.006
        体験的・参加型人権学習に対する警戒2
                   ・・・・ 土作 彰
 3 見守る味方 〜特学に想いを〜
              ・・・・ ゆうま@GML管理人

 4 イベント紹介・・・ 〜21世紀の教育への提言〜
             有田・野口・梅野・安田IN鹿児島

 5 四方山ミニネタ・No.007
        『ミルメークはカクテル風に』
                   ・・・・ 土作 彰 
 6 編集部からのお知らせ      
        ●投稿をお待ちしております!!! 

************************************************************
┏━━━━━━━━─────----------……………‥‥‥‥‥┐
┃1 道徳授業file・No.007               :
┃    「命のつながり」全3回その1          i
│             島根県益田市立安田小学校   │
!               広山 隆行        ┃
:                            ┃
└‥‥‥‥‥……………----------─────━━━━━━━━┛
 小学校3年生で実施しました。
 ねらいは「命は自分ひとりだけのものではないことを知り、命を
大切にしようとする心情を育てる。」で行いました。

 本実践は、藤縄英治氏『かけがえのないいのちなのに・・・』
(『道徳授業を楽しく』誌No.2明治図書)を修正追試した神藤晃氏
『命は自分一人のものではない』(『道徳教育フォーラム』誌No.17
明治図書)の実践を元に、後半部分を中心に修正追試したものです。
 この授業は昨年1月17日、阪神淡路大震災によって6000人以上も
の尊い命が奪われた日にあわせて授業を行いました。私の学校には
かつて阪神大震災の際、疎開してきた子どもがおりました。後半部
分の阪神大震災を各学級の実態にあわせて命の大切さを示せる資料
に変えてもいいと思います。

 授業実践する際、家庭の事情で両親どちらかがいない子どもへの
配慮が必要です。

■授業記録
 B4の紙を配布した。
指示1「紙の真ん中に小さく『自分』と書きなさい。
 今書いた『自分』を丸で囲みなさい。   」
 (教師も黒板に一緒に○を書く)

発問1「『自分』をこの世に生んでくれた人は誰ですか。」
 「お母さん」(子どもたち口々に) 
 お母さんという答えしか出なかったので
 「お母さんだけでみなさんは生まれますか?」
 「あっお父さんもだ。」と意見が出た。
 「お父さんだけ?」と再び聞いた。
 「お母さんとお父さんの両方」という意見になった。

指示2 「『自分』と『お父さんとお母さん』の関係を図で書いて
   ごらん。」

 右のような図になる。   父 母
              ┗┳┛
               ○
 全員が書いたのを確認した後、
発問2 「お父さんとお母さんをこの世に生んでくれたのは誰です
   か。」
 「おじいさんとおばあさん」 (口々に意見。)
 「おじいさんとおばあさんは二人?」
 「あっ違う。お母さんの方とお父さんの方も。四人だ!」

発問3 「それでは、おじいさんとおばあさんをこの世に生んでく
   れたのは?同じように『その前』『その前』という風につな
   がりを○を使って書いてごらん。」(トーナメント表を逆に
   した形になる。)

 制限時間を3分にして下のような図が書きあがった。
 途中、子どもたちから「先生!書ききれないよ〜」「紙が足りな
い!」声があがった。○を人の数と数えて70以上も書いた子が6人
いた。
                      ┳ ┳ ┳ ┳
                        ○ ○ ○ ○
                        ┗┳┛ ┗┳┛
             父   母
             ┗━┳━┛
               ○
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓第8号へ続く↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
☆・::;;!! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃  ¨∵ 2 道徳教育論・No.006           ┃
┃    体験的・参加型人権学習に対する警戒2      ┃
┃         奈良県広陵町立真美ヶ丘第一小学校   ┃
┃         土作 彰               ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★・::::!!
                            ¨∵
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓第6号の続き↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
■例3
  同じく町同和教育研究大会における研究授業。「青い目、赤い
 目」のワーク。最終的に1人の子だけがどこのグループにも入れ
 ずにいた。にもかかわらず、教師はその子を放ったまま、他のグ
 ループに入れた子どもたちだけを相手に次のワークの説明に入っ
 た。
  疑問点は2つ。1つ目は一人の子どもを放ったまま、授業を先
 に進めたこと。2つ目は、その様子を見て「その授業はそれでい
 いのだ」と評した教師が存在したこと。
●私見3
  「青い目、黒い目」は教師が子どもの額や頬にシールを貼って、
 「仲間外れ」を体験させるワークである。これは、教師が意図的
 に「仲間外れ」の状況を作り出すわけで、当然危険性を伴う。
  大切なことは「仲間外れ」される子のフォローアップをいかに
 してリフレクションの場で行うかである。だが、この教師はこの
 ゲームを単なる「仲間分け」のワークとして行った。したがって、
 「仲間外れ」になった子へのフォローアップは最後まで行われな
 かった。研究協議の場でもこのことが問題にされたそうだが、
 「あの子は日頃から友だちづくりが下手なのです。」という返答
 だったそうだ。この教師には「青い目、黒い目」が何のためにど
 うような意図で学校現場で行われてきたのか知らなかったものと
 推測される。

