福岡の本当においしいお店だけを本音で紹介するサイト「福岡えせグルメ」から新規紹介店の情報等を毎週お届けします。
- 最新号:2008-09-03
- 発行周期:週刊
- 読んでる人:446人
- 創刊日:2000-12-13
- Score!:-点
- コメント数 : 1
- メルマガID:26452
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- 発行者サイト:あり
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ESEグルメール
発行日: 2008/2/27☆★------------------------------------------------------------☆★
φ(・_・;) ESE グルメール
2008/2/28 第413号
http://www.s-harvest.com/ese/
http://www.s-harvest.com/ese/i
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全88冊の文学全集を買って、今せっせと読み進んでいますが、あることに
気付きました。どの本を開いても読んだ形跡が全くありません。おそらくこ
れを買った人は本棚の飾りにして、そしてそのまま売ってしまったようです。
惜しいことをされたなと思います。明治から昭和中期に到るまでの主な作家
が勢ぞろいして、しかもその代表作が紹介されているというのに読まずに売
るなんて!本は実際に生きていくだけでは体験しきれないもの、得られない
ものを補ってくれます。必然的に人間の幅を広げる手助けをしてくれます。
決して入ってくるのは知識だけではありません。どの本が個人の人生にどん
な影響を与えるかは計り知れません。
忙しい人も1日24時間のうちの1時間は読書に使いましょう。一度癖にしてし
まえば読まずにはいられなくなります。皆さんも文豪たちがせっかく残して
くれた宝物に触れてみて下さい。
…… 蔵書 今週のオススメ ……………………………………………………
森鴎外 「心中」
真夜中にどこからともなくひゅうひゅうという音が聞こえて・・・。
司馬遼太郎 「播磨灘物語」
天才軍師黒田勘兵衛孝高の波乱の人生を描いています。
…… 新規紹介店 …………………………………………………………………
中華 「あきこのちゃんぽん」
こんなにまろやかで上品な味のちゃんぽんって珍しいですよ。
惣菜・食材・デリカ 「吉兜」
ご飯がなんぼでもいけてしまうからし高菜は贈り物に最適です。
…… えせ蔵日記 …………………………………………………………………
2月18日(月)晴れ
なし
早朝8時半には「コスモ不動産」さんにいた。昨日社長に「明日朝早く行って
いいですか?」と聞いたら、「いいですよ。3時半以降なら何時でもいいです
よ」と言われた。社長一体何時起き?
午後から「EPI」の弓削さんとワインレストラン「フラマンローズ」さん
へ。ホームページのリニューアルの依頼を受け、その打ち合わせをした。今
日はオーナーと3人で今後の方向性を決めた。ワシはまずは客としてお邪魔し
てイメージを膨らませんといけんな。
それにしても弓削さんといろいろ話ができて嬉しかった。ワシが唯一信用す
るグルメ雑誌の編集長だから、ワシの尊敬の対象になっている人。一体どれ
くらいの福岡の飲食店の情報を持ってあることか!雑誌は創刊するわ、自ら
飲食店をプロデースするわ、八面六臂の活躍。大したもんだ。すごい人だ。
そんな人と一緒に仕事ができるなんて幸せだ・・・。
今日は「粕屋のお客さん」で社長と奥さんとM田さんにやいのやいのとさん
ざんいじられた。社長が奥さんに「そんないじりよったらまた日記に書かれ
るゾ(笑)」と言ってたけど奥さんは「なんもいじるようなこと言ってない
ですよ。ねぇしんぐさん」と言ってた。はい、どうぞいじって下さい。なん
かワシってからかわれる運命にあるのか?
そうそう、奥さんに頼まれた俳句作らないと!頑張らにゃ!
最後は「藤田」さんへ。これを読んでる飲食店のみなさーん!厨房の掃除は
「藤田」さんにお任せ下さい。グリストラップの掃除をちゃんとしないと逆
流して大変なことになりますよ〜。
「大業」
大業を
成す人の笑み
穏やかに
蔵
(「EPI」の弓削さんに捧げます)
2月19日(火)晴れ
King Crimson
日曜日に「ル・シュクル」さん行った帰りに「東部ハウジング」さんにお土
産持って行ったらA貞さんがそのことを「こがっち」に書いてた。
A貞さん:「しんぐさん、こないだル・シュクルさんのケーキありがとうご
ざいました」
ワシ:「いえいえ」
A貞さん:「大事に家に持って帰って3等分して親子3人で分けて食べました」
ワシ:「絶対にウソですね。一口で全部食べたでしょ?」
A貞さん:「(笑)はい。一口で全部食べました」
A貞さんのお土産にはケーキ1個じゃ足らんな。
「雷山千如寺」の和尚さんに「テ・ジョヨン」のサントラを貸して頂いた。
和尚さんと奥さんは韓国ドラマすぐにはまるから面白い。奥さんはワシと
「テ・ジョヨン」の話をしたそうだったが今日は時間がなくて断念。次回ゆっ
くりしましょう!
