アジア太平洋を中心に環境・開発の国際協力を展開するNGO、オイスカのメルマガ。植林ツアー、ボランティア、農業体験、講演会の参加情報のほか体験談、スタッフのレポートなど現地情報も。国際協力情報にリンク。
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OISCA MAIL 2001/12/28
発行日: 2001/12/28□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
OISCA MAIL
http://www.oisca.org/ 2001年12月28日
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┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓
┃地┃球┃倫┃理┃推┃進┃賞┃受┃賞┃!┃
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●(社)倫理研究所の主催する第5回地球倫理推進賞が
オイスカに贈呈されることに決まりました!●
この賞は、思想信条や国境を越えて、「地球に生存するものすべてが共
尊共生する」目的をもって顕著な活動をしている団体を表彰しています。
オイスカはそれぞれの国の独立性を尊重しながらも、地球規模の枠組み
で意識を変えて行動の規範を設けるという地球倫理が必須である、とい
うことを訴えながら実践的な活動に取り組んでいます。
こうしたオイスカの地道な取り組みが評価され、今回の受賞となりまし
た。ありがとうございました!
○○○○○○○○○表彰式は2002年3月です○○○○○○○○○
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◆◆CONTENTS◆◆
1. オイスカ海外研修員修了式・修了生謝辞
2. 「第3回 日中友好・植林交流」参加者募集(富山発、関空利用)
3. その他
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1. オイスカ海外研修員修了式・修了生謝辞
「OISCA MAIL」2001/12/21号でご紹介しました、インドネシアのサム
シディンさんによる修了生謝辞に引き続き、インドのニッテイン・ラジ
ラジャンさん(23歳、研修科目:農業一般、四国研修センター)によ
る謝辞をご紹介します。
この謝辞は、12月20日に東京都庁で開催した2001年オイスカ海外研修
員修了式で、今回研修を修了した70名の修了生(バングラデシュ、エジ
プト、フィジー、インド、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、ネ
パール、パプアニューギニア、フィリピン、スリランカ、タイ、チベッ
トの13の国と地域)を代表したものです。
1年で日本語を学んだので原稿はすべてひらがなでしたが、今回お送
りするものは、読みやすさを考慮し、担当が漢字変換いたしましたので
ご了承ください。
以下は謝辞の全文です。
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みなさん、こんにちは。
今年1月、私の国インドでは、大変大きな地震がありました。そのと
きオイスカのみなさんにたくさんのサポートをしていただきました。ま
ずはじめにそのことにお礼を申し上げます。ありがとうございました。
さて、私は今年はじめて日本へ来ました。インドからの研修生は本当
に久しぶりです。四国では28年ぶりだそうです。私が生まれる前のこと
です。
私は日本へ来るまえには、オイスカの「子供の森」活動をしていまし
た。子供の森について紹介するために、学校へ行って子供たちに木の大
切さを教えたり、一緒に植えたり、環境のことをわかりやすく説明する
ためにドラマをしたりしました。木を植えるだけでなく、毎月学校へ
行って木の手入れをして管理をしました。
私にオイスカのことをいろいろ教えてくれたインドのバブ先生から
「日本へ行ってみたいですか」と聞かれました。はじめはびっくりし
て、何も言えませんでしたが、ずっと前から日本に対して憧れの気持ち
があったのと、オイスカは日本からはじまったので「はい、行きます」
と答えました。
私は四国研修センターで1年間、農業の勉強をしました。日本の農業
の方法は大変おもしろいです。インドでは今、化学肥料や農薬をたくさ
