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日本僑報電子週刊 第390号【号外】 2004年5月19日(水)発行
http://duan.jp 編集発行:段躍中
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□日本華人教授会議創立一周年特集□
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目次
●特別転載★毎日新聞 「日中関係シンポジウム」
朝日新聞 「日本華人教授会議」
日経新聞 「日本華人教授会議、創立1周年記念シンポ」
日経新聞 「日本版『百人会』」
中日新聞 「日本華人教授会議の初代代表 朱建栄さん」
毎日新聞 「日中の懸け橋めざし 華人教授会議が発足」
東京新聞 「日中結ぶ新たな パイプが“開通”」
人民日報・新華社・光明日報・中国新聞社の報道
●編集後記★日本華人教授会議創立一周年関連報道特集を送り致します
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●特別転載★毎日新聞 「日中関係シンポジウム」
[情報ファイル]日中関係シンポジウム−−東京・日本プレスセンター
2004/05/14, 毎日新聞 朝刊, 25ページ, , 256文字
日本で活躍する中国人大学教授の会議「日本華人教授会議」の設立1
周年記念シンポジウム(同会議主催)が13日、東京都千代田区の日本
プレスセンターで開かれ、「日中共同知の構築に向けて」をテーマに奥
田碩トヨタ自動車会長、成田豊電通会長、中国の武大偉駐日大使らが今
後の日中関係について講演した。
奥田会長は講演で「中国脅威論や短絡的な人民元切り上げ論など受け
身の発想からは何も生まれない。日中両国が東アジア経済の基軸となり、
自由経済圏構想の実現に向けてリーダーシップを発揮する必要がある」
という考えを示した。【庄司哲也】
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●特別転載★朝日新聞 「日本華人教授会議」
日本華人教授会議(窓・論説委員室から)2004/05/17, 朝日新聞 夕刊,
2ページ, 無, 656文字
89年の天安門事件で傷ついた米中関係を癒(い)やそうと、有力な
中国系米国人たちが翌年「百人会」をつくった。
米国の政財界と中国当局の懸(か)け橋となって人間関係を広げ、ビ
ジネスの拡大も図ってきた。米中関係がきしんだ時には、双方(そうほ
う)に水面下で修復を持ちかけたりもした。
あつれきの絶えない日中関係をうまく運ぶため、日本でも「百人会」
のような活動はできないものか。東洋学園大教授の朱建栄(しゅけんえ
い)さんはそう考えた。もっとも、日本で活躍(かつやく)する中国人
の多くは学者や研究者だ。まずはアカデミズムの世界の交流に力を入れ
ようと、昨年春、約60人で「日本華人(かじん)教授会議」を旗揚(
はたあ)げした。
ところが、彼らが中国国内に持っている人的ネットワークを、日本の
経済界が見逃(のが)さなかった。
たとえば、朱さんの専門は中国政治だが、上海の経済界や北京の当局
者にも知人が多い。小泉首相の靖国(やすくに)参拝や歴史問題をかか
える日中関係の裏で、中国の有力者は何を考え、何をめざそうとしてい
るのか。日本の経済人にとって、朱さんらから得られる情報は貴重だ。
経団連の奥田碩(おくだひろし)会長は「会議」発足から1年を記念し
て最近開かれたシンポジウムで、「会議」の人々からの意見や指摘(し
てき)に感謝を表明した。
「会議」の歩みは、政治より経済が先行する今の日中関係を映してい
る。だが、経済には波がある。「知的な交流と冷静な相互(そうご)理
解が、やはり日中の安定的な発展に必要だ」と朱さんは言う。
〈藤原秀人〉
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●特別転載★日経新聞 「日本華人教授会議、創立1周年記念シンポ」
日本華人教授会議、創立1周年記念シンポ。2004/05/17, 日本経済新聞
