段躍中(日本僑報社編集長・日中交流研究所長)が執筆し、選んだ豊富な情報を毎週水曜日お届け。98年創刊以来、700号以上を無料で発行し、日中交流・在日中国人情報を知る上で欠かせないと自負。【まぐまぐ大賞2006ノミネート】
- 最新号:2008-10-01
- 発行周期:週刊
- 読んでる人:1063人
- 創刊日:2000-12-08
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- コメント数 : 16
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在日中国人動態20051130『中国のマスコミとの付き合い方』刊行特集
発行日: 2005/11/30━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本僑報電子週刊 第524号 2005年11月30日(水)発行
http://duan.jp 編集発行:段躍中(duan@duan.jp)
■段躍中日報 http://duan.exblog.jp/■
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■『中国のマスコミとの付き合い方』刊行特集■
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◆一言案内◆
現職の外交官による初めての中国マスコミ対処法
中国に関心を持つ学生・市民にとっても、中国でビジネスを展開する日
本企業にとっても、中国のマスコミ対策をどう進め、中国の対日理解を
どう深めるかを考えるために必読の書である。
12月2日印刷所から納品され、即日ネット書店http://duan.jp発売開始。
段躍中@2005.11.30夜10時
■目次■
内容紹介http://duan.jp/item/024.html
本書の目次
著者略歴
はじめに/井出敬二
書誌データと注文方法http://duan.jp/item/024.html
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【内容紹介】
北京の日本大使館の報道官を務めている現職の外交官が、中国のマスコ
ミ対策という仕事をどう進めているか、苦労している点は何かを明らか
にした。
中国のジャーナリストに日本を説明し、インタビューを受ける際の注意
点、インターネットのチャットに出演する際の注意点、中国の若い記者
とつきあっての観察と洞察などが盛り込まれている。中国の新聞、雑誌、
インターネット、テレビ、地方のマスコミなど各メディアと実際につき
あっている中で、発見したこと、不満に感じていることなどが書かれて
いる。最近創刊された中国の新聞、雑誌が、日本について積極的に記事
を掲載していること、その中で日本側の意見も少しずつではあるが掲載
し始めていることが明らかにされている。筆者は、中国のジャーナリス
トに対して、中国のマスコミは、日本の否定的側面ばかりを報道するの
ではなく、バランスのとれた総合的な報道をすべきだと率直に指摘する。
同時に、日本側からももっと多くの情報、意見を中国に向けて積極的に
発信すべきだと指摘する。
中国の新聞、雑誌に、日本大使館員の意見がどう掲載されたかの例も豊
富に盛り込まれている。これら記事を読めば、大使館員が日頃中国のマ
スコミにどのように働きかけを行っているのか、その一端をうかがい知
ることができる。それは、靖国、歴史教科書、国連安保理常任理事国、
ODA、互いに対する厳しい両国の世論、台湾、防衛問題など、現在の
日中関係を騒がせている諸問題をカバーしている。
中国のマスコミと実際につきあっている日本人が執筆した中国マスコミ
論は、本書が本邦初である。現場の第一線からの報告である本書は、中
国に関心を持つ学生・市民にとっても、中国でビジネスを展開する日本
企業にとっても、中国のマスコミ対策をどう進め、中国の対日理解をど
う深めるかを考えるために必読の書である。
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【本書の目次から】
日本関連情報の伝え方の注意点
中国のマスコミへのアプローチの注意点
インターネットを通じる発信
中国のテレビ局との付き合い方
中国の地方のマスコミとの付き合い方
マスコミ分野へのODA
中国のマスコミへのクレームの仕方
実際に中国の新聞、雑誌に掲載されたインタビュー記事 ほか
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■著者紹介
著者略歴 1980年外務省入省。1981〜83年在米国日本大使館外交官補。
1983〜85年在ソ連日本大使館外交官補、二等書記官。1985〜94年 外務
本省勤務。1994〜97年OECD(経済協力開発機構)日本政府代表部一
等書記官。1997〜2000年在ロシア日本大使館参事官、広報文化センター
所長。2001〜2年外務省アジア大洋州局地域政策課長。2002〜4年 外務
省経済局開発途上地域課長。2004年2月〜現在 在中国日本大使館公使、
広報文化センター所長
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はじめに/井出敬二
この本のタイトルは、中国のマスコミとどう付き合ったら良いのかにつ
いてのハウツー本のようであるが、そうではない。そのような便利な本
があれば、まず私が買って読みたい。
私は、二〇〇四年二月より、在中国日本大使館の広報文化センター所長
を務めており、マスコミを担当し、北京の日本大使館のスポークスパー