最近は快調に文学全集を読み進んで、森鴎外が終わってさて徳富蘆花に移るか
という時に姫から待ったがかかった。「ちょっとこれ読んで」と渡されたのは
瀬戸内寂聴の対談集。自分で読んでも意味がわからんからワシに読ませてその
内容を説明させようというなんともあつかましい魂胆。そういうわけで今夜は
全集を休憩してそれを読んだ。かつての錚々たる作家たちのエピソードが登場
してなかなか面白かった。さて、これをどう姫に説明するか・・・。
「あの時代」
今は夢
文士が集ふ
あの時代
蔵
2月20日(水)晴れ
なし
今日は「オアシスコーヒー」さんの販促作戦会議に「ドリームマーケティング
」のワキタさんにも参加してもらった。日本初登場のグアテマラ ナチュラル
の販売戦略の知恵をワキタさんに拝借できるとうまくいきそうな気がする。
さてさて、歴戦のツワモノどんな作戦をたててくれるか楽しみだ。
「ホテルぱれっと」のガルシアしゃちょー宅にお邪魔したらデンゼルがすごい
格好で昼寝してたから思わず携帯で撮影。しかし無防備なやつだ。
仕事部屋にずらっと全集並べてるもんだからそれを見ると読みたくなってつい
つい文学の世界へ。でも仕事もあるからそう読んでばかりもいられないし、書
くほうも急ぎたい。はぁなかなか両立は難しいもんだ。
それにしても徳富蘆花の文章の美しさは素晴らしい。
「昼寝」
家猫の
野生忘れて
昼寝かな
蔵
2月21日(木)晴れ
「テ・ジョヨン」のサントラ
「ヘアーショップ ムーヴ」さんの後、久しぶりに呼ばれて「大手門」さんへ。
時間がとれなくなって「九州外語専門学校」さんに行かなくなってからこの
へんをうろつくのは久しぶり。お濠に面したもと駐車場があった所にでっか
いビルが建っててビックリした。あんなでっかいもんができるとは思わなかっ
た。周辺にものすごい日陰を作ったろうな。
「アルファホーム」さん、「小笠原」さんとまわって買物へ。今日はえしぇ
蔵クッキング。近くのスーパーでレジ待ちしてるところを「ランドリー・キッ
チン」の5やさんに発見された。そーか、ここは5やさんのテリトリーか。
油断したらいけんな。
今日のえしぇ蔵クッキングは超かんたんだったからちと姫に申し訳ないな。
来週はちゃんとやろう。
「梅」
梅の香を
かいで微笑む
年になり
蔵
2月23日(土)晴れのち曇り
「テ・ジョヨン」のサントラ
「太田鈑金」さんでのおかーさんとの会話。
ワシ:「銀行の非常ベル押したそうですね(笑)」
おかーさん:「そうやとです。誰から聞きました?三池社長?」
ワシ:「いいえ、三池社長の奥さんに」
おかーさん:「そうですか」
ワシ:「なんで押したんですか?(笑)」
おかーさん:「あれはですね、ATMの前に並んじょったら私の前の人がよぉー
っと使い方わからんで困っちょって、私が『銀行の人呼びましょうか?』て
言うて、ポッて押したら非常ベルが鳴って、両側から警備の人がすぐ走って
来てビックリしました」
ワシ:「あはははは!」
おかーさん:「呼び出しのボタンは非常ベルの上にあったとです。もうほん
と。いらん世話やったとです
おかーさん、これからもおとーさんともども、ネタよろしくお願いします。
「オアシスコーヒー」さんが終わった後、久留米のあるお店を取材したくて
急いで移動して、ランチの時間が終わるギリギリ前に駐車場に止めてさぁ店
に入ろうかというところで・・・閉まってるし。張り紙見てみると営業時間
がネットに書いてあるのと違うし。はぁまったくワシってなんでこんなかい
な。あ〜あ、どこで飯食うべとふらふら歩いてるとすぐ近くによさげな店が!
