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在日中国人動態【号外】『日本華僑華人社会の変遷』刊行特集

発行日: 2003/5/14

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 日本僑報電子週刊 第305号【号外】 2003年05月14日(水)発行
   http://www5b.biglobe.ne.jp/~duan/編集発行:段躍中
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□「華僑華人問題研究」特集-4◆『日本華僑華人社会の変遷』刊行□
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■目次■
 
●特別転載★陳焜旺 『日本華僑華人社会の変遷』出版を祝す
      游仲勲 最初の本格的・全体的な日本華僑華人社会研究
      目次
      概要
      後書き
      書誌データ

●編集後記★日本華僑華人研究に大いに役立ててほしい/段躍中

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●特別転載★『日本華僑華人社会の変遷』出版を祝す

留日華僑聯合総会会長 華僑大学名誉博士 陳焜旺

朱慧玲さんの博士論文『日本華僑華人社会の変遷――日中国交正常化以
後を中心として』の日本語版出版に際し、心からお祝い申し上げます。

この30年間、留日華僑社会がどのように変わってきたか、朱さんの取
り組んだテーマはその答えを大変よく纏めている。そのため、この優れ
た研究成果を広く研究者とそして華僑華人の皆さんに推薦する。

朱さんは東華教育文化交流財団の奨学生として、日本留学中及び帰国後
もよく頑張ってこられた。多くの朱さんのような華僑華人学者の活躍を
今後とも期待したい。

留日華僑華人社会の素晴らしい発展を心より期待するとともに、朱さん
の研究がさらなる成果を遂げられるよう、なお一層励まれることを祈る。

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●特別転載★推薦文

最初の本格的・全体的な日本華僑華人社会研究
朱慧玲著『日本華僑華人社会の変遷』

日本華僑華人学会会長・東邦学園大学教授 游 仲勲

著者は1982年に中国広州外国語大学卒業後、国務院僑務弁公室に勤務、
勤務しながら日本に留学して、93年に立教大学で修士号を得たが、留学
期間中に各種の実態調査を行い、それをもとに日本の華僑・華人社会、
とくに1949年の新中国成立以前から日本に住む華僑(老華僑)を初歩的
に考察した(その結果が『華僑社会の変貌とその将来』(日本僑報社刊、
1999年)。著者は帰国後、さらに研究を深め、97年に中国の華僑・華人
研究のメッカ、少なくともその一つである厦門大学南洋研究院博士課程
に進学、研究成果をまとめて博士論文として提出、2001年に見事パスし
たのが本書である(主査は荘国土・同院院長)。

この間、著者はヨーロッパの華僑・華人や、中国少数民族出身華僑など
の研究にまで研究範囲を広げ、世界全体の中で、また老華僑だけでなく、
新中国成立後、とくに1972年の日中国交正常化後、とりわけ1979年の改
革・開放以降来日の新華僑を含む日本の華僑・華人問題全体の中で、い
わば広角レンズで問題を眺望している。前著のかなりの部分が収録され
ているとはいえ、分析の重点は国交正常化以後にあり、老華僑や新華僑
だけでなく、新華僑の予備軍である留学生も含めて考察されている。先
進国の華僑・華人問題にも多くのページが割かれ、その中で日本華僑・
華人社会の変化の分析、将来展望がなされている。

日本の華僑・華人問題については、過放、王維、段躍中などの主として
中国人留学生出身各氏によってすぐれた著作が公刊されてきたが、それ
ぞれ婚姻、祭祀・芸能、留学生などの個別テーマが主であったのとは異
なり、本書は歴史学、社会学にもとづいて日本華僑・華人社会を全体的
に研究した最初の本格的な研究である。働きながら、しかも主婦、母親
として多忙を極めながら本書をまとめ上げた著者の努力には、驚嘆せざ
るを得ない。著者は今僑務弁公室国外司副司長の職にある。本書が多く
の人に読まれるよう推薦したい。

