政治・経済・外交・社会・文化などの分野において「元気な日本」を作るためのオピニオン誌です。
- 最新号:2008-10-10
- 発行周期:3回/週
- 読んでる人:3879人
- 創刊日:1999-03-10
- Score!:93点
- コメント数 : 203
- メルマガID:256
- バックナンバー:全て公開
- 発行者サイト:あり
- >> 月間ランキング
Wing-Mel No.1454 危ない北朝鮮・拉致調査約束(丸山公紀)
発行日: 2008/6/20■■■■■■■■■ JOG Wing ■ 国際派日本人の情報ファイル■
危ない北朝鮮・拉致調査約束
丸山公紀
■転送歓迎■ No.1454 ■ H20.06.20 ■ 9,951 部 ■■■■■■■
日朝実務者協議の結果について、日本政府は北朝鮮が日本人
拉致問題に関する再調査の実施、日航機「よど号」乗っ取り犯
関係者6人の身柄引渡しへの協力を約束したことをもって、
「一定の前進」とした。しかし、それは言葉だけのことであり、
「再調査」という言葉によって何回も北が意図する時間稼ぎを
政府というよりも家族会が期待と裏腹に疲弊してきた経緯もあ
り、たとえ「解決済み」という表現がなくなったとはいえ、俄
かに北が歩み寄ろうとしたと考えること自体、無理がある。問
題は首相も語った「再調査の中身が問題だ」というように、拉
致問題のテーブルに北がつくことを口約束したに過ぎない。
それにもかかわらず、日本政府の態度が非常に気にかかる。
昨日、町村官房長官はこともなげに人道物資の搬送目的に限っ
て貨物船「万景峰92」を含む北朝鮮籍船舶の入港を認めるなど
の対北経済制裁の一部を解除することを決定したと発表したが、
「前進」の具体的行動の検証がなされていない中で、この発表
はどうも米国のテロ支援国家指定解除の動きと関係があるので
はないかと思ってしまう。日本の徹底した経済制裁は確かに北
に対して確実に影響を与えており、安倍政権時の確固たる路線
が米国の姿勢とは異なり、拉致被害の当事者である日本の立場
を明確にしていた。しかしどんなに一部の解除であっても、北
朝鮮籍船舶の入港は当然ながら朝鮮総連からの資金が北に送ら
れることにもなり、これまでそれを許してこなかった政府の路
線転換といっても過言ではあるまい。
帰国した斉木大洋州局長は、首相をはじめとする政府高官に
協議報告で、おそらくは拉致被害者の具体的名前まで触れた内
容を伝えたのであろうが、それが一体、どのようなことであっ
たのか、詳らかにすべきであろう。
気になったのは米国国務省当局者がすぐさま、北が再調査を
約束したことに関して、「北朝鮮が講じるいかなる誠意ある措
置も歓迎する」と述べたことである。この言は米国がテロ支援
国家指定解除に向けた本格的な示唆ではないのか。米国と北が
解除を前提とした共同の動きであるとすれば、再調査の約束は
わが国にとっては実は難しい問題の域に入ったのではないかと
思うのだ。
-----------------------------------------------------------
購読申込・購読解除・既刊閲覧・:
まぐまぐ: http://www.mag2.com/m/0000013290.htm
Melma!: http://www.melma.com/mag/56/m00000256/
Mail: nihon@mvh.biglobe.ne.jp または本メールへの返信で
Japan on the Globe 国際派日本人養成講座
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogindex.htm
相互広告: 弊誌読者の参考になるメルマガとの相互広告歓迎。
------------------------------------------------------------
このメルマガを読んでいる人はこんなメルマガも読んでいます
- Japan on the Globe 国際派日本人養成講座
- 日本に元気と良識を。歴史・文化・政治・外交など、多方面の教養を毎週一話完結型でお届けします。3万4千部突破!
- 週刊アカシックレコード
- 02年W杯サッカー韓国戦の「誤審」を世界で唯一「前日」に誌上予測し、誤審報道を「常識化」した推理作家(金正日の「遺書」で始まる「中朝戦争」後の北朝鮮...
- 宮崎正弘の国際ニュース・早読み
- 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析
- 頂門の一針
- 急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。
- 甦れ美しい日本
- 日本再生のための政治・経済・文化などの発展・再構築を目的とし、メールマガジンの配信を行う
この記事へのコメント
全1件表示自分たち自身の師弟が拉致された場合はどうかと言う思いを仮定したことがあるのだろうか?
早くこの内閣を解体しなければならない。日時:2008年6月20日
![メルマガスタンド[メルマ!]](/img/common/backnumber_article/melma_logo.gif)


