福岡の本当においしいお店だけを本音で紹介するサイト「福岡えせグルメ」から新規紹介店の情報等を毎週お届けします。
- 最新号:2008-10-08
- 発行周期:週刊
- 読んでる人:423人
- 創刊日:2000-12-13
- Score!:-点
- コメント数 : 1
- メルマガID:26452
- バックナンバー:全て公開
- 発行者サイト:あり
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ESEグルメール
発行日: 2008/6/4☆★------------------------------------------------------------☆★
φ(・_・;) ESE グルメール
2008/6/5 第426号
http://www.s-harvest.com/ese/
http://www.s-harvest.com/ese/i
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京都を旅してきました。本当に飽きない街です。とにかく飲食店に限らず
いわゆる”ホンモノ”のお店がいたるところにあるので、本当に楽しめま
す。それにしてもどうしてあんなにいいお店が多いのでしょうか?えしぇ
蔵思うに、それは客の目が厳しいからではないかと。中途半端な仕事をし
てればすぐに干されてしまうような厳しさの中で、お店は生き残るために
腕を磨いているのではないでしょうか?
福岡の飲食店業界はどうでしょう?ひどいものを食べさせているのに客が
それを許すから質は落ちる一方。それを見て、なんだそんなもんでいいの
かと次から次に安易に開店するいい加減なお店・・・そして今のような
現状です。この負の循環を断つには客が厳しくならなければいけません。
いい加減な店を許さず、頑張る店を支持することで全体のレベルアップに
つながります。
みんなで福岡の飲食店のレベルを上げていきましょう!
…… 蔵書 今週のオススメ ……………………………………………………
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
プロレタリア文学も芸術であることを教えてくれる傑作です。
黒島伝治「二銭銅貨」
母親が二銭けちったことで起こる貧しい農家の悲しい話です。
…… 新規紹介店 …………………………………………………………………
ラーメン 「麺屋 五識 」
いわゆる「スープが全部飲める」タイプの豚骨ラーメンです。
和食 「おばんざい そら豆」
京都で修行されたご主人がうきはでその腕をふるいます!
…… えせ蔵日記 …………………………………………………………………
5月19日(月)晴れ
The Beatles
疲れがたまってきたみたいなのでまずは「中国鍼灸院」さんへ。腰がちょっ
と痛かったけど嘘みたいにとれた。しかし不思議な話だ。呉先生恐るべし。
呉先生:「今日は毛沢東と蒋介石の話ね」
ワシ:「はい」
呉先生:「中国にネ、仙人がいたヨ。未来のことがわかる仙人ネ。毛沢東と
蒋介石は自分の未来をその仙人に教えてもらったヨ。蒋介石は自分で行った
ヨ。でも毛沢東は秘書に生かせたヨ」
ワシ:「へー」
呉先生:「蒋介石は自分が天子になれるかどうか聞いたヨ。仙人は『なれる
けど水が必要』と言ったヨ」
ワシ:「水ですか?」
呉先生:「そう。同じ質問で毛沢東の秘書には『土が必要』と言ったヨ」
ワシ:「なんででしょう?」
呉先生:「台湾は海に囲まれてるネ」
ワシ:「あぁなるほど!」
呉先生:「これはあくまで噂ネ。本当かどうか誰もわからないヨ」
ワシ:「はい」
呉先生:「それとこの数字は知ってる?8341」
ワシ:「いいえ」
呉先生:「これはね、毛沢東を守る部隊の名前ネ」
ワシ:「へー」
呉先生:「この数字も毛沢東が仙人にもらった数字ヨ。毛沢東は意味がわか
らなくて、自分を守る部隊の名前にしちゃったヨ(笑)」
ワシ:「あはははは」
呉先生:「でもこの数字は不思議な数字ヨ。毛沢東が死んだのは83歳の時ヨ
。そして共産党のトップになって死ぬまでの期間が41年ヨ」
ワシ:「えー!!!」
いわゆる都市伝説的な話だな。おもしろいなぁ。
今日は忙しい。「コスモ不動産」さんが終わってから飯塚の「ゴルフパラダ
イス」さんへ。そして「粕屋のお客さん」、「藤田」さん、「ホテルぱれっ
と」のガルシアしゃちょー宅と訪問して帰宅は9時。めいっぱい働いたな。
「子曰く」
病癒すは医師にはあらず
患うものの心なり
蔵
5月20日(木)晴れ
U2
「ウイルホーム」さんで社長にいじられ、「住まいのイシダ」さんでN谷さん
とF井さんにいじられ、「東部ハウジング」さんでA貞さんとN嶋さんにいじら
れた。みんなワシをなめとろー?