 これら3つ(第6号の2つと今回の1つ)の実践例から見えるも
のは何か。それは、
┌─────────┐
│教師の主体性の欠如│
└─────────┘
である。おそらく、「同和教育の研究発表が輪番制で(望まないの
に)回ってきた。」という消極的な考えがあったからであろう。
 その機会を好機と捉え、「徹底的に勉強しよう」という気概があ
ればよいのだが、どうも学校現場はそうではないらしい。「無難に
終わらせよう。」、「だから、一応、『流行』を追いかけよう。」
という考えが本稿で紹介したような子どもにとって「有害」な「生
兵法」的実践を蔓延させていると推測する。
 「人権」学習に対する研究は「国連・人権教育の10年」以来、
急速に進んできた。そして、関西でもそれなりに効果をあげている
学校の存在も知っている。しかし、その「人権」学習に対する研究
の急速な進展に、学校現場がついていけてない現実がある。つまり、
教師の主体性が無いのである。

 体験的・参加型人権学習の中で「人権スキル」という言葉が強調
されている。「偏見を見抜く力」や「主体的に自己主張する力」な
どである。それは子どもたちに「生きる力」や主体性を身につけさ
せ、エンパワーメントしていこうという考えがその土台にあるのだ
と理解している。しかし、本稿で示したように学校現場では、その
意図からあまりに乖離したお粗末な実践が散見されるのが事実であ
る。「人権スキル」はまずは教師こそが身に付けるべき「力」であ
ったのだ。

 これらの事例で紹介した教師たちは、体験的参加型人権授業をど
のようにとらえ、なぜ自分のクラスで授業として実施したのか。授
業後の研究協議会でも明確な回答は得られなかった。
 これらの事例は教師側の認識の甘さを露呈している。次の点であ
る。

1 教師がワークショップが、どのような時にどのような形態で行
  うのが最適かを認識していない。
2 教師が「人権」の授業がどのようなものか認識していない。

 1について。ワークショップといえば、まずパウロ・フレイレや
アウグスト・ボワールらの実践が想起される。彼らが抑圧されてい
る貧民層の中に飛び込み、昼夜の別を問わずエンドレスで続けられ
るワークショップである。その結果、貧民層の中に社会を変革しよ
うとするパワーが生まれ、人々が変わっていく。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<特殊教育>━━
┃3┃ 見守る味方 〜特学に想いを〜
  @ゆうまニュース vol.3      ゆうま@GML管理人
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 10月のことです。5時過ぎ,教室においてあった文房具を取り
に戻ったら,すでに日が落ちた教室に人影がありました。
 ちっとも怪しくない,給食調理員代替で見えた方でした。
 実はその調理員代替の方は,この3月までゆうま学級で,介助員
の病休補助をしていました。
 もともと調理員代替で応募した時期と,ゆうま学級の介助員がけ
がによる入院をした時期が重なって,学級に半年間勤務してくれた
のですが,介助員枠が他校へ移動になり,本務者が復帰したことで
お役終了となりました。

 すごく子らに慕われた人でした。
 で,その介助員と副担任は,11年度の終わりとともに枠が無く
なったため離任しましたが,そのお別れ会の席で,
 「いつまでもこの子らを覚えていてください。あるいは子どもた
 ちは小さいので,いつかあなたのことを忘れてしまうかもしれま
 せん。でも保護者は特学に入学した心配でたまらない時期を,あ
 なたが子らによくしてくれたことはきっと忘れません。
 『近くにはいられないけど,いつもみなさん親子のことを思って
 いる』という姿勢でいてほしいと願います。どうか季節の便りな
 りで, 子どもらにお気持ちをお伝えください。」
と言ってお別れしました。

 で,調理員代替ですから,当然ゆうま小にやってくることがあり,
昨日がその日でした。
 調理や片づけに忙しく,子らを見守り話しかけることはできなか
ったけれど,一日の仕事が終わったあとに,学級に入ってあのころ
を懐かしんでいてくれたのでした。
 ゆうま学級はこの1年半の間に,1人の副担任と2人の介助員と
2人の指導助手が学習の補助に入り,そして離任していきました。
 これを「残念だ」とばかり言っておらず,「遠くで見守る味方が
増えた」と思うことも考えようだと思いました。