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●特別転載★本書の目次

第一章 緒論
 一、基本概念
 二、日本華僑華人問題研究概況
 三、研究方法と基本的枠組み
 四、資料
――――――――――――――――――――――――――――――――
第二章 日中関係正常化以前における日本の華僑社会
 第一節 初期日本華僑社会の形成
 第二節 近代の「開国」「国交」が日本華僑社会に与えた影響
 第三節 第二次世界大戦後から日中国交正常化までの日本華僑社会
――――――――――――――――――――――――――――――――
第三章 日中関係正常化以降の日本華僑華人社会の「外在」変化

 第一節 日本華僑華人社会の現状と特徴――現地化の遅れ
  一、日本華僑華人社会の現状
  二、現地化の遅れという特徴

 第二節 日本華僑華人社会の「量」及び「質」の「外在」変化
  一、「量」の「外在」変化
  二、「質」の「外在」変化

 第三節 日中国交正常化と日本華僑華人社会の「外在」変化
  一、中国の対外開放政策と日中国交正常化
  二、日本の国際化戦略と日中国交正常化
  三、日中国交正常化・中国の改革開放と日本の新華僑華人

 第四節 日本の政策・法規と日本華僑華人社会の「外在」変化
  一、日本の国際化戦略が在日外国人政策・法規に与えた影響
  二、日本の少子高齢化と外国人労働力需要
  三、法規改正と日本華僑華人社会の「外在」変化
――――――――――――――――――――――――――――――――
第四章 日本留学ブームと日本華僑華人社会

 第一節 現代中国の海外留学ブーム
  一、近代以降の中国人の海外留学状況
  二、現代中国人留学生の基本的状況
  三、現代中国人留学生の地位

 第二節 現代中国の日本留学ブーム
  一、近代以降における中国人の日本留学の歴史的回顧
  二、在日中国人留学生の現状
  三、現代中国の日本留学ブーム:形成と展望
  四、在日中国人留学生の社会的地位と生活

 第三節 日本留学ブームの日本華僑華人社会への影響
  一、在日中国人留学生の動向
  二、留学生等の華僑華人化が伝統的な華僑華人社会に与える影響
  三、現代中国人留学生の役割
――――――――――――――――――――――――――――――――
第五章 急成長する日本の新華僑華人

 第一節 新華僑華人の主な出身母体と構成
  一、就職者と留学生、就学生、研修生
  二、「日本人の配偶者」となった新華僑
  三、帰国残留孤児親族が在日新華僑となるまで
  四、永住者の中の新華僑
  五、新華人の激増、日本籍華人の成長と成熟

 第二節 新華僑華人の職業状況
  一、職業分布と勤務状況
  二、社会的境遇、生活状況、意識

 第三節 新華僑華人が日本華僑華人社会と日中交流に及ぼす影響
  一、新華僑華人グループの急成長
  二、日中両国社会から注目を集める新華僑華人グループの急成長
  三、日中両国の共同財産である新華僑華人
――――――――――――――――――――――――――――――――
第六章 日本の老華僑華人社会における「内在」変化
     ――政治的、文化的アイデンティティの華人化

 第一節 第一節 日本華僑社会の華人化が遅れた原因
  一、決定的な「外因」:日本の関連法規と政策
  二、華僑自身の国籍取得への「抵抗」が鍵となる「内因」
  三、新華僑の大量流入

 第二節 老華僑社会が華人化を速めた外因
  一、日本の関連政策と法規
  二、祖国(国籍国)からの影響
  三、社会的要因の影響

 第三節 老華僑社会が華人化を速めた内因――世代交代
  一、婚姻観の変化と華人化
  二、帰属意識の変化と華人化
  三、所在国への関心・満足度と華人化
  四、「帰化」観の違いと政治的アイデンティティの華人化