今日の最後は「やひめ」の橋本社長のご自宅へ。パソコンの設置をしてると
社長が「じゃぁ今日は先生に1曲聞かせてやるかなぁ」と練習してるウッド
ベースを持ち出して来た。それを見た奥さんが「やめなさい!胃が悪くなる
」と必死で止めてた。それで結局聞けなかったが次回は是非聞いてみたいな
ぁ。「Fly me to the moon」をお願いします。
「藤」
ゆらゆらと
藤はさがりて
なにおもふ
蔵
5月21日(水)晴れ
なし
「新郷商会」さん、「太田鈑金」さん、「三開発」さん、「オアシス珈琲」
さん、「ブライダルミュージアム ビッビ」さんとまわった。なんだかワシ
の仕事の半分は運転だな。
夕方に久しぶりに香椎の中野さん宅へ。パソコンのメンテ。中野さんはエク
セルを使ってカレンダーを自分で作られて、そこに日記も書きこめるように
されてた。その細かい仕事にビックリ。もう2年くらい続けてあるそうな。
自分が教えたことをしっかり活かしてくれてる人を見ると嬉しくなる。
某文学賞に応募してた長編はどうもすべったみたいだから、来月あたりから
連載しようかなと思う。原稿用紙250枚だから5枚づ載せるとして全50回か。気長な話だな。小説用のブログをまた立ち上げるかな。
「道」
歩みたき
道に誉れは
待たずとも
踵(きびす)かへさず
頭(こうべ)を垂れず
蔵
5月23日(金)晴れ
なし
朝8時の新幹線に乗り、昼前に京都に着いた。一日目の宿「布屋」に荷物を
置きに行く途中、「ふうか」に寄ってふまんじゅうを食べた。おそらく今ま
でのワシらのふまんじゅう史上もっとも美味だったのではなかろうか。京都
で本物を見つけるのは容易だ。
というわけでワシらの「12ヶ月全ての京都を楽しむ」企画第2回目の始まり。
今年は5月の京都をゆく蔵と姫。
「布屋」は古い町屋を改装した宿で、京都の受け継がれゆく伝統そのままを
体感できるたたずまいがたまらない。これぞ高級ホテルでは得られない日本
の宿の醍醐味。半年以上前から予約がいっぱいだそうだからやはり皆求める
ところは同じか。全く日本人でよかった。
さてまずは腹ごしらえから。河原町にある「鴨川カフェ」でランチ。最近あ
りがちのスタイルだがお味は高級フレンチの一品のように素晴らしい出来映
え。さすが姫セレクトにはずれはない。
その後は食べた直後にもかかわらず、すぐ近くのパン屋「ほほえみ」でパン
を買い、鴨川べりで大文字山を眺めながらかじった。緩やかな流れは前回の
京都訪問を想起させた。あの時は豆餅だった。
今回の旅のテーマは「幕末の京都」ということにした。まずは龍馬が京都に
残した足跡をたどるべく、しばらく龍馬が滞在したという「酢屋」へ。内装
はすっかり変わっているが外観は当時の面影を残していた。高瀬川に向かっ
て龍馬がピストルの試し撃ちをしたという二階の格子窓を見上げていると胸
中せまるものがある。龍馬の存在は確かにあの頃あの窓にあって日本を新し
くする策を練ったり、故郷土佐に残した家族を思ったりしていたわけだ。目
を細めて高瀬川の流れを見下ろす彼の姿が見えた気がした。
その後は買い物行脚。「舩はしや」でお菓子を買い、隣のたわしの店でたわ
しを買い、「田丸印房」、「鳩居堂」と覗いた。
お茶休憩した後は「京都文化博物館」へ。ちょうど今展示中の「源氏物語千
年紀展」を見た。様々な写本や絵巻、屏風は見応え十分。しばし源氏の世界
に浸った。中でも細川幽斎の直筆写本には感銘を受けてしばらくそこから立
ち去ることができなかった。あぁこれを幽斎が書いたんだと食い入るように
見てしまった。
「京都文化博物館」を後にし現実の世界に戻ると空腹が先を急がせた。初日
の晩餐は「技櫓技櫓」。全くこの店のくずし懐石には脱帽した。京都の食文
化の高さを思い知らされた。どの一品も繊細かつ独創的で、味覚を戸惑わせ
るような未体験の美味しさだった。姫と二人してもはや料理以外のことを話
す気になれないとほどだった。
「布屋」に戻ってからは木の風呂に入り疲れをとった。部屋は天井が通りの
ほうに斜めに下がりその先に小さな窓があるという典型的な町屋の二階の造
り。そこで古い柱にもたれて日記を書いて今日は終わり。あぁなんと心地よ
い疲れ・・・。
「酢屋」
在りし日の
龍馬見下ろす
高瀬舟
酢屋の格子に
陰をもとめて
蔵
5月24日(土)曇りのち雨
なし
旅行先でも早起きはかわらない。朝食まで時間があるので近くの京都御所ま
で散歩した。幕末の騒乱の頃、御所を襲う長州と、守る桑名、会津、薩摩の
連合軍の間に戦闘があった蛤御門を見上げてまた感慨一潮。門のあちこちに
残る弾痕に指を触れて新しい日本の夜明けを探りつつ逝った人々のさ迷う魂
を感じた。