ソンとして働いている。本書は、過去二年間弱の間、私が中国でマスコ
ミ担当をしていて、仕事の状況についてのいわば現状報告である。
本書の第一部は、中国国内で出版されている日本語情報雑誌『SUPERCITY
CHINA』に掲載された私の連載インタビューであり、第二部は中国の様々
な新聞・雑誌に掲載された私のインタビュー結果記事である。『SUPERCITY
CHINA』の連続インタビューの掲載は、中国のマスコミとどのように付き
合って、広報活動を行っていったら良いのか、ということが日本の官民を
問わず、中国にいる日本人コミュニティー、そして日本においても重大関
心になっていることから、日本大使館の担当者の経験を披露し共有するこ
とも興味深いのではないかということから始まったものである。今回、こ
のような形で一冊の本にまとめることをご了承頂いた『SUPERCITY CHINA』、
また『外灘画報』、『三聯生活周刊』『新京報』、『瞭望東方周刊』、『
中国新聞周刊』、『人民日報』、『世界新聞報』編集部と記者の皆さんの
ご理解とご好意に深く感謝したい。これ以外にも、様々な中国メディアと
のインタビュー記事が出ているが、紙面の都合上、割愛した。ご関心のあ
る方は、殆ど全てのインタビュー記事が、中国の様々なウェブ・サイトに
転載されているので、ご覧願いたい。
私は、以前、他の国にある日本大使館でもマスコミ担当として働いていた
が、中国で働くにあたっては、他の国での経験を類推して活用できるとこ
ろもあれば、できないところもある。ジャーナリストというのは、どこの
国でも似た面もあるが、国情・体制によって、勿論違いも大きい。市場経
済、開放体制に移行する過程での変革期に、ジャーナリズムが直面する課
題も、共通する部分もあれば、国情により異なる面もある。中国国内での
マスコミを巡る状況も、昔ながらのところと、変化しているところがある。
いずれにしても、国際的な相互理解を深めることが、私たちの課題である。
日中間の相互理解は、まだ不十分だと感じている。もっと多様で厚みのあ
る交流が必要である。総合的な相互理解があれば、多少の問題が発生して
も、大きな関係に揺らぎはこないと思う。
十三億人の中国人が日本について理解を深めるための重要な手段は、やは
りマスコミ、出版である。中国国内における日本紹介を、断片的にではな
く、中国の一般の人が手に取ることができる媒体を通じてさらに広げてい
きたい。
北京で仕事をするにあたって、阿南惟茂大使をはじめ在中国日本大使館の
先輩、同僚達、そして外務本省や他在外公館の先輩、同僚達から様々な貴
重な助言、励ましと多大な支援を得ており、ここに深く感謝の気持ちを表
したい。日中双方の政府系組織・団体やNGO、マスコミ、ビジネス、研
究者、学生の皆さんからも多くのことを毎日教えて頂いている。中国国内
で活動しているジャーナリストの諸姉諸兄の日本への関心の強さ、熱意と
率直さには、いつも感心しており、本当に多くの事を学ばせてもらってい
る。中国のメディアでは日中関係についての記事は多いが、そのような記
事を書く時に、日本大使館に日本側見解を照会してくる中国人ジャーナリ
ストは非常に貴重である。このようなジャーナリストが増え、協力関係が
増えていくことで、日中間の風通しは、確実に良くなっていくであろう。
本書に掲載されているインタビューは、すべて中国国内の定期刊行物に発
表されたものであり、一部短くした箇所はあるが、発表された内容に基本
的には手を加えないで、本書に再録した。(日付の勘違い等があったので、
それについては訂正した。)もちろん、後から見れば、説明が舌足らずだ
った点、趣旨を取り違えられてしまったと思う点や、微妙なニュアンスの
問題、誤解を招く記述ぶりになっているなと思う点などある。しかし、締
め切り時刻が迫る中で、インタビュアーと日本大使館の同僚達と、時には
夜遅くまで共に働いた結果なので、それぞれに思い出もある。日本や日中
関係についてのジャーナリスト達への説明は、ある時には三、四時間にも
及び、あるいは、数回の面談で多くの資料を使って説明することもある。
真摯に質問をしてくれ、対話をしてくれたインタビュアー達に、また日本
語と中国語の違い、そして日中の制度、文化の違いを乗り越えて説明し、
相互理解を達成するために献身的に一緒に働いてくれている日本大使館広
報文化センターの同僚達、更に中国語を教えてくれる先生達や北京での私
の活動を支えてくれる様々な人々にも深い感謝の気持ちを表したい。浅学
非才の自分に対して、この書を上梓するよう、大いに励ましてくれた編集
者の段躍中氏にも深く感謝する。
二〇〇五年十月
北京にて
井出敬二
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書誌データと注文方法
書名 中国のマスコミとの付き合い方—現役外交官第一線からの報告
著者 井出敬二
発行 日本僑報社
判型 A5版200頁並製
定価 2000円+税
発売 2005.12.12
注文 171-0021東京都豊島区西池袋3-17-15日本僑報社
TEL 03-5956-2808 FAX 03-5956-2809
インターネット注文先 http://duan.jp/item/024.html
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日中関係・華僑華人情報専門誌・毎週水曜日発行 編集発行:段躍中
1998年8月創刊・無断転載禁止。
著作権は日本僑報社またはその情報提供者に帰属します。
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