ん使って農業をしています。化学肥料や農薬を使うのは、環境には大変
な問題です。
「化学肥料や農薬をやめてください」ということを教えるのは難しいで
す。
日本で勉強した有機農業をどうやって教えるか、いろいろ考えました。
私は日本へ来る前に「子供の森」の仕事をしていました。ですから「子
供の森」の活動と一緒に子供たちに有機農業の大切さを教えるほうがい
いと思います。大人に教えるより子供たちに教えるほうがいいです。私
はこのことをします。
私のふるさと、南インドにはたくさんの学校が「子供の森」活動をし
ています。私はもっとたくさんの学校に「子供の森」活動をやって欲し
いので、一か月、四国センターから出て、ホームステイをしながら、林
業の勉強をしました。森の管理を勉強するために林業を勉強したいと思
いました。私は徳島県の和泉さんのところで林業を研修しました。イン
ドで子供たちに「木を切ることは悪いことです」とか「できるだけ木を
切らないでください」とたくさん教えました。ですが、私は林業の研修
でたくさんの木を切りました。そして、私は林業を教えてくれた和泉さ
んに質問しました。「どうして木を切りますか」「切らないで森を管理
することはできませんか」。和泉さんは「森の管理をするために木を切
らなければいけません」といって、いろいろなことを教えてくれました。
間伐をしないと太陽の光が下の土まで届きません。下草がぜんぜん生え
てきません。地力、土の力がなくなります。雨のとき、土がぜんぶ流れ
てしまいます。それから、間伐をして管理したところと、間伐をしてい
ないところを見に連れていってくれました。そして、比べました。その
とき、間伐すること、木を切ることの大切さもわかりました。
今、インドでは森がなくなっています。国へ帰ってから木を植えるこ
とと、間伐をして森を管理することも教えたいと思います。
農業や林業の勉強だけでなく「精神」についても勉強した。日本に来
て、私は新しい人間になりました。日本で私は「なんでもやってみよう」
という気持ちがつよくなりました。日本に来る前は、なんでも「できる
かな、できないかな」と考える気持ちがありましたが、日本へ来て変わ
りました。
農業をしながら、「精神」についての勉強もしました。たとえば、私
は日本ではじめてお米を作りました。農業の講義で「米」の漢字はバラ
バラにすると「八十八」になると教えてもらいました。お米ができるま
でに「八十八」の仕事があるという意味です。私は自分でお米を作って
みて本当にそのことがわかりました。種蒔き、田植え、夏の暑いときの
草取り、これは本当に大変でした。そして水入れ、稲刈りなどです。自
分で体験したから、お米の大切さがよくわかりました。食べるときに一
粒も残してはいけないとならったこともよくわかりました。
私は国へ帰ってからの夢があります。インドにオイスカの研修セン
ターを作るのが私の一番の夢です。研修センターがあれば、たくさんの
人にここで学んだことを教えることができます。研修センターを作るの
は本当に大変な仕事です。でもインドへ帰ってから先生たちと一緒にセ
ンターを作るためにがんばります。
私は5年前に四国センターで勉強して、国に帰って自分たちの力だけ
でセンターを作ったインドネシアのサムシディンさんに会いました。今
日の修了式でスピーチをした人です。オイスカのセンターを作るために、
サムシディンさんは一生懸命に頑張ったことを聞きました。土地もない、
お金もないのにがんばったそうです。ですから、私もがんばりたいです。
私は中野総裁から「七転び八起き」ということわざを習いました。こ
の言葉を心に持って、センターを作るためにがんばります。
私は一年間、オイスカのセンターで9ヶ国の研修生と一緒に生活をし
ました。国が違いますから、文化も違います、習慣も違います、そして
宗教も違います。しかし、オイスカセンターのなかでは、私たちは本当
に仲良しでした。いつも一緒に笑ったり、厳しい研修も一緒にしたから
大丈夫でした。
もし、世界中がこのオイスカセンターのようだったら、戦争はありま
せん。それがオイスカの「精神」だと思います。
ここにいる日本で勉強したオイスカの研修生たちは、みんな日本でオ
イスカの「精神」を学びました。それは日本の精神と同じです。それぞ
れの国へ帰って、違うところで違う仕事をしますが、オイスカの「精神」
は同じです。この「精神」を心に持って一緒にがんばっていきましょう。
最後になりましたが、オイスカをいつもサポートしてくださるメン