朝刊, 6ページ, , 151文字
日本の大学に籍を置く中国や台湾出身の学者による組織「日本華人教
授会議」は十三日、創立一周年の記念シンポジウム「日中共同知の構築
に向けて」を開いた。奥田碩・トヨタ自動車会長、中国の楊偉民・国家
発展改革委員会計画司長らが講演。共有する知識・知恵を意味する「共
同知」を重視し、相互発展について意見交換した。
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●特別転載★日経新聞 「日本版『百人会』」
第4部台頭する新日中族(5)日本版「百人会」、摩擦回避、政財界に
提言(円と元)終2004/02/21, 日本経済新聞 朝刊, 1ページ, 有, 154
9文字
「ロシアは日本と中国を競わせる作戦だ。日中協力で打開策を探れな
いか」「経団連で研究チーム設置を考えよう」――。一月末、東京・紀
尾井町にあるトヨタ自動車の迎賓施設。会長の奥田碩(71)は一人の
中国人と向き合っていた。
打開策を助言
東洋学園大教授の朱建栄(46)。日本にいる中国人教授ら約六十人
で昨年設立した「日本華人教授会議」代表だ。会員の多くが中国上層部
と人脈を持ち、日本の政財界に政策を助言する。
奥田と朱の夕食会の話題は、ロシアが日中に売り込みをかける東シベ
リア油田。懸案の原油供給ルートで、中国はパイプラインをバイカル湖
の南側から大慶に結ぶ案を、日本は北回りで極東沿岸のナホトカへ通す
案を掲げ競合している。
打開策として朱が推したのがパイプラインをいったん大慶まで引いて
ナホトカに延ばす日中共同建設案。民間で議論し、うまくいけば政府間
協議に上げる算段だ。朱は中国高速鉄道への日本の新幹線採用問題でも
昨年から国土交通省と研究会を開き、水面下で助言している。
日中にまたがる人脈や知識をもつ中国人の学者や研究者たち。日本の
政策形成にもじわりと影響力を持ち始めている。
昨夏、内閣直轄の「中国研究会」がひそかに発足した。約十人の日中
専門家が月一回集まり意見交換する。富士通総研研究員の柯隆(40)
もその一人だ。
分析や提言は官房長官に上がり対中政策の参考にされる。官邸に直接
情報を入れるこの仕組みを柯は気に入っている。かつて財務省の外国為
替等審議会の委員として無力感を味わったからだ。
「米国では中国企業が多く株式上場している。日本も制度を改善すべ
きだ」。二〇〇一年から柯は外為審で訴え続けた。日本でアジア企業が
資金調達すれば、貿易黒字をアジア域内に環流できる。円高阻止に市場
介入するより、アジアの利益にもなると主張した。
だが外為審報告書では、柯の主張はほぼ黙殺された。「パンチのある
発言は官僚が削ってしまう。最初から結論ありきで、議論が政策に反映
されにくい」と審議会方式の政策決定に手厳しい。
農林中金総合研究所研究員の阮蔚(41)は自由貿易協定(FTA)
推進に奮闘中だ。「これでは日本は先進国ではなく、中国と同じ途上国
レベルだ」。二〇〇二年十一月、政府主催の関税政策についての有識者
会議で、阮はFTAに及び腰の政府を激しい言葉で批判、他の出席者を
驚かせた。
その後日本の政治構造への理解を深めた阮は、まず日本の農家の支持
を得るのが早道と判断、地道な地方行脚を始めた。一月末には高知県の
ミカン農家を訪ね農産物の対中輸出を説いた。日本の農業が攻めに転じ
ればFTAも進めやすくなるという読みだ。
政府系の経済産業研究所研究員の関志雄(46)。今春、三年間籍を
置いた研究所を去る。日中関係にかかわりたいという意欲は変わらない
が、政府の外でも政策発信はできると感じたからだ。その強力な武器が
ホームページ「中国経済新論」。日中経済の最新分析を掲載、接続件数
は毎月七万件に及ぶ。中身を読んだ両国の政策担当者らが頻繁に接触し
てくる。
米をモデルに
「日中産業は競合しない。補完関係にある」。関は中国脅威論に粘
り強く反論した。その主張は日本の産業界にも徐々に浸透、経団連会
長にも引用されるようになった。
「百人会」。日本華人教授会議のモデルは米国にある。政財界など
で成功した在米中国人の集まりで、米中に摩擦が起きると解決の橋渡