 第四節 日本の老華僑華人社会の急速な華人化
――――――――――――――――――――――――――――――――
第七章 日本の新・老華僑華人の華人化プロセスの比較
 第一節 民族教育の比較
 第二節 華僑団体に対する「帰属感」の比較
 第三節 「婚姻観」の比較
 第四節 「帰化観」の比較
 第五節 職業状況の比較
 第六節 自我意識の比較
 第七節 華人化への過程の違い
 第八節 日本の華僑華人社会の華人化
――――――――――――――――――――――――――――――――
第八章 日本社会の変遷と21世紀の先進国における
               華僑華人社会の発展
 第一節 現代日本華僑華人社会の変遷と展望
  一、日中関係と在日華僑華人社会の変遷
  二、人口移動のプッシュ・プル理論と先進国の華僑華人社会
  三、日本華僑華人社会変遷の歴史学的・社会学的位
      置付けと予見的考察

 第二節 最近二、三十年間の先進国における華僑華人社会の量及び質的変化
  一、戦後の国際移民ブームと各国の移民受け入れの背景
  二、先進国における華僑華人社会の「量」及び「質」の激変
  三、新華僑華人の特徴と国際人口移動における地位

 第三節 プッシュ・プル理論でみる21世紀の先進国における華僑華人社会の発展
  一、先進国の高齢化と科学技術の人材不足――知識移民の必然性
  二、関連政策や法規の緩和と移民の「中間障害要因」減少
  三、21世紀における中国の経済発展と中国人の国際移動の「プッシュ」要因
  四、プッシュ・プル理論と21世紀の先進国における華僑華人社会の発展

 第四節 21世紀前半における先進国の華僑華人関連業務の新しい課題
  一、華僑華人社会自身が直面する問題と課題 200
  二、中国政府が先進国の華僑関連業務について直面する新たな課題
  三、21世紀初頭に華僑華人所在国の政府が直面する課題
――――――――――――――――――――――――――――――――
結語
――――――――――――――――――――――――――――――――
付録1:アンケ−ト調査票
付録2:インタビュ-調査などの記録
付録3:付録3:参考文献

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●特別転載★本書の概要

 1972年の日中国交正常化以来、日中関係及び中国や日本国内の変化に
伴って、日本の華僑華人社会には「量」及び「質」において空前の激変
が起こった。華僑も含むすべての合法的な在日中国人人口は、70年代初
めの5、6万人から2002年の40万人強にまで激増し、戦後から1972年に到
る30年近くの間、華僑華人人口が終始5、6万人前後に止まっていたのと
は強烈なコントラストを成している。「量」の変化と同時に、日本の華
僑華人社会には知識化、専門化、多元化、華人化(現地化)など「質」
的にも大きな変化が起きている。

 本論では、日中関係の「歴史」という主軸に沿いながら、日中国交正
常化という背景の下での日本の華僑華人社会の変遷を研究・分析してい
く。史料、文献、統計資料、社会調査(アンケートやインタビュー調査)
に対する総合的な研究を基礎とし、歴史学や社会学といった分野の理論
を応用し、横断的・縦断的な比較方法を用いて日本の新・老華僑華人の
政治的・文化的アイデンティティや華人化の過程を追跡し、異なる「個
体」や「群体」に対する研究を通して、現代日本の華僑華人社会が「全
体」としてどのような発展と変化を遂げてきたかという歴史的な軌跡を
描き出す。またこれによって主要な先進国における華僑華人社会が21世
紀前半にどのような発展情勢にあるかを予測する。
 
本論の主要な観点

 1.日本の華僑華人史は日中関係と密接な関係にあり、日中関係史の
一部分であると同時に、日中関係の「バロメーター」である。日本の華
僑華人社会の盛衰は日中関係の良し悪しに左右される。

 2.日本の「新」「老」二種類の華僑華人は「同工異曲」ながら共に
急速に華人化が進行している。老華僑社会の華人化は、政治的アイデン
ティティと文化的アイデンティティが同時に確立する形で、「ゆっくり
着実に」進んでいる。新華僑の華人化は、政治的アイデンティティの華
人化が文化的アイデンティティの華人化に先行する形で「一足飛び」に
進んでいる。