バーのみなさまにお礼を申し上げます。私たちが日本でいろいろな経験
ができたのは、みなさまのおかげです。本当にありがとうございました。
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2. 「第3回 日中友好・植林交流」参加者募集(富山発、関空利用)
2002年も、中国国家林業局、中国緑色時報社及び湖北省と共同にて揚
子江(三峡ダム周辺)で、第3回植林活動を実施することとなりました。
日中両国が共に汗を流し、環境保全への関心を高めると共に親善交流
を促進し、新しい時代を構築してゆくためにも是非みなさまのご参加を
お待ち致しております。
期間:平成14年3月10日(日)〜3月15日(金)
<6泊5日:富山発着、関空利用>
活動内容:植林活動、親善交流、文化視察
参加費:145,000円
最小催行人員:10名
申込締切:平成14年2月6日
問い合せ・申込先:オイスカ富山県支部 担当:海野、宮本
〒930-0018 富山市千歳町1-4-1 薬業会館内
TEL:076-444-2046、FAX:076-444-2047
詳しいことはこちらのページをご覧ください。
http://www.oisca.org/j/join/tour/02tour01.htm
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3. その他
○ 参加しよう!の「店舗の協力」に東急インチェーンを追加しました。
http://www.oisca.org/j/join/com/tokyu-in.htm
東急インチェーン42のホテルで行っている、省資源への取り組みと
緑化支援がひとつになった「グリーンコイン」の紹介です。
宿泊客が、客室に備え付けてあるアメニティグッズ(歯ブラシやカ
ミソリなど)を使わなかった場合、グリーンコインをチェックアウ
ト時にフロントまで持っていきます。集まったコインの枚数に応じ
て「子供の森」計画を通じて緑化を進めていくというシステム。
東急インチェーンのウェブサイトもご覧ください。
http://www.tokyu.co.jp/inn/
○ 「日・タイ友好植林ボランティア20年の歩み」写真展のご案内
(川崎)
場所:宮前区民文化センター1Fギャラリー(川崎市)
宮前区役所横
東急田園都市線「宮崎台」「宮前平」よりバス5分
日時:平成14年1月18日(金)〜1月23日(水)9:00〜17:00
(無料)、1/21(月)休館
詳しいことはこちらのページをご覧ください。
http://www.oisca.org/j/join/event/kanagawa.htm
募集中!(平成14年4月〜平成15年3月の一年間です)
○四国研修センター・農業体験ボランティア募集
詳しいことはこちらのページをご覧ください。
http://www.oisca.org/j/join/volunteer/shibora5.htm
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□担当者のひとりごと
26日の夜、速達が届きました。速達なんて、いったい何事だろう?と
思って封を切ったら、地球倫理推進賞受賞の知らせが入っていました。
ところで、読者のみなさんは21日に放映されたNHK教育テレビの「草
の根レベルの飢餓からの解放」をご覧戴けたでしょうか。放映をお知ら
せしておきながら、私自身は放映時間をすっかり失念、見逃してしまい
ました。広報担当にあるまじき大失態!それだけ疲れきっていたんだ、
と自分で自分を慰めています。まあ、そのうちビデオが手元に届くと思
いますので、見ることはできるのですが、それにしても…。
今年の発行はこれで最後です。この1年「OISCA MAIL」にお付き合い
いただき、ありがとうございました。お蔭さまで、購読者数も微増です
が増えつづけており、なんとか毎週発行を続けてくることができました。
来年の発行は2週目の金曜日からになります。
また来年もよろしくお願いいたします。
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『OISCA MAIL』 2001/12/28号(通巻82号)
発行元:財団法人オイスカ 広報担当( http://www.oisca.org/ )
発行人:菅(自称編集長)文彦、近藤(担当(み))みどり
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