宿の朝食は純和風。正しい日本の朝の食卓を見るようだった。思わず食べ過
ぎてしまうのも避けがたきかなだ。
宿を後にしてまずは歩いてすぐの二条城へ。姫はその間お買い物。たまには
別行動も気楽でいいもんだ。一人旅のつもりでツアー客に混じった。それに
しても修学旅行の団体の多いこと!引率の先生の説明を後ろで盗み聞き。ふ
むふむなるほど。
家康と秀頼が会見した間、慶喜が諸大名に大政奉還を宣言した間ではまたし
ても感動の戦慄が走った。あの歴史の名シーンの舞台を目の当たりにすると
さすがに言葉もなかった。
姫と合流し、今日の宿「あずき屋」に荷物を預け、霊山歴史博物館へ。幕末
の史料を見学し、龍馬の墓を見た。雨に濡れる墓碑の周りにたくさんの参拝
者の書き残した言葉があった。この人の存在は日本をかえただけではなく、
その生き様をもって後世に生きるものに大いなる指標を示したと思う。省み
て背筋が伸びる思い。日本の男たるものかくあるべきだな。
豆菓子や最中を買いながらぶらぶらと歩いて、昼は「おかる」でうどんを食
べた。お腹を満たした後は文具の「裏具」、日本刀の「京刀」を覗いた。あ
らゆる店があらゆる場所で本物を商っている。買い物が楽しい町だ。
一乗寺に移動してからは古本屋巡り。これまた京都の醍醐味。あっちを覗き
こっちを覗き。古本を漁るだけの目的で滞在してもいいなと思った。
カフェ「猫町」にてしばらく休憩した後は、「末廣」に移動。あなご寿司や
いそ巻きの聞きしにまさるうまさに絶句。しかしこれだけ名店が多いなら京
都にグルメサイトは不要か?
今日の宿「あずき屋」も町屋造りで「布屋」同様一日二組限定なので予約が
とりにくい。二泊する場合この二軒をセットにする客は少なくないらしい。
そして驚いたことに昨日「布屋」に泊まったもう一組の人たちと今日また
「あずき屋」で一緒になった。これには宿の人も「こんなこともあんねんな
ぁ」と驚いていた。すごい偶然。
「二条城」
慶喜の
憂き陰をもて
歩みける
うぐいすばりの
音は変わらず
蔵
5月25日(日)曇り
なし
「あずき屋」の朝は大正浪漫風の部屋で洋食。それもまたよしか。
チェックアウトの時間まで近くの「南禅寺」を見に行った。ここの山門から
石川五衛門が「絶景かな」と言ったそうだが、そびえ立つその偉容を見れば
そう言いたくなるのもわかる。ならばワシもと山門に登ろうとしたが「500
円也」。全く京都の寺の経済観念には感心する。あれ見るも銭、これ見るも
銭。
純和風の世界の中にいきなり出現する煉瓦造りの水路。せっかくの景観を壊
すかと思いきや、ローマの水道橋を模したという赤煉瓦の古びた造りが意外
にマッチして不思議な雰囲気が出ていた。これはこれでいいかもしれない。
ここのメインはなんと言っても「方丈。静かなる美は多くを語る。しばし時
間を忘れて縁側に膝を抱えて無の境地。
宿をチェックアウトし、京都駅に荷物を預けた後、北野天満宮へ。ここで開
催される骨董市は今回の重要な目的の一つ。姫は目を輝かせていた。ある人
にはがらくたに過ぎないものが、ある人にはこの上ない宝物になる。がらく
たの山から自分だけの宝物を探すのが骨董市の醍醐味。見比べて、値切って
楽しいやね。
お昼は「鳥岩楼」で親子丼。思ったより濃いめの味だったがさすがにレベル
が高い。量も適度でご満悦。
午後の最初はパン屋「ハチハチ」へ。しかしまたなんでこんなところで?と
思わせるような住宅街の奥の古い民家を改装して営業していた。いい仕事を
していればどんな場所だろうが関係ないということを実証していた。たいし
たもんだ。
次は唐紙の「唐長」で時代に左右されないセンスを、お香の「リスン」でバ
ラエティ豊かな香りの世界を見た。
最後は「錦市場」で買い物、「ソワレ」でお茶してから京都駅へ。
こうして二回目の京都探訪は終了。今回でだいぶ土地勘も掴んだ。あぁ早く
この街を最も多く旅した街にしたい。
「京の街」
知り尽くし
食い尽くしたし
京の街
蔵
…… 誰かの名言 …………………………………………………………………
「悲哀や苦痛はつまり、楽しい青春の夢を猶楽しく強く味わわせる
酒のようなものだ。 」
(永井荷風)
孤高の大家。さすがいいこと言いますね。
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φ(・_・;) ESE グルメール
2008/6/5 第426号
発行責任者:神宮吉昌
http://www.s-harvest.com/ese/
http://www.s-harvest.com/ese/i
福岡県粕屋郡新宮町夜臼1-4-24
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