しに動く。米中よりも政治的に難しい問題を抱える日中。摩擦回避の
潤滑油になる多層的な人の交流も重要になる。=敬称略
(第4部おわり)取材班は藤井彰夫、後藤卓彦、後藤康浩、中沢克二、
千葉研、下原口徹、佐藤一之、大隅隆、宮沢徹、進藤英樹、西村博之、
古川英治、流合研士郎、森園泰寛で構成した。
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●特別転載★中日新聞 「日本華人教授会議の初代代表 朱建栄さん」
この人 「日本華人教授会議」の初代代表 朱建栄さん 善良な市民と
して研究や教育に努力しているのです2003/03/07, 中日新聞朝刊, 3ペ
ージ, , 510文字
在日中国人の教授、助教授ら約六十人で発足したネットワーク「日本
華人教授会議」の設立に奔走、初代代表に選ばれた。日本には現在、中
国人の教授は二百人以上、助教授は四百人を数えるという。
「在日中国人のイメージを高めたい」という思いも発足の原動力にな
った。「メディアでは犯罪など暗い面ばかりが取り上げられる。われわ
れが善良な社会の一員として、研究や教育などの分野で努力しているこ
とも伝えたかった」
学者間の交流に加え、日中間に幅広い人脈を持つ利点を生かした活動
にも取り組む。その一つが「中国高速鉄道検討小委員会」。北京−上海
間に建設される高速鉄道は、この秋に方式が決定される見通しだ。新幹
線方式を推す日本はドイツやフランス勢と受注を争っている。
「教授会議」は、近く会員数人を中国に派遣。関係部門の本音や要望
を聞き、日本側へ対応を促すなど、日本方式実現のため尽力したいとい
う。
「日中はもはや運命共同体。摩擦を乗り越え、共に発展することが、
留学生としてわれわれを受け入れ、育ててくれた日本への恩返しになる」
上海出身。一九八六年に来日、現在は東洋学園大教授。日中問題の論
客としてマスメディアでも活躍する四十五歳。(古畑康雄)
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●特別転載★日経新聞 華人研究者が全国組織 中台横断、交流深める
華人研究者が全国組織――中台横断、交流深める(発信源)2003/02/01,
日本経済新聞 朝刊, 27ページ, , 609文字
日本で活躍する中国、香港、台湾出身の研究者の全国組織「日本華人
教授会議」が発足した。中台日間の相互理解や学術交流へ貢献すること
が目的で、昨年の日中国交正常化三十周年などがきっかけになった。会
員は文系、理系それぞれの分野で実績を持つ六十一人で、日本に帰化し
ている研究者も多い。まず百人前後をメドに会員を増やしていく方針で
、代表は朱建栄・東洋学園大教授、事務局長は趙軍・千葉商科大教授が
務める。
一月二十六日、東京都内で発足大会を開いた。朱代表によると、日本
において全国規模で文系、理系をともに加えて中台横断の華人研究者の
組織が結成されたのは初めて。大学教員のほか関志雄・経済産業研究所
上席研究員らシンクタンクの研究者なども含む。今後はインターネット
上で情報を公開する計画で、華人研究者に関する資料の整備も手がけた
い考えだ。特定非営利活動法人(NPO法人)格の取得も検討するが、
政治活動は基本的にしない。
日本の大学で教える華人の教授、助教授、専任講師は計千人以上、日
本で博士号を得た華人研究者は三千人以上に達したとみられ、華人研究
者に「厚み」が生じてきたことも設立の背景にある。現在の会員はおお
むね十年以上、日本に滞在しており、華人社会と日本の双方の事情を理
解して行動できるという。会則は「華僑華人ネットワークを通して日本
とアジア・世界とのかけ橋になる」としており、将来はシンガポール出
身者なども参加する可能性がある。
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●特別転載★毎日新聞 「日中の懸け橋めざし 華人教授会議が発足」
日中の懸け橋めざし、「華人教授会議」が発足2003/01/30, 毎日新聞
夕刊, 8ページ, 有, 513文字
日本の大学で教える中国や台湾出身の研究者らによる学術交流組織