 3.現在、日本の華僑華人社会は「どちらでもない」ような「境界人」
的段階にあり、ゴードンの述べた「同化」の過程における第一段階にあ
る。長い目で見ると、日本の伝統的な老華僑華人社会の「境界性」は消
失する方向にあり、日本社会に同化する方向にある。

 4.今後も長期にわたって、日本の華僑華人社会は、古い者は引き続
き「同化」し、新しい者が絶えず「誕生」するという「新旧循環」の「
動態」変化の中で発展していくだろう。今後2、30年の間に、日本の華
僑華人社会の人口は、「量」的にはおそらく現在の基礎の上に4倍にも
膨れ上がり、「質」的には低年齢化、専門化、知識化していくだろう。

 5.人口のプッシュ・プル理論に基づくと、21世紀前半には、先進国
の華僑華人人口は「量」的にはおそらく現在の600〜700万人から2000〜
3000万人まで増え、「質」的には専門化、知識化、多元化していくだろ
う。

 6.21世紀前半、先進国の華僑華人社会の激変により、華僑華人社会
自身、華僑華人の祖国(国籍国)、華僑華人社会の移住先国家に、予測
し得ないような多くの問題や課題が現れるだろう。
 
本論の学術的、実践的特長

 1.日本の華僑華人社会の過去30年間における変遷と軌跡を系統的に
調査し、その未来の30年間における発展情勢を予測することによって、
この研究分野の空白を埋める。

 2.歴史学及び社会学の視点から、華僑華人社会研究を深く検討し、
一つのモデルを提供する。

 3.日本など先進国の華僑華人社会に対する研究と検討を行なうこ
とにより、中国政府が21世紀に先進国の華僑華人社会に対する方針や
政策を制定する際の参考に供する。中国政府が21世紀に向けて先進国
の華僑政策を進めていく上で、華僑華人が現地で生存し発展していく
上で、そして、華僑華人の居住する国の政府が「事前に」相応の思想
的準備をするのに役立つだろう。

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●特別転載★本書の後書き/朱慧玲

 本論を執筆するに当たって、博士課程の全段階を通して、指導教官で
ある庄国土氏及び李国梁氏、李金明氏、趙文胙氏等厦門大学南洋研究院
の先生方のご指導を戴きました。筆者に終始、諄諄とした教えと大きな
ご配慮をくださり、大きな期待を寄せていただき、筆者に生涯の糧を与
えてくださいました。同時に日本の立教大学の笠原清志氏と、既に故人
となられた武澤信一氏、北京大学の周南京氏、香港大学の元校長である
王瞹武氏、米国のカリフォルニア大学バークレー校の王霊智氏等、学者
・専門家である先生方からも筆者はまた多くのご指導を戴きました。こ
こに謹んで感謝を表したいと思います。博士課程在籍中の学業と仕事に
おいて、全期間を通じて、私の勤務先の上司や同僚たちは多くのありが
たい励ましと支持をくださいました。これもまた筆者に困難に立ち向か
う勇気を与え、学業を完遂させてくれた主要な力の一つでした。留日華
僑聯合総会の会長である陳焜旺氏をはじめ、世界各地の無数の海外華僑
華人の皆さんは、自らの経験したことを、生きた資料として大量に筆者
に提供してくださいました。これにより筆者は華僑華人社会の現状を研
究する重要な社会的価値を切実に感じることができました。また、東華
教育文化交流財団の皆さんには、留学時には多大な御支援をいただきま
した。筆者の苦学の日々には、両親、夫、娘、兄弟姉妹など家族や友人
たちの理解と思いやり、励ましがあり、本来は長く苦しいはずの学業生
活を、比較的リラックスしたものに変えてくれました。ここに、彼らに
対する真摯な感謝の意を表したいと思います。彼らの終始行き届いた心
遣いと、先生方のご配慮、華僑同胞、同僚、家族、友人たちの貴重な教
え、支持、激励、思いやりと期待が、学業と人生に絶えず挑みつづける
力と自信を、また充実した人生を私に与えてくれました。ここでもう一
度、私に貴重な教えと激励、支持と助力を与えてくださったすべての方
々に、心の底からの感謝を奉げることをお許しください。

 皆様ありがとうございました。私に諄諄たる教えを授けてくださった
先生方、本当にありがとうございました。

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●特別報道★『日本華僑華人社会の変遷』書誌データ

書誌データ
ISBN 4-931490-50-6 C0039
書 名:日本華僑華人社会の変遷――日中国交正常化以後を中心として
著 者:朱慧玲
監修者:段躍中
訳 者:高橋庸子
発行者:張景子
発 行:日本僑報社
定 価:本体9800円+税【限定発行】
判 型:上製A5版288ページ

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●編集後記★日本華僑華人研究に大いに役立ててほしい

 朱慧玲博士の『日本華僑華人社会の変遷--日中国交正常化以後を中心
に』を日本語で出版できたことは、華僑華人研究者はもちろん、日中関
係、日本社会、外国人問題、異文化交流などに取り組んでおられる方々
にとっても素晴らしいことと思います。

 この本は、氏の2001年、中国・厦門大学に提出した博士学位論文です。
厦門大学は、世界有数の華僑華人研究の名門で、多くの一流研究者が在
籍しています。朱氏の指導教授の荘国土先生は中国の華僑華人研究の第
一人者で、「名師出高徒」ということわざもあるように、氏の書かれた
博士論文の「含金量」が高いことも分かると思います。

 氏は十数年前からこの研究を続けています。留学先、立教大学の修士
学位を取得されたとき、話題の人として日本社会からも注目され、よく
新聞やテレビに登場していました。帰国後、国務院華僑事務辧公室に戻
り、特に海外華僑を担当するようになりました。華僑の動きを常に注視
し、その最新情報を追い続けています。

 氏は華僑事務の仕事をしながら、研究にも励んでいます。「華僑華人
歴史研究」という全国レベルの学術雑誌に毎年論文を発表してきました。
博士号の取得はその研究の集大成であると思います。

 氏は今は局長クラスの高いポストに付いています。そのため、氏の研
究成果は、一般の在籍する大学院生に比べ、その重みが違うと思います。
特に歴史的角度から、在日華僑華人の全体像を説明する際の鋭い視点に
は脱帽します。

 日中国交正常化以後の在日華僑華人に関する研究書は、今のところ余
り見られません。特に日本・華僑華人研究学会の成立される際に本書を
世に出せたことは、より一層の意味があると思います。

 この本の出版に当たって、多くの方々にお世話になりました。国務院
華僑事務辧公室前主任の郭東坡先生は、この本のためにわざわざ揮毫し
てくださいました。また、日本華僑華人研究の第一人者、日本華僑華人
学会会長、東邦学園大学教授游仲勲先生には、推薦の言葉を寄せて頂き
ました。留日華僑聯合総会陳焜旺会長、東京華僑総会殷秋雄会長、横浜
華僑総会曾徳深会長など在日華僑指導者達からもこの本にいろいろご指
導とご協力を頂きました。この場を借りて、協力してくださった皆様に
心から御礼を申し上げます。

 最後に、この一冊を、日本僑報社第二回華人学術賞受賞作品として、
日中国交正常化30周年と日中平和友好条約締結25周年の記念出版と
位置付け、日本華僑華人研究に大いに役立ててほしいと存じます。

段 躍中

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 日中関係・華僑華人情報専門誌・毎週水曜日発行 編集発行:段躍中
  1998年8月創刊・バックナンバー閲覧はhttp://cf.net/cpjへどうぞ 
無断転載禁止。著作権は日本僑報社またはその情報提供者に帰属します。
  情報のご提供と問い合わせはduan@muj.biglobe.ne.jpへどうぞ
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