ええいと入ってみてこれが大正解。めちゃめちゃおいしかった!あぁこうい
うのも縁なのかもしれない。目的の店が開いてたら出会うことがなかった店。
なんか運命的なものを感じる。今度夜にまた行こう。
「尾道屋」さんでレシピ集の整理をしてから帰宅。1階では姫が韓国料理教室
を開催中。ワシは2階でデスクワークの山を片付けた。
「非常ベル」
いらん世話
押してあげましょ
非常ベル
蔵
2月24日(日)雪のち晴れ
なし
(徳富蘆花風)
姫の術後の療養のため、我ら二人粉雪舞う福岡を後にし、一泊の平山温泉の旅
に出た。空は時に晴れ時に降る気まぐれ、全くの晴天にならざるを多少無念に
思うも、向かう先は肥後の山里、ましてやそこで一句ひねるかという詩心あれ
ば自然を相手にいかようにも楽しめようとさまで心にかけず車は南へ。
まずは久留米にて高速を下り、昼食をしたためた。「しのわ」にて化学調味料
に頼らぬ自然な味のラーメンで胃を満たすと、次は「晴る」なる器屋へ。古い
アパートの一室を品よく改装した店内には売る器と同じ柔らかい雰囲気を漂わ
す美しい女性店主一人。姫はここで気に入りの器買い求め、店主の勧める茶を
喫してしばし憩いの一時。窓の外には並木越しに見える冬空時おり雲間に覗か
せた青さは晴天のそれよりは淡いものの、優しく澄んでいた。
同じアパートの階下にあるカフェでもしばしの寄り道の後、3号線に入り一路
平山へ。もはや高速は使わず下道を急がず焦らず。高速を使うと旅の半ばの
印象が薄いもの。広い道と前後の車を眺めつつ気付けば目的地とひどく味気な
いが、下を通れば道の際まで迫る民家に人の営みを感じ、自然のうつろいもよ
り身近に見て旅の興趣はまた一際。
広川を過ぎる頃には空晴れ渡る清々しさ。八女、立花町を過ぎ、3号線を右に
入りこんでしばらく行くと平山の温泉街。山に囲まれた小さな里に立ち並ぶ
温泉宿、我らが向かうは「湯の蔵」。風情あるたたずまいに二人ご満悦。離
れの部屋も広く個室露天風呂に沸く湯の音に頬は緩むばかり。あぁまさに求
めたるものここにあり。
旅塵落とすべく湯に浸かりつつ桜の小枝越しに広がる冬空見上げて何思う?
あぁここでならいいものが書ける、書かずにはおられない、逸る気持ち我を
せき立てた。かの夏目漱石は草枕を一週間で書き上げた。我にもしなんの勤
めもなき一週間あればと思うも本業の多忙それを許さず。せめてはこの紀行
文にて気を紛らすのみ。
日は徐々に西に沈むを惜しまずにいられぬ心地よき夕べ、時おり里山眺めつ
つ膝上に開くは徳富蘆花。癒しの時は静かに過ぐ。
夕餉の美味に胃はしたたかに満足し、その後再び湯に浸かりて星を眺めた後
は、ほてる体を座椅子にもたれて蘆花の名文に酔いつつ攻めよせるは心地よ
き睡魔。清潔なふとんにくるまれ夢の続きを追いつつ幕を閉じるは如月二十
四日。
君つぎし
我かたむけし
美酒一献
蔵
夕日照山里
湯煙上冬空
君癒体病後
我読歌旅愁
蔵
2月25日(月)晴れ
Claude Debussy
(徳富蘆花風)
まだ暗いうちから床を抜け出し、誰一人おらぬ大浴場で湯につかり徐々に明
けゆく空を見上げるはまた格別。あぁまた始まるや有り難き一日。温泉宿で
養った鋭気いかにふるわん。
朝食の前のひととき、姫を連れてしばしの散策。草おおう霜踏みしめ、その
音になぜか郷愁を感じた。吐く息は白けれど空には一片の雲なき晴天。もは
やなんの不足もなし。
朝食をしたため、仕度を終えた二人宿を後にした。寄り道もせず帰路を急ぎ
正午前には帰宅。我、姫と荷物を下ろし、姫の「無理せんねー」という不可
思議な言葉に送られて仕事へ。3社のお客様をめぐりて7時半に帰宅。
姫の療養とはいえ我も心身ともに癒され、また一つ思ひ出の模様を織り込み
し週末、生きる喜びを感ぜすにはおられない。
思ひ出は
湯の中きみの
笑みの中
蔵
…… 誰かの名言 …………………………………………………………………
「虎は死して皮を残し、人は死して名を残す。
保険に入っていれば金を残す。」
(吉行淳之介)
前も紹介したかな?
これ傑作ですよね。
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φ(・_・;) ESE グルメール
2008/2/28 第413号
発行責任者:神宮吉昌
http://www.s-harvest.com/ese/
http://www.s-harvest.com/ese/i
福岡県粕屋郡新宮町夜臼1-4-24
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