「日本華人教授会議」がこのほど、会員61人で発足した。日本に住
む華人、華僑の教授や助教授、専任講師らは全国の大学で900人を
超える。彼らには日本社会の一員として、成長著しい中国との懸け橋
の役割を担いたいという思いもあるようだ。
同会議が掲げる目的は、日本の華人教授ら学者の学際的交流と研究
のレベルの向上▽日本での社会的地位の向上や正統な権利の擁護▽学
術交流を通じて、中国の発展に貢献するとともに、海峡両岸の相互(
中国と台湾)の理解の促進▽日本の各界と広く交流し、中日間の友好
と信頼を促進し、華僑・華人ネットワークを通じて日本とアジア・世
界との懸け橋になる――など。
代表の東洋学園大教授、朱建栄さん=写真=は「日本には40万人
を超える華人、華僑が住んでいる。最近は、凶悪犯罪などでイメージ
の低下もささやかれ嘆かわしい面もある。しかし、日本に住む大多数
の華人、華僑は日本社会の一員として堅実な生活を営んでいる。この
会議は政治的な主義主張をするものではない。あくまで広範な知性の
交流を通じて日中間の文化の理解を深め、一層の信頼関係を築きたい
」と抱負を語る。【有本忠浩】
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●特別転載★東京新聞 「日中結ぶ新たな パイプが“開通”」
日中結ぶ新たな パイプが“開通” 日本華人教授会議2003/01/27, 東
京新聞朝刊, 5ページ, , 355文字
日本の大学や研究機関に勤める中国人の教授や研究員らで組織する「
日本華人教授会議」が二十六日、東京都千代田区の学士会館で設立大会
を開いた。日中間の理解促進を目的に、中国側への提言も目指しており、
日中を結ぶ新たなパイプ役として活動が注目される。
日本各地の大学では中国、台湾出身の教授、助教授ら千人近くが教壇
に立っているが、今回の設立大会には有志六十一人が名前を連ねた。日
中間の学術交流だけでなく、中国政府が進める内陸部の振興策「西部大
開発」などにも積極的に提言していくという。
同会議の代表には東洋学園大学の朱建栄教授が選ばれ、「在日中国人
の一部には犯罪者もいるが、日本社会の発展と日中友好に尽力する大勢
の中国人がいる。日中間には誤解が多く、相互理解のための橋渡しにな
るのが新華僑である私たちの仕事」と話した。
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●特別転載★人民日報・新華社・光明日報・中国新聞社の報道
新華社
http://japan.people.com.cn/2004/5/14/200451484834.htm
中国青年報
http://japan.people.com.cn/2004/5/14/2004514102830.htm
中国新聞社
http://www.chinanews.com.cn/news/2004year/2004-05-14/26/436182.shtml
光明日報
http://news.sina.com.cn/w/2004-05-14/12082530725s.shtml
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●編集後記★日本華人教授会議発足一周年 おめでとうございます。
日本華人教授会議は発足一周年を迎えました。一周年の記念行事として
5月13日に日本プレスセンターにて、充実したシンポジウムを開催さ
れました。
このシンポジウムについては、日中のマスコミの報道などからすでにご
存じになった方が多いと思いますが、本日、関連報道を集めて、一回の
特集を組んでみました。
この場を借りて、マスコミ各社の皆さんに感謝致します。この特集を通
して、在日中国人の活躍、華僑華人研究に少しでも役に立ちましたら、
何よりも嬉しいです。
そして、日本華人教授会議会員の皆さんのますますのご活躍を心からお
祈り致します。
段躍中 2004.5.19午前11時
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