 ちなみに11年度末に離任した副担任は地公臨でした。「特殊教
育は初めてだ」と戸惑っていた彼女も特殊教育の世界にやみつきに
なったらしく,この秋に市内の特学の病休代替に入りました。養護
学校と市内特殊学級との「交流登山」には,他校の担任として参加
されるそうです。
------------------------------------------------------------
*ゆうまの引き出し → http://member.nifty.ne.jp/yuhma/
 (障害児教育の実践と未来戦隊タイムレンジャー)
------------------------------------------------------------
*ゆうま@GML管理人 E-mail→ yuhma@mbb.nifty.ne.jp
(GMLは,群馬県で特殊教育に関わる教員のためのMLです。)
-------------------------------------------------------------
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

☆・::;;!! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 
┃  ¨∵ 4 イベント案内               ┃
┃      〜21世紀の教育への提言〜         ┃
┃         有田・野口・梅野・安田IN鹿児島   ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★・::::!!
                            ¨∵
 この2月,著名な四人の先生をお招きして,「21世紀の教育へ
の提言」というテ−マの一大イベントを企画しました。
 授業の名人・有田和正氏,同じく授業の名人・野口芳宏氏,鹿児
島大学助教授・梅野正信氏,能楽師・安田登氏,この四先生による
イベントです。
 詳しい内容及び日程は以下の通りです。
 このイベントでは,四先生それぞれに講座や模擬授業をしていた
だきます。また,午後からは四人の先生が一同に会したシンポジュ
−ムも行います。
 各先生の「実践」を通した講座や模擬授業,そしてそれぞれの専
門分野からのシンポジュ−ムは,きっと「21世紀の教育」への大
きな提言となることでしょう。

       【開 催 要 項】

1 主 催  教材・授業開発研究所鹿児島支部
2 日 時  2001年 2月10日(土) 10:00〜17:00
              (受付開始 9:30〜  )
3 会 場  鹿児島大学教育学部
       (鹿児島県鹿児島市郡元一丁目20番6号)
4 講 師  有田 和正氏(元愛知教育大学教授,教材・授業開
              発研究所代表)
       野口 芳宏氏(北海道教育大学函館校教授,日本教
              育技術学会会長)
       梅野 正信氏(鹿児島大学助教授,日本教育技術学
              会会員)
       安田  登氏(能楽師,元私立自由の森学園教諭)
5 参加費  一般 7000円   学生 3000円(学生証の提示)
6 日程
       9:30 受 付                      
       9:55 事務連絡                     
      10:00 講座1 梅野 正信氏
              「いじめや犯罪に対応する教育」
      11:00 休 息
      11:10 講座2 安田 登氏
              「創作と総合的学習〜児童・生徒と
               創る新作能と演能〜」
      12:10 昼食・休憩                    
      13:20 講座3 野口 芳宏氏
              「21世紀の言語技術教育はこうす
               ればよい」
      14:20 休 息
      14:30 講座4 有田 和正氏
              「総合的学習の教材開発とその授業」
      15:30 休 息                      
      15:40 シンポジュ−ム
              「21世紀の教育への提言」
      17:00 事務連絡
     (18:00〜21:00  懇親会)

7 申し込み方法 *下記までお問い合わせください。
  2894−0016 鹿児島県名瀬市古田町16−4友原ビル302号   
        徳田 洋広 TEL・FAX 0997(53)0748  

  申し込み締切り 1/30(火)
   (当日受付もOKです。ただし,当日受付の場合は立ち見に
    なる可能性もあります。)

  会場についての詳しいご案内は,「第2次案内」にてお伝えし
  ます。
  なお,講師を囲んでの「懇親会」を計画しています。
                 (18:00〜20:00)
  「懇親会」の費用は別途5000円程度です。
  当日会場でお支払いください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
5 四方山ミニネタ・NO.007(土作 彰)
  ミルメークって知ってますか。そう、給食で出てくるあの粉
 末コーヒーです。
  牛乳を少し飲み、ミルメークを入れ、キャップとビニールを
 再びかぶせます。そして、バーテンダーのように「8の字シェ
 イク」をします。何人かの子どもは絶対に「先生やって!」と
 きます。
  できたら、「あちらのお客様から」と言ってお洒落に机の上
 においてあげましょう。 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

6 編集部からのお知らせ
    ◆◆◆◆◆ 〜投稿大募集!! 〜◆◆◆◆◆
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プラン」「道徳教育に関するご意見」「イベント案内」「四方山
(よもやま)ミニネタ等の投稿を大募集です!!
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