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Wing-Mel No.1482 屋山太郎氏の快挙(marine)

発行日: 2008/9/26

■■■■■■■■■ JOG Wing ■ 国際派日本人の情報ファイル■

                     屋山太郎氏の快挙

                                                     marine
■転送歓迎■ No.1482 ■ H20.09.26 ■ 9,722 部 ■■■■■■■

     今月3日に屋山太郎氏が産経新聞正論に、"最高裁判事たる資
    格を問う"という題名で最高裁判事横尾和子氏を糾弾ところ、
    翌日の新聞で横尾和子氏は突如最高裁判事を辞職。

    -------------------------------------------------------
    JOG注: 屋山氏の「最高裁の判事たる資格を問う」は、
    「年金記録漏れ問題は、日本の官僚制度始まって以来の無責任、
    悪質な事犯ではないか」として、当局による「生年金の算定基
    準となる標準報酬月額(月給)の改竄(かいざん)」、組合側
    の「ヤミ専従」などの悪質な犯罪行為を挙げ、次のように結ん
    でいる。

         こうした空前絶後の“犯罪”について責任を問えないの
        は現行公務員法の処罰規定がおかしいと断ずるほかない。
        責任者に“恥を知れ”といいたい。彼らは少なくとも公職
        から去るべきだ。

         社保庁長官から次官になった者もいるが、通常、社保庁
        長官は次官レースからはずれた人のポストで、ここで箔
        (はく)をつけて華麗で重厚な天下り人生が始まる。この
        中で平成13年最高裁判事に“天上り”を遂げたのが横尾
        和子氏である。横尾氏は昭和61年に厚生省年金局企画課
        長に就任し、基礎年金制度改正を担当した。

         引き続いて同氏は大臣官房政策課長を経て、平成6年か
        ら約2年間社保庁長官を務めた。基礎年金番号が導入され
        たのは平成9年1月で、横尾氏は長官として基礎年金番号
        の導入の検討に参画した。この作業が国民に未曾有の不安
        を与える“大犯罪”となったのだ。

         その人物が最高裁判事を務めているから、他の社保庁長
        官経験者が公益法人に天下っていることを咎(とが)めら
        れない。横尾氏は最高裁判事を務める資格は全くないと知
        るべきだ。即刻、辞任を求める。

                                       産経新聞、H20.09.03 
    --------------------------------------------------------

     常識的に考えれば横尾和子氏にはまだ良心がわずかばかり残っ
    ていてこの屋山太郎氏の批判に、やましいと考えたに違いない
    と想像するのが自然でしょう。政府はすぐさま後任に櫻井龍子
    氏を任命。9月5日の官房長官記者会見でも発表がなされていま
    す。

     不思議なのは、屋山太郎氏の批判論文と横尾和子氏の辞任の
    因果関係をどのマスコミも取り上げないようにしていること。
    だれも横尾氏にインタビューをしていないこと。官房長官の記
    者会見においても、マスコミ各社は櫻井龍子氏がどんな思想、
    国家感を持っているのかだれも質問した形跡がないことです。

     マスコミはたるんでいるし、またこういう人事は、櫻井龍子
    氏は厚労省出身であることから、官僚の天下りを政府自ら認め
    ていることにはならないのか、誰も疑問としないのが合点がい
    きません。

     米国においては最高裁判事の任命は、上院の助言と同意が必
    要であり、日本もそのように任命制度を変更すべしではないか
    と思います。櫻井龍子の経歴は立派なものであるとは思います
    が、民主主義国家である限り、政府に任命権があるとはいえ、
    もっと開かれた制度にすべしとかんがえるものです。

     昨今最高裁の判決もいささか常識に反すると感じられるもの
    があり、国会の聴聞で耐えられる答弁が出来る人でなければな
    らないと